募集中全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

令和7年度補正及び令和8年度当初予算_ケーブルテレビネットワークの耐災害性強化事業(2026年公募)

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2026-01-23 〜 2026-05-29
残り87
対象地域日本全国
対象業種情報通信業
使途設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

ケーブルテレビネットワークの耐災害性強化事業は、総務省が実施する放送インフラの防災対策支援制度です。地震・台風・豪雨などの自然災害に対してケーブルテレビネットワークの耐性を高めるため、「光化等整備支援事業」と「複線化等整備支援事業」の2つの事業メニューが設けられています。光化により同軸ケーブルから光ファイバーへの転換を進めることで断線リスクを低減し、複線化により伝送路の冗長性を確保して災害時の放送継続を可能にします。市町村、第三セクター法人、承継事業者またはこれらの連携主体が申請可能で、令和7年度補正予算・令和8年度当初予算に基づき全国を対象に公募が行われています。災害時の情報伝達手段としてのケーブルテレビの役割を強化する重要な制度です。

この補助金の特徴

1

光化と複線化の2つの強化メニュー

ケーブルテレビ光化等整備支援事業では、同軸ケーブルから光ファイバーへの転換を支援し、災害時の断線リスクを大幅に低減します。ケーブルテレビ複線化等整備支援事業では、伝送路を複数ルート化することで、一方が被災しても放送を継続できる冗長性を確保します。

2

災害時の情報伝達基盤を強化

ケーブルテレビは地域密着型の情報伝達手段として、災害時の避難情報や安否情報の発信に重要な役割を果たしています。本事業を通じてネットワークの耐災害性を高めることで、災害時にも途切れない放送サービスの提供体制を構築できます。

3

第三セクター・承継事業者も申請可能

市町村だけでなく、ケーブルテレビ事業を運営する第三セクター法人や承継事業者も実施主体として認められています。これらの連携主体としての申請も可能で、事業運営の実態に合わせた柔軟な体制で取り組むことができます。

4

複数回の締切による段階的な公募

第一次(2月13日)、第二次(3月27日)、第三次(5月29日)の3回の締切が設けられており、準備状況に応じた申請が可能です。ただし予算の状況により後の締切での受付が行われない場合もあるため、早期の申請が推奨されます。

ポイント

本事業の本質的な価値は、平時の放送品質向上と有事の情報伝達確保を同時に実現できる点にあります。光化は通信速度の向上や4K・8K放送対応にもつながり、複線化は日常的なネットワーク障害への耐性も高めます。防災投資としてだけでなく、ケーブルテレビ事業の競争力強化という観点からも戦略的に活用すべき制度です。

対象者・申請資格

実施主体の要件

  • 市町村(ケーブルテレビ事業を自ら運営または関与している自治体)
  • 第三セクター法人(市町村が出資するケーブルテレビ事業者)
  • 承継事業者(ケーブルテレビ事業を承継した事業者)
  • 上記の連携主体

対象ネットワークの要件

  • ケーブルテレビの放送ネットワークであること
  • 耐災害性の強化が必要と認められるネットワークであること
  • 光化等整備または複線化等整備の対象となる施設・設備であること

事業内容の要件

  • 光化等整備支援:同軸ケーブル区間の光ファイバー化等の整備
  • 複線化等整備支援:伝送路の複線化(冗長化)に係る整備
  • 交付要綱に定められた事業内容に合致していること

地域の要件

  • 全国のケーブルテレビネットワークが対象
  • 災害リスクが高い地域や過去に被災した地域は特に対象となりやすい

ポイント

第三セクター法人や承継事業者も申請可能という点が、他の放送インフラ系補助金と比較した際の大きな特徴です。ケーブルテレビ事業の運営形態は地域によって様々ですが、実際の事業運営主体が直接申請できるため、スムーズな事業推進が可能です。申請前に管轄の総合通信局等への相談を行い、対象ネットワークの適格性を確認することが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:現状分析と事前相談

自社・自団体のケーブルテレビネットワークの災害リスクを分析し、光化・複線化のいずれが適切かを検討します。管轄の総合通信局等に事前相談を行い、事業の方向性について助言を得ます。

2

ステップ2:整備計画の策定

光化等整備または複線化等整備の具体的な計画を策定します。対象区間の選定、工事内容の設計、スケジュール、費用の算出を行い、事業の必要性と効果を明確にします。

3

ステップ3:提案書類の作成

交付要綱および公募要領(別紙1、別紙2)に基づき提案書類を作成します。災害リスクの評価、整備の必要性、期待される効果、事業の実施体制などを具体的に記載します。

4

ステップ4:申請書類の提出

管轄する総合通信局等への電子メール・大容量ファイル転送システムによる提出、またはJグランツでの申請のいずれかで提出します。

5

ステップ5:審査・交付決定・事業実施

提案内容の審査を経て交付決定が行われます。交付決定後、計画に基づき整備工事を実施し、完了報告を行います。

ポイント

申請の成否を分けるのは、災害リスクの具体的な分析と整備効果の定量的な説明です。過去の災害による被害実績や、ハザードマップに基づくリスク評価を提案書に盛り込むことで、事業の必要性に説得力が生まれます。総合通信局との事前調整を通じて、申請書類の完成度を高めてから提出することが採択への近道です。

審査と成功のコツ

災害リスクの定量的評価
対象地域の災害履歴、ハザードマップ上のリスク評価、過去の通信障害の発生状況など、客観的なデータに基づいて耐災害性強化の必要性を示すことが重要です。具体的な数値やデータを盛り込んだ提案は審査で高く評価されます。
段階的な整備計画の提示
ネットワーク全体の中で特にリスクの高い区間を優先的に整備する計画を示すことで、限られた予算での最大効果をアピールできます。中長期的な整備ロードマップも併せて提示すると、事業の継続性が評価されます。
地域防災計画との連携
自治体の地域防災計画や国土強靱化地域計画と本事業の関連性を明確にすることで、事業の公益性と必要性が裏付けられます。防災部局との連携体制も記載すると効果的です。
運用面の改善計画も含める
ハードウェアの整備だけでなく、災害時の運用マニュアルの整備や訓練計画、復旧体制の構築など、ソフト面の取り組みも提案に含めることで、総合的な耐災害性強化への姿勢を示すことができます。

ポイント

採択率を高める最大のポイントは、単なる設備更新ではなく「地域の防災力向上への貢献」という視点で提案を構成することです。ケーブルテレビが地域の情報インフラとしていかに重要か、災害時にどのような役割を果たすかを具体的に示し、整備の効果を住民目線で説明できるかが審査の決め手となります。

対象経費

対象となる経費

光化等整備費(4件)
  • 光ファイバーケーブルの敷設費
  • 光伝送装置の購入・設置費
  • 既存同軸ケーブルの撤去費
  • 光変換装置・ONU等の機器費
複線化等整備費(4件)
  • 代替伝送路の敷設費
  • 分岐・合流装置の購入・設置費
  • 冗長化に係る中継機器の整備費
  • ルート切替装置の導入費
設計・調査費(3件)
  • ネットワーク設計費
  • 災害リスク調査費
  • 伝送路経路の測量費
工事関連費(3件)
  • 施工管理費
  • 道路占用等の許認可関連費
  • 仮設・安全対策費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地・建物の取得費
  • 通常の維持管理・運用に係る経費
  • 放送番組制作に係る経費
  • 耐災害性強化に直接関係のない設備の購入費
  • 事業完了後のランニングコスト
  • 他の補助金で既に補助を受けている経費
  • 一般管理費のうち事業に直接関係のないもの

よくある質問

Qケーブルテレビネットワークの耐災害性強化事業とはどのような制度ですか?
A

総務省が実施する補助金制度で、ケーブルテレビのネットワークを自然災害に強くするための整備を支援します。同軸ケーブルの光ファイバー化(光化等整備)と伝送路の複数ルート化(複線化等整備)の2つの事業メニューがあります。

Qどのような事業者が申請できますか?
A

市町村、第三セクター法人、承継事業者、またはこれらの連携主体が申請できます。ケーブルテレビ事業の運営形態に応じて、実際の事業運営主体が直接申請可能です。

Q光化と複線化のどちらを選ぶべきですか?
A

ネットワークの現状と課題によって異なります。同軸ケーブルの老朽化が進んでいる場合は光化、伝送路が1ルートで冗長性に欠ける場合は複線化が適しています。両方を組み合わせることも検討でき、管轄の総合通信局等への相談をお勧めします。

Q申請の締切はいつですか?
A

第一次締切が令和8年2月13日12時、第二次締切が3月27日12時、第三次締切が5月29日12時です。予算の状況により後の締切での受付が行われない場合があるため、早期の申請が推奨されます。

Q申請にはどのような書類が必要ですか?
A

交付要綱および公募要領(別紙1、別紙2)に基づいた提案書類が必要です。具体的な書類の内容は公募要領に記載されていますので、管轄の総合通信局等に確認の上、準備を進めてください。

Q他の補助金と併用できますか?
A

同一区間・同一経費について他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、地方財政措置や対象区間が異なる他の事業との組み合わせは検討可能です。詳細は管轄の総合通信局等にお問い合わせください。

Q問い合わせ先はどこですか?
A

総務省情報流通行政局放送施設整備促進課(電話:03-5253-5808)が主な窓口です。各地域の総合通信局等にも個別にご相談いただけます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は放送ネットワーク整備支援事業費補助金として実施されるため、同一区間・同一経費について他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、国土強靱化関連の交付金や緊急防災・減災事業債などの地方財政措置との組み合わせは検討の余地があります。また、総務省の「放送ネットワーク整備支援事業」の他のメニューや「高度無線環境整備推進事業」など、対象区間や経費が異なる事業との組み合わせにより、地域全体の通信・放送インフラの強靱化を包括的に進めることも可能です。デジタル田園都市国家構想交付金等の活用により、ケーブルテレビのネットワーク上で提供するサービスの高度化を同時に進める戦略も有効です。具体的な組み合わせの可否については、管轄の総合通信局等にご確認ください。

詳細説明

ケーブルテレビネットワークの耐災害性強化事業とは

ケーブルテレビネットワークの耐災害性強化事業は、総務省が令和7年度補正予算および令和8年度当初予算に基づき実施する補助金制度です。自然災害によるケーブルテレビの放送途絶を防ぎ、災害時にも住民への情報伝達を継続できるよう、ネットワークの物理的な強靱化を支援します。

事業の背景と必要性

近年、地震・台風・豪雨などの大規模自然災害が頻発しており、通信・放送インフラへの被害も深刻化しています。ケーブルテレビは地域に密着した情報伝達手段として、災害時の緊急放送や避難情報の配信に不可欠な役割を担っていますが、老朽化した同軸ケーブルは断線しやすく、伝送路が1ルートしかない場合は一か所の被災でネットワーク全体が機能停止するリスクがあります。こうした脆弱性を解消し、災害に強い放送インフラを構築するために本事業が設けられています。

2つの事業メニュー

ケーブルテレビ光化等整備支援事業

老朽化した同軸ケーブル区間を光ファイバーに転換する事業です。光ファイバーは同軸ケーブルと比較して物理的な強度が高く、災害時の断線リスクが低減されます。また、通信容量の大幅な向上により、4K・8K放送やインターネットサービスの高度化にも対応可能となります。

ケーブルテレビ複線化等整備支援事業

伝送路を複数ルート化(冗長化)することで、災害により一方のルートが被災した場合でも、もう一方のルートで放送を継続できる体制を構築する事業です。特に地域の幹線となる伝送路の複線化は、ネットワーク全体の耐災害性を飛躍的に高めます。

実施主体と申請体制

本事業の実施主体は、市町村、第三セクター法人、承継事業者、またはこれらの連携主体です。ケーブルテレビ事業の運営形態は地域によって異なりますが、実際の運営主体が直接申請できる仕組みとなっています。連携主体として複数の事業者や自治体が共同で申請することも認められています。

公募スケジュールと申請方法

公募は令和8年1月23日に開始され、第一次締切(2月13日)、第二次締切(3月27日)、第三次締切(5月29日)の3回が設定されています。申請は管轄の総合通信局等への電子メール・大容量ファイル転送、またはJグランツ(補助金電子申請システム)を通じて行います。応募多数の場合は予算調整が行われ、早期締切の応募で予算額に達した場合は後の締切での受付が行われないことがあります。

申請にあたっての留意事項

申請を検討される場合は、早めに総務省(各総合通信局等)に相談することが推奨されています。事前相談を通じて、自団体のネットワークが本事業の対象となるか、どの事業メニューが適切かなどの確認を行うことができます。提案書類は交付要綱および公募要領に基づいて作成する必要があります。

問い合わせ先

本事業に関する問い合わせは、総務省情報流通行政局放送施設整備促進課(電話:03-5253-5808)または各地域の総合通信局等までご連絡ください。

関連書類・リンク