出向起業補助金(令和6年度1次公募)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
在籍のまま起業できる画期的な仕組み
大企業等に在籍したまま出向の形で新会社を設立・経営できます。辞職リスクを回避しながら起業に挑戦できるため、これまで起業に踏み切れなかった人材の新規事業創造を後押しします。
MBO型起業枠は補助率2/3
事業部門の切り出し(MBO型起業)を行う場合は補助率2/3が適用され、より手厚い支援を受けられます。一般枠でも補助率1/2と充実した支援内容です。
試作品開発等の実証費用を補助
新規事業に係る試作品開発や実証実験に伴う経費が補助対象です。事業アイデアを実際の製品・サービスとして形にする段階を資金面でサポートします。
大企業の経営資源を活用した起業
大企業の持つ技術力、知的財産、ネットワーク等の経営資源を活用しながら起業できるため、ゼロからの起業と比べて成功確率を高められる点が特徴です。
ポイント
対象者・申請資格
■対象事業者 ・「出向起業」を行う事業者(大企業等に在籍しながら出向の形で新会社を設立・経営する者) ・「MBO型起業」を行う事業者(大企業等の事業部門を切り出して新会社を設立する者) ■補助率 ・一般枠:補助率1/2 ・MBO型起業枠:補助率2/3 ■事業完了期限 ・一般枠:交付決定日~2025年2月14日(金) ・MBO型起業枠:交付決定日~2025年2月28日(金) ■主な要件 ・大企業等の経営資源(人材・知的財産等)を活用した新規事業であること ・新規事業に係る試作品開発等の取り組みが補助対象 ・事業完了期限までに全ての補助対象経費の検収・支払いを完了させること ■対象エリア ・全国 ■対象業種 ・全業種
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申請ガイド
ステップ1:出向起業の構想と在籍企業との調整
まず新規事業のアイデアを具体化し、在籍企業との出向条件について協議・合意を得てください。知的財産の利用条件なども事前に明確にしておくことが重要です。
ステップ2:公募要領の確認と枠の選定
公募要領を熟読し、一般枠とMBO型起業枠のどちらに該当するか判断します。補助率や事業完了期限が異なるため注意してください。
ステップ3:事業計画・経費計画の策定
試作品開発や実証実験の計画を具体的に策定します。新規事業の市場性、技術的実現可能性、大企業経営資源の活用方法を明確にしてください。
ステップ4:Jグランツでの電子申請
所定の様式に従い申請書類を作成し、Jグランツで提出します。事務局への問い合わせはメールで「電子申請(jGrants)利用」の旨を明記してください。
ステップ5:採択後の事業実施と報告
採択後、交付決定を経て事業を実施します。事業完了期限までに全経費の検収・支払いを完了させてください。
ポイント
審査と成功のコツ
在籍企業との明確な合意形成
大企業経営資源の活用方法の具体化
市場性と事業性の実証計画
事業完了期限の厳守
将来の事業展開ビジョン
ポイント
対象経費
対象となる経費
試作品開発費(3件)
- 試作品の設計費
- 試作品の製作費
- 試作品の材料費
実証実験費(3件)
- 実証実験に必要な設備利用費
- テスト運用費
- データ分析費
外注費(2件)
- 専門機関への委託費
- 技術開発の外注費
人件費(1件)
- 事業に直接従事する人件費
その他(3件)
- 市場調査費
- 知的財産関連費用
- 旅費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 在籍企業への出向に関する費用(給与・社会保険料等)
- 汎用性の高い備品の購入費
- オフィスの賃借料(補助対象外の場合)
- 交際費・接待費
- 消費税及び地方消費税
- 事業完了期限後に発生する経費
- 補助事業に直接関係のない経費
よくある質問
Q出向起業とはどのような起業スタイルですか?
大企業等に在籍したまま出向の形で新会社を設立・経営する起業スタイルです。辞職リスクを回避しながら、大企業の経営資源を活用して新規事業に挑戦できます。
QMBO型起業枠とは何ですか?
大企業等の事業部門を切り出して(Management Buyout)新会社を設立する場合に適用される枠です。補助率2/3と一般枠(1/2)より手厚い支援が受けられます。
Q補助上限額はいくらですか?
補助上限額は申請内容によって異なります。詳細は公募要領をご確認ください。
Qどのような経費が補助対象ですか?
新規事業に係る試作品開発等に伴う経費が対象です。試作品の設計・製作費、実証実験費、外注費などが含まれます。
Q大企業に在籍していない個人でも申請できますか?
本補助金は「出向起業」を対象としているため、大企業等に在籍しながら出向形式で新会社を設立する方が対象です。通常の起業とは要件が異なります。
Q事業完了期限はいつですか?
一般枠は交付決定日から2025年2月14日まで、MBO型起業枠は2025年2月28日までです。期限内に全経費の検収・支払いを完了させる必要があります。
Q在籍企業の同意は必要ですか?
出向の形で起業するため、在籍企業との出向条件に関する合意が必要です。知的財産の利用条件なども事前に明確にしておく必要があります。
Q現在の募集状況はどうなっていますか?
令和6年度1次公募は終了しています。次回の公募については事務局のウェブサイトで最新情報をご確認ください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
出向起業補助金は新規事業の試作品開発等を支援する制度ですが、同一経費に対する他の国庫補助金との併用は原則不可です。ただし、事業の異なるフェーズで別の支援制度を活用することは有効です。例えば、起業初期の法人設立や事業計画策定には各地域の創業支援補助金を、出向起業で事業が軌道に乗った後のスケールアップにはものづくり補助金や事業再構築補助金を活用するといった段階的な支援活用が考えられます。また、日本政策金融公庫の新創業融資制度やベンチャーキャピタルからの資金調達と組み合わせることも検討してください。
詳細説明
出向起業補助金の概要
出向起業補助金は、大企業等に在籍しながら出向の形で新会社を設立・経営する「出向起業」を支援する制度です。大企業の経営資源(人材・知的財産等)の開放を促進し、新規事業創造のエコシステム構築を目的としています。
出向起業とは
出向起業とは、大企業等に籍を残したまま出向の形で新会社を設立し、経営する起業スタイルです。辞職リスクを回避しながら新規事業に挑戦でき、大企業の技術力やネットワークも活用できるため、成功確率を高められる点が特徴です。
2つの申請枠
- 一般枠(補助率1/2):出向起業を行う事業者向け。事業完了期限は交付決定日~2025年2月14日
- MBO型起業枠(補助率2/3):大企業等の事業部門を切り出して新会社を設立する事業者向け。事業完了期限は交付決定日~2025年2月28日
補助対象事業
新規事業に係る試作品開発等に伴う経費が補助対象です。事業アイデアを実際の製品・サービスとして形にする実証段階の取り組みをサポートします。
申請上の注意点
事業完了期限までに全ての補助対象経費の検収および支払いを完了させる必要があります。枠によって期限が異なりますのでご注意ください。
問い合わせ先
出向起業補助金事務局へメールでお問い合わせください。「電子申請(jGrants)利用」の旨を明記してください。