令和5年度補正予算 中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
補助上限50億円・中堅中小企業向け最大級の補助金
補助上限額は50億円(補助率1/3以内)と、中堅・中小企業を対象とした補助金としては最大級の規模です。工場の新設や大規模な設備投資を強力に支援します。
省力化による労働生産性の抜本的向上が目的
人手不足への対応として、省力化等による労働生産性の抜本的な向上を目指します。単なる設備更新ではなく、生産性を飛躍的に高める投資が求められます。
持続的な賃上げの実現を最終目標に設定
事業規模の拡大と労働生産性の向上を通じて、地方における持続的な賃上げを実現することが本事業の最終目標です。賃上げ計画の策定が重要な評価ポイントとなります。
工場等の拠点新設にも対応
既存設備の更新だけでなく、工場等の拠点新設を含む大規模な成長投資を対象としています。事業拡大のための戦略的な投資を後押しします。
ポイント
対象者・申請資格
本補助金の応募資格は以下のとおりです。 ■対象者 ・公募要領に記載の応募資格の要件をすべて満たす企業・団体等 ・中堅企業及び中小企業が主な対象 ■対象事業 ・工場等の拠点新設 ・大規模な設備投資(省力化等による労働生産性向上を目的とするもの) ・事業規模の拡大を図る投資 ■想定される要件 ・足元の人手不足に対応するための省力化投資であること ・労働生産性の抜本的な向上が見込めること ・持続的な賃上げ計画を有すること ・地方の雇用を支える事業であること ※詳細な応募資格は公募要領で定められています
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申請ガイド
ステップ1:事務局ウェブサイトで公募要領を確認
事務局(seichotoushi-hojo.jp)から公募要領をダウンロードし、応募資格・対象事業・申請方法を確認します。問い合わせフォームでの質問も可能です。
ステップ2:大規模投資計画の策定
省力化設備の導入計画、労働生産性向上の数値目標、賃上げ計画、事業規模拡大のロードマップを策定します。投資対効果の算定も行いましょう。(4〜6週間)
ステップ3:設備の選定と見積取得
大規模設備の具体的な仕様を決定し、メーカーや建設会社から見積書を取得します。工場新設の場合は設計・建設費も含めて算出します。(3〜4週間)
ステップ4:申請書類の作成と提出
公募要領に基づき申請書類を作成し、所定の方法で提出します。事業計画の具体性と実現可能性を明確に記載しましょう。
ステップ5:審査・採択と事業実施
審査を経て採択通知を受けた後、交付申請手続きを行い、設備投資を実施します。完了後に実績報告を行います。
ポイント
審査と成功のコツ
省力化による生産性向上効果を定量的に示す
持続的な賃上げ計画を具体的に策定する
地方の雇用創出への貢献を示す
投資計画の実現可能性を担保する
先進的な省力化技術の導入を計画する
ポイント
対象経費
対象となる経費
建物費(3件)
- 工場の新設費
- 生産施設の建設費
- 倉庫の建設費
機械装置費(3件)
- 生産設備の購入費
- 自動化・ロボット設備費
- 省力化機器の導入費
システム費(3件)
- 生産管理システムの導入費
- IoTセンサー・制御システム費
- AI活用システムの開発費
その他(3件)
- 設計費
- 据付工事費
- 外注加工費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 土地の取得費
- 汎用的な事務機器・備品の購入費
- 人件費
- 一般管理費(事業に直接関係しないもの)
- 車両の購入費(生産工程に直接使用しないもの)
- 飲食・交際費
- 消耗品費
よくある質問
Q補助上限額と補助率は?
補助上限額は50億円、補助率は1/3以内です。例えば、30億円の設備投資の場合、最大10億円の補助を受けることができます。
Q小規模な投資でも申請できますか?
本補助金は大規模成長投資を対象としています。具体的な投資額の下限は公募要領で定められていますが、10億円以上の投資計画を持つ企業が主な対象と想定されています。
Q工場の新設も対象ですか?
はい。工場等の拠点新設を含む大規模な設備投資が対象です。省力化等による労働生産性の向上と事業規模の拡大を目的とする投資であることが条件です。
Q賃上げは必須要件ですか?
本事業の目的は持続的な賃上げの実現であり、賃上げ計画は重要な評価要素です。具体的な賃上げスケジュールと金額を事業計画に盛り込むことが求められます。
Q対象となる業種に制限はありますか?
製造業、建設業、サービス業、医療・福祉等、幅広い業種が対象です。ただし、一部の業種は対象外となる場合がありますので、公募要領をご確認ください。
Q自己負担分の資金調達はどうすればよいですか?
補助率が1/3のため、投資額の2/3は自己負担となります。日本政策金融公庫の低利融資や民間金融機関からの借入、自己資金の活用等を組み合わせた資金調達計画を策定しましょう。
Q現在の募集状況は?
現在は公募が終了しています。次回の公募については、事務局ウェブサイト(seichotoushi-hojo.jp)で最新情報をご確認ください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は大規模投資を対象としているため、同一事業・同一経費での他の国庫補助金との重複受給は認められません。ただし、投資計画の一部(例:省エネ設備部分)について別の補助金を活用し、本補助金では省力化設備部分を申請するという使い分けが可能な場合があります。また、税制優遇措置(中小企業投資促進税制、地方拠点強化税制等)との併用は可能です。自治体の企業誘致補助金や立地補助金との組み合わせも検討できます。金融面では、日本政策金融公庫の低利融資等と併用することで、自己負担分の資金調達を円滑に行うことができます。
詳細説明
大規模成長投資補助金とは
本補助金は、中堅・中小企業の大規模設備投資を支援する経済産業省の補助金です。補助上限額は50億円(補助率1/3以内)と、中堅・中小企業向け補助金としては最大級の規模を誇ります。人手不足に対応するための省力化等による労働生産性の抜本的な向上と、事業規模の拡大を通じた持続的な賃上げの実現を目的としています。
補助金の概要
- 補助上限額:50億円
- 補助率:1/3以内
- 対象地域:全国
- 対象者:中堅・中小企業等
対象となる投資
本補助金は、以下のような大規模な成長投資を対象としています。
- 工場等の拠点新設
- 省力化設備(自動化・ロボット等)の大規模導入
- 生産ラインの全面刷新
- 事業規模の拡大に伴う大規模設備投資
事業の背景と目的
日本の中堅・中小企業は、深刻な人手不足に直面しています。この課題を克服しつつ成長するためには、省力化等による労働生産性の抜本的な向上が不可欠です。本補助金は、大規模な設備投資を通じて生産性を飛躍的に高め、その成果を持続的な賃上げにつなげることを目指しています。
申請にあたってのポイント
本補助金は10億円以上の大規模投資を想定しています。申請にあたっては、省力化効果の定量的な算定、具体的な賃上げ計画、地方の雇用創出への貢献、投資計画の実現可能性を明確に示すことが重要です。事務局のウェブサイトで最新の公募要領を確認し、問い合わせフォームで不明点を解消しておきましょう。