募集中全国対象
普通
準備期間の目安: 約60

【経済産業省】ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(20次締切)

基本情報

補助金額
3500万円
補助率: 1/2 もしくは 2/3
0円3500万円
募集期間
2025-10-27 〜 2026-12-28
残り300
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(20次締切)は、経済産業省が実施する中小企業・小規模事業者向けの大型補助金制度です。働き方改革やインボイス制度導入など、相次ぐ制度変更に対応するための革新的サービス開発、試作品開発、生産プロセスの改善に必要な設備投資等を幅広く支援します。補助上限額は最大3,500万円、補助率は1/2もしくは2/3と手厚い内容が特徴です。製造業だけでなく、サービス業や小売業など全業種が対象となっており、全国どの地域からでも申請が可能です。賃上げやDX推進、新規事業への挑戦を検討している事業者にとって、事業の転換点となり得る重要な補助金です。応募にあたっては事業計画書の作成が必要となり、付加価値額や給与支給総額等の数値目標を設定する必要があります。

この補助金の特徴

1

補助上限3,500万円の大型支援

本補助金は最大3,500万円の補助上限額を設定しており、中小企業向け補助金の中でも特に手厚い金額水準です。大規模な設備導入や新たな生産ライン構築にも十分対応できる予算規模となっています。

2

全業種対応の幅広い対象範囲

製造業に限らず、サービス業、小売業、飲食業、医療・福祉など20業種以上が対象です。「ものづくり」という名称から製造業専用と誤解されがちですが、商業やサービス業の生産性向上も支援対象に含まれます。

3

革新的な取り組みを重点支援

単なる老朽設備の更新ではなく、革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を伴う設備投資が対象です。技術的な新規性や独自性を持つ事業計画が高く評価されます。

4

複数の申請枠で多様なニーズに対応

通常枠に加え、デジタル化やグリーン分野など政策目的に応じた複数の申請枠が用意されています。自社の取り組み内容に最も合致する枠を選択して申請することが可能です。

5

賃上げ実現を後押しする制度設計

補助事業終了後の賃上げ目標の達成が要件に組み込まれており、従業員の処遇改善と企業の生産性向上を同時に実現する仕組みが特徴です。

ポイント

本補助金の最大の価値は、設備投資を通じた生産性向上と賃上げの好循環を生み出す点にあります。単に設備を購入するだけでなく、付加価値額の向上という明確な経営目標に紐づけた投資計画を策定することで、経営全体の底上げにつながります。

対象者・申請資格

企業規模の要件

  • 資本金または従業員数が中小企業基本法の定義に該当すること・製造業:資本金3億円以下または従業員300人以下・卸売業:資本金1億円以下または従業員100人以下・サービス業:資本金5,000万円以下または従業員100人以下・小売業:資本金5,000万円以下または従業員50人以下・特定非営利活動法人、社会福祉法人も対象

所在地の要件

  • 日本国内に本社を有すること・補助事業の実施場所が日本国内であること

申請制限

  • 申請締切日前10か月以内に同一事業の交付決定を受けていないこと・過去の採択実績がある場合でも、一定期間経過後は再申請可能

事業計画の要件

  • 付加価値額が年率平均3%以上向上する計画であること・給与支給総額が年率平均1.5%以上向上する計画であること・事業場内最低賃金が地域別最低賃金より30円以上高いこと

ポイント

申請資格で見落としがちなのが「10か月ルール」です。過去に同一事業で交付決定を受けた事業者は、締切日前10か月以内の場合申請できません。また、数値目標の達成が補助金返還のリスクに直結するため、無理のない計画設定が重要です。

あなたは対象?かんたん診断

8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:GビズIDプライムの取得

申請にはGビズIDプライムアカウントが必要です。取得に2〜3週間かかるため、早期に手続きを開始してください。法人の場合は登記簿謄本等の書類が必要となります。

2

ステップ2:事業計画書の作成

補助事業の具体的な内容、革新性、実施体制、スケジュール、数値目標等を記載した事業計画書を作成します。A4で10ページ程度が目安です。

3

ステップ3:賃金引上げ計画の策定

付加価値額年率3%以上、給与支給総額年率1.5%以上の向上を盛り込んだ具体的な賃金引上げ計画を策定します。

4

ステップ4:認定経営革新等支援機関の確認書取得

事業計画について、認定経営革新等支援機関(金融機関、税理士、商工会議所等)から確認書を取得する必要があります。

5

ステップ5:電子申請システムでの提出

Jグランツ(補助金申請システム)を通じて電子申請を行います。必要書類を全てアップロードし、期限内に提出を完了させてください。

6

ステップ6:採択後の交付申請・事業実施

採択通知を受けた後、交付申請を行い、交付決定後に補助事業を開始します。事業完了後に実績報告書を提出し、補助金が確定・交付されます。

ポイント

認定経営革新等支援機関の確認書取得は想定以上に時間がかかることがあります。特に金融機関に依頼する場合は、内部審査プロセスがあるため1か月以上の余裕を持つことをお勧めします。事業計画書の品質が採択を左右するため、支援機関との綿密な打ち合わせが成功の鍵です。

審査と成功のコツ

革新性の明確な打ち出し
審査では「革新的サービス開発」や「生産プロセスの改善」における新規性が重視されます。既存技術の単なる導入ではなく、自社にとってどのような技術的課題を解決し、どのような新たな価値を生み出すのかを具体的に記述しましょう。
数値根拠に基づく事業計画
付加価値額や売上高の向上見込みは、市場調査データや既存取引先からの引き合い状況など客観的な根拠を示すことが重要です。楽観的な予測だけでなく、保守的なシナリオも併記すると計画の信頼性が高まります。
実施体制と外部連携の充実
自社の技術者・専門人材の配置だけでなく、大学・研究機関や他企業との連携体制を示すことで、事業の実現可能性をアピールできます。
政策目的との整合性
デジタル化やカーボンニュートラル、サプライチェーン強靭化など、国の政策方針に合致する取り組みであることを明示すると、加点要素として評価されます。
賃上げへの具体的コミットメント
賃上げ目標を単なる計画ではなく、具体的な昇給テーブルや賞与計画として示すことで、審査員に対して実行の本気度を伝えることができます。

ポイント

採択される事業計画に共通するのは「なぜ今この投資が必要か」という緊急性と、「この投資でどう変わるか」という将来像が明確に描かれている点です。技術的な革新性だけでなく、経営課題の解決ストーリーとして一貫性を持たせることが高評価の秘訣です。

対象経費

対象となる経費

機械装置・システム構築費(5件)
  • 生産設備
  • 検査装置
  • 試験装置
  • ソフトウェア開発
  • クラウドサービス利用料
技術導入費(2件)
  • 知的財産権導入費
  • 技術ライセンス料
専門家経費(2件)
  • 技術指導費
  • コンサルティング費
運搬費(2件)
  • 設備運搬費
  • 据付費
クラウドサービス利用費(3件)
  • IaaS利用料
  • PaaS利用料
  • SaaS利用料

対象外の経費

対象外の経費一覧(10件)
  • 土地・建物の取得費
  • 車両購入費(公道を走行するもの)
  • 汎用性の高いパソコン・タブレット等
  • 事務用品・消耗品費
  • 人件費・旅費
  • 広告宣伝費
  • 販売促進費
  • 光熱水費・通信費
  • 借入金の利息
  • 既に発注・購入済みの経費

よくある質問

Qものづくり補助金は製造業以外でも申請できますか?
A

はい、申請可能です。名称に「ものづくり」とありますが、商業・サービス業も対象に含まれています。飲食業、小売業、医療・福祉、情報通信業など幅広い業種で申請実績があります。

Q補助金の自己負担はどのくらいですか?
A

補助率は1/2もしくは2/3のため、自己負担は事業費の1/3〜1/2となります。例えば補助率2/3の場合、1,000万円の設備投資であれば自己負担は約333万円です。

Q過去にものづくり補助金を受けたことがありますが再申請できますか?
A

申請締切日前10か月以内に同一事業の交付決定を受けていなければ再申請可能です。ただし、過去の補助事業の実績報告が完了していることが前提となります。

QGビズIDプライムの取得にどのくらい時間がかかりますか?
A

GビズIDプライムの取得には通常2〜3週間かかります。申請にはGビズIDプライムが必須ですので、公募開始前から準備を進めることをお勧めします。

Q認定経営革新等支援機関の確認書は必ず必要ですか?
A

はい、事業計画について認定経営革新等支援機関からの確認書が必要です。商工会議所、金融機関、税理士、中小企業診断士などが認定支援機関として登録されています。

Q補助事業期間中に計画を変更することはできますか?
A

軽微な変更であれば事前の届出で対応可能ですが、事業内容や経費配分の大幅な変更は計画変更承認申請が必要です。補助金額の増額は認められません。

Q交付決定前に発注・購入した経費は対象になりますか?
A

原則として交付決定日より前に発注・契約・購入した経費は補助対象外です。交付決定前の経費は自己負担となりますので、必ず交付決定後に事業を開始してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は他の国庫補助金との併用(同一経費への重複申請)はできませんが、異なる経費であれば他の補助金と組み合わせた活用が可能です。例えば、設備投資にはものづくり補助金を活用し、IT導入やデジタル化の部分にはIT導入補助金を利用するといった使い分けが考えられます。また、小規模事業者持続化補助金を販路開拓に充て、本補助金で生産設備を導入するという役割分担も有効です。都道府県や市区町村が独自に実施する設備投資支援制度との併用も検討の価値があります。さらに、税制面では中小企業経営強化税制や中小企業投資促進税制との併用により、補助金で賄えない自己負担分の税負担を軽減することも可能です。事業全体を俯瞰し、各補助金の強みを生かした最適な資金調達計画を立てることをお勧めします。

詳細説明

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(20次締切)の詳細解説

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金は、経済産業省が中小企業庁を通じて実施する中小企業・小規模事業者向けの代表的な補助金制度です。制度変更への対応と生産性向上を目的とし、設備投資を中心とした幅広い支援を提供しています。

制度の背景と趣旨

日本の中小企業・小規模事業者は、働き方改革関連法への対応、被用者保険の適用拡大、インボイス制度の導入、最低賃金の引上げなど、複数の制度変更に同時に対応する必要に迫られています。これらの変化に受動的に対応するだけでなく、革新的な取り組みを通じて生産性を向上させ、持続的な成長を実現するための設備投資等を支援するのが本補助金の目的です。

補助金額と補助率

本補助金の補助上限額は最大3,500万円であり、補助率は1/2もしくは2/3です。申請する枠や従業員規模によって具体的な上限額と補助率が異なります。小規模事業者の場合は補助率が2/3に優遇されるケースがあり、より少ない自己負担で設備投資を実現できます。

対象となる事業者

対象は日本国内に本社を有する中小企業者、特定非営利活動法人、社会福祉法人です。業種は製造業、サービス業、卸売業、小売業、建設業、情報通信業、医療・福祉など幅広く対応しています。ただし、申請締切日前10か月以内に同一事業の交付決定を受けた事業者は対象外となります。

対象となる取り組み

革新的サービス開発、試作品開発、生産プロセスの改善を目的とした設備投資が中心です。具体的には新たな生産設備の導入、既存設備のIoT化、AIを活用した品質管理システムの構築、自動化ラインの整備などが含まれます。申請にあたっては、その取り組みが自社にとって革新的であり、生産性向上に直結することを事業計画書で明確に示す必要があります。

数値目標の要件

事業計画では以下の数値目標を設定する必要があります。付加価値額が年率平均3%以上向上すること、給与支給総額が年率平均1.5%以上向上すること、事業場内最低賃金が地域別最低賃金より30円以上高いこと。これらの目標が未達の場合、補助金の返還を求められる場合がありますので、実現可能な計画策定が重要です。

申請から交付までの流れ

申請はGビズIDプライムを利用したJグランツでの電子申請となります。事業計画書の作成、認定経営革新等支援機関の確認書取得、電子申請の提出という流れで進みます。採択後は交付申請を行い、交付決定を受けてから事業を開始します。事業完了後に実績報告書を提出し、検査を経て補助金が確定・交付されます。

20次締切のスケジュール

本公募の申請受付は2025年10月27日から開始され、締切は2026年12月28日です。事前準備として、GビズIDプライムの取得や認定支援機関との連携に十分な時間を確保することをお勧めします。