募集中全国対象
簡単
準備期間の目安: 約21

【厚生労働省】令和7年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)

基本情報

補助金額
600万円
補助率: 3/4~4/5
0円600万円
募集期間
2025-04-13 〜 2026-03-31
残り28
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途人材育成を行いたい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

業務改善助成金は、厚生労働省が実施する中小企業・小規模事業者の生産性向上と賃金引上げを同時に支援する助成制度です。事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資等を行った場合に、その費用の一部が助成されます。助成率は3/4~4/5と高く、助成上限額は最大600万円です。全業種の中小企業・小規模事業者が対象であり、設備投資やIT導入など幅広い経費が助成対象となります。最低賃金の引上げと生産性向上を結びつけることで、持続的な賃金改善を促す制度設計が特徴です。申請は都道府県労働局を通じて行い、jGrantsによる電子申請にも対応しています。

この補助金の特徴

1

高い助成率

助成率は3/4~4/5と非常に高く、設備投資に係る自己負担が小さいため、資金力の限られた中小企業でも活用しやすい制度です。

2

賃金引上げと設備投資のセット支援

事業場内最低賃金を30円以上引き上げることと、生産性向上のための設備投資を組み合わせた仕組みで、持続的な賃金改善を後押しします。

3

全業種が対象

農林水産業から製造業、サービス業まで、あらゆる業種の中小企業・小規模事業者が対象です。

4

最大600万円の助成上限

引上げ額や引上げ人数に応じて助成上限額が設定されており、最大600万円まで受けられます。

5

厚生労働省の充実したサポート体制

専用コールセンター(0120-366-440)があり、厚生労働省ウェブサイトには活用事例集やQ&A、申請マニュアル等の資料が豊富に用意されています。

ポイント

業務改善助成金は中小企業の賃上げ支援策の中で最も実践的な制度の一つです。賃金引上げが先にあり、その原資を生み出す設備投資に助成する構造は、経営者にとって納得感の高い仕組みといえます。助成率3/4~4/5という水準は他の補助金と比較しても突出しており、検討しない理由がない制度です。

対象者・申請資格

事業者の要件

  • 中小企業者または小規模事業者であること
  • 事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内であること
  • 解雇、賃金引下げ等の不交付事由に該当しないこと

賃金引上げの要件

  • 事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げること
  • 引上げは交付申請後に実施すること

設備投資の要件

  • 生産性向上に資する設備投資等を行うこと
  • 助成対象経費は交付決定後に契約・発注すること
  • 事業完了期限までに設備導入と賃金引上げを完了すること

ポイント

事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内という要件は見落としやすいポイントです。既に地域別最低賃金を大きく上回る賃金を支払っている事業場は対象外となる場合があります。また、引上げ額と引上げ人数によって助成上限額が変わるため、自社にとって最適な引上げ計画を設計することが重要です。

あなたは対象?かんたん診断

8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:事業場内最低賃金の確認

自社の事業場内で最も低い賃金を確認し、地域別最低賃金との差額が50円以内であることを確認します。引上げ額と引上げ対象人数を決定し、助成上限額を把握します。

2

ステップ2:設備投資計画の策定

生産性向上に資する設備投資の内容を具体化します。機械設備の導入、POSシステムの導入、業務効率化ソフトウェアの購入、コンサルティングの利用など、幅広い経費が対象です。

3

ステップ3:交付申請書の作成

厚生労働省ウェブサイトから交付申請書や添付書類の様式をダウンロードし、必要事項を記入します。交付要綱・交付要領を熟読した上で、書類の添付漏れや記載ミスがないか入念に確認してください。

4

ステップ4:jGrantsまたは労働局への申請

jGrantsによる電子申請または事業場所在地を管轄する都道府県労働局に直接申請します。電子申請の場合はgBizIDプライムが必要です。

5

ステップ5:交付決定後の事業実施

交付決定を受けた後、設備投資を実施し、事業場内最低賃金の引上げを行います。事業完了後は実績報告書を提出し、助成金の確定・支払いを受けます。

ポイント

書類の添付漏れや記載ミスが多いと公式に注意喚起されている点に留意してください。厚生労働省が提供する申請マニュアルやお役立ちツールを最大限活用し、提出前のセルフチェックを徹底することが、スムーズな交付決定につながります。不明点は専用コールセンターに遠慮なく問い合わせましょう。

審査と成功のコツ

活用事例集の研究
厚生労働省ウェブサイトに掲載されている業務改善助成金の活用事例集を熟読し、同業種の成功事例を参考に設備投資計画を立てることで、申請の方向性を定めやすくなります。
生産性向上の定量的な見込み
設備投資により労働時間がどれだけ短縮されるか、売上がどの程度向上するかなど、生産性向上効果を数値で示すことが審査のポイントです。
賃金引上げ計画の最適設計
引上げ額と引上げ人数の組み合わせにより助成上限額が変わるため、自社にとって最もメリットの大きい引上げ計画を検討してください。
見積書の適正取得
設備投資に係る見積書は、市場価格と大きく乖離しない適正な金額であることが求められます。複数の見積もりを取得し、比較検討した上で申請に臨んでください。
事業完了期限の厳守
設備の導入と賃金引上げの両方を事業完了期限までに完了させる必要があります。設備の納期を事前確認し、余裕のあるスケジュールを組んでください。

ポイント

業務改善助成金は申請件数が多い人気の制度であるため、審査担当者が求める情報を過不足なく記載した申請書の作成が重要です。設備投資と賃金引上げの因果関係を明確にし、「この設備を導入することで生産性が上がるから、賃金を持続的に引き上げられる」というストーリーを説得力を持って示してください。

対象経費

対象となる経費

機械設備(4件)
  • 生産設備・加工機械
  • 冷蔵・冷凍設備
  • 包装機器
  • 清掃機器
IT関連設備(4件)
  • POSレジシステム
  • 業務管理ソフトウェア
  • 受発注システム
  • 会計ソフト
車両・運搬具(3件)
  • 配送用車両
  • フォークリフト
  • 台車等の運搬設備
コンサルティング(3件)
  • 経営コンサルティング費用
  • 業務フロー改善コンサルティング
  • 人事制度設計コンサルティング
その他(3件)
  • 店舗改装費
  • 広告宣伝費(一定の条件あり)
  • 研修費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 不動産(土地・建物)の取得費
  • 汎用性の高いパソコン・タブレット等(一定の条件を除く)
  • 消耗品費
  • 既存設備の維持修繕費
  • 交付決定前に契約・発注した経費
  • 中古品の購入費(一定の条件を除く)
  • 賃金引上げに直接関連しない経費

よくある質問

Qどのような事業者が対象ですか?
A

全業種の中小企業者・小規模事業者が対象です。ただし、事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内であることが条件となります。

Q助成率と助成上限額はいくらですか?
A

助成率は3/4~4/5で、助成上限額は引上げ額と引上げ人数に応じて最大600万円です。詳細は交付要綱をご確認ください。

Q賃金をいくら以上引き上げる必要がありますか?
A

事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げる必要があります。引上げ額が大きいほど助成上限額も高くなります。

Qどのような設備投資が対象ですか?
A

生産性向上に資する設備投資が幅広く対象です。機械設備、ITシステム、車両、コンサルティング等が含まれます。厚生労働省ウェブサイトの活用事例集で具体例をご確認ください。

Q申請はどこに行いますか?
A

jGrantsによる電子申請、または事業場所在地を管轄する都道府県労働局に直接申請できます。電子申請にはgBizIDプライムが必要です。

Q問い合わせ先はどこですか?
A

業務改善助成金コールセンター(0120-366-440、受付時間:平日9:00~17:00)にお問い合わせください。jGrantsの「この補助金に問い合わせる」機能には対応していません。

Q他の助成金と併用できますか?
A

対象経費が重複しない範囲で、他の助成金・補助金との併用が可能な場合があります。具体的な併用可否は管轄の都道府県労働局に事前にご確認ください。

Q申請書類で注意すべき点は何ですか?
A

書類の添付漏れや記載ミスが多いと公式に注意喚起されています。厚生労働省ウェブサイトの申請マニュアルやお役立ちツールを活用し、提出前に入念な確認を行ってください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

業務改善助成金は厚生労働省の助成制度であるため、同省の他の助成金(キャリアアップ助成金、人材開発支援助成金等)との併用は、対象経費が重複しない範囲で可能な場合があります。特にキャリアアップ助成金の賃金規定等改定コースとは賃金引上げの側面で補完関係にあり、組み合わせて活用する事業者も多くいます。また、経済産業省のIT導入補助金やものづくり補助金とは対象経費の明確な区分が必要ですが、異なる設備への投資であれば併用が検討できます。小規模事業者持続化補助金との組み合わせも、販路開拓と生産性向上という異なる目的の経費であれば可能性があります。各制度の併用要件は管轄の都道府県労働局に事前確認してください。

詳細説明

業務改善助成金(中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金)の詳細解説

業務改善助成金は、厚生労働省が中小企業・小規模事業者の賃金引上げと生産性向上を一体的に支援するために設けた助成制度です。事業場内で最も低い賃金を引き上げながら、その原資を生み出す設備投資等を助成することで、持続的な賃金改善の好循環を創出することを目的としています。

制度の仕組み

本助成金は「賃金引上げ」と「設備投資」の2つの要素を組み合わせた制度設計が特徴です。事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げた上で、生産性向上に資する設備投資等を行った場合に、その設備投資等に係る費用の一部が助成されます。助成率は3/4~4/5と高く、助成上限額は引上げ額・引上げ人数に応じて最大600万円です。

対象となる事業者

全業種の中小企業者・小規模事業者が対象です。ただし、事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内であることが条件となります。また、解雇や賃金引下げなどの不交付事由に該当しないことも求められます。業種や地域を問わず幅広い事業者が活用できる点が、本制度の大きな特長です。

対象となる設備投資等

生産性向上に資する幅広い設備投資が助成対象です。製造業の生産設備、小売業のPOSレジシステム、飲食業の厨房設備、運送業の車両、全業種共通のIT導入やコンサルティングなど、業種や事業内容に応じた多様な投資が認められています。厚生労働省ウェブサイトに掲載されている活用事例集では、様々な業種の具体的な活用例が紹介されています。

申請手続き

申請はjGrants(電子申請システム)または事業場所在地を管轄する都道府県労働局で受け付けています。交付申請書に必要事項を記入し、添付書類とともに提出します。公式に「書類の添付漏れや記載ミスが多く見受けられる」と注意喚起されているため、提出前の確認を徹底してください。不明点は業務改善助成金コールセンター(0120-366-440、平日9:00~17:00)に問い合わせることができます。

活用のポイント

本助成金を最大限に活用するためには、自社の事業場内最低賃金の現状把握、引上げ計画の最適設計、生産性向上につながる設備投資の選定を一体的に検討することが重要です。設備投資による生産性向上効果を定量的に見込み、その効果が賃金引上げの持続性を裏付けるストーリーを構築することが、審査における説得力を高めます。