令和7年度働くパパママ育業応援奨励金【パパと協力!ママコース】
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
子の父との協力が要件の先進的制度
本コース最大の特徴は、女性従業員が「子の父と協力しながら」育業を取得することが要件となっている点です。これは単なる育児休業支援ではなく、男女が協力して育児を分担する社会の実現を目指す制度設計です。子の父が育児に積極的に参加していることを前提とした育業であることが求められます。
6か月以上1年未満という最適な育業期間
対象となる育業期間は合計180日以上363日未満(6か月以上1年未満)に設定されています。産後休業から連続して育業している場合は産後休業日数も含めます。長すぎず短すぎない期間設定は、子の父と協力して育児を分担することで実現可能な期間として計算されています。
育業促進等に関する取組計画の作成
奨励金の要件として、企業が育業促進等に関する取組計画を作成することが求められます。これにより、個別の育業支援にとどまらず、企業として継続的に育業を推進する体制構築が促されます。
一律100万円のシンプルな支給額
支給額は100万円で一律です。日数による変動がないため、要件を満たせば確実に100万円を受給できるシンプルな制度設計が魅力です。企業にとっては収支計画が立てやすいメリットがあります。
ポイント
対象者・申請資格
企業要件
- 東京都内に事業所を有する中小企業等であること
- 都内事業所に勤務する雇用保険被保険者を雇用していること
- 就業規則に育児休業制度が規定されていること
- 労働関係法令を遵守していること
- 育業促進等に関する取組計画を作成していること
対象従業員要件
- 女性従業員であること
- 雇用保険被保険者であること
- 養育する子の2歳の誕生日前日までに、子の父と協力しながら合計6か月以上1年未満の育業を取得
- 産後休業から連続する場合は産後休業日数を含めて計算
- 育業後に原職復帰し、3か月以上継続雇用されていること
- 募集要項P35〜P37の要件をすべて満たすこと
子の父の協力要件
- 子の父が育児に参加していることの証明が必要
- 具体的な要件は募集要項で確認が必要
併給制限
- 同一目的の他コースとの重複受給に制限あり
- 同一従業員で複数年度にわたる申請の制限あり
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:育業促進取組計画の策定
まず企業として育業促進等に関する取組計画を作成します。この計画は奨励金の要件となるため、具体的かつ実効性のある内容にする必要があります。女性の育業支援だけでなく、男性の育児参加推進も盛り込むことがポイントです。
ステップ2:育業計画の策定と子の父との協力体制構築
対象となる女性従業員の育業計画を策定します。子の父と協力して育児を行う体制を構築し、育業期間が合計6か月以上1年未満となるよう調整します。産後休業から連続する場合の日数計算にも注意が必要です。
ステップ3:育業の取得と子の父の育児参加
女性従業員が計画に基づいて育業を取得します。同時に、子の父が育児に積極的に参加していることを記録・証明できるようにしておきます。
ステップ4:原職復帰と3か月の継続雇用
育業終了後、女性従業員が原職に復帰し、3か月間継続して勤務します。復帰後のサポート体制(短時間勤務制度の案内、業務量の調整等)を事前に整備しておくことが重要です。
ステップ5:申請書類の準備と提出
原職復帰後3か月が経過する日の翌日から2か月以内に電子申請を行います。育業取得証明書類、子の父の育児参加に関する書類、取組計画書、就業規則の写しなどを準備し、期限内に提出します。
ポイント
審査と成功のコツ
取組計画の質が審査のカギ
子の父の協力を具体的に示す
育業期間の正確な管理
復帰後のフォロー体制
ポイント
対象経費
対象となる経費
育業中の人件費関連(2件)
- 育業中の従業員への給与・手当(任意支給分)
- 社会保険料の事業主負担分
代替要員の確保費用(3件)
- 代替要員の人材派遣費用
- 代替要員の求人広告費
- 臨時雇用者の給与
取組計画策定費用(2件)
- 育業促進取組計画の策定支援コンサルティング費
- 計画書作成に係る社内会議費用
職場環境整備費用(3件)
- 育業に関する社内研修実施費用
- 育業相談窓口の設置・運営費用
- 両立支援に関する情報提供資料の作成費
復帰支援費用(3件)
- 復帰プログラムの企画・実施費用
- 復帰面談の実施関連費用
- 短時間勤務制度の導入に伴う体制整備費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 通常の事業運営に係る経費
- 育業開始前に発生した費用
- 他の助成金・奨励金で補填される費用
- 飲食・接待に関する費用
- 不動産の取得や賃貸に関する費用
- 事業者の役員報酬
- 法定の産前産後休業に関する費用
よくある質問
Qパパと協力!ママコースと働くママコースNEXTの違いは何ですか?
主な違いは育業期間と父親の関与です。パパと協力!ママコースは6か月以上1年未満の育業で子の父との協力が要件、支給額は100万円です。働くママコースNEXTは1年以上の育業を対象としており、子の父の協力は必須要件ではありません。育業期間を短くしてパートナーと育児を分担したい場合は本コース、長期の育業を予定している場合は働くママコースNEXTが適しています。
Q子の父が育児休業を取得していなくても申請できますか?
子の父と協力して育児を行っていることが要件ですが、子の父が必ずしも育児休業を取得している必要はありません。ただし、何らかの形で子の父が育児に参加していることを示す必要があります。具体的な証明方法については募集要項で確認するか、東京しごと財団に直接お問い合わせください。
Q産後休業の期間も育業期間に含まれますか?
はい、産後休業から連続して育業している場合は、産後休業日数も含めて6か月以上1年未満の期間を計算します。産後休業は通常8週間(56日)ですので、産後休業後に約124日〜307日の育業を取得すれば要件範囲内に収まる計算になります。正確な日数計算は人事部門で慎重に行ってください。
Q1年以上育業を取得した場合はどうなりますか?
合計364日以上(1年以上)の育業を取得した場合、本コースの対象外となります。ただし、その場合は「働くママコースNEXT」の対象となる可能性がありますので、そちらでの申請を検討してください。育業期間の設計段階で、どのコースを利用するか計画しておくことが重要です。
Q支給額は育業期間によって変わりますか?
いいえ、本コースの支給額は一律100万円です。6か月以上1年未満の要件を満たせば、育業期間の長さに関わらず同額が支給されます。このシンプルな支給額設定は、企業にとって収支計画が立てやすいメリットがあります。
Q同じ企業で複数の女性従業員について申請できますか?
一事業年度につき原則1回の申請となります。複数の女性従業員が要件を満たしていても、同一年度に複数名分を申請することは基本的にできません。翌年度に異なる従業員での申請を検討するか、他のコースとの組み合わせを検討してください。
Q他の育業応援奨励金コースと同時に利用できますか?
他コースとの併給には制限があります。同一事業年度において、同一目的のコースを重複して受給することはできません。ただし、異なる従業員を対象として異なるコースを申請することは可能な場合があります。例えば、女性従業員に本コース、男性従業員にパパコースNEXTを申請するなどの組み合わせが考えられます。詳細は募集要項で確認してください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本コースは「働くパパママ育業応援奨励金」の4コースの一つです。同一事業年度において、同一目的の他コースとの併給には制限があります。例えば、「働くママコースNEXT」と本コースは対象が女性従業員という点で類似しているため、同一従業員での重複申請はできません。一方、異なる従業員であれば、本コースと「働くパパコースNEXT」を組み合わせて、男女両方の育業を推進する戦略も考えられます。国の育児休業給付金は従業員個人に支給されるため併用可能です。厚生労働省の両立支援等助成金との併用については、対象となる取組や期間の重複に注意が必要です。複数の制度を効果的に組み合わせることで、育業推進のコストを大幅に軽減できます。社会保険労務士に相談し、最適なプランを策定することをお勧めします。
詳細説明
パパと協力!ママコースとは
令和7年度働くパパママ育業応援奨励金【パパと協力!ママコース】は、公益財団法人東京しごと財団が実施する奨励金制度です。女性従業員が子の父と協力して育児を行いながら、合計6か月以上1年未満の育業を取得し、職場復帰した企業に対して100万円を支給します。
制度の特徴
本コースの最大の特徴は、「子の父と協力しながら」育業を行うことが要件となっている点です。従来の育児休業支援が女性の長期休業を前提としがちだったのに対し、本コースは男女が協力して育児を分担する新しい働き方・育児スタイルを推進します。
奨励金の支給額
支給額は一律100万円です。日数による変動はなく、要件を満たせば確実に100万円が受給できるシンプルな設計です。
対象となる育業期間
合計6か月以上1年未満(180日以上363日未満)の育業が対象です。産後休業から連続して育業している場合は、産後休業日数も含めて計算します。子の2歳の誕生日前日までに取得した育業が対象となります。
取組計画の作成
奨励金の要件として、育業促進等に関する取組計画を作成する必要があります。この計画は、企業が継続的に育業を推進していく姿勢を示すもので、具体的な目標設定やアクションプランを含める必要があります。
他コースとの関係
働くパパママ育業応援奨励金には4つのコースがあります。「働くママコースNEXT」「パパと協力!ママコース」「働くパパコースNEXT」「もっとパパコース」の中から、企業の状況に応じて最適なコースを選択できます。同一目的のコースの重複受給には制限がありますので、募集要項で詳細を確認してください。
申請手続き
申請受付期間は、対象従業員が育業から原職復帰後3か月が経過する日の翌日から2か月以内です。電子申請に対応しており、期限を超過した場合は受付不可となります。具体的な期限日はホームページの「申請受付期限日一覧」で確認してください。
事業実施期間
令和7年4月1日から令和8年3月31日までです。引き続き申請を受け付けています。