募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約21

令和6年度産油国石油精製技術等対策事業費補助金(石炭採掘技術等新事業取組等支援補助金に係るもの)

基本情報

補助金額
2億円
補助率: 定額
0円2億円
募集期間
2024-01-24 〜 2024-02-13
対象地域日本全国
対象業種製造業 / 鉱業、採石業、砂利採取業
使途研究開発・実証事業を行いたい

この補助金のまとめ

産油国石油精製技術等対策事業費補助金(石炭採掘技術等新事業取組等支援補助金)は、産炭国(ベトナム、中国等)への石炭採掘技術の移転を支援する経済産業省の補助金です。日本の民間団体等が行う石炭の採掘技術に係る新たな取組を補助することで、産炭国における石炭採掘の円滑化と石炭需給の緩和を図り、日本への石炭の安定的かつ低廉な供給確保を目的としています。補助上限額は2億円と大規模で、エネルギー安全保障政策の一環として位置づけられる専門性の高い制度です。一般的な中小企業支援とは異なり、国際的な技術協力に取り組む企業・団体を対象としています。

この補助金の特徴

1

産炭国への技術移転に特化した国際協力型補助金

本補助金は、ベトナムや中国等の産炭国に対する石炭採掘技術の移転を目的とした、国際技術協力に特化した制度です。国内の省エネや設備投資を支援する一般的な補助金とは性質が大きく異なり、海外での技術指導・研修事業が主な補助対象となります。石炭採掘後の坑内埋め戻し技術等の新たな取組も対象に含まれます。

2

エネルギー安全保障を支える政策的補助金

日本のエネルギー安全保障の観点から、石炭の安定調達を確保するための戦略的な制度です。産炭国の生産・保安技術が向上すれば石炭生産が円滑化し、国際市場での供給が安定します。補助上限額2億円という規模は、この政策的重要性を反映しています。

3

厳格な申請者要件と専門性

申請者には日本に拠点を有し、事業を的確に遂行できる組織・人員を備え、十分な経営基盤と資金管理能力を持つことが求められます。石炭採掘や鉱業分野の高度な専門知識と国際事業の実施経験が事実上必要であり、参入障壁の高い制度です。

ポイント

本補助金は石炭採掘技術の国際移転という極めてニッチな領域に特化しています。鉱業・エネルギー分野の専門企業や研究機関が主な対象であり、一般的な中小企業には縁遠い制度です。該当分野の技術を有する企業は、資源エネルギー庁の石炭政策室に直接相談することをお勧めします。

対象者・申請資格

組織・法人格の要件

  • 日本に拠点を有する企業・団体等であること
  • 本事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること
  • 本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有すること
  • 資金等について十分な管理能力を有していること

欠格要件

  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置が講じられていないこと
  • 経済産業省からの指名停止措置が講じられていないこと

専門性の要件

  • 石炭採掘技術や鉱業分野における技術的知見を有すること
  • 産炭国(ベトナム、中国等)との技術協力の実施能力があること

ポイント

形式的な要件は4項目ですが、石炭採掘技術の国際移転という事業内容から、鉱業・エネルギー分野の専門的な技術力と国際事業の実績が事実上求められます。この分野に実績のない企業が新規参入するのは現実的に困難です。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の入手と事業構想(公募開始時)

経済産業省資源エネルギー庁のウェブサイトまたはjGrantsから公募要領を入手し、補助対象事業・経費・審査基準を確認します。産炭国のニーズを踏まえた事業構想を策定してください。

2

ステップ2:事業提案書の作成(2〜3週間)

公募要領の様式に従い、事業提案書を作成します。技術移転の具体的内容、実施体制、産炭国との連携計画、期待される効果を詳細に記載してください。

3

ステップ3:申請書類の提出(公募期間内)

jGrantsまたは指定の方法で申請書類一式を提出します。公募期間は約3週間と短いため、迅速な対応が必要です。

4

ステップ4:審査・採択(提出後1〜2ヶ月)

事業の妥当性、技術的実現可能性、費用対効果等が審査されます。採択結果は通知されます。

5

ステップ5:交付決定・事業実施・実績報告

交付決定後に事業を開始し、完了後に実績報告書を提出します。海外での事業実施に伴う経費管理には特に注意が必要です。

ポイント

公募期間が約3週間と非常に短いため、公募開始前から事業構想と提案書のドラフトを準備しておくことが不可欠です。問い合わせは電子メールのみ受付で、件名も指定されているため、ルールを厳守してください。

審査と成功のコツ

産炭国の具体的ニーズとの整合性
採択のためには、対象となる産炭国の現場が抱える具体的な技術課題と、提案する技術移転内容が明確に対応していることが重要です。机上の技術論ではなく、現地の地質条件や採掘環境を踏まえた実践的な提案が求められます。
技術移転の実効性と持続可能性
単発の技術指導ではなく、産炭国側の技術者が自立的に技術を運用できるようになるまでのプロセスを示すことが重要です。研修カリキュラムの体系性、フォローアップ体制、技術定着の指標を具体的に記載してください。
日本のエネルギー安定供給への貢献度
最終的に日本への石炭の安定的かつ低廉な供給確保にどう寄与するかを、定量的な根拠とともに示すことが審査の決め手です。

ポイント

審査の核心は「この技術移転が日本のエネルギー安定供給にどう具体的に貢献するか」です。産炭国の生産量増加見込みや供給コストへの影響を定量的に示せる提案が、採択の決め手となります。

対象経費

対象となる経費

研修事業費(3件)
  • 国内受入研修の実施費
  • 海外派遣研修の実施費
  • 研修教材の作成費
技術指導費(2件)
  • 技術専門家の派遣費
  • 現地での技術指導に要する経費
調査・研究費(3件)
  • 産炭国の技術ニーズ調査費
  • 石炭採掘技術に関する研究開発費
  • 坑内埋め戻し技術の実証費
旅費(2件)
  • 海外出張旅費
  • 国内移動に係る旅費
人件費(2件)
  • 事業に直接従事する職員の人件費
  • 外部専門家への謝金
一般管理費(2件)
  • 事業実施に必要な事務経費
  • 通信費・消耗品費

対象外の経費

対象外の経費一覧(5件)
  • 土地・建物の取得費
  • 団体の経常的な運営経費
  • 事業に直接関係しない人件費
  • 娯楽・交際費
  • 他の補助金と重複する経費

よくある質問

Q一般の中小企業でも申請できますか?
A

形式的には日本に拠点を有する企業・団体等であれば申請資格がありますが、石炭採掘技術の国際移転という専門性の高い事業内容のため、鉱業・エネルギー分野の技術力と国際事業の実績が事実上求められます。この分野に知見のない一般の中小企業が採択される可能性は極めて低いと考えられます。

Q補助率はどのくらいですか?
A

補助率は定額(全額補助)です。ただし補助上限額は2億円で、この範囲内で事業に必要な経費が補助されます。

Q産炭国とはどの国を指しますか?
A

主にベトナム、中国等を指しますが、具体的な対象国は年度ごとの公募要領で確認してください。日本への石炭供給に関係する産炭国が対象となります。

Q問い合わせ方法に制限はありますか?
A

問い合わせは電子メールのみ受付で、電話での問い合わせは受付できません。また、件名を必ず「令和6年度産油国石油精製技術等対策事業費補助金(石炭採掘技術等新事業取組等支援補助金に係るもの)」とする必要があります。他の件名では回答できない場合があります。

Q事業の実施期間はどのくらいですか?
A

原則として交付決定日から当該年度末までです。海外での技術指導や研修を含むため、事業計画の策定にあたっては現地の気候条件や受入体制の整備状況も考慮する必要があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省の予算事業であり、同一事業について他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、国際技術協力の分野ではJICA(国際協力機構)の技術協力プロジェクトやJOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)の事業など、関連する公的支援制度が存在します。これらの制度と本補助金は対象事業の範囲が異なるため、技術移転の全体計画の中で各制度の役割を整理し、補完的に活用することが可能です。また、NEDOのエネルギー関連技術開発プロジェクトとの連携も、技術的な基盤強化の観点から有効です。

詳細説明

制度の目的と背景

本補助金は、産炭国等における技術移転ニーズを踏まえ、日本の民間団体等が行う石炭採掘技術に係る新たな取組を支援する制度です。産炭国での石炭採掘の円滑化と石炭需給の緩和を通じて、日本への石炭の安定的かつ低廉な供給確保を図ることを目的としています。

背景

ベトナムや中国等の産炭国では、国内石炭需要の増大に伴い地下坑内掘による採掘が強化されています。今後、炭鉱の深部化・奥部化が進行し、軟弱天盤、ガス湧出、高地圧等の厳しい自然条件に対応できる生産・保安技術へのニーズが高まると見込まれています。

補助金額

補助上限額は2億円、補助率は定額です。

対象となる事業

  • 産炭国への石炭採掘技術の移転に関する新たな取組
  • 石炭採掘後の坑内埋め戻し技術等の開発・実証
  • 国内受入研修事業・海外派遣研修事業への反映を目的とした技術的取組

申請者の要件

  • 日本に拠点を有する企業・団体等
  • 事業を的確に遂行する組織・人員を有すること
  • 必要な経営基盤と資金管理能力を有すること
  • 経済産業省からの処分を受けていないこと

問い合わせ先

経済産業省資源エネルギー庁 資源・燃料部 鉱物資源課 石炭政策室。問い合わせは電子メール(bzl-sekitan-kobo@meti.go.jp)のみ受付で、件名の指定があります。

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