募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

令和6年度皮革産業振興対策事業費補助金(団体・グループ)

基本情報

補助金額
3500万円
補助率: 2/3
0円3500万円
募集期間
2024-01-17 〜 2024-02-16
対象地域日本全国
対象業種製造業 / 卸売業、小売業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 人材育成を行いたい

この補助金のまとめ

皮革産業振興対策事業費補助金(団体・グループ向け)は、日本の皮革関連産業の発展と競争力強化を目的とした経済産業省の補助金です。皮革関連の業界団体やグループが実施する国際化推進事業と高付加価値化事業を支援します。補助率は基本2/3以内(一部定額10/10)、補助上限3,500万円で、業界内外との連携による製品開発、国内外の展示会出展、人材育成、認知度向上など幅広い活動を対象としています。中小・小規模事業者が大部分を占める皮革関連産業において、団体・グループの力を結集して産業全体の高付加価値化を図る仕組みです。

この補助金の特徴

1

業界団体・グループ向けの手厚い補助率

補助率は基本2/3以内と手厚く、一部事業では定額(10/10)の全額補助も適用されます。地方公共団体向けの同名補助金が1/2以内であるのに対し、団体・グループ向けはより高い補助率が設定されており、民間事業者の負担を軽減する設計です。

2

7つの事業メニューから選択可能

国際化推進事業(情報調査・国際調査交流派遣)と高付加価値化事業(連携推進・デザイン促進・人材育成・認知度適正化・その他)の計7メニューが用意されています。海外市場調査から国内PR、技術開発まで、産業振興に必要な施策を幅広くカバーでき、団体のニーズに合わせた柔軟な事業設計が可能です。

3

業界内外の連携を促進する設計

皮革産業連携推進事業では、タンナー・製品製造業者・流通事業者・デザイナー等が密接に連携して取り組む事業を対象としています。従来のサプライチェーンを超えた異業種連携を促し、産業全体のイノベーションを加速させる仕組みです。

ポイント

団体・グループ向けの最大の魅力は高い補助率(2/3〜定額)と7つの多様な事業メニューです。複数メニューを組み合わせた総合的な産業振興プランを策定できるため、団体の中長期ビジョンに基づいた戦略的な活用をお勧めします。

対象者・申請資格

申請主体の要件

  • 皮革関連の業界団体(組合、協会等)であること
  • 皮革関連事業者のグループ(複数事業者の共同体)であること
  • 事業を的確に遂行する組織・人員を有していること

事業内容の要件

  • 皮革産業国際化推進事業または皮革産業高付加価値化事業のいずれかに該当すること
  • 我が国皮革関連産業の国際化または高付加価値化に資する事業であること

共通要件

  • 経費の適切な管理能力を有していること
  • 経済産業省から処分を受けていないこと

ポイント

個々の企業単独では申請できず、業界団体やグループとしての申請が必要です。まだ団体に所属していない皮革関連事業者は、地域の皮革工業組合や業界協会への加入を検討してください。グループ申請の場合は、複数事業者の連名での事業計画策定が必要になります。

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申請ガイド

1

ステップ1:事業メニューの選定と団体内合意形成(公募開始前)

7つの事業メニューから自団体に最適なものを選定し、参加企業間で事業内容・役割分担・費用負担について合意を形成します。

2

ステップ2:事業計画書の作成(2〜3週間)

公募要領の様式に従い事業計画書を作成します。事業の目的・内容・実施体制・予算計画・期待される効果を具体的に記載してください。

3

ステップ3:申請書類の提出(公募期間内)

jGrantsまたは指定の方法で申請書類一式を提出します。公募期間は約1ヶ月です。

4

ステップ4:審査・採択通知(提出後1〜2ヶ月)

事業の妥当性・実現可能性・産業振興への貢献度が審査され、結果が通知されます。

5

ステップ5:交付決定・事業実施(交付決定日〜令和7年2月28日)

交付決定後に事業を開始し、年度末までに完了します。事業終了後に実績報告書を提出し、現地調査を経て補助金額が確定します。

ポイント

団体内の合意形成に最も時間がかかるため、公募開始前から事業構想を固めておくことが重要です。特に複数企業が参加するグループ申請では、各社の役割と費用負担を明確にしておかないと、事業開始後にトラブルの原因になります。

審査と成功のコツ

団体としての連携効果の明確化
個社単独では実現できない「団体・グループだからこそ」の付加価値を明示してください。スケールメリット、技術の相互補完、共同ブランド構築など、連携によって生まれるシナジー効果を具体的に示すことが採択の鍵です。
日本製皮革の国際競争力向上への貢献
本補助金は日本の皮革産業全体の競争力強化を目的としているため、提案事業が個別企業の利益を超えて産業全体にどう波及するかを示すことが重要です。産地ブランドの確立や技術標準化への貢献など、公益性の高い視点を盛り込んでください。
事業成果の測定可能性
展示会での商談件数、製品売上の増加率、技術習得者数など、定量的な成果指標を事前に設定し、事業効果を客観的に評価できる計画にしてください。

ポイント

審査で最も差がつくのは「この事業で日本の皮革産業がどう変わるか」のビジョンです。業界の構造的課題(後継者不足・海外製品との競争等)に正面から向き合い、その解決に向けた団体の戦略を明確に示す提案が高く評価されます。

対象経費

対象となる経費

展示会・見本市費(3件)
  • 国内外展示会への出展費
  • ブース装飾・設営費
  • 出展に伴う運搬費
広報・PR費(3件)
  • 雑誌・新聞等への広告費
  • プロモーション動画制作費
  • カタログ・パンフレット制作費
調査・研究費(3件)
  • 海外市場調査費
  • 消費者ニーズ調査費
  • 技術動向の調査費
研修・派遣費(3件)
  • 国内外研修機関への派遣費
  • 海外講師の招聘費
  • 研修会・講習会の開催費
開発・制作費(3件)
  • 新製品開発費
  • デザインコンテスト開催費
  • 試作品制作費
旅費(2件)
  • 国際調査交流の渡航費
  • 展示会参加のための旅費
委託費(2件)
  • デザイン開発の委託費
  • IT活用事業の委託費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地・建物の取得費
  • 団体の経常的な運営経費
  • 食糧費・交際費
  • 事業に直接関係しない人件費
  • 他の補助金と重複する経費
  • 消費税

よくある質問

Q個々の皮革メーカーが単独で申請できますか?
A

いいえ、本補助金は皮革関連の業界団体や複数事業者のグループが対象です。個社単独での申請はできません。地域の皮革工業組合や業界協会を通じて、またはグループを結成して申請してください。

Q地方公共団体向けの同名補助金との違いは何ですか?
A

申請主体と補助率が異なります。地方公共団体向けは自治体が申請主体で補助率1/2以内ですが、団体・グループ向けは業界団体等が申請主体で補助率2/3以内(一部定額10/10)とより手厚くなっています。事業メニューも団体・グループ向けの方が多彩です。

Q補助率が定額(10/10)になるのはどの事業ですか?
A

具体的に定額補助が適用される事業は公募要領で確認してください。一般的には、産業全体の基盤整備に関わる調査・研究事業や、公益性の高い情報発信事業などが定額補助の対象となる傾向があります。

Q海外の展示会への出展費は補助対象になりますか?
A

はい、皮革製品デザイン促進事業として国内外の展示会・見本市への出展費は補助対象です。ブース装飾費や出展に伴う運搬費も含まれます。パリやミラノなど海外の皮革関連見本市への出展は、日本製皮革の国際的なPRに効果的です。

Q概算払いは可能ですか?
A

はい、財務省の承認を受ければ事業終了前の概算払いが可能です。特に大規模な展示会出展や海外派遣事業では前払いの経費が大きくなるため、資金繰りに不安がある場合は交付決定後に担当者にご相談ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は国庫補助金であり、同一事業での他の国庫補助金との重複受給はできません。同じ制度内に「地方公共団体向け」枠があり、自治体が産地全体の基盤整備を行い、団体・グループが具体的な事業(展示会出展・製品開発等)に取り組むという役割分担が可能です。また、JETROの海外展開支援サービス(海外見本市への出展支援等)との併用により、補助金対象外の経費をJETROのサービスで補完する戦略も有効です。中小企業庁のJAPANブランド育成支援等事業との経費の棲み分けを行い、皮革製品のブランド化と販路開拓を並行して進めることも検討してください。

詳細説明

制度の目的

本補助金は、中小・小規模事業者が大部分を占める日本の皮革関連産業において、自ら改革意欲を持って前向きな取組をする事業者を支援し、国内皮革関連産業の発展及び競争力強化に寄与することを目的としています。

補助金額・補助率

補助上限額は3,500万円。補助率は2/3以内(基本)または10/10(定額)です。

国際化推進事業

  • 内外情報調査収集等事業:国内外の皮革関連産業情報の調査・収集と広報事業
  • 国際産業調査交流派遣事業:海外の皮革業界訪問、現地調査、業界との意見交換

高付加価値化事業

  • 皮革産業連携推進事業:業界内外との連携による製品開発やデリバリー効率化
  • 皮革製品デザイン促進事業:展示会出展、デザインコンテスト、小売現場でのPR
  • 皮革産業人材育成事業:技術力・知識向上の研修実施、国内外研修機関への派遣
  • 皮革製品認知度適正化事業:日本製皮革の品質・意匠性のPR活動

事業実施期間

交付決定日から令和7年2月28日まで(原則)

補助金の支払い

原則として事業終了後の精算払いです。概算払いを希望する場合は財務省の承認を受ける必要があります。

関連書類・リンク