中堅・中小・スタートアップ企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金(令和7年度補正‐事務局公募)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
事務局を公募する枠組み
本公募は補助事業の事務局(公募・審査・交付・管理等を担う機関)を選定するものです。基金設置法人公募(ID252)とは別建てで、事務局の実務能力・体制が審査されます。
民間事業者・コンソーシアムが対象
基金設置法人公募が非営利法人に限られるのに対し、本公募は法人格を有する民間事業者等が対象です。コンソーシアム形式での応募も可能で、複数企業の強みを組み合わせた体制構築ができます。
大規模投資による賃上げ促進が最終目標
制度全体の目標は、中堅・中小・スタートアップ企業の省力化投資を通じた生産性向上と賃上げの実現です。事務局には、この目標達成に向けた効果的な事業運営が求められます。
全業種・全国が対象範囲
最終的な補助対象は全業種・全国に及びます。事務局には、多様な業種・地域からの申請に対応できる審査体制と管理能力が求められます。
透明性の高い審査プロセス
採択結果は事業者名・金額・審査委員の属性・審査結果の概要・全応募者の採点結果が経済産業省HPで公表されます。高い透明性が確保された制度運営です。
ポイント
対象者・申請資格
事務局の応募資格(本公募の対象)
- 法人格を有する民間事業者等であること
- コンソーシアム形式での応募も可能(幹事者が提案書を提出)
- 幹事者が業務の全てを他の者に再委託することは不可
- 日本に拠点を有していること
- 事業を的確に遂行する組織・人員等を有していること
経営基盤・管理能力
- 事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有すること
- 資金等について十分な管理能力を有すること
- 情報の秘密保持を徹底できること
欠格事由に該当しないこと
- 経済産業省からの補助金交付等停止措置を受けていないこと
- 指名停止措置が講じられていないこと
協力義務
- EBPMに関する取組に協力すること
- 採択結果の公表に同意すること
最終補助対象企業(参考)
- 中堅企業・中小企業・スタートアップ企業
- 全業種が対象
- 全国の事業者が申請可能
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:募集要領の確認と体制検討
経済産業省のウェブサイトおよびjGrantsから募集要領をダウンロードし、求められる事務局機能(公募運営、審査支援、交付管理、進捗管理等)の詳細を確認します。自社単独で対応可能か、コンソーシアム形式が必要かを判断します。
ステップ2:実施体制の構築
全国規模の補助金事務を遂行できる体制を構築します。申請受付・審査支援・交付管理・報告書確認・問合せ対応など、多岐にわたる業務に対応するための人員配置と業務フローを設計します。コンソーシアムの場合は各メンバーの役割分担を明確にします。
ステップ3:事業提案書の作成
募集要領に定められた様式に従い、事業運営の基本方針、実施体制、業務フロー、品質管理体制、情報セキュリティ対策、過去の実績等を記載した事業提案書を作成します。
ステップ4:見積書・経費計画の準備
事務局運営に要する経費の見積もりを作成します。人件費、システム開発費、会場費、印刷費等の内訳を合理的に算出し、コスト効率の高い運営計画を提示します。
ステップ5:申請・審査対応
期限内に幹事者名義で事業提案書を提出します。審査では、運営体制の充実度、過去の実績、コスト効率性、EBPM対応能力などが評価されます。
ポイント
審査と成功のコツ
過去の事務局運営実績
ITシステムの整備状況
品質管理・コンプライアンス体制
EBPM対応能力
ポイント
対象経費
対象となる経費
人件費(3件)
- 事務局スタッフの人件費
- 審査委員の報酬
- コールセンター要員の人件費
システム開発・運用費(4件)
- 申請管理システム開発費
- 審査支援システム構築費
- ウェブサイト構築・運用費
- セキュリティ対策費
事務所費(3件)
- 事務所賃借料
- 通信費
- 光熱水費
審査関連費(3件)
- 審査会場費
- 審査資料印刷費
- 審査委員旅費
その他経費(4件)
- 広報・周知費
- 研修費
- 消耗品費
- 郵送費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 事務局スタッフの通常業務以外の人件費
- 接待費・交際費
- 事務局設立以前に発生した費用
- 他事業との共通経費で按分が不明確なもの
- 土地・建物の取得費
- 車両の購入費
- 不要な高額備品の購入
- 飲食費(会議時の軽食等の必要最小限を除く)
よくある質問
Qこの公募は一般企業が応募するものですか?
いいえ、本公募は補助事業の運営事務を担う「事務局」を選定するためのものです。法人格を有する民間事業者等やコンソーシアムが応募対象です。一般企業の省力化投資に対する補助は、事務局選定後に実施される二次公募で申請することになります。
Q基金設置法人公募との違いは何ですか?
基金設置法人公募(別途実施)は補助金を基金として管理する非営利法人を選定するもので、本公募は補助事業の実務運営(申請受付・審査・交付・管理等)を担う事務局を選定するものです。両者は異なる役割を担い、連携して補助事業全体を運営します。
Qコンソーシアムで応募する場合の注意点は?
コンソーシアム形式で応募する場合は、幹事者を決め、幹事者名義で事業提案書を提出します。ただし、幹事者が業務の全てを他のメンバーに再委託することはできません。各メンバーの役割分担と責任体制を明確にして応募してください。
Q採択結果はどのように公表されますか?
採択結果は経済産業省ホームページで速やかに公表されます。採択事業者名、採択金額、審査委員の属性、審査結果の概要、全応募者の名称・採点結果が公開されます。二者応募の場合は、不採択者の名称と採点の対応関係が推測されても公表される点にご注意ください。
QEBPMとは何ですか?なぜ協力が必要ですか?
EBPM(Evidence-Based Policy Making)は「証拠に基づく政策立案」の略で、政策効果をデータに基づいて検証する取組です。事務局には、補助事業の効果測定データの収集・分析・提供が義務付けられており、国の政策評価や次年度以降の制度設計に活用されます。
Q一般企業の補助事業はいつ始まりますか?
基金設置法人と事務局の選定が完了した後、一般企業向けの補助事業公募が開始される見込みです。具体的な開始時期は、本公募の選定結果とその後の準備状況によりますが、通常は数か月後となります。最新情報は経済産業省ウェブサイトで確認してください。
Q問い合わせはどのように行えばよいですか?
問い合わせは電子メール(bzl-growthgrants_kobo@meti.go.jp)のみで受け付けています。電話での問い合わせには対応していません。件名は必ず「(問い合わせ)令和7年度補正中堅・中小・スタートアップ企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」としてください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本公募は事務局選定を目的としており、一般企業の設備投資補助ではないため、他の補助金との「併用」という概念は直接的には当てはまりません。 ただし、事務局として採択された事業者にとっては、本事業と並行して他省庁や自治体の補助金事務局業務を受託している場合、リソースの配分や利益相反の管理に注意が必要です。 最終的に本制度の補助を受ける一般企業の観点では、大規模成長投資補助金と他の中小企業支援策との組み合わせが考えられます。例えば、省力化設備の導入は本補助金で、従業員の教育訓練は人材開発支援助成金で、デジタルマーケティングはIT導入補助金で支援を受けるなど、目的別に制度を使い分けることが効果的です。 なお、同一の設備・経費について複数の国庫補助金を重複して受けることはできません。地方自治体の独自支援制度との併用可否は、各自治体の規定を確認してください。
詳細説明
大規模成長投資補助金(事務局公募)の詳細解説
制度の全体像
「中堅・中小・スタートアップ企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」は、令和7年度補正予算で措置された大型の企業支援制度です。地域の雇用を支える企業が人手不足に対応しながら成長するための大規模投資を促進し、持続的な賃上げの実現を目指しています。
本制度は、(1)基金設置法人の選定、(2)事務局の選定、(3)一般企業向け補助事業の実施、という段階で進みます。本公募は(2)の事務局選定に該当します。
事務局の役割
選定された事務局は、基金設置法人と連携して以下の業務を担当します。
- 一般企業向け補助事業の周知・広報
- 申請の受付・形式審査
- 第三者委員会の運営支援(審査委員の選定、資料準備等)
- 交付決定・交付手続きの事務
- 事業の進捗管理・モニタリング
- 実績報告の確認・確定検査
- 事業効果の測定・分析(EBPM対応)
応募資格
法人格を有する民間事業者等が応募可能です。コンソーシアム形式での応募も認められており、複数の企業・団体が共同で事務局体制を構築できます。ただし、コンソーシアムの場合は幹事者を定め、幹事者が事業提案書を提出する必要があります。また、幹事者が業務の全てを他の者に再委託することはできません。
審査と公表
審査は第三者委員会により行われ、採択結果は以下の情報とともに経済産業省ホームページで速やかに公表されます。
- 採択事業者名
- 採択金額
- 第三者委員会審査委員の属性
- 審査結果の概要
- 全公募参加者の名称及び採点結果(原則として不採択者名と採点の対応関係は非公開だが、二者応募の場合は推測されても公表)
EBPMへの対応
事務局にはEBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)への協力が義務付けられています。補助事業の効果を定量的に測定し、政策評価に必要なデータを収集・提供する体制の構築が求められます。統計分析や経済効果の検証に関する知見が重要な評価要素となります。
一般企業への影響
一般企業にとって、本公募は直接の申請対象ではありませんが、事務局の選定は制度全体のスケジュールに影響します。基金設置法人と事務局の選定が完了した後、一般企業向けの補助事業公募が開始される見込みです。大規模な省力化投資を計画している企業は、この間に以下の準備を進めておくことをお勧めします。
- 投資計画の詳細化(設備仕様、導入スケジュール、予算等)
- 省力化効果の定量的な見積もり
- 賃上げ計画の策定
- 地域経済への貢献度の整理
- 決算書類等の準備
問い合わせ方法
問い合わせは電子メール(bzl-growthgrants_kobo@meti.go.jp)のみで受け付けています。電話での問い合わせには対応していません。件名は「(問い合わせ)令和7年度補正中堅・中小・スタートアップ企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」としてください。他の件名では回答できない場合があります。