募集終了
普通
準備期間の目安: 約21

伝統的工芸品産業支援補助金(令和7年度第2回災害復興事業)

基本情報

補助金額
1000万円
補助率: 3/4以内
0円1000万円
募集期間
2025-11-13 〜 2025-12-03
対象地域新潟県
対象業種製造業
使途災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

伝統的工芸品産業支援補助金(災害復興事業)は、令和6年能登半島地震および低気圧・前線による大雨災害により被災した伝統的工芸品の製造事業者等を対象に、事業再開のために必要な生産設備等の整備や原材料確保に係る経費の一部を国が補助する制度です。対象地域は被災県(石川県、新潟県、富山県、福井県)および大雨被災地域(石川県七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町)で、補助率は3/4以内、上限1,000万円です。伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づき指定された伝統的工芸品の製造事業者、特定製造協同組合等およびその構成員が申請可能です。能登半島地震からの復興を支え、日本の伝統文化・工芸技術を次世代に継承するための重要な支援制度です。

この補助金の特徴

1

補助率3/4・上限1,000万円の手厚い支援

被災した生産設備の復旧や原材料確保に対し、経費の3/4(上限1,000万円)を補助。被災事業者の事業再開を強力に支援します。

2

能登半島地震・大雨災害の被災者が対象

令和6年能登半島地震の被災県(石川・新潟・富山・福井)と大雨被災地域(七尾市・輪島市・珠洲市等)の伝統工芸品製造事業者が対象です。

3

生産設備と原材料の両方をカバー

設備の修理・購入だけでなく、原材料の確保に係る取組費用も補助対象。事業再開に必要な経費を幅広くサポートします。

4

個人事業者からグループまで対象

個人の製造事業者、協同組合、グループなど多様な事業形態に対応。共有利用する設備の購入も代表者が申請可能です。

5

経済産業省の直接支援

各経済産業局を通じた国の直接補助であり、安定した財源と審査体制が確保されています。

ポイント

補助率3/4は非常に手厚く、被災事業者にとって事業再開の大きな後押しとなります。特に能登地方の輪島塗や九谷焼など、国指定の伝統的工芸品の製造事業者にとっては貴重な支援機会です。第2回募集であり、第1回で申請できなかった事業者も改めてチャンスがあります。

対象者・申請資格

対象者

  • 伝産法に基づき指定された伝統的工芸品の製造事業者等
  • 特定製造協同組合等およびその構成員
  • 製造事業者(中小企業者)及びそのグループ
  • 製造協同組合等

対象地域

《能登半島地震》被災県:石川県、新潟県、富山県、福井県 《大雨災害》被災地域:石川県七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋郡志賀町、鳳珠郡穴水町、鳳珠郡能登町

被災要件

  • 生産設備等が当該災害により被害を受けた者

組織要件

  • 日本に拠点を有する者
  • 組合等の場合は規約等が整備され、構成員の意思が反映されている組織であること
  • 共有設備の場合は代表者が要件を満たし、共有者全員の同意書が必要

中小企業者の定義

  • 中小企業基本法第2条に定める中小企業者

ポイント

「伝産法に基づき指定された伝統的工芸品」の製造事業者であることが大前提です。経済産業大臣の指定を受けた工芸品でなければ対象外となります。また、「災害により生産設備が被害を受けた」という被災証明が必要です。被害状況の写真や修理見積書を早期に準備しておくことが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:対象工芸品・事業者の確認

自社が製造する工芸品が伝産法に基づく指定伝統的工芸品であることを確認します。また、自社が中小企業基本法に定める中小企業者であるか、所属する組合が特定製造協同組合等に該当するかを確認します。

2

ステップ2:被災状況の整理・記録

令和6年能登半島地震または大雨災害による生産設備等の被害状況を整理します。被害の写真、被災前後の設備状態、修理・復旧に必要な費用の見積りなどを準備します。

3

ステップ3:事業計画の策定

事業再開に必要な生産設備の修理・購入計画、原材料確保の計画を策定します。補助対象経費を明確にし、経費の3/4(上限1,000万円)の範囲で申請額を算出します。

4

ステップ4:管轄の経済産業局への相談・申請

所轄の経済産業局(新潟→関東経済産業局、富山・石川→中部経済産業局、福井→近畿経済産業局)に相談し、公募要領に基づいて申請書類を提出します。

5

ステップ5:審査・交付決定・事業実施

申請内容が審査され、交付決定を受けた後、設備の修理・購入や原材料の確保を実施します。事業完了後、実績報告書を提出し、補助金の交付を受けます。

ポイント

管轄する経済産業局が地域によって異なるため、正しい窓口に申請することが重要です。公募要領を熟読し、被災証明や見積書など必要書類を漏れなく準備しましょう。グループや組合としての申請も可能なため、地域の製造事業者同士で連携して共有設備の復旧を図ることも検討してください。

審査と成功のコツ

被災状況の詳細な記録
被害の規模と内容を写真・文書で詳細に記録することが最も重要です。被災直後の写真、修理前の設備状態、使用不能となった原材料の記録などを整理しましょう。
事業再開計画の具体性
どの設備をどのように復旧し、いつ事業を再開するかの具体的な計画を示すことが採択のポイントです。復旧後の生産能力や雇用の維持・回復見通しも含めましょう。
経済産業局への早期相談
各経済産業局の担当者に早い段階で相談し、申請要件や必要書類を正確に把握しましょう。相談段階でアドバイスを受けることで、書類の不備を防げます。
複数事業者での連携申請
同じ地域の伝統工芸品製造事業者がグループを組んで共有設備の復旧を申請することで、個々の負担を軽減しつつ産地全体の復興を加速できます。

ポイント

災害復興事業のため、採択にあたっては被害の深刻さと事業再開の緊急性が重視されます。感情的な訴えではなく、具体的な被害額・復旧計画・事業再開後の見通しを数値で示すことが重要です。過去の採択事例を経済産業局に確認し、参考にすることもお勧めします。

対象経費

対象となる経費

生産設備の修理・購入(5件)
  • 窯・炉の修理・購入
  • 工作機械の修理・購入
  • 手工具・専用工具の購入
  • 乾燥設備の修理・購入
  • 研磨設備の修理・購入
原材料確保(3件)
  • 漆・釉薬等の原材料購入費
  • 原材料の調達に係る運搬費
  • 原材料の品質検査費用
付帯設備(3件)
  • 電気・水道等のインフラ復旧
  • 作業場の簡易修繕費
  • 安全対策設備

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 建物の新築・大規模改修費
  • 土地の取得・造成費
  • 人件費・日当
  • 汎用性の高い事務機器(パソコン等)
  • 自動車等の車両購入費
  • 災害と無関係な設備の購入費
  • 他の補助金で補助される同一経費
  • 消費税及び地方消費税

よくある質問

Qどの伝統的工芸品が対象ですか?
A

伝統的工芸品産業の振興に関する法律(伝産法)に基づき経済産業大臣が指定した伝統的工芸品が対象です。石川県の輪島塗、九谷焼、加賀友禅、新潟県の小千谷縮、富山県の高岡銅器、福井県の越前漆器など、被災県内の指定工芸品が該当します。

Q個人の製造事業者でも申請できますか?
A

はい、伝産法に定める製造事業者であって中小企業基本法に定める中小企業者であれば、個人事業主でも申請可能です。グループでの申請や組合を通じた申請も可能です。

Q補助率と上限額はいくらですか?
A

補助率は3/4以内、補助上限額は1,000万円です。例えば、対象経費が1,200万円の場合、3/4の900万円が補助されます。対象経費が1,500万円の場合は上限の1,000万円となります。

Qどの経済産業局に申請すればよいですか?
A

新潟県は関東経済産業局(TEL: 048-600-0314)、富山県・石川県は中部経済産業局(TEL: 052-951-0597)、福井県は近畿経済産業局(TEL: 06-6966-6022)が管轄です。

Q第1回で申請した場合、第2回も申請できますか?
A

第1回とは別の設備や経費について追加の復旧が必要な場合は、第2回に申請できる可能性があります。詳細は管轄の経済産業局にお問い合わせください。

Qグループで共有する設備も対象ですか?
A

はい、複数者で共有利用する生産設備を購入する場合、代表者が要件を満たせば申請可能です。代表者は共有者全員から同意書を得る必要があります。

Q原材料の確保費用も補助されますか?
A

はい、被災により影響を受けた原材料確保に係る取組費用も補助対象です。漆や釉薬などの原材料の購入費用や調達に係る費用が該当します。

Q大雨災害のみの被害でも対象ですか?
A

大雨災害の被災地域(石川県七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町)に所在し、大雨災害により生産設備が被害を受けた場合は対象となります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は国の制度ですが、被災地域の伝統工芸品事業者向けには他にも多くの支援策があります。石川県の「伝統的工芸品産業復興支援事業」や各市町村の独自復興支援策との組み合わせが可能です。また、中小企業庁のグループ補助金(中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業)で建物や大型設備を復旧し、本補助金で伝統工芸品の生産設備や原材料を確保するという使い分けも効果的です。さらに、日本政策金融公庫の「災害復旧貸付」や、商工中金の「危機対応融資」を活用して自己負担分の資金を確保することも検討できます。文化庁の「文化財等防災対策強化事業」との併用も、伝統工芸品が文化財としての価値を持つ場合には検討に値します。各制度の対象経費を明確に区分し、二重計上を避けることが重要です。

詳細説明

伝統的工芸品産業支援補助金(災害復興事業)の詳細解説

本補助金は、令和6年能登半島地震および大雨災害により被災した伝統的工芸品の製造事業者等の事業再開を支援するための国の補助制度です。日本の伝統文化・工芸技術を次世代に継承するための重要な支援策として位置づけられています。

制度の背景

令和6年1月1日に発生した能登半島地震は、石川県を中心に甚大な被害をもたらしました。さらに同年9月には低気圧と前線による大雨災害が追い打ちをかけ、多くの伝統工芸品の製造事業者が生産設備や原材料に深刻な被害を受けました。輪島塗、九谷焼、加賀友禅、越前漆器など、日本を代表する伝統的工芸品の産地が壊滅的な打撃を受けたことから、国として緊急の支援が行われています。

補助内容

  • 補助率:3/4以内
  • 補助上限額:1,000万円
  • 対象経費:生産設備等の整備費用、原材料確保に係る取組費用

対象地域

能登半島地震の被災県

石川県、新潟県、富山県、福井県の4県が対象です。

大雨災害の被災地域

石川県七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋郡志賀町、鳳珠郡穴水町、鳳珠郡能登町が対象です。

対象者

伝統的工芸品産業の振興に関する法律(伝産法)に基づき指定された伝統的工芸品を製造する、または伝統的工芸品産業の活性化を支援する以下の者であって、生産設備等が災害により被害を受けた者が対象です。

  1. 特定製造協同組合等およびその構成員
  2. 製造事業者(中小企業者)及びそのグループ
  3. 製造協同組合等

複数者で共有利用する生産設備を購入する場合は、代表者が要件を満たせば申請可能です。その場合、共有者全員からの同意書が必要です。

問合せ先(経済産業局別)

  • 関東経済産業局(新潟県管轄):TEL 048-600-0314
  • 中部経済産業局(富山県・石川県管轄):TEL 052-951-0597
  • 近畿経済産業局(福井県管轄):TEL 06-6966-6022
  • 経済産業省本省 伝統的工芸品産業室:TEL 03-3501-1750

申請のポイント

本事業は令和7年度第2回の募集です。第1回で申請できなかった事業者や、追加の設備復旧が必要な事業者にとって重要な機会です。被害状況の写真・記録、復旧計画、経費の見積りを事前に準備し、管轄の経済産業局に早期相談することが採択への近道です。

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