【令和7年度】介護ロボット・ICT導入支援事業費補助金(介護ソフト等)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
職員数に応じた補助上限額(100万円〜250万円)
介護職員数に応じて段階的に上限額が設定されており、事業所の規模に合った適切な支援を受けられます。職員31名以上の場合は最大250万円の補助が可能です。
補助率5分の4(80%)の手厚い支援
対象経費の実支出額の5分の4と補助上限額のいずれか少ない額が補助されるため、自己負担はわずか20%。介護ソフト導入の経済的ハードルを大幅に引き下げます。
ケアプランデータ連携システム活用で5万円加算
令和7年度中に5事業所以上とケアプランデータ連携システムによるデータ連携を実施する場合、補助上限額に5万円が加算。最大303万円の補助を受けられます。
生産性向上支援に最大48万円の追加補助
第三者からの業務改善コンサルティング等に最大48万円の追加補助。テクノロジー導入と業務プロセス改善を一体的に進められます。
全ての介護サービス事業所が対象
施設系から在宅系まで、訪問介護事業所や居宅介護支援事業所を含む全てのサービス事業所が対象。養護老人ホーム・軽費老人ホームも含まれます。
ポイント
対象者・申請資格
対象事業所
- 神奈川県内に所在する介護保険法に基づくサービスを提供する全てのサービス事業所
- 訪問介護事業所や居宅介護支援事業所を含む
- 神奈川県内に所在する老人福祉法に基づく養護老人ホーム及び軽費老人ホーム
補助上限額(職員数別)
- 介護職員数に応じて100万円〜250万円(具体的な区分は交付要領を参照)
- 介護職員31名以上の場合:250万円
加算要件
- 第三者からの生産性向上支援を活用する場合:+48万円
- ケアプランデータ連携システムにより5事業所以上とデータ連携を実施する場合:+5万円
交付要領に基づく要件
- 交付要領に記載されている補助要件等をすべて満たすこと
- 「介護テクノロジー利用の重点分野」のうち「介護業務支援」に該当するテクノロジーの導入であること
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:導入する介護ソフトの選定
自事業所の課題を明確にし、それを解決する介護ソフトを選定します。介護記録ソフト、ケアプラン作成支援ソフト、シフト管理ソフト、請求業務支援ソフトなど、「介護業務支援」に該当するテクノロジーの中から、自事業所のニーズに最も合ったものを選びましょう。複数のベンダーからデモやトライアルを受けて比較検討することをお勧めします。
ステップ2:費用の確認と補助上限額の把握
選定した介護ソフトの見積書を取得し、導入費用を把握します。同時に、自事業所の介護職員数を確認し、該当する補助上限額を特定します。補助率は5分の4ですが、上限額との比較で少ない方が実際の補助額となります。ケアプランデータ連携システムの活用による5万円加算や、生産性向上支援の48万円加算も検討しましょう。
ステップ3:ケアプランデータ連携の準備(加算を目指す場合)
5万円の加算を受けるには、令和7年度中にケアプランデータ連携システムにより5事業所以上とデータ連携を実施する必要があります。連携先となる居宅介護支援事業所やサービス事業所と事前に調整を行い、連携体制を構築しましょう。
ステップ4:申請書類の作成・提出
交付要領を確認のうえ、申請に必要な書類を準備します。導入する介護ソフトの仕様書、見積書、導入計画、事業所の概要等を揃え、所定の方法で申請します。かながわ福祉サービス振興会のHPで最新の申請情報を確認してください。
ステップ5:交付決定・導入・運用開始
審査を経て交付が決定されたら、介護ソフトの導入を進めます。導入時には職員への操作研修を実施し、スムーズな運用開始を図りましょう。導入後の効果測定と実績報告も忘れずに行ってください。
ポイント
審査と成功のコツ
現場スタッフの意見を反映したソフト選定
段階的な導入と丁寧な研修
ケアプランデータ連携による地域DXの推進
生産性向上支援の戦略的活用
導入効果の可視化と継続的な改善
ポイント
対象経費
対象となる経費
介護ソフト(5件)
- 介護記録ソフト(ライセンス費・初期導入費)
- ケアプラン作成支援ソフト
- シフト管理・勤怠管理ソフト
- 請求業務支援ソフト
- ケアプランデータ連携システム導入費
端末・周辺機器(4件)
- タブレット端末
- スマートフォン
- インカム・音声入力機器
- バーコードリーダー等の入力支援機器
通信環境整備(3件)
- Wi-Fiアクセスポイント
- ネットワーク機器
- 配線工事費
生産性向上支援(3件)
- 外部コンサルティング費用
- 業務分析・改善支援費
- 導入研修・トレーニング費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 介護テクノロジーの重点分野に該当しない機器・ソフトウェア
- ランニングコスト(月額利用料・保守料等の継続費用)
- 消耗品費
- 人件費
- 土地・建物の取得・改修費用
- 汎用的なパソコン・プリンター等の事務機器
- 他の補助金で賄われる経費
- パッケージ型に該当する組み合わせ導入の経費
よくある質問
Q介護ソフト等の枠での最大補助額はいくらですか?
基本上限額250万円(介護職員31名以上の場合)に、生産性向上支援加算48万円、ケアプランデータ連携加算5万円を加えて、最大303万円です。
Qパッケージ型と介護ソフト等の枠の違いは何ですか?
パッケージ型は介護業務支援テクノロジーと連動機器の組合せ導入が必須で上限1,000万円。介護ソフト等の枠は介護ソフト単体での導入が可能で、上限は100万円〜250万円(職員数による)です。導入規模や内容に応じて適切な枠を選択してください。
Q補助率はどのように計算されますか?
補助上限額と対象経費の実支出額の5分の4(80%)を比較して、少ない方の額が補助金額となります。例えば、実支出額が200万円の場合、80%は160万円で、上限額が250万円なら160万円が補助額です。
Qケアプランデータ連携加算の要件は何ですか?
令和7年度中にケアプランデータ連携システムにより5事業所以上とデータ連携を実施する場合、補助上限額に5万円が加算されます。連携先事業所との事前調整が必要です。
Q訪問介護事業所でも申請できますか?
はい、神奈川県内の介護保険法に基づくサービスを提供する全てのサービス事業所が対象であり、訪問介護事業所も申請可能です。
Q月額利用料やランニングコストも補助対象ですか?
いいえ、月額利用料や保守料等のランニングコストは補助対象外です。初期導入費用(ライセンス費、設定費、導入研修費等)が対象となります。
Q介護職員数によって補助上限額はどう変わりますか?
介護職員数に応じて100万円〜250万円の範囲で上限額が設定されています。介護職員31名以上の場合は最大250万円です。具体的な区分は交付要領をご確認ください。
Q生産性向上支援とは何ですか?
第三者(コンサルティング事業者等)から受ける業務改善のための支援です。業務プロセスの分析、ソフト導入の効果最大化のためのアドバイス、運用体制の構築支援などが含まれ、最大48万円の追加補助を受けられます。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は介護ソフト等の導入に特化した制度ですが、同じ神奈川県の介護テクノロジー支援制度との使い分けが重要です。パッケージ型補助金(上限1,000万円)は介護業務支援テクノロジーと連動機器の組み合わせ導入が対象であり、大規模な導入にはそちらが適しています。まず介護ソフト等の枠でソフトウェアを導入し、次年度以降にパッケージ型で見守りセンサー等を追加するという段階的な戦略も考えられます。また、厚生労働省が推進する介護職員の処遇改善加算と組み合わせることで、ICT導入による業務効率化と処遇改善を両輪で進められます。ケアプランデータ連携システムの導入は、今後の報酬改定でも加算要件化が進む可能性があるため、先行投資として戦略的に活用する価値があります。
詳細説明
介護ロボット・ICT導入支援事業費補助金(介護ソフト等)の概要
本補助金は、神奈川県が介護サービス事業者の介護ソフト等の導入を支援する制度です。介護業務支援に該当する介護ソフトやICT機器の導入に対し、事業所の規模に応じて最大303万円の補助を行います。
制度の背景
介護人材の確保が全国的な課題となる中、ICTの活用による業務効率化は、介護現場の働き方改革の柱として位置づけられています。本事業は、介護ソフト等の導入を通じて以下の効果を実現することを目指しています。
- 記録業務等の事務作業負担の軽減
- 情報共有の迅速化とケアの質の向上
- 業務効率化による職場環境の改善
- 介護人材の定着促進
補助内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 補助上限額と対象経費の実支出額の5分の4を比較して少ない方 |
| 基本上限額 | 100万円〜250万円(介護職員数に応じて) |
| 生産性向上支援加算 | +48万円(第三者支援活用時) |
| データ連携加算 | +5万円(ケアプランデータ連携5事業所以上) |
| 最大補助額 | 303万円(250万円+48万円+5万円) |
補助上限額の目安(介護職員数別)
介護職員の人数に応じて補助上限額が設定されています。介護職員31名以上の事業所は最大250万円、それ以下の事業所は100万円〜の設定です。正確な区分は交付要領をご確認ください。
対象事業所
- 神奈川県内の介護保険法に基づくサービスを提供する全てのサービス事業所
- 訪問介護事業所、居宅介護支援事業所を含む
- 老人福祉法に基づく養護老人ホーム、軽費老人ホーム
パッケージ型との違い
| 比較項目 | 介護ソフト等 | パッケージ型 |
|---|---|---|
| 基本上限額 | 100万円〜250万円 | 1,000万円 |
| 導入要件 | 介護ソフト等の単体導入可 | 介護業務支援+連動機器の組合せ必須 |
| 対象範囲 | 主に介護ソフト・ICT機器 | 介護ロボット含む大規模導入 |
| 適した事業所 | まずはソフトから導入したい事業所 | 大規模なテクノロジー導入を計画する事業所 |
ケアプランデータ連携システムについて
令和7年度中にケアプランデータ連携システムにより5事業所以上とデータ連携を実施する場合、補助上限額に5万円が加算されます。ケアプランデータ連携システムは、居宅介護支援事業所とサービス事業所間でケアプランのデータをオンラインでやりとりするシステムで、FAXや紙でのやりとりを効率化できます。
問い合わせ先
(委託先)公益社団法人かながわ福祉サービス振興会 コンサルティング事業部
- 電話番号:045-514-1263
- HP:https://carerobot.kanafuku.jp/action/hojyo07.html
- 神奈川県HP:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/cnt/f420373/p1075201.html