募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約45

【経済産業省】ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(15次締切)

基本情報

補助金額
1000万円
0円1000万円
募集期間
2023-04-19 〜 2023-07-28
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(通称「ものづくり補助金」)は、中小企業・小規模事業者が革新的な設備投資や試作品開発・生産プロセス改善に取り組む際の費用を国が支援する制度です。経済産業省が所管し、補助上限額は最大1,000万円と大規模な支援が受けられる点が特徴です。働き方改革・最低賃金引き上げ・インボイス制度導入といった外部環境の変化に対応しながら事業の生産性を向上させたい事業者が主な対象です。製造業に限らず、商業・サービス業も含む幅広い業種の中小企業・小規模事業者が申請でき、革新的な製品・サービス開発や生産ラインの自動化・デジタル化に積極的に投資する意欲のある企業に特に意義のある補助金です。

この補助金の特徴

1

幅広い業種が対象の大型補助金

製造業だけでなく、卸売業・小売業・飲食業・宿泊業・医療・福祉・情報通信業など、ほぼ全業種の中小企業が対象です。補助上限額は最大1,000万円と大型で、設備投資・ITシステム導入・試作品開発など多様な取り組みに使えます。

2

革新性・生産性向上が審査の核心

単なる既存設備の更新ではなく、「革新的」な取り組みであることが求められます。新製品・新サービスの開発、または生産プロセスの大幅な効率化・自動化が対象で、付加価値額の向上計画を数値で示す必要があります。

3

制度変更への対応支援という政策的背景

働き方改革・被用者保険の適用拡大・賃上げ・インボイス制度導入といった複数の制度変更に対応するための投資として位置づけられており、これらへの対応策を事業計画に組み込むことで申請の説得力が高まります。

4

複数年にわたる継続的な補助スキーム

ものづくり補助金は年間複数回の締切があり、15次締切まで継続されてきた実績ある制度です。採択後も定期的なモニタリング・報告義務があり、補助事業実施期間中は進捗管理が必要になります。

ポイント

ものづくり補助金は「革新性」と「生産性向上の数値根拠」が採否を分ける制度です。単なる設備更新では採択されず、付加価値額を年率3%以上向上させる計画の明示が必要です。制度変更(賃上げ・インボイス等)への対応を事業計画に盛り込むことで、政策意図との整合性が高まり、採択率向上につながります。

対象者・申請資格

法人格・組織形態

  • 中小企業者(会社法上の株式会社・合名会社・合資会社・合同会社等)
  • 個人事業主
  • 特定非営利活動法人(NPO法人)

所在地・拠点要件

  • 日本国内に本社を有すること
  • 補助事業の実施場所が日本国内であること

業種

  • 漁業、農業、林業、鉱業・採石業・砂利採取業
  • 建設業、製造業
  • 電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業
  • 運輸業・郵便業、卸売業・小売業
  • 金融業・保険業、不動産業・物品賃貸業
  • 学術研究・専門・技術サービス業
  • 宿泊業・飲食サービス業、生活関連サービス業・娯楽業
  • 教育・学習支援業、医療・福祉
  • 複合サービス事業、その他サービス業
  • 公務(他に分類されるものを除く)、分類不能の産業

事業要件

  • 革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセス改善を行う設備投資等であること
  • 付加価値額の向上に関する事業計画を作成・提出できること

規模要件

  • 中小企業・小規模事業者の定義に該当すること(業種ごとに資本金・従業員数の基準あり)

ポイント

見落としやすい要件として、「本社所在地が国内であること」に加え「補助事業の実施場所も国内であること」の両方が求められます。また、NPO法人も申請可能ですが、大企業の子会社や関連会社で実質的に中小企業に該当しない場合は対象外となります。一見対象外に見える業種(飲食・小売等)も、革新的な取り組みであれば申請可能です。

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申請ガイド

1

ステップ1: 事前準備・情報収集

公募要領を精読し、自社の取り組みが「革新的」な要件を満たすか確認します。認定支援機関(商工会議所・金融機関・中小企業診断士等)に相談し、事業計画の方向性を固めます。GビズIDプライムアカウントの取得が必要なため、未取得の場合は早期に手続きを開始してください(取得まで数週間かかる場合があります)。

2

ステップ2: 事業計画書の作成

審査の核心となる事業計画書を作成します。現状課題→解決策→実施内容→期待効果(付加価値額の数値目標含む)の流れで論理的に記述します。設備投資の見積書(複数社)も取得します。

3

ステップ3: 電子申請

jGrantsシステム(電子申請システム)からGビズIDを使ってオンライン申請します。申請書類をアップロードし、締切前に余裕を持って提出します。

4

ステップ4: 審査・採択発表

書類審査(一次審査)および必要に応じて口頭審査が実施されます。採択結果は公式サイト・jGrantsにて発表されます。

5

ステップ5: 採択後の手続き・補助事業実施

交付申請→交付決定後に補助事業を開始します(交付決定前の発注・購入は原則補助対象外)。事業完了後に実績報告書を提出し、確定検査を経て補助金が交付されます。その後も定期的なモニタリング報告が必要です。

ポイント

最も手間がかかるのは事業計画書の作成と、GビズIDプライムの取得です。GビズIDは取得まで2〜3週間かかる場合があるため、申請を検討した時点で即座に手続きを開始してください。認定支援機関との連携は必須ではない場合もありますが、早めに相談することで計画の質が大幅に向上します。

審査と成功のコツ

革新性の明確な説明
「既存設備の老朽化更新」ではなく、「新たな付加価値を生む革新的取り組み」であることを明確に記述することが重要です。競合他社との差別化ポイント、新製品・新サービスの市場性、技術的な新規性を具体的に示してください。採択されない事例の多くは、革新性が曖昧・抽象的な場合です。
付加価値額向上の数値計画
付加価値額(営業利益+人件費+減価償却費)を年率3%以上向上させる計画を、根拠のある数値で示す必要があります。単なる希望値ではなく、市場データ・受注予測・コスト削減効果の積み上げで裏付けた計画が評価されます。
賃上げ・雇用への言及
採択後に給与支給総額を増加させる計画を明示することで加点されます。賃上げ意欲を具体的な数値(前年比〇%増)で示すと審査で有利になります。
設備投資と事業目標の整合性
導入する設備・システムが、どのように生産性向上・新製品開発につながるか、因果関係を明確に記述してください。設備の仕様と事業計画が乖離していると審査評価が下がります。
認定支援機関の確認・連携
認定支援機関(商工会議所・税理士・中小企業診断士等)の確認を受けた事業計画は信頼性が高まります。認定支援機関との連携実績・コメントを盛り込むと効果的です。

ポイント

採択の最重要ポイントは「革新性の具体的な説明」と「付加価値額向上の数値根拠」の2点です。革新性は「業界初」「自社初」のいずれかの観点で明示し、付加価値額の計算式と向上シナリオを財務データに基づいて示すことで、審査委員の評価が大幅に向上します。

対象経費

対象となる経費

機械装置・システム構築費(4件)
  • 製造装置・加工機械の購入費
  • 生産ラインの自動化設備費
  • IoTシステム・センサー導入費
  • 専用ソフトウェア・制御システム費
技術導入費(2件)
  • 特許権等の知的財産権の取得費
  • 技術ライセンス費用
専門家経費(2件)
  • 外部専門家への謝金・旅費
  • コンサルタント費用(上限あり)
運搬費(2件)
  • 設備・機械の搬入・据付費用
  • 試作品・材料の運搬費
クラウドサービス利用費(2件)
  • クラウドシステムの利用料(補助事業期間内)
  • SaaSツールの導入・利用費
原材料費(2件)
  • 試作品開発に必要な原材料・部品費
  • 実証実験用の材料費
外注費(2件)
  • 試作品・製品の製造外注費
  • システム開発の一部外注費(上限あり)
知的財産権等関連経費(2件)
  • 特許出願・維持費用
  • 商標登録費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地・建物の購入費・賃借料(一般的には対象外)
  • 交付決定前に発注・購入した設備・サービスの費用
  • 補助事業と直接関係のない汎用性の高い事務用品・パソコン等
  • 役員報酬・オーナー人件費
  • 既存設備の修繕・メンテナンス費用(単純更新)
  • 飲食費・接待交際費
  • 消費税(課税事業者の場合)
  • 補助事業実施期間外に発生した費用

よくある質問

Qものづくり補助金に申請できる業種を教えてください。
A

製造業だけでなく、漁業・農業・林業・建設業・情報通信業・運輸業・卸売業・小売業・金融業・不動産業・学術研究・専門サービス業・宿泊業・飲食サービス業・医療・福祉・教育など、ほぼ全業種が対象です。「ものづくり」という名称ですがサービス業・商業も申請できます。ただし、補助対象の取り組みが「革新的」である必要があります。

Q補助率と補助上限額はどのくらいですか?
A

補助上限額は最大1,000万円です。補助率については公募要領に詳細が記載されますが、一般的には補助対象経費の1/2(中小企業)または2/3(小規模事業者・一定条件を満たす場合)となっています。申請する枠(通常枠・グリーン枠・グローバル市場開拓枠等)によって補助上限額や補助率が異なる場合があるため、公募要領を必ず確認してください。

Q「革新的」とはどのような意味ですか?どう証明すればよいですか?
A

ものづくり補助金における「革新的」とは、既存事業の単純な維持・更新ではなく、新たな付加価値を生む取り組みを指します。具体的には、「業界初」「自社初」の新製品・新サービス・新プロセスであることを事業計画書で明示します。競合他社との差別化ポイント・市場ニーズへの対応・技術的な新規性を、客観的なデータや市場調査を根拠に説明することが求められます。

QGビズIDとは何ですか?どこで取得できますか?
A

GビズIDは、国が提供するビジネス向けの共通認証システムです。ものづくり補助金の電子申請(jGrantsシステム)に必須のアカウントです。GビズIDプライムの取得は、GビズID公式サイト(gbiz-id.go.jp)から申請でき、書類審査・マイナンバーカード等による本人確認が必要です。取得まで2〜3週間かかる場合があるため、申請を検討した時点で早急に手続きを開始してください。

Q採択されてからいつ設備を購入できますか?
A

採択通知後、交付申請を行い、交付決定通知を受け取った後に設備の発注・購入が可能です。採択通知を受けただけの段階での発注・購入は補助対象外となるため、必ず交付決定後に手続きを進めてください。交付申請から交付決定まで数週間〜数か月かかる場合があります。スケジュールに余裕を持って計画することが重要です。

Q個人事業主でも申請できますか?
A

はい、個人事業主も申請できます。中小企業者だけでなく、個人事業主・小規模事業者・特定非営利活動法人(NPO法人)も対象です。ただし、日本国内に事業の実施場所を有することが要件です。申請にはGビズIDプライムの取得が必要となりますので、事前に用意しておいてください。

Q認定支援機関のサポートは必須ですか?費用はかかりますか?
A

ものづくり補助金の申請において、認定支援機関の確認・連携は一部の申請要件として求められる場合があります(公募要領により異なります)。商工会議所・商工会では会員向けに無料相談・支援を行っている場合が多くあります。税理士・中小企業診断士等の専門家に依頼する場合は費用が発生しますが、採択率向上の観点から専門家のサポートを活用することを推奨します。

Q補助金受給後に何か義務はありますか?
A

補助事業完了後、実績報告書の提出と確定検査が必要です。その後も一定期間(一般的に5年間程度)は事業の実施状況・付加価値額等のモニタリング報告義務があります。また、補助金で取得した設備等の財産は、定められた期間内に処分・転用する場合は事前承認が必要です。補助事業終了後も長期間にわたる義務があることを念頭に置いて申請してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

ものづくり補助金は、他の国の補助金との重複申請は原則として制限されています。同一の補助対象経費に対して複数の補助金を受け取ることはできません。ただし、補助対象経費が異なる場合は、別の補助金・助成金と併用できる場合があります。具体的な活用例として、ものづくり補助金で製造設備を導入しつつ、IT導入補助金でその設備と連携する基幹システム(ERP・在庫管理)を導入するという組み合わせが可能な場合があります(対象経費が重複しない場合)。また、雇用関連の助成金(キャリアアップ助成金・人材開発支援助成金等)は補助対象経費が人件費であるため、ものづくり補助金の設備投資とは補助対象が異なり、一般的に併用可能です。省エネ設備の導入を検討している場合、経済産業省の省エネ補助金との併用も、対象経費が重複しなければ可能な場合がありますが、申請前に必ず事務局に確認することが重要です。地方自治体の補助金との併用については、各自治体のルールによって異なります。ものづくり補助金との重複を禁止していない自治体の場合、補助率・補助額の合計が実際の経費を超えない範囲で併用できる場合があります。申請前に必ず公募要領の「他の補助金等との重複禁止」条項を確認し、不明な点は事務局または認定支援機関に相談することを強くおすすめします。

詳細説明

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金とは

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(通称「ものづくり補助金」)は、経済産業省・中小企業庁が所管する中小企業・小規模事業者向けの大型補助金制度です。年間複数回の公募締切が設けられており、15次締切まで継続されてきた実績ある補助制度です。補助上限額は最大1,000万円で、革新的な設備投資・試作品開発・生産プロセスの改善を支援します。

制度の背景と目的

この補助金は、中小企業・小規模事業者が今後複数年にわたり直面する以下の制度変更に対応するために設けられています。

  • 働き方改革:時間外労働の上限規制・同一労働同一賃金への対応
  • 被用者保険の適用拡大:社会保険加入義務の拡大への対応
  • 最低賃金の引き上げ:人件費上昇を吸収するための生産性向上
  • インボイス制度導入:消費税制度変更への対応コスト吸収

これらの外部環境変化を乗り越えながら、競争力を強化するための設備投資・革新的取り組みを後押しするのが本制度の核心的な目的です。

対象となる取り組み

ものづくり補助金で支援される取り組みは、大きく以下の3つに分類されます。

  • 革新的サービス開発:新たなサービス・ビジネスモデルの構築に必要な設備・システムの導入
  • 試作品開発:新製品・新素材・新機能を持つ製品の試作・実証に必要な設備投資
  • 生産プロセスの改善:製造工程の自動化・効率化・省力化に向けた設備更新(ただし「革新的」な改善であることが必要)

補助対象経費の詳細

一般的に補助対象となる経費は以下のとおりです。

  • 機械装置・システム構築費:製造装置・加工機械・生産ラインの自動化設備・IoTシステム等
  • 技術導入費:特許権等の知的財産権の取得費・技術ライセンス料
  • 専門家経費:外部専門家への謝金・旅費(上限あり)
  • 運搬費:設備・機械の搬入・据付費用
  • クラウドサービス利用費:補助事業期間内のクラウドシステム利用料
  • 原材料費:試作品開発に必要な原材料・部品費
  • 外注費:試作品製造・システム開発の一部外注費(上限あり)
  • 知的財産権等関連経費:特許出願・維持費用

申請要件と審査のポイント

申請にあたっては、以下の要件を満たす必要があります。

  • 日本国内に本社および補助事業実施場所を有する中小企業者または特定非営利活動法人であること
  • 革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセス改善を行う事業計画を有すること
  • 付加価値額(営業利益+人件費+減価償却費)を年率平均3%以上向上させる計画であること(一般的な要件)
  • 給与支給総額を年率平均1.5%以上向上させる計画であること(一般的な要件)

審査では革新性・技術面の優位性・事業化見込み・費用対効果・賃上げ計画などが評価されます。事業計画書の論理的な記述と数値の裏付けが採択の鍵となります。

GビズIDと電子申請について

ものづくり補助金の申請はjGrantsシステムを通じてオンラインで行います。申請にはGビズIDプライムアカウントが必要です。GビズIDの取得には2〜3週間程度かかる場合があるため、申請を検討した段階で即座に取得手続きを開始することが重要です。

採択後の義務と注意事項

採択後は以下の義務が発生します。

  • 交付申請:採択後、速やかに交付申請を行い、交付決定を受けてから補助事業を開始すること
  • 実績報告:事業完了後に実績報告書を提出し、確定検査を受けること
  • モニタリング報告:補助事業終了後も一定期間、事業の実施状況・付加価値額の推移等を報告すること
  • 財産管理:補助金で取得した財産(設備等)は、定められた期間中は目的外使用・処分が制限されること

特に交付決定前の発注・契約・購入は補助対象外となるため、この点は厳守が必要です。採択通知を受けた後も、交付決定前に動いてしまうケースが散見されるため、十分に注意してください。

認定支援機関の活用

ものづくり補助金の申請において、認定支援機関(商工会議所・商工会・金融機関・税理士・中小企業診断士等)のサポートを活用することを強くおすすめします。認定支援機関は事業計画書の作成アドバイス・確認を行ってくれるほか、補助金申請のノウハウを豊富に持っています。無料相談を行っている機関も多いため、早めに相談窓口に足を運ぶことが採択率向上に直結します。