募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

【三次公募】令和6年度補正予算 災害時の強靱性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金

基本情報

補助金額
3.6億円
補助率: 1/2、1/3(補助額上限、補助率の詳細は交付規程を参照ください)
0円3.6億円
募集期間
2025-06-03 〜 2025-10-31
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

本補助金は、令和6年度補正予算による三次公募として実施される、災害時の停電対応型天然ガス利用設備の導入支援制度です。停電対応型コージェネレーションシステム(ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池)および停電対応型ガスエンジンヒートポンプエアコンの導入を支援し、災害時の強靱性向上と平時の環境対策の両立を図ります。家庭用需要を除く全業種を対象とし、災害時に地域住民に空間・物資・情報等を提供可能な施設への設置が要件です。中圧導管または耐震性を向上させた低圧導管によるガス供給が必要です。補助上限額は最大3億6,000万円、補助率は1/2または1/3で、大規模施設への設備導入を強力に支援します。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)は対象外です。

この補助金の特徴

1

停電対応型コージェネ・GHPの導入を強力支援

ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池によるコージェネレーションシステム、および停電対応型ガスエンジンヒートポンプエアコン(GHP)の導入が対象です。停電時にも自立運転で電力・空調を供給し続ける設備を補助します。

2

令和6年度補正予算による追加支援

令和6年度補正予算の三次公募であり、通常予算とは別枠の追加支援です。補正予算による手厚い支援を活用できる機会であり、予算消化のため採択率が比較的高い可能性があります。

3

最大3億6,000万円の大規模補助上限

大型コージェネレーションシステムの導入にも対応可能な補助上限額が設定されています。病院、大型商業施設、公共施設など、大規模設備の導入を検討する事業者にとって有利な制度です。

4

地域住民への災害時貢献が要件

災害時に地域住民に対して空間、物資、情報等の提供を行うことが可能な施設への設置が要件です。単なる自社のBCP対策だけでなく、地域社会への貢献が求められます。

5

jGrants以外の申請方法も可能

やむを得ない理由の場合、電子メールや郵送による申請も認められています。IT環境が整っていない事業者でも申請のハードルが下がります。

ポイント

令和6年度補正予算の三次公募は、予算執行期限の関係で採択後の事業実施スピードが求められます。設備メーカー・施工業者との連携体制を事前に構築し、採択後速やかに着工できる準備を整えておくことが重要です。同時期に令和7年度予算の公募(ID401)も実施されているため、両方の公募要領を比較検討してください。

対象者・申請資格

事業者の要件

  • 家庭用需要を除く全業種が対象
  • 日本国内に事業所を有すること
  • 暴力団等の反社会的勢力に該当しないこと

設備の要件

  • 天然ガスを主原料とするガスを燃料とした設備であること
  • 中圧導管または耐震性を向上させた低圧導管等によるガス供給を受けること
  • 系統電力の停電時に発電または空調を開始・継続できる設備であること
  • 導入後の設備に運転状況確認用の専用計測装置を取り付けること

設置施設の要件

  • 以下のいずれかの施設で、災害時に地域住民に空間・物資・情報等を提供可能であること
  • (ア)防災計画指定の避難所等
  • (イ)防災上中核となる施設(活動拠点等)
  • (ウ)自治体と防災協定を締結している(見込み含む)施設
  • ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)は対象外

ポイント

ID401(令和7年度予算)との違いとして、本公募では天然ガスステーション設備は対象外で、コージェネ・GHPに特化しています。また、ZEBが明確に除外されている点にも注意してください。補正予算のため事業完了期限が設定されている可能性が高く、工期の見通しを事前に確認しておくことが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:設置施設の防災拠点要件の確認

設備を設置する施設が防災計画指定施設、防災中核施設、または自治体との防災協定締結(見込み含む)施設であるかを確認します。さらに、ZEBに該当しないことも確認が必要です。自治体の防災担当部署に相談し、施設の防災上の位置づけを明確にしてください。

2

ステップ2:ガス供給方式の確認と設備選定

中圧導管または耐震性を向上させた低圧導管によるガス供給が可能であることをガス事業者に確認します。施設の電力・熱需要に基づいて最適なコージェネまたはGHPの仕様を検討し、設備メーカー・施工業者から見積もりを取得してください。

3

ステップ3:申請方法の選択と準備

jGrants(電子申請システム)での申請が原則です。GビズIDプライムアカウントを事前に取得してください。やむを得ない理由でjGrantsを利用できない場合は、事前にセンターに連絡し、電子メールまたは郵送での申請許可を得てください。推奨ブラウザ(Chrome、Firefox、Edge等)の最新バージョンを使用してください。

4

ステップ4:申請書類の作成と提出

交付規程に基づき申請書類を作成します。設備仕様書、見積書、施設の防災拠点を証明する書類、災害時の活用計画書等を準備します。jGrantsまたは承認された代替方法で申請を提出してください。

5

ステップ5:交付決定後の事業実施

採択・交付決定後に設備工事に着手します。補正予算のため事業完了期限に特に注意が必要です。計測装置の設置と運転データの記録体制を整え、完了後は実績報告書を提出します。

ポイント

補正予算事業は通常予算に比べて事業完了期限が厳しい傾向にあります。申請前に設備の納期と工事期間を確認し、期限内に確実に完了できる計画を立ててください。InternetExplorerやEdgeのIEモードではjGrantsでエラーが発生するため、必ず推奨ブラウザを使用してください。

審査と成功のコツ

災害時の地域貢献計画の具体性
「地域住民への空間・物資・情報等の提供」を具体的にどのように行うか、受入人数、提供サービス、運用体制を詳細に記載してください。自治体の防災担当者との事前協議内容も添えると説得力が増します。
停電時の自立運転シミュレーション
停電発生時の設備自動切替から安定運転までのプロセス、継続運転可能時間、供給可能電力量を具体的なデータで示してください。ガス供給の途絶リスクへの対策も記載します。
コージェネの総合効率とCO2削減効果
平時における総合エネルギー効率(電力効率+熱回収効率)を算出し、従来システムとの比較でCO2削減量を定量的に示します。年間の経済効果(電力コスト・熱源コストの削減額)も合わせて記載してください。
事業の実現可能性と工期管理
設備の調達計画、施工スケジュール、完了までの工程表を明確に示し、事業完了期限内に確実に完了できることを証明してください。特に補正予算事業では工期管理が重要な審査ポイントです。

ポイント

補正予算の三次公募という位置づけから、事業の速やかな実施が強く求められます。設備メーカーからの納期確認書の添付や、施工業者の施工体制図の提示など、実現可能性を裏付ける資料を充実させることが採択の鍵です。

対象経費

対象となる経費

コージェネレーションシステム(5件)
  • ガスエンジン本体費
  • ガスタービン本体費
  • 発電機費
  • 排熱回収装置費
  • 制御盤・監視装置費
燃料電池(3件)
  • 燃料電池本体費
  • 改質器費
  • 付属装置・制御装置費
停電対応型GHP(3件)
  • ガスエンジンヒートポンプエアコン本体費
  • 室外機・室内機費
  • 停電時自立運転ユニット費
付帯設備・工事費(5件)
  • 設備据付工事費
  • 電気工事費
  • 配管工事費
  • 基礎工事費
  • 計測装置費
その他(2件)
  • 設計費
  • 申請手続き支援費

対象外の経費

対象外の経費一覧(10件)
  • 土地の取得費・造成費
  • 建物の新築・増築費(設備設置に直接関係しない部分)
  • 消費税及び地方消費税
  • 交付決定前に着手した工事の費用
  • 維持管理費・メンテナンス費
  • 保険料
  • 一般管理費・間接経費
  • ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)への設置費用
  • ガス導管の新設・延伸費用
  • 家庭用設備の導入費用

よくある質問

Q令和7年度予算の同名補助金(ID401)との違いは何ですか?
A

本公募は令和6年度補正予算によるもので、コージェネ・GHPが対象です。令和7年度予算の公募では天然ガスステーション設備も対象に含まれています。また、補正予算のため事業完了期限が異なる場合があります。予算の出所が異なるため、併願も可能な場合があります。

QZEB(ゼブ)とは何ですか?なぜ対象外なのですか?
A

ZEBとは、エネルギー消費量が正味でおおむねゼロ以下となる建築物です。ZEBは既にエネルギー効率が高いため、本補助金の対象外とされています。ZEB向けには別途の支援制度があります。

QInternetExplorerで申請できますか?
A

Internet Explorerでの申請は推奨されておらず、添付ファイルがシステムに取り込めない等のエラーが報告されています。Chrome、Firefox、Edgeの最新バージョンをご利用ください。EdgeのIEモードも同様にエラーが生じるため使用しないでください。

Q電子メールや郵送での申請は可能ですか?
A

やむを得ない理由でjGrantsを利用できない場合に限り、事前にセンター(都市ガス振興センター)の承認を得た上で、電子メールまたは郵送での申請が可能です。必ず事前に連絡してください。

Q個人住宅への設備導入は対象ですか?
A

家庭用需要は対象外です。事業用施設で、かつ災害時に地域住民に空間・物資・情報等を提供可能な施設が対象となります。

Q既存の非常用発電機がある施設でも申請できますか?
A

既存の非常用発電機の有無に関わらず申請可能です。ディーゼル非常用発電機は燃料備蓄に限界がありますが、天然ガスコージェネはガス導管からの継続供給により長時間運転が可能という優位性があります。

Q補助金と併せて税制優遇も受けられますか?
A

中小企業防災・減災投資促進税制(事業継続力強化計画の認定が必要)との併用が可能です。補助金で初期投資を抑えつつ、税制優遇でさらに実質負担を軽減できます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は令和6年度補正予算の事業ですが、同時期に令和7年度予算の公募(天然ガスステーション設備も含む)も行われています。自社の導入計画に最適な公募を選択するか、設備を分けて両方に申請することも検討できます。他の補助金との組み合わせとしては、建物の断熱改修に「先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金」を活用する方法や、太陽光発電・蓄電池の併設に「ストレージパリティ補助金」を活用する方法があります。同一設備への重複受給は不可ですが、異なる設備であれば併用可能です。また、事業継続力強化計画の認定を受けることで、中小企業防災・減災投資促進税制との併用も可能となり、さらなる負担軽減が図れます。

詳細説明

令和6年度補正予算 災害時の強靱性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金とは

本補助金は、令和6年度補正予算を財源として、一般社団法人都市ガス振興センターが執行する補助制度の三次公募です。災害時に停電が発生しても電力・空調の供給を継続できる天然ガス利用設備の導入を支援し、地域の防災力向上と平時の環境対策を同時に実現することを目的としています。

補正予算事業としての特徴

令和6年度補正予算による追加的な支援策であり、通常予算とは別枠で予算が確保されています。三次公募まで実施されていることは、設備導入ニーズの高さと予算規模の大きさを示しています。補正予算のため事業完了期限が設定される場合があり、速やかな事業実施が求められます。

対象設備

停電対応型コージェネレーションシステム

ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池を原動機とするコージェネレーションシステムで、系統電力の停電時にも自立運転により発電を継続できるものが対象です。発電と同時に排熱を空調・給湯に利用することで、高い総合エネルギー効率を実現します。

停電対応型ガスエンジンヒートポンプエアコン(GHP)

ガスエンジンで駆動するヒートポンプ式空調設備で、停電時にも空調運転を継続できるものが対象です。特に避難所施設での夏季の熱中症対策、冬季の低体温症対策に有効です。

設置施設の要件

設備を設置する施設は、災害時に地域住民に空間・物資・情報等を提供できる以下の施設であることが求められます。

  • 国・地方公共団体の防災計画で指定された避難所等
  • 防災上中核となる活動拠点施設
  • 国・地方公共団体と防災協定を締結(見込み含む)している施設

ただし、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)に該当する建築物は対象外です。

ガス供給の耐震性要件

本補助金では、ガス供給の確実性が重要な要件です。中圧導管(地震に対して高い耐性を持つ)によるガス供給を受けること、または耐震性を向上させた低圧導管等による供給が必要です。大規模地震時でもガス供給が維持されることで、コージェネの継続運転が保証されます。

補助率と補助上限額

補助率は設備の種類・規模に応じて1/2または1/3が適用されます。補助上限額は最大3億6,000万円と大規模です。詳細な補助率・上限額は交付規程に記載されていますので、公募説明会資料と合わせてご確認ください。

申請方法

原則としてjGrants(電子申請システム)から申請します。推奨ブラウザはChrome、Firefox、Edge(最新バージョン)で、Internet ExplorerやEdgeのIEモードは使用しないでください。やむを得ない理由でjGrantsを利用できない場合は、事前にセンターに連絡の上、電子メールまたは郵送での申請が認められます。

事業実施上の注意点

交付決定前の着工は補助対象外です。設備導入後は専用の計測装置による運転状況のモニタリングが義務付けられています。補正予算事業のため、事業完了期限には特に注意してください。