募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約45

令和8年度ロシア・中央アジア地域等情報収集・提供等事業

基本情報

補助金額
2.4億円
補助率: 定額補助(10/10)
0円2.4億円
募集期間
2026-02-06 〜 2026-03-02
対象地域日本全国
対象業種分類不能の産業
使途新たな事業を行いたい

この補助金のまとめ

本事業は経済産業省が実施する、ロシア及び中央アジア・コーカサス地域等に関する情報収集・提供とビジネス環境整備を目的とした大型補助金です。2022年のロシアによるウクライナ侵略以降、対ロ制裁の影響を受ける日本企業への情報提供と、中央アジア地域等との経済関係強化という二つの柱で構成されています。補助上限額は2億4,200万円(定額補助10/10)と国家プロジェクト級の規模であり、「投資環境整備ネットワーク」の設立やビジネスフォーラム開催を通じた包括的な経済外交支援事業です。ロシア及び中央アジア地域での高度な専門性と現地ネットワークを持つ極めて限られた機関のみが対象となります。

この補助金の特徴

1

2億4,200万円の超大型定額補助

補助率10/10、上限2億4,200万円という国家プロジェクト級の予算規模です。ロシア関連の情報収集・提供と中央アジア地域等のビジネス環境整備を包括的にカバーでき、大規模なセミナー・フォーラム開催やミッション派遣、継続的な調査活動を実施できます。

2

ロシア制裁下の日本企業支援と中央アジア開拓の二本柱

ロシアに進出している日本企業の経営判断を支援するための法令・企業動向の情報収集と、中央アジア地域等との新たな経済関係構築という、地政学的に重要な二つの事業を一体的に推進します。「中央アジア+日本」対話の枠組みに基づく政府間連携の流れを受けた戦略的事業です。

3

投資環境整備ネットワークの設立

中央アジア地域等との間に「投資環境整備ネットワーク」を新たに設立し、ビジネス情報の収集・提供、ビジネスフォーラム開催、企業間マッチングを組織的・継続的に実施する点が特徴です。一過性の調査ではなく、持続的なビジネスプラットフォームの構築を目指しています。

ポイント

この補助金は予算規模から見ても経産省の対ロシア・中央アジア政策の中核を担う事業です。ロシア制裁の長期化に伴い、エネルギー供給源の多角化として中央アジア地域の重要性が増しており、政策的な追い風が強い分野です。ただし応募要件が極めて限定的であり、実質的に1〜2団体のみが対象となる高度に専門的な事業です。

対象者・申請資格

基本要件

  • 日本に拠点を有する企業・団体等であること
  • 事業を的確に遂行する組織・人員を有していること
  • 必要な経営基盤と資金管理能力を有していること
  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置・指名停止措置を受けていないこと

ロシア関連の専門性要件

  • ロシアにおける調査・研究等の実施経験を有すること
  • ロシア進出日本企業、在露日本大使館等にコンタクトを取る上で不自由がないこと

中央アジア関連の専門性要件

  • 中央アジア地域等における調査・研究等の実施経験を有すること
  • 現地政府関係機関等と密接な協力関係を有すること
  • 同地域に進出意欲のある日本企業等の情報を把握できる情報収集能力を有すること

ポイント

本事業はロシアと中央アジアの「両方」の専門性を同時に求めている点が最大のハードルです。ロシアでの調査経験・在露大使館とのパイプに加え、中央アジアの現地政府との協力関係も必須であり、これらを兼ね備えた団体は国内でごく限られます。ロシア・NIS関連の調査研究機関やロシア・中央アジア専門のシンクタンクが実質的な対象です。

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申請ガイド

1

ステップ1:説明会への参加

Microsoft Teamsでのオンライン説明会に参加します。事前に問合せ先へ連絡先を登録(登録期限あり)する必要があります。事業の詳細や審査基準が説明されるため必ず参加してください。

2

ステップ2:事業提案書の作成(3〜4週間)

ロシア関連の情報収集・提供計画と、中央アジア地域等との投資環境整備ネットワーク設立・運営計画を具体的に記載した事業提案書を作成します。

3

ステップ3:事業提案書の提出

指定の方法で提出します。問い合わせはメールのみ(件名は正確に事業名を記載)。

4

ステップ4:審査・選定

事業提案書の審査により補助金交付候補者が選定されます。両地域での実績と現地ネットワークの充実度が最重要の審査ポイントです。

5

ステップ5:事業実施・報告

交付決定後に情報収集・提供、ネットワーク設立、フォーラム開催等を実施し、実績報告書を提出します。

ポイント

問い合わせはメールのみ(件名ルール厳守)という点に注意してください。説明会への参加登録には期限があるため、公募開始後は速やかに対応が必要です。事業提案書ではロシアと中央アジア両方の事業計画を整合性を持って記述し、投資環境整備ネットワークの具体的な運営構想を示すことが重要です。

審査と成功のコツ

ロシア・中央アジア両地域での実績の網羅性
本事業はロシアと中央アジアの両方をカバーするため、両地域での調査・研究・情報提供の実績を網羅的に示す必要があります。過去の報告書、セミナー開催実績、現地政府との協議記録など、定量的な実績を提案書に盛り込んでください。
投資環境整備ネットワークの実現可能性
「投資環境整備ネットワーク」の設立・運営が事業の核であるため、ネットワークの構成(参加国・参加機関)、活動内容、運営体制を具体的に示すことが重要です。既存の現地パートナーとの連携スキームを明示してください。
日本企業への情報提供の質と即時性
ロシア制裁下で日本企業が直面する経営課題に対し、法令変更やビジネス環境の変化をタイムリーに提供できる体制を示してください。情報の収集から発信までのプロセスとスピードが評価されます。
政策との整合性の明示
「中央アジア+日本」対話やエネルギー・トランジションの文脈を踏まえた提案が不可欠です。外交・エネルギー政策の方向性と事業計画の整合性を論理的に示してください。

ポイント

2億円超の予算規模に見合う事業提案が求められます。ロシア制裁の情報提供と中央アジアのビジネス開拓を両立させる実行力、そして投資環境整備ネットワークという新たな仕組みを構築・運営できる組織力が問われます。政策当局との既存の信頼関係が採択の最大の決め手となるでしょう。

対象経費

対象となる経費

調査・研究費(4件)
  • ロシア法令・規制動向調査費
  • 中央アジア投資環境調査費
  • 企業動向ヒアリング費
  • データベース構築費
旅費・渡航費(3件)
  • 現地調査渡航費
  • ミッション派遣旅費
  • 国内出張費
セミナー・フォーラム費(4件)
  • ビジネスフォーラム会場費・運営費
  • セミナー開催費
  • 通訳・翻訳費
  • 広報・情報発信費
ネットワーク運営費(3件)
  • 投資環境整備ネットワーク設立・運営費
  • マッチング支援費
  • 現地連絡事務所運営費
人件費・管理費(4件)
  • 事業従事者人件費
  • 外部専門家謝金
  • 事務管理費
  • 通信運搬費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地・建物の取得費
  • 恒久的な施設整備費
  • 団体の経常的な運営経費
  • 飲食を主目的とした費用
  • 事業と直接関係のない経費
  • 他の国庫補助金と重複する経費
  • 消費税(仕入税額控除可能な場合)

よくある質問

Qこの補助金はどのような団体が対象ですか?
A

ロシアおよび中央アジア・コーカサス地域等の両方で調査・研究の実績があり、現地政府・在露日本大使館等との密接な関係を有する企業・団体が対象です。実質的にはロシア・NIS地域を専門とするシンクタンクや調査研究機関が主な対象となります。

Q補助金額はいくらですか?
A

補助上限額は2億4,200万円、補助率は定額(10/10)です。事業実施に必要な調査費、旅費、フォーラム開催費、人件費等がカバーされます。

Q投資環境整備ネットワークとは何ですか?
A

中央アジア地域等との間に設立する、ビジネス情報の収集・提供、ビジネスフォーラム開催、企業間マッチングを継続的に行うためのプラットフォームです。一過性の調査ではなく、持続的な経済関係構築の基盤となる組織体を設立・運営します。

Qロシア制裁に関する情報提供とは具体的に何ですか?
A

ロシア連邦大統領令等の法令変更、G7諸国の制裁措置の動向、ロシアに進出している各国企業の撤退・事業継続の動向等を収集し、日本企業の経営判断に資する形で整理・発信します。法令の翻訳・解説やリスク分析も含まれます。

Q現在も応募は受け付けていますか?
A

本事業の公募は現在終了しています。次年度の公募については経済産業省のHPで情報が公開されます。問い合わせはメール(bzl-japan-russia_yosan@meti.go.jp)のみで、件名は正確に事業名を記載してください。

Q説明会はどのように開催されますか?
A

Microsoft Teamsを用いたオンラインで開催されます。参加には事前に問合せ先へ連絡先(組織名・部署名・担当者名・電話番号・メールアドレス)を期限までに登録する必要があります。Teamsが利用できない場合は概要の共有を依頼できます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は経済産業省の定額補助(10/10)であり、同一経費に対する他の国庫補助金との重複利用は不可です。ただし、外務省のODA関連事業、JICA事業、JETRO事業などと事業内容が重複しない範囲での連携は可能です。例えば、本事業で情報収集・提供とネットワーク構築を担い、JETROの事業で個別企業の海外展開支援を行うといった役割分担が考えられます。また、同じ経産省の「中央アジア・コーカサス地域等産油・産ガス国投資等促進事業」とはエネルギー分野で補完的な関係にありますが、経費の明確な区分が必要です。

詳細説明

制度の目的と背景

2022年2月のロシアによるウクライナ侵略以降、G7を中心とした対ロシア制裁とロシア政府の対抗措置により、ロシアに進出する日本企業は深刻な影響を受けています。本事業は、こうした状況下での日本企業の経営判断を支援するとともに、中央アジア・コーカサス地域等との経済関係強化を図る包括的な事業です。

事業の二本柱

1. ロシア関連の情報収集・提供

ロシア連邦大統領令等の関連法令や、ロシアに進出している各国企業の動向を収集し、日本企業に広く発信・提供します。制裁下でのビジネスリスクや法規制の変化について、タイムリーかつ正確な情報を届けることが目的です。

2. 中央アジア地域等との経済関係強化

「中央アジア+日本」対話の枠組みを活用し、投資環境整備ネットワークを設立します。ビジネス情報の収集・提供、ビジネスフォーラム開催、企業間マッチングを通じて、中央アジア地域等への投資促進と経済関係の深化を図ります。

補助率・上限額

補助率は定額(10/10)、補助上限額は2億4,200万円です。調査・研究費、旅費、セミナー・フォーラム開催費、人件費等が補助対象となります。

応募資格

ロシアおよび中央アジア地域等の両方における調査・研究経験と、現地政府・大使館等との密接な関係を有する企業・団体等が対象です。極めて高い専門性が求められます。

関連書類・リンク