【令和7年度当初】国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業(国立公園等資源整備事業費補助金)(2次公募)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
最大約10億円の大規模補助
補助上限額は最大9億9,800万円と、国立公園の大規模整備にも対応可能な予算規模です。廃屋撤去から施設改修まで、拠点全体の環境改善に取り組むことができます。
7つの事業メニューから選択可能
計画策定支援(A)、廃屋撤去(B-1)、インバウンド対応機能強化(B-2)、文化的まちなみ改善(B-3)、既存施設観光資源化(B-4)、引き算の景観改善(B-5)、滞在環境改善(B-6)、核心地利用施設改修(C)の多彩なメニューから事業に合った支援を選べます。
月単位の柔軟な審査スケジュール
公募期間中、月単位で応募案件をとりまとめて審査・採択が行われます。準備が整った段階で申請でき、約1か月で審査結果が通知される迅速な対応が特徴です。
幅広い応募主体に対応
民間企業、個人事業主、NPO法人、地方公共団体、観光協会、広域観光推進機構など、多様な事業主体が応募可能です。官民連携による国立公園の魅力向上に幅広い参画が期待されています。
インバウンド観光の推進に直結
外国人訪問者の満足度向上を明確な目的としており、多言語対応、Wi-Fi環境整備、洋式トイレ化など、インバウンド需要に直結する整備に活用できます。
ポイント
対象者・申請資格
応募資格(事業主体)
- 民間企業
- 個人事業主
- 一般社団法人・一般財団法人および公益社団法人・公益財団法人
- 特定非営利活動法人(NPO法人)
- 都道府県、市町村、地方公共団体の組合および自然公園法に基づく協議会
- 地方公共団体の観光協会および広域観光推進機構
- 法律により直接設立された法人
- 民間企業等で構成する協議会その他環境大臣の承認を得て認められる者
事業メニュー別の制限
- A(計画策定支援事業)は地方公共団体等で構成する協議会(上記5番目)に限定
- B・Cの整備事業は上記全ての主体が応募可能
地理的要件
- 全国の国立公園内の利用拠点が対象
- 国立公園利用拠点計画に基づく整備であること
予算・期間の注意事項
- 補助金予算の上限額に達した場合は公募終了の可能性あり
- 11月以降の申請は年度内(2月末日まで)の事業完了について事前相談が必要
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
ステップ1:事業メニューの選定と計画策定
まず、自社の事業が7つの事業メニュー(A~C)のどれに該当するか確認します。国立公園利用拠点計画が策定されていない地域では、まず地方公共団体等による計画策定(A)が必要です。すでに計画がある場合は、計画に基づく整備事業(B・C)を選択します。事業の目的・規模・スケジュールを明確にしましょう。
ステップ2:関係機関との事前調整
国立公園内の事業となるため、環境省の地方環境事務所、国立公園管理事務所、地元自治体等との事前調整が不可欠です。特に自然公園法に基づく許認可手続きが必要な場合があるため、早期に相談を開始してください。
ステップ3:申請書類の作成
公募要領に基づき、事業計画書、収支予算書、事業主体の概要等の申請書類を作成します。外国人訪問者の満足度向上にどのように寄与するか、具体的な数値目標を含めて記載することが重要です。事業メニューごとに書類を分けて提出する必要があります。
ステップ4:とりまとめ日までに申請提出
月単位のとりまとめ日(各月末の17時必着)までに申請書類を提出します。とりまとめ日から約1か月で審査結果が通知されます。早いラウンドほど予算が確保しやすいため、準備が整い次第早めの申請を推奨します。
ステップ5:採択後の事業実施と完了報告
採択後は計画に沿って事業を実施し、完了後に実績報告書を提出します。11月以降の申請は年度内(2月末日まで)に事業を完了できるか事前に確認が必要です。事業の進捗管理を徹底し、スケジュール通りに完了させましょう。
ポイント
審査と成功のコツ
外国人目線での計画策定
地域関係者との合意形成
段階的な事業計画の設計
引き算の発想を取り入れる
ポイント
対象経費
対象となる経費
計画策定費(事業A)(4件)
- 利用拠点整備改善計画の策定費
- 調査・分析費
- コンサルティング費
- 関係者協議費
撤去・解体費(事業B-1)(4件)
- 廃屋撤去費
- 解体工事費
- 廃棄物処理費
- 跡地整備費
施設整備費(事業B-2~B-6)(5件)
- インバウンド対応設備(多言語サイン・Wi-Fi等)
- 文化的まちなみ改善工事費
- 既存施設改修費
- 景観改善工事費
- 滞在環境改善設備費
核心地施設改修費(事業C)(4件)
- ビジターセンター改修費
- 展望施設改修費
- 歩道・園路整備費
- 案内施設改修費
設計・工事監理費(3件)
- 設計業務委託費
- 工事監理費
- 測量費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 土地の取得費
- 国立公園区域外の整備に係る経費
- 日常的な維持管理・修繕費
- 事業主体の人件費(一般管理費)
- 消費税および地方消費税
- 飲食・接待費
- 補助事業に直接関係しない備品購入費
- 他の補助金と重複する経費
よくある質問
Qどのような事業が補助対象になりますか?
国立公園の利用拠点における滞在環境の上質化に資する事業が対象です。計画策定(A)、廃屋撤去(B-1)、インバウンド対応強化(B-2)、文化的まちなみ改善(B-3)、既存施設の観光資源化(B-4)、景観改善(B-5)、滞在環境改善(B-6)、核心地施設改修(C)の7つのメニューから選択できます。
Q民間企業でも応募できますか?
はい、民間企業も応募可能です。ただし、計画策定支援事業(A)は地方公共団体等で構成する協議会に限定されます。整備事業(B・C)については民間企業、個人事業主、NPO法人など幅広い主体が応募できます。
Q補助率と上限額はいくらですか?
補助率は原則として補助対象経費の1/2です。ただし、計画策定事業のうち利用拠点整備改善計画の策定は2/3です。補助上限額は最大9億9,800万円と大規模な事業にも対応可能です。
Qいつまでに申請すればよいですか?
公募期間は令和7年6月24日から12月10日までで、月単位でとりまとめ・審査が行われます。第1回は7月21日、第2回は8月31日が締切です。ただし、予算上限に達すると公募終了の可能性があるため、早めの申請が推奨されます。
Q国立公園以外の場所でも使えますか?
いいえ、本事業は国立公園の利用拠点における滞在環境の上質化を目的としており、国立公園内の事業に限定されます。国定公園や都道府県立自然公園は対象外です。
Q「引き算の景観改善」とは何ですか?
国立公園の景観を阻害する要素(不要な構造物、電線、看板等)を取り除くことで、本来の自然景観の美しさを回復させる事業です。新たに何かを建設するのではなく、景観を損なう要素を除去する「引き算」の発想による改善手法です。
Q審査結果はいつわかりますか?
各とりまとめ日から約1か月で審査結果が通知されます。例えば第1回(7月21日締切)であれば8月下旬、第2回(8月31日締切)であれば9月下旬に通知される予定です。
Q11月以降に申請する場合の注意点はありますか?
11月以降に申請する場合は、当該年度の2月末日までに事業を完了できるかどうかについて、事前に事務局に相談した上で申請する必要があります。短期間での事業完了が求められるため、事前の準備と計画が特に重要です。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は国立公園の環境整備に特化していますが、関連する他の支援策との組み合わせが効果的です。観光庁の「観光地域づくり法人(DMO)支援」と連携し、整備した施設を活用したインバウンドプロモーションを展開できます。また、総務省の「地方創生推進交付金」を活用して、国立公園周辺地域の交通アクセス改善や地域振興策と一体的に進めることも有効です。環境省の「自然公園等事業費」との連携で、公園内の歩道・園路整備を補完的に行うことも検討できます。さらに、国土交通省の「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業」でキャッシュレス対応や多言語案内の充実を図れば、インバウンド対応を総合的に強化できます。ただし、同一経費への二重補助は不可のため、事業範囲を明確に区分して申請してください。
詳細説明
国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業の詳細解説
事業の背景と目的
日本政府は「明日の日本を支える観光ビジョン」において、日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」へと進化させる方針を掲げています。本事業は、国立公園の利用拠点における滞在環境を上質化し、外国人訪問者の体験滞在の満足度を向上させることを目的としています。
インバウンド観光の回復・成長に伴い、国立公園は日本の自然・文化を体験できる重要な観光資源として注目されています。しかし、多くの利用拠点では施設の老朽化、廃屋の存在、多言語対応の不足など、外国人旅行者の受入環境に課題を抱えています。
補助金額と補助率
補助上限額は最大9億9,800万円で、大規模な整備事業にも対応可能です。
- 原則:補助対象経費の1/2
- 計画策定事業(A)のうち利用拠点整備改善計画策定:補助対象経費の2/3
事業メニューの詳細
A. 国立公園利用拠点計画策定支援事業
利用拠点の上質化に係る計画を策定する事業です。地方公共団体等で構成する協議会のみが対象で、自然公園法に基づく利用拠点整備改善計画を策定する場合は補助率2/3が適用されます。
B. 国立公園利用拠点上質化整備事業
計画に基づく具体的な整備事業で、6つのサブメニューがあります。
- B-1 廃屋撤去事業:景観を阻害する廃屋・廃施設の撤去
- B-2 インバウンド対応機能強化事業:多言語サイン、Wi-Fi、キャッシュレス対応等の整備
- B-3 文化的まちなみ改善事業:地域の文化的価値を活かしたまちなみ整備
- B-4 既存施設観光資源化促進事業:既存施設のリニューアルによる観光資源化
- B-5 引き算の景観改善:景観阻害要素(電線地中化、不要構造物撤去等)の除去
- B-6 利用拠点滞在環境改善事業:宿泊・飲食・休憩等の滞在環境の改善
C. 国立公園核心地利用施設改修事業
国立公園の核心的なエリアにおけるビジターセンター、展望施設、歩道等の改修事業です。
公募スケジュール
本事業は月単位でとりまとめ・審査・採択を行う柔軟なスケジュールを採用しています。
| とりまとめ | 締切日 | 審査結果通知 |
|---|---|---|
| 第1回 | 7月21日(月)17時 | 8月下旬 |
| 第2回 | 8月31日(日)17時 | 9月下旬 |
| 第3回 | 9月末 17時 | 10月下旬 |
| 第4回 | 10月末 17時 | 11月下旬 |
| 最終 | 12月10日(水)17時 | 12月下旬 |
予算上限額に達した場合は公募が終了する可能性があるため、早めの申請が推奨されます。
応募資格
以下の主体が応募可能です。
- 民間企業
- 個人事業主
- 一般社団・財団法人、公益社団・財団法人
- NPO法人
- 地方公共団体、協議会
- 観光協会、広域観光推進機構
- 法律設立法人
- 環境大臣承認を受けた団体
※計画策定支援事業(A)は地方公共団体等の協議会に限定されます。
申請の留意事項
- 補助金予算の上限額に達すると公募終了の可能性あり
- 11月以降の申請は年度内完了について事前相談が必要
- 事業メニュー単位で書類を分けて提出
お問い合わせ先
公益財団法人北海道環境財団
- メール:joushitsu_np@heco-spc.or.jp
- 公式HP:https://www.heco-spc.or.jp/np_hojo/2025/index.html
関連書類・リンク
国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業 公募要領(二次公募).pdf
公募要領
国立公園等資源整備事業費補助金(国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業)交付要綱.pdf
交付規程
01_様式第1 国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業 応募申請書.docx
申請様式
02_別紙1 国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業 実施計画書.docx
申請様式
03_別紙2-1A 国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業 経費内訳書(利用拠点計画策定事業用).xlsx
申請様式
03_別紙2-1B 国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業 経費内訳書(利用拠点整備改善計画策定事業用).xlsx
申請様式
03_別紙2-2 国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業 経費内訳書(拠点計画策定事業以外).xlsx
申請様式
04_別紙3-1A 国立公園利用拠点計画策定事業実施計画書.docx
申請様式
04_別紙3-1B 利用拠点整備改善計画策定事業実施計画書.docx
申請様式
04_別紙3-2 廃屋撤去事業実施後使用見込等申告書.docx
申請様式
04_別紙3-3 インバウンド対応機能強化事業実施後使用見込等申告書.docx
申請様式
04_別紙3-4 文化的まちなみ改善事業実施後使用見込等申告書.docx
申請様式
04_別紙3-5 既存施設観光資源化促進事業実施後使用見込等申告書.docx
申請様式
04_別紙3-6 引き算の景観改善実施後使用見込等申告書.docx
申請様式
04_別紙3-7 利用拠点滞在環境改善事業実施後使用見込等申告書.docx
申請様式
05_別紙4 実施体制の概要.docx
申請様式
06_別紙5 補助事業に係る消費税仕入税額控除の取扱いチェックリスト.docx
申請様式
04_別紙3-8 国立公園核心地利用施設改修事業実施後使用見込等申告書.docx
申請様式
07_応募申請必要書類等チェックシート(B上質化整備).xlsx
申請様式
07_応募申請必要書類等チェックシート(C核心地利用施設改修事業).xlsx
申請様式
07_応募申請必要書類等チェックシート(A計画策定用務).xlsx
申請様式
08_国立公園利用拠点滞在環境等上質化事業実施要領.pdf
申請様式
08_実施要領 別添1 国立公園利用拠点計画について.pdf
申請様式
08_実施要領 別添2 国立公園核心地利用施設改修計画について.pdf
申請様式
08_実施要領_別添2様式5_国立公園核心地利用施設改修計画推薦書(様式).docx
申請様式
08_実施要領_別添1様式1_国立公園利用拠点計画(提出鏡).docx
申請様式
08_実施要領_別添1様式2_国立公園利用拠点計画(様式).xlsx
申請様式
08_実施要領_別添1様式3_国立公園利用拠点計画(計画変更提出鏡).docx
申請様式
08_実施要領_別添2様式4_国立公園核心地利用施設改修計画(様式).xlsx
申請様式