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令和7年度 スマート保安実証支援事業費補助金(技術実証支援)_令和7年度_第1回

基本情報

補助金額
5000万円
補助率: 2/3(又は1/2)
0円5000万円
募集期間
2025-06-19 〜 2025-07-14
対象地域日本全国
対象業種製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 学術研究、専門・技術サービス業
使途研究開発・実証事業を行いたい / 安全・防災対策支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

スマート保安実証支援事業費補助金(技術実証支援)は、IoT・AI・ドローン等の先端技術を産業保安分野に導入し、安全性と効率性を同時に向上させる「スマート保安」の実証事業を支援する制度です。中小企業・中堅企業・地方公共団体(水力発電所設置者に限る)が対象で、ITベンダー等と連携してスマート保安技術を導入・実証する際の費用を最大5,000万円まで補助します。補助率は2/3(または1/2)と手厚く、産業インフラの老朽化や熟練技術者の不足といった課題に対し、テクノロジーを活用した新たな保安体制の構築を促進します。将来にわたる国民の安全・安心の確保に向けた、経済産業省の重要施策です。

この補助金の特徴

1

最大5,000万円の手厚い補助

補助上限額は5,000万円と非常に大きく、補助率も2/3(または1/2)と手厚い設計です。先端技術の導入・実証に必要な費用の大部分をカバーできます。

2

IoT・AI・ドローン等の先端技術が対象

産業保安分野でのIoTセンサー、AI解析、ドローン点検、ビッグデータ活用など、幅広い先端技術の実証事業が補助対象です。最新テクノロジーの導入を加速できます。

3

ITベンダーとの連携を支援

自社単独ではなく、ITベンダー等の技術パートナーと連携した実証事業を支援する設計です。技術導入のハードルを下げ、専門的な知見を活かした実証が可能になります。

4

中小企業・中堅企業に特化

大企業ではなく、中小企業・中堅企業がメインの対象です。デジタル化が遅れがちな中小規模の事業者が、先端技術を活用した保安体制を構築するチャンスです。

5

地方公共団体も対象(水力発電所)

水力発電所を設置する地方公共団体も申請可能です。老朽化が進む水力発電設備のスマート保安を推進できます。

ポイント

本補助金は、人手不足と設備老朽化に直面する産業保安分野にDXをもたらす画期的な制度です。補助率2/3・上限5,000万円という手厚い条件は、技術実証段階のリスクを大幅に軽減します。ITベンダーとの連携が前提となっているため、技術的な不安を抱える事業者でも安心して取り組めます。

対象者・申請資格

申請者の基本要件

  • 日本国内に登記し活動実績のある中小企業であること
  • または日本国内に登記し活動実績のある中堅企業であること
  • または地方公共団体(水力発電所を設置する者に限る)であること

財務要件

  • 補助事業を遂行できる財務状況であること
  • または具体的な資金調達計画があること

法的要件

  • 予算決算及び会計令第70条及び第71条の規定に該当しないこと
  • 経済産業省所管の補助金等交付停止・指名停止措置を受けていないこと

事業要件

  • 産業保安分野におけるスマート保安技術の導入・実証であること
  • ITベンダー等の技術パートナーと連携した事業であること
  • IoT、AI、ドローン、ビッグデータ等の新技術を活用した取り組みであること

対象外

  • 大企業は対象外です
  • 水力発電所以外の施設を有する地方公共団体は対象外です

ポイント

本補助金は中小企業・中堅企業に限定されている点が重要です。大企業は対象外ですが、ITベンダーとして技術パートナーの役割で参画することは可能です。また、地方公共団体は水力発電所の設置者に限定されています。まず自社が中小企業基本法上の中小企業または中堅企業に該当するかを確認してください。

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申請ガイド

1

ステップ1:スマート保安技術の検討

自社の産業保安上の課題を洗い出し、どのような先端技術で解決できるかを検討します。IoTセンサーによる常時監視、AIによる異常検知、ドローンによる点検など、具体的な技術とその導入効果を明確にしましょう。産業保安分野の専門知識と技術的知見を組み合わせた実証計画を策定します。

2

ステップ2:ITベンダー等との連携体制構築

スマート保安技術の導入には専門的な技術力が必要です。ITベンダーやシステムインテグレーター等の技術パートナーを選定し、連携体制を構築します。技術パートナーの実績や提案内容を十分に検討し、実証事業の成功に向けた役割分担を明確にしてください。

3

ステップ3:実証計画・申請書類の作成

技術実証の具体的な計画を策定します。実証の目的、使用する技術、実施場所、スケジュール、期待される成果、安全管理体制を詳細に記載した事業計画書を作成します。経費明細書や資金調達計画、会社概要等の書類も準備します。

4

ステップ4:電子申請の実施

GビズIDを取得し、jGrantsポータルから申請を行います。申請期間は限られていますので、早めの準備と提出を心がけてください。不明な点は事務局(smart_hoan@jmac.co.jp)にメールで問い合わせましょう。

5

ステップ5:採択後の実証事業の実施

採択後は計画に沿って技術実証を実施します。実証データの収集・分析を確実に行い、保安レベルの向上効果を定量的に評価してください。事業完了後は実績報告書を提出し、実証結果を取りまとめます。

ポイント

採択の鍵は、産業保安上の具体的な課題と技術的ソリューションの関連性を明確に示すことです。単に新技術を導入するだけでなく、保安レベルの向上と効率化の両方を実現できる計画が求められます。ITベンダーの選定は特に重要で、産業保安分野での実績があるパートナーとの連携が高評価につながります。

審査と成功のコツ

課題と技術の明確な対応関係
審査では、産業保安上の具体的な課題に対して、提案する技術がどのように解決するかの論理的な説明が重視されます。現状の保安体制の問題点を数値で示し、技術導入後の改善効果を定量的に予測してください。
実証後の横展開可能性
本補助金は「実証」を支援するものであり、実証結果が他の事業者や業界にも横展開できるかが評価のポイントです。実証で得られた知見やノウハウを広く共有する計画を盛り込みましょう。
安全管理体制の充実
先端技術の導入実証であっても、安全管理は最優先事項です。実証期間中の安全管理体制、リスク評価、緊急時の対応計画を具体的に示してください。
ITベンダーとの強固な連携体制
技術パートナーとの役割分担、コミュニケーション体制、技術サポートの内容を明確にし、実証事業を確実に遂行できる体制をアピールしてください。

ポイント

審査員は「この技術実証が日本の産業保安の未来にどう貢献するか」を見ています。個社の課題解決にとどまらず、業界全体のスマート保安推進に資する波及効果を示すことが採択への最短ルートです。実証データの公開や事例共有への積極的な姿勢が高く評価されます。

対象経費

対象となる経費

設備費(5件)
  • IoTセンサー・計測機器の購入・レンタル費
  • ドローン・ロボット等の購入・レンタル費
  • AI解析用サーバー・コンピューティング環境の構築費
  • 通信機器・ネットワーク機器の導入費
  • データ収集・蓄積のためのクラウドサービス利用費
技術開発費(4件)
  • ソフトウェア開発・カスタマイズ費
  • AIモデルの開発・学習費
  • システムインテグレーション費
  • プロトタイプ開発費
実証試験費(4件)
  • 実証試験の実施に係る費用
  • データ分析・評価費
  • 安全性評価・リスクアセスメント費
  • 実証結果の検証・報告書作成費
外注費(3件)
  • ITベンダーへの技術開発委託費
  • 専門家へのコンサルティング費
  • 技術者の派遣・常駐費
その他(3件)
  • 実証に必要な消耗品費
  • 実証サイトの環境整備費
  • 技術研修・教育費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 汎用的なIT機器(業務用PC、タブレット等)の購入費
  • 既存設備の通常の保守・点検費
  • 実証事業に直接関係のない設備投資
  • 自社従業員の通常業務分の人件費
  • 事務所の賃借料・光熱費
  • 飲食・接待に係る費用
  • 補助金申請書類の作成代行費
  • 実証事業終了後の運用・保守費

よくある質問

Q大企業は申請できますか?
A

いいえ、大企業は直接の申請者にはなれません。本補助金は中小企業・中堅企業・地方公共団体(水力発電所設置者)が対象です。ただし、大企業はITベンダーとして技術パートナーの役割で実証事業に参画することは可能です。

Q補助率の2/3と1/2はどのように決まりますか?
A

補助率の適用条件は公募要領に詳細が記載されています。一般的に、事業者の規模や事業内容によって異なりますので、公募要領をご確認ください。

QITベンダーとの連携は必須ですか?
A

はい、ITベンダー等の技術パートナーと連携してスマート保安技術を導入・実証することが要件となっています。自社単独での技術開発は対象外です。

Q地方公共団体はどのような場合に申請できますか?
A

水力発電所を設置する地方公共団体に限定されています。水力発電設備の保安にIoTやAI等の技術を導入する実証事業が対象です。それ以外の施設を対象とする地方公共団体は申請できません。

Q実証事業の期間はどのくらいですか?
A

実証事業の期間は公募要領に記載されています。一般的には交付決定日から年度末までの期間で実施することが多いですが、詳細は公募要領をご確認ください。

Qどのような産業保安分野が対象ですか?
A

製造業のプラント保安、電気・ガス・水道等のインフラ保安、水力発電設備の保安など、産業保安に関わる幅広い分野が対象です。特に設備の老朽化や人手不足の課題を技術で解決する取り組みが重視されます。

Q過去に同様の補助金を受給していても申請できますか?
A

過去の受給歴自体は申請を妨げるものではありませんが、同一の技術・設備に対する重複受給は認められません。新たな技術実証であれば申請可能です。詳細は事務局にご確認ください。

Q申請に関する相談はどこにすればよいですか?
A

株式会社日本能率協会コンサルティングのスマート保安実証支援事業費補助金事務局(メール:smart_hoan@jmac.co.jp)にお問い合わせください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

スマート保安実証支援事業費補助金は技術実証に特化していますが、実証後の本格導入フェーズでは他の補助金の活用が効果的です。例えば、ものづくり補助金を活用してIoTセンサーの量産導入や生産設備の自動化を進めることができます。また、IT導入補助金で保安管理システムの本格的な導入を図ることも可能です。省エネルギー投資促進支援事業費補助金と組み合わせれば、保安のスマート化と省エネの両方を実現できます。ただし、同一の設備・経費に対する重複受給は認められません。実証段階は本補助金、量産・本格導入段階は他の補助金というように、事業フェーズに応じた使い分けを計画してください。中小企業デジタル化応援隊事業などのIT専門家派遣制度も、技術導入の初期段階で有効に活用できます。

詳細説明

スマート保安実証支援事業費補助金(技術実証支援)の詳細解説

制度の背景

日本の産業インフラは高度経済成長期に建設されたものが多く、老朽化が進んでいます。同時に、保安業務を担う熟練技術者の高齢化と人手不足が深刻化しています。こうした中、IoT・AI・ドローン等の先端技術を活用した「スマート保安」は、安全性を維持・向上させながら効率的な保安体制を構築するための有力な手段として注目されています。

スマート保安とは

スマート保安とは、IoTセンサーによる設備の常時監視、AIによる異常検知・予知保全、ドローンによる高所・危険箇所の点検、ビッグデータ解析による設備劣化の予測など、先端技術を活用して産業保安のレベルを向上させる取り組みです。従来の目視点検や定期点検に代わる、データ駆動型の保安体制への転換を目指しています。

補助の内容

項目 内容
補助上限額 5,000万円
補助率 2/3(または1/2)
対象事業者 中小企業、中堅企業、地方公共団体(水力発電所設置者)
対象技術 IoT、AI、ドローン、ビッグデータ等

対象となる技術分野

本補助金で支援される技術分野は多岐にわたります。IoTセンサーを用いた設備の振動・温度・圧力等のリアルタイム監視、AIによる画像認識を活用した設備劣化の自動検出、ドローンによるプラントや送電設備の空中点検、ビッグデータ解析を用いた設備故障の予知保全などが代表的な例です。

ITベンダーとの連携

本補助金の特徴的な要件として、ITベンダー等の技術パートナーとの連携があります。産業保安の現場知識を持つ事業者と、先端技術を持つITベンダーが協力することで、実用的かつ効果的なスマート保安ソリューションの開発・実証が可能になります。

申請の流れ

申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。申請にはGビズIDが必要です。技術実証計画書、経費明細書、資金調達計画、会社概要等の書類を準備し、公募期間内に提出してください。審査を経て採択が決定され、採択事業者には交付決定通知が送付されます。

実証事業の進め方

採択後は、計画に基づいて技術実証を進めます。実証期間中はデータの収集・分析を確実に行い、保安レベルの向上効果を定量的に評価することが求められます。実証結果は報告書にまとめ、成果の横展開や今後の本格導入に向けた計画も示す必要があります。

問い合わせ先

株式会社日本能率協会コンサルティング スマート保安実証支援事業費補助金事務局へメール(smart_hoan@jmac.co.jp)でお問い合わせください。

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