令和7年度 洋上風力発電人材育成事業費補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
補助率2/3で手厚い支援
洋上風力発電に係る人材育成事業に対し、補助対象経費の3分の2以内という高い補助率で支援を受けられます。大規模な育成プログラムの構築に取り組みやすい制度設計となっています。
3分野の専門人材を体系的に育成
事業開発(ビジネス・ファイナンス・法務)、エンジニア(設計・基盤技術・データ分析)、専門作業員(建設・メンテナンス)の3分野をカバーし、洋上風力産業に必要な人材を包括的に育成できます。
カリキュラム策定から施設整備まで幅広く対応
教育カリキュラムの策定・実施だけでなく、実験設備やトレーニング施設の整備費用も補助対象となるため、実践的な人材育成環境をゼロから構築することが可能です。
コンソーシアム形式での申請が可能
単独事業者だけでなく、複数の法人でコンソーシアムを組んで申請できるため、大学・研究機関・民間企業が連携した大規模プロジェクトに適しています。
全国どこでも申請可能
地理的条件や業種制約がないため、全国の法人が幅広く活用できます。洋上風力発電の拠点となる沿岸地域以外の教育機関等も参画可能です。
ポイント
対象者・申請資格
法人形態の要件
- 日本国内で登記された法人であること
- 法人格を有する団体、有限責任事業組合(LLP)、または地方公共団体であること
- 法人格を有しない任意団体等は対象外
- 国内に事業実施場所を有していること
経営基盤・継続性の要件
- 本事業を実施するために必要な経営基盤を有すること
- 事業の継続性が認められること
- 補助対象設備を善良な管理者の注意をもって管理できること
- 固定資産台帳の提出要求に応じられること
申請形態
- コンソーシアム(複数法人の共同体)として申請可能
- 単独事業者としても申請可能
- 代表補助事業者と参加補助事業者で構成
欠格事由(該当しないこと)
- 経済産業省から補助金等停止措置・指名停止措置を受けていないこと
- 公的資金の交付先として社会通念上不適切でないこと
- 暴力団または暴力団員と関係がないこと
- 政治団体、宗教上の組織・団体でないこと
- 風俗営業等に該当しないこと
その他の義務
- 事業終了後も状況報告に応じること
- 会計検査院の現地検査等を受検すること
- 契約先も補助金停止措置対象でないこと(100万円以上の契約)
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:事業構想の策定
まず、洋上風力発電人材育成の全体構想を策定します。事業開発、エンジニア、専門作業員の3分野のうち、どの分野を対象とするか、どのようなカリキュラムを構築するかを明確にします。産業界のニーズ調査を行い、具体的な人材育成の目標像を設定してください。
ステップ2:実施体制の構築
単独事業者またはコンソーシアムの実施体制を決定します。コンソーシアムの場合は、代表補助事業者と参加補助事業者の役割分担を明確にし、各構成員が申請資格を満たすことを確認します。大学、研究機関、民間企業等の強みを活かした体制設計が重要です。
ステップ3:GビズIDの取得・確認
jGrants(電子申請システム)での申請に必要なGビズIDプライムアカウントを取得します。既にお持ちの場合は有効性を確認してください。取得には通常2〜3週間かかるため、早めの準備が必要です。
ステップ4:事業計画書の作成
カリキュラムの内容、実施スケジュール、トレーニング施設等の整備計画、期待される成果(育成人数、技能レベル等)を具体的に記載した事業計画書を作成します。補助対象経費の積算根拠を明確にし、市場価格との整合性を確保してください。
ステップ5:申請書類の準備と提出
公募要領で指定された様式に従い、申請書類一式を作成します。法人の登記事項証明書、財務諸表、役員名簿等の添付書類も準備してください。jGrantsを通じて電子申請を行い、提出期限に余裕をもって提出します。
ステップ6:審査・採択後の手続き
書面審査やヒアリング審査を経て採択が決定されます。採択後は交付申請を行い、交付決定通知を受領してから事業を開始します。事業実施中は四半期ごとの進捗報告や経費管理を適切に行い、事業完了後は実績報告書を提出します。
ポイント
審査と成功のコツ
産業界ニーズとの整合性
実践的な育成プログラムの設計
持続可能な事業モデルの提示
国際標準との連携
定量的な成果目標の設定
ポイント
対象経費
対象となる経費
人件費(4件)
- カリキュラム策定に係る専門家人件費
- 講師・インストラクター人件費
- プロジェクト管理者人件費
- 事務局スタッフ人件費
設備整備費(5件)
- 実験設備の購入・設置費
- トレーニング施設の建設・改修費
- 風車メンテナンス訓練用設備費
- シミュレーター導入費
- 安全訓練用機材費
事業費(4件)
- カリキュラム開発費
- 教材・テキスト作成費
- 講座運営費
- 受講者管理システム構築費
旅費・交通費(3件)
- 専門家招聘旅費
- 国内外先進事例調査旅費
- 受講者の実地訓練移動費
外注費(3件)
- 外部専門機関への委託費
- 翻訳費(国際基準関連)
- 広報・受講者募集費
対象外の経費
対象外の経費一覧(10件)
- 土地の取得費
- 汎用性の高い事務機器(パソコン、プリンター等)の購入費
- 補助事業に直接関係のない経費
- 消費税及び地方消費税
- 飲食・接待に係る経費
- 補助事業者の通常業務に係る経費
- 他の補助金等で賄われる経費
- 事業実施場所以外の施設整備費
- 交付決定前に発生した経費
- 使途不明金・証拠書類のない経費
よくある質問
Q洋上風力発電人材育成事業費補助金の補助率はどのくらいですか?
補助対象経費の3分の2以内が補助されます。具体的な補助金額は事業規模や内容に応じて審査の中で決定されます。
Qどのような法人が申請できますか?
日本国内で登記された法人格を有する団体、有限責任事業組合(LLP)、または地方公共団体が申請できます。コンソーシアム形式での複数法人による共同申請も可能です。任意団体は対象外です。
Q対象となる人材育成の分野は何ですか?
事業開発(ビジネス・ファイナンス・法務)、エンジニア(設計・基盤技術・データ分析)、専門作業員(建設・メンテナンス)の3分野が対象です。
Qトレーニング施設の建設費も補助対象になりますか?
はい、カリキュラムの実施に必要な実験設備や、風車メンテナンス・洋上作業の訓練を行うためのトレーニング施設の整備費用も補助対象に含まれます。
Q業種の制約はありますか?
業種制約はありません。教育機関、研究機関、エネルギー関連企業、人材育成事業者など、洋上風力発電の人材育成に取り組む幅広い法人が対象となります。
Q補助額上限の6億5,000万円は1事業あたりの上限ですか?
いいえ、6億5,000万円は個々の事業に対する上限ではなく、本補助金全体の予算総額です。個別の補助上限額は事業内容に応じて審査で決定されます。
Q申請にはどのような準備が必要ですか?
GビズIDプライムアカウントの取得(未取得の場合2〜3週間必要)、事業計画書の作成、コンソーシアム体制の構築(共同申請の場合)、法人書類の準備等が必要です。公募期間が約1か月と短いため、事前準備が重要です。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は経済産業省の洋上風力発電推進施策の一環であり、他の関連補助金との組み合わせにより効果を最大化できます。例えば、洋上風力発電の導入促進に関する実証事業や、地域の再生可能エネルギー導入支援事業と連携することで、人材育成と実際の事業展開を一体的に進められます。ただし、同一経費に対する二重補助は認められないため、経費の明確な区分が必要です。また、文部科学省の高等教育機関向け支援事業や、厚生労働省の職業訓練関連助成金とも補完的に活用できる可能性があります。地方自治体独自の再エネ関連補助金との併用も検討に値します。なお、コンソーシアムの構成員がそれぞれ異なる補助金を活用する場合は、重複のないよう事前に事務局に相談することを推奨します。
詳細説明
洋上風力発電人材育成事業費補助金の詳細解説
本補助金は、経済産業省が推進する洋上風力発電の普及拡大に不可欠な人材育成を支援する制度です。2030年の再生可能エネルギー導入目標の達成に向け、洋上風力産業で必要とされる多様な人材を体系的に育成するための事業に対して、補助対象経費の3分の2以内を補助します。
制度の背景と目的
日本政府は洋上風力発電を再生可能エネルギー主力電源化の切り札と位置づけ、2030年までに10GW、2040年までに30〜45GWの導入目標を掲げています。この目標を達成するためには、事業開発から建設・メンテナンスまで、幅広い分野の専門人材が大量に必要となります。しかし、現状では国内の洋上風力専門人材は圧倒的に不足しており、人材育成の体制構築が急務となっています。
補助対象となる3つの育成分野
本補助金では、以下の3分野における人材育成事業が対象となります。
1. 事業開発分野(ビジネス・ファイナンス・法務)
洋上風力発電プロジェクトの企画立案、資金調達、法的手続き等に関する専門知識を持つ人材を育成します。プロジェクトファイナンスの組成、環境アセスメント、漁業権調整等の実務能力が求められます。
2. エンジニア分野(設計・基盤技術・データ分析)
風車の設計、基礎構造の工学的検討、風況データの分析等の技術的専門人材を育成します。洋上特有の環境条件(塩害、波浪、風況等)に対応できる高度な技術力が求められます。
3. 専門作業員分野(建設・メンテナンス)
洋上での風車組立、ケーブル敷設、定期点検・保守等を担う技能者を育成します。GWO(Global Wind Organisation)等の国際安全基準に準拠した訓練が重要視されます。
補助率と補助金額
補助率は補助対象経費の3分の2以内です。なお、公募情報に記載されている補助額上限6億5,000万円は、個々の事業に対する上限ではなく、本事業全体の予算総額である点にご注意ください。個別の補助上限額については、事業規模や内容に応じて審査の中で決定されます。
申請要件の詳細
申請者は日本国内で登記された法人(法人格を有する団体、LLP、地方公共団体)である必要があります。コンソーシアム形式での申請も可能で、大学・研究機関・民間企業が連携した体制が推奨されています。全ての構成員が申請資格を満たす必要があり、経済産業省からの補助金停止措置や指名停止措置を受けていないことが必須条件です。
審査のポイント
採択審査では、洋上風力産業界のニーズとの整合性、カリキュラムの実践性、実施体制の妥当性、事業の持続可能性等が重視されます。特に、補助期間終了後も自立的に運営できる事業モデルの提示が重要です。また、国際標準との整合性や、定量的な成果目標の設定も高く評価されます。
申請手続き
申請はjGrants(電子申請システム)を通じて行います。GビズIDプライムアカウントが必要となるため、未取得の場合は早めに手続きを進めてください。公募期間は約1か月と短いため、事前の準備が不可欠です。
事業実施上の注意点
交付決定前に発生した経費は補助対象外となります。また、取得した設備は善良な管理者の注意をもって管理し、事業完了後も一定期間は処分制限がかかります。事業終了後は成果報告や会計検査への対応が求められるため、適切な書類管理体制の構築が重要です。
関連書類・リンク
令和7(2025)年度_公募要領募集要領.pdf
公募要領
令和7(2025)年度_交付規程.pdf
交付規程
令和7(2025)年度(様式1)応募申請書.docx
申請様式
令和7(2025)年度(様式2)提案書.docx
申請様式
令和7(2025)年度(様式2・別紙)カテゴリa_支出計画書.xlsx
申請様式
令和7(2025)年度(様式2・別紙)カテゴリb_支出計画書.xlsx
申請様式
令和7(2025)年度(様式2・別紙)カテゴリc_支出計画書.xlsx
申請様式
令和7(2025)年度(様式2・別紙)事業目標など.xlsx
申請様式
令和7(2025)年度(様式2・別紙)総括事業代表者ほか.docx
申請様式
令和7(2025)年度(様式3)事前着手申請書.docx
申請様式
令和7(2025)年度(様式4)役員名簿等(事業者名).docx
申請様式
令和7(2025)年度_記入説明(様式1)応募申請書.pdf
申請様式
令和7(2025)年度_記入説明(様式2)提案書.pdf
申請様式
令和7(2025)年度_記入説明(様式4)役員名簿等(事業者名) .pdf
申請様式