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やや難しい
準備期間の目安: 約30

令和8年度潤滑油の品質確保事業等への支援事業費補助金

基本情報

補助金額
7000万円
補助率: 2/3
0円7000万円
募集期間
2026-02-05 〜 2026-02-24
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 研究開発・実証事業を行いたい / 災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

本事業は経済産業省・資源エネルギー庁が実施する、潤滑油の品質確保と安定供給を目的とした補助金です。自動車や工業製品に不可欠な潤滑油は、中小企業を中心に小ロット・多品種で製造されており、品質の均一化と安定供給が課題です。さらにEV普及によるエンジン油需要の減少を見据え、車両用から工業用へのシフトも求められています。補助上限額は7,000万円(補助率2/3)で、品質試験精度の確認・認証や製造業者向け研修等を支援します。潤滑油業界の品質基盤を維持する業界インフラ型の補助金です。

この補助金の特徴

1

潤滑油品質試験の認証制度支援

品質試験精度の確認・認証を支援することで、中小メーカーが多数を占める潤滑油業界全体の品質基盤を底上げします。個社への直接支援ではなく、業界全体の品質管理体制を強化する「業界インフラ」型の事業です。

2

EV時代を見据えた事業構造転換

将来的なEV普及によるエンジン油需要の減少を見据え、車両用から工業用潤滑油への供給体制シフトを支援します。エネルギー転換期における石油関連産業の構造転換を政策的に後押しする先見的な制度です。

3

人材育成による品質の維持・向上

潤滑油製造業者の職員に対する研修プログラムを支援することで、技術力の維持・向上を図ります。小ロット・多品種という業界特性のため、製造現場の技術力が品質を左右する重要な要素です。

ポイント

この補助金は個別の潤滑油メーカーが直接設備投資を行うものではなく、業界全体の品質管理体制と人材育成を支援する事業です。品質試験機関や業界団体が事業の主な実施主体となり、中小メーカーの品質底上げを組織的に推進する仕組みです。EV時代の構造転換を見据えた先手の支援という点で、業界の将来を左右する重要な事業です。

対象者・申請資格

応募資格

  • 日本に拠点を有する民間企業等
  • 事業を的確に遂行する組織・人員を有すること
  • 必要な経営基盤と資金管理能力を有すること
  • 経済産業省からの停止措置・指名停止を受けていないこと
  • コンソーシアム形式も可(幹事者の全再委託は不可)

想定される実施主体

  • 潤滑油の品質試験機関
  • 潤滑油業界団体
  • 潤滑油関連の研究機関
  • 品質管理コンサルティング企業

ポイント

応募資格自体は幅広いですが、事業内容(品質試験精度の認証、研修実施)を遂行できる専門性が実質的に求められます。潤滑油の試験・検査に関する技術力と、業界全体への波及効果を生む事業設計力を有する団体が対象です。

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申請ガイド

1

ステップ1:事業内容の確認と体制構築

経済産業省HPで公募情報を確認し、品質試験認証や研修プログラムの実施計画を策定します。

2

ステップ2:事業提案書の作成

品質確保に関する具体的な取組計画、研修プログラムの内容、実施体制、収支計画を記載した提案書を作成します。

3

ステップ3:提出・審査

資源エネルギー庁燃料供給基盤整備課に提出。問い合わせはメール(bzl-oil-refining@meti.go.jp)。

4

ステップ4:事業実施・報告

採択後に品質試験精度の確認・認証、研修等を実施し、実績報告書を提出します。

ポイント

補助率2/3のため、自己負担が1/3必要です。7,000万円の上限に対し、自己負担分の資金計画も含めた提案が必要です。事業の性質上、潤滑油業界全体への波及効果を定量的に示すことが採択のポイントです。

審査と成功のコツ

業界全体の品質向上への貢献度
個社の利益ではなく、潤滑油業界全体の品質管理体制の底上げにどう貢献するかが最重要です。対象メーカー数や研修受講者数など、波及効果を定量的に示してください。
品質試験の技術的専門性
潤滑油の品質試験(粘度、酸化安定性、摩耗試験等)に関する技術力と認証の仕組みを具体的に提案してください。
EV時代への対応戦略
エンジン油から工業用潤滑油へのシフトをどう支援するか、将来ビジョンを含めた提案が評価されます。

ポイント

業界全体の品質インフラ整備という公共性の高い事業であるため、特定企業の利益に偏らない公正な事業設計が不可欠です。EV普及に伴う需要構造変化への対応策を盛り込むことで、政策的な意義を強調できます。

対象経費

対象となる経費

品質試験関連費(4件)
  • 品質試験精度確認費
  • 試験機器校正費
  • 認証制度運営費
  • 試験データ分析費
研修・人材育成費(4件)
  • 研修プログラム開発費
  • 講師謝金
  • 研修会場費
  • 教材制作費
調査・研究費(3件)
  • 品質基準調査費
  • 海外動向調査費
  • 技術文書作成費
事務管理費(3件)
  • 事業管理人件費
  • 通信運搬費
  • 報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(5件)
  • 製造設備の購入費
  • 土地・建物の取得費
  • 経常的な運営費
  • 事業と直接関係のない経費
  • 他の国庫補助金と重複する経費

よくある質問

Q個別の潤滑油メーカーが直接応募できますか?
A

応募資格は民間企業等に広く開かれていますが、事業内容が品質試験の認証や研修の実施であるため、業界団体や試験機関が主な実施主体として想定されています。個別メーカーでの応募も可能ですが、業界全体への波及効果を示す必要があります。

Q補助率と上限額は?
A

補助率は2/3、上限額は7,000万円です。自己負担分として1/3の資金が必要です。

QEV関連の潤滑油開発も対象ですか?
A

本事業は主に品質試験精度の確認・認証と研修が対象です。EVに対応した新製品開発自体は直接の対象ではありませんが、工業用潤滑油への供給体制シフトに関連する品質確保の取組は対象に含まれ得ます。

Qコンソーシアムで応募できますか?
A

はい、コンソーシアム形式での申請が可能です。幹事者を決定し、幹事者が事業提案書を提出します。ただし、幹事者が業務の全てを再委託することはできません。

Q問い合わせ先はどこですか?
A

経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 燃料供給基盤整備課(担当:堀、林)です。メール:bzl-oil-refining@meti.go.jp

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は経済産業省の補助金であり、同一経費への他国庫補助金との併用は不可です。ただし、異なる経費項目であれば、経産省の他のエネルギー関連補助金や中小企業庁の経営支援補助金と組み合わせることが考えられます。また、潤滑油メーカーが個社として設備投資を行う場合は、ものづくり補助金等の別の制度を活用できます。

詳細説明

制度の目的

潤滑油は自動車や工業製品の製造・駆動に不可欠な物資です。中小企業を中心とする多くのメーカーが小ロット・多品種で製造しているため、品質確保と安定供給の維持が課題となっています。

背景:EV時代の構造転換

将来的なEV普及によりエンジン油需要の減少が見込まれるため、車両用から工業用への供給体制シフトが求められています。

支援内容

  • 品質試験精度の確認・認証:試験機関の精度確認と認証制度の運営
  • 研修等:潤滑油製造業者の職員に対する技術研修

補助率・上限額

補助率2/3、上限7,000万円