募集中全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

GX戦略地域制度におけるコンビナート等再生に向けた事業化促進事業

基本情報

補助金額
30億円
0円30億円
募集期間
2026-02-12 〜 2026-03-11
残り8
対象地域日本全国
対象業種情報通信業 / 学術研究、専門・技術サービス業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

GX戦略地域制度におけるコンビナート等再生に向けた事業化促進事業は、GX2040ビジョンに基づき、産業資源であるコンビナート等を核として「新たな産業クラスター」を創出するための補助制度です。自治体と事業者が連携し、既存のコンビナート用地の空きスペースや設備を有効活用してGX(グリーントランスフォーメーション)関連の新事業を立ち上げ、「世界に勝てる」GX拠点の形成を目指します。補助上限額は最大30億円と非常に大規模で、情報通信業や学術研究・専門技術サービス業が主な対象業種です。経済産業省イノベーション・環境局が所管し、脱炭素社会への移行と産業競争力の強化を同時に実現する国家プロジェクトとしての性格を持っています。

この補助金の特徴

1

最大30億円の大規模補助で産業拠点を再生

コンビナート等の既存産業集積地を活用したGX新事業の創出に対し、最大30億円という大規模な補助を行います。設備投資、研究開発、実証事業、人材育成まで幅広い経費をカバーし、産業構造の転換を本格的に支援します。

2

GX2040ビジョンに基づく国家戦略事業

2040年を見据えたGX産業立地政策の一環として位置づけられており、単なる補助金ではなく国の産業戦略そのものです。採択されることは、国が認めるGX拠点としてのブランド価値を獲得することにもつながります。

3

自治体と事業者の連携による産業クラスター創出

自治体と事業者が共同で発意し、地域全体で新たな産業クラスターを形成する点が特徴です。個別企業の事業ではなく、コンビナート全体の再生と地域経済のグリーン化を同時に実現する壮大なプロジェクトです。

4

既存インフラの有効活用で効率的な拠点形成

新規に用地を取得するのではなく、コンビナート等の空きスペースや既存設備を活用します。インフラの再利用により投資効率が高く、環境負荷の低減にもつながるサステナブルな産業再編モデルです。

ポイント

本事業はGX分野における日本の産業競争力を左右する国家的プロジェクトです。単なる補助金申請ではなく、自治体・事業者・国が一体となって「世界に勝てる」GX拠点をデザインするという発想が求められます。応募にあたっては、産業クラスターとしての将来像を描くビジョン力が問われます。

対象者・申請資格

事業者の要件

  • 公募要領に記載された応募資格を満たすこと
  • コンビナート等再生型GX戦略地域での事業実施が可能であること
  • GX新事業の創出に資する事業計画を有すること

自治体との連携

  • 自治体と事業者が共同で提案する形式であること
  • 地域のGX戦略と整合した事業計画であること
  • 産業クラスター形成に向けた地域全体の合意形成が進んでいること

事業内容の要件

  • 既存コンビナート用地の空きスペースや設備の有効活用を含むこと
  • GX(グリーントランスフォーメーション)に資する新事業であること
  • 事業化に向けた具体的な計画と実現可能性を有すること

対象分野

  • 脱炭素に寄与する新技術・新事業の開発
  • 水素・アンモニア等の次世代エネルギー関連
  • カーボンリサイクル・CCU/CCS関連
  • 再生可能エネルギー関連設備・サービス

ポイント

本事業は通常の中小企業向け補助金とは異なり、自治体との連携と国の産業政策との整合が不可欠です。応募を検討する段階から自治体のGX担当部署と密に連携し、地域のGX戦略における自社の位置づけを明確にすることが申請成功の前提条件となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:GX戦略地域制度の理解と方針確認

GX2040ビジョンとGX産業立地ワーキンググループの中間とりまとめを精読し、国が目指すGX拠点の方向性を把握します。自社の事業がこの方向性にどう合致するかを整理してください。

2

ステップ2:自治体との連携体制の構築

コンビナート等が所在する自治体のGX関連部署と連携し、地域のGX戦略における本事業の位置づけを確認します。自治体と事業者が共同で発意する形式が求められるため、早期からの協議が不可欠です。

3

ステップ3:事業計画の策定

コンビナート等の既存インフラをどのように活用し、どのようなGX新事業を創出するかの具体的な計画を策定します。技術的実現可能性、市場性、環境貢献度、地域経済への波及効果を網羅的に記述してください。

4

ステップ4:申請書類の作成と提出

公募要領に基づいて申請書類を作成し、2026年3月11日12:00までに提出します。大規模事業であるため、複数の関係者による入念なレビューを経てから提出することをお勧めします。

5

ステップ5:審査対応とプロジェクト体制の整備

審査過程でのプレゼンテーションやヒアリングに備え、事業の意義と実現可能性を説得力をもって説明できるプロジェクト体制を構築しておきましょう。

ポイント

30億円規模の補助事業では、申請書類の完成度に加えて、プロジェクトの推進体制そのものが審査されます。自治体、事業者、研究機関、金融機関が参画するコンソーシアム体制を構築し、各機関の役割分担と責任範囲を明確にすることが、採択を勝ち取るための重要な要素です。

審査と成功のコツ

グローバル競争力のあるビジョンの提示
「世界に勝てる」GX拠点の形成が本事業の究極目標です。国内の環境基準への対応にとどまらず、グローバル市場での競争優位性を獲得できるビジョンを提示しましょう。海外の先進事例との比較分析も効果的です。
既存インフラの活用戦略の具体化
コンビナートの空きスペースや既存設備をどのように転用・高度化するかを詳細に計画します。既存のパイプライン、電力系統、港湾施設などの産業インフラの活用方法を具体的に示すことで、投資効率の高さをアピールできます。
産業クラスター形成の波及効果
本事業による直接的な成果だけでなく、周辺企業の参入促進、関連産業の創出、雇用創出などの波及効果を定量的に示します。コンビナート全体の産業エコシステムとしての将来像を描くことが評価のポイントです。
段階的な事業化ロードマップ
研究開発から実証、事業化、スケールアップまでの段階的なロードマップを提示します。各段階でのマイルストーンと評価指標を設定し、着実に事業化に向かう計画の信頼性を示してください。

ポイント

本事業で最も問われるのは「なぜこのコンビナートでGX拠点を形成すべきか」という地政学的・産業戦略的な合理性です。立地の優位性、既存の産業集積、人材プール、物流インフラなど、他の候補地にない固有の強みを論理的に示すことが、競争的資金獲得の決め手となります。

対象経費

対象となる経費

設備投資・インフラ整備費(4件)
  • GX関連設備の導入費
  • 既存設備の改修・転用費
  • 実証プラント建設費
  • ユーティリティ設備整備費
研究開発費(4件)
  • 技術開発費
  • 実証実験費
  • 分析・評価費
  • 知的財産関連費
事業化調査費(4件)
  • フィージビリティスタディ費
  • 市場調査費
  • 事業計画策定費
  • 環境アセスメント費
人材育成・体制構築費(4件)
  • 専門人材の研修費
  • 外部専門家招聘費
  • プロジェクト管理費
  • 連携体制構築費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 通常の企業運営に係る経費
  • 土地の取得費
  • 既存事業の維持・運営費
  • GXに関連しない設備投資
  • 補助事業期間外に発生した費用
  • 他の国庫補助金と重複する経費

よくある質問

Qコンビナート等再生型GX戦略地域とは何ですか?
A

GX戦略地域制度の1類型で、既存のコンビナートや産業集積地の空きスペースや設備を有効活用し、GX関連の新事業を創出することで世界水準のGX拠点を形成する取り組みです。自治体と事業者の発意による産業クラスターの再設計が特徴です。

Q中小企業単独でも応募できますか?
A

本事業はコンビナート全体の再生を目的とした大規模プロジェクトであり、自治体と事業者の連携が前提です。応募資格の詳細は公募要領をご確認ください。中小企業がコンソーシアムの一員として参画するケースは考えられます。

Q補助率はどのくらいですか?
A

補助率は公募要領で定められています。事業内容や規模によって異なる場合がありますので、詳細は公募要領をご確認ください。補助上限額は最大30億円です。

QGX新事業として具体的にどのような事業が対象になりますか?
A

水素・アンモニア関連、カーボンリサイクル、CCU/CCS、再生可能エネルギー活用、バイオものづくりなど、脱炭素に資する幅広いGX関連事業が対象となり得ます。既存コンビナートのインフラを活用する点が求められます。

QすでにGX関連の事業を行っている場合、既存事業の拡大も対象になりますか?
A

本事業はコンビナート等の再生と新たなGX産業クラスターの創出を目的としています。既存事業の単純な拡大ではなく、産業構造の転換に資する新たな取り組みであることが求められます。

Q複数の事業者が共同で応募することは可能ですか?
A

コンビナートの産業クラスター形成は複数の事業者の連携が前提となるケースが多いため、コンソーシアム形式での応募は想定されています。詳細な応募形式は公募要領をご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

GX戦略地域制度の事業化促進事業は、その大規模な性格から他の補助金との直接的な併用は限定的ですが、GXエコシステム全体の構築という視点では多様な支援策との連携が可能です。参画企業がGX関連の技術開発を行う場合はNEDOのグリーンイノベーション基金事業との連携、省エネルギー設備の導入にはエネルギー使用合理化等事業者支援事業が活用できます。また、コンビナート内の中小企業がGX対応の設備投資を行う場合は、ものづくり補助金やIT導入補助金の活用も考えられます。水素サプライチェーン構築に関してはクリーンエネルギー自動車導入促進補助金や水素社会実現に向けた各種実証事業との連携も有効です。地域全体のGX推進にあたっては、環境省の脱炭素先行地域関連の支援策も視野に入れた包括的なファンディング戦略の策定をお勧めします。

詳細説明

GX戦略地域制度とコンビナート等再生の概要

GX戦略地域制度におけるコンビナート等再生に向けた事業化促進事業は、経済産業省が推進するGX2040ビジョンの核心的施策の一つです。日本各地のコンビナートや産業集積地を、グリーントランスフォーメーション(GX)の拠点として再生・高度化し、「世界に勝てる」産業クラスターの形成を目指します。

石油化学コンビナートをはじめとする既存の産業集積地は、パイプラインネットワーク、電力・蒸気供給設備、港湾施設など充実したインフラを有しています。これらの資産を活用してGX関連の新事業を創出することで、効率的かつ迅速にGX産業拠点を形成できます。

補助規模

補助上限額は最大30億円と極めて大規模です。コンビナート全体の産業構造転換を視野に入れた事業であるため、設備投資、研究開発、実証事業、人材育成まで包括的に支援します。

GX2040ビジョンと本事業の位置づけ

GX2040ビジョンは、2040年に向けた日本のGX産業立地政策の方向性を示したものです。本事業はその中でも「コンビナート等再生型GX戦略地域」に位置づけられ、自治体と事業者が共同で産業クラスターの再設計に取り組むプロジェクトです。

国の産業戦略と地域の発意が融合した制度設計により、トップダウンとボトムアップの両面からGX拠点の形成を推進します。

対象となるGX新事業の例

  • 水素・アンモニアの製造・貯蔵・供給拠点の構築
  • カーボンリサイクル技術を活用した新素材・新燃料の製造
  • CCU/CCS(CO2回収・利用・貯留)関連設備の整備
  • 再生可能エネルギーを活用した産業プロセスの転換
  • バイオものづくり・合成生物学を活用した新産業の創出
  • 蓄電池・次世代半導体等のGX関連製造拠点の整備

公募スケジュール

公募期間は2026年2月12日から2026年3月11日12:00までです。申請書類は必着ですので、余裕を持って提出してください。

問い合わせ先

経済産業省 イノベーション・環境局 GXグループ
脱炭素成長型経済構造移行投資促進課
担当:平井、上利
E-MAIL:bzl-gx-sangyoricchi@meti.go.jp

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