今治市技術開発・販路開拓事業費補助金【研究開発枠】
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
デジタル技術×既存資源の融合が要件
本補助金は単なるデジタル化支援ではなく、自社が保有する製品・サービス等の経営資源とデジタル技術を組み合わせた「新しい価値の創出」を求めています。IoTセンサーを活用した製品の高付加価値化、AIによる品質検査の自動化など、自社の強みを活かしたDX推進が期待されています。
補助率2/3・上限100万円の手厚い支援
研究開発は成果が不確実なためリスクが高い投資ですが、対象経費の3分の2を補助してもらえるため、自己負担は実質3分の1で済みます。100万円の上限は小規模なPoC(概念実証)やプロトタイプ開発に適しており、本格的な製品化前の検証段階で活用しやすい金額設定です。
幅広い業種が対象
製造業だけでなく、情報通信業、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業など19業種が対象です。今治市の主要産業であるタオル製造や造船業はもちろん、サービス業や小売業でもデジタル技術を活用した新サービス開発であれば申請可能です。
市税完納が必須条件
申請時に市税の未納がないことが条件です。法人市民税・固定資産税等の納税状況を事前に確認し、未納がある場合は早期に解消しておく必要があります。
ポイント
対象者・申請資格
法人格・事業形態
- 今治市内に事業所を有する法人(株式会社、合同会社、有限会社等)
- 今治市内に事業所を有する個人事業主
- 医師、歯科医師、助産師は対象外
- 個人農林漁業者は対象外
- 協同組合、一般社団法人、公益法人、医療法人、宗教法人、学校法人、社会福祉法人、任意団体等は対象外
地理的要件
- 愛媛県今治市内に事業所を有していること(本社が市外でも市内に事業所があれば可)
納税要件
- 市税に未納がないこと(法人市民税、固定資産税、事業所税等)
反社会的勢力の排除
- 今治市暴力団排除条例に規定する暴力団又は暴力団員と関係がないこと
業種制限
- 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する風俗営業等の事業を行っていないこと
他の補助金との関係
- 国・県・市等の他の補助金等の交付を受けて実施する事業は対象外
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:事業計画の策定
まず、デジタル技術を活用した新製品開発・新サービス実用化の具体的な計画を策定します。「どのデジタル技術を」「自社のどの経営資源と組み合わせ」「どのような新しい価値を生み出すのか」を明確にしてください。技術開発のスケジュール、マイルストーン、期待される成果を具体的に記載することが重要です。
ステップ2:対象経費の整理と見積取得
補助対象となる経費を洗い出し、各項目について見積書を取得します。補助率2/3、上限100万円から逆算すると、対象経費150万円程度の事業規模が上限額を最大活用できるラインです。
ステップ3:必要書類の準備
申請書類一式を準備します。事業計画書に加え、市税の納税証明書、法人の場合は登記簿謄本、見積書等が必要となります。産業振興課(0898-36-1540)に事前相談し、必要書類の最新リストを確認してください。
ステップ4:申請書の提出
今治市産業振興課の窓口に申請書類を提出します。郵送可否や電子申請の対応状況は事前に確認してください。提出前に記載漏れや添付書類の不足がないか最終チェックを行いましょう。
ステップ5:審査・交付決定
市による審査が行われ、交付決定通知を受領します。交付決定前に着手した事業は補助対象外となる可能性があるため、必ず交付決定後に事業を開始してください。
ポイント
審査と成功のコツ
デジタル技術の具体性を高める
自社の既存資源との結びつきを明確にする
実証・検証の計画を具体化する
事業化への道筋を示す
適正な経費配分
ポイント
対象経費
対象となる経費
技術開発費(4件)
- ソフトウェア開発費
- システム設計費
- プログラミング費用
- デジタルツール・ライセンス費
外注・委託費(3件)
- 技術開発の外部委託費
- 専門家への技術コンサルティング費
- プロトタイプ製作委託費
機械装置・工具器具費(3件)
- 試作品製作に必要な機械装置の購入・リース費
- IoTセンサー等のデバイス購入費
- 計測機器・検査装置費
原材料費(2件)
- 試作品の原材料費
- 実験・実証用の消耗品費
その他経費(3件)
- 技術調査費
- 知的財産権の出願・登録費用
- 実証実験に必要な会場費
対象外の経費
対象外の経費一覧(9件)
- 土地・建物の取得費用
- 車両の購入費用
- 汎用性の高いパソコン・タブレット等の購入費(事業専用でない場合)
- 人件費(自社従業員の通常給与)
- 交際費・接待費
- 他の補助金で充当する経費
- 交付決定前に発生した経費
- 消費税及び地方消費税
- 振込手数料・代引き手数料
よくある質問
Q今治市以外に本社がありますが、今治市内に支店・営業所があれば申請できますか?
はい、申請可能です。要件は「今治市内に事業所を有すること」であり、本社所在地は問われていません。ただし、補助事業の実施場所が今治市内の事業所であることが前提となりますので、市内事業所で技術開発を行う計画を策定してください。詳細は産業振興課(0898-36-1540)にご確認ください。
Q個人事業主でも申請できますか?
はい、個人事業主も申請対象です。ただし、個人農林漁業者は対象外となっています。また、市税の未納がないことが条件ですので、所得税・住民税・個人事業税等の納税状況を事前に確認してください。開業届を提出しており、今治市内で事業活動を行っていることが必要です。
Qものづくり補助金と併用できますか?
同一事業での併用はできません。本補助金は「国・県・市等の他の補助金等の交付を受けて実施する事業」を対象外としています。ただし、開発フェーズを本補助金で行い、その後の量産化フェーズを別の補助金で支援するなど、異なる事業として明確に区分できる場合は、それぞれ別の補助金を活用できる可能性があります。事前に産業振興課にご相談ください。
Q補助金の上限100万円では足りない場合、どうすれば良いですか?
事業規模が100万円を超える場合、いくつかの選択肢があります。まず、事業を「研究開発フェーズ」と「実装フェーズ」に分け、研究開発部分のみ本補助金で申請する方法があります。また、事業規模が大きい場合は、ものづくり補助金(上限750万円〜)やIT導入補助金(最大450万円)など、より大型の補助金を検討することをお勧めします。さらに、日本政策金融公庫の融資制度は補助金ではないため、本補助金と組み合わせて活用することが可能です。
Qどのようなデジタル技術が対象になりますか?
AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、クラウドコンピューティング、ビッグデータ分析、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、3Dプリンティング、AR/VRなど、幅広いデジタル技術が対象となり得ます。重要なのは、選択したデジタル技術と「自社が保有する製品やサービス等の経営資源」を組み合わせて新たな価値を生み出すことです。既存のパッケージソフトを単に購入するだけでは不十分で、自社の事業に合わせた開発・カスタマイズが求められます。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は、国・県・市等の他の補助金との併用が明確に禁止されています。同一事業に対して、ものづくり補助金、IT導入補助金、愛媛県の類似補助金などを重複して受けることはできません。 ただし、「同一事業」でなければ別の補助金を活用する余地はあります。例えば、本補助金で技術開発・プロトタイプ製作を行い、その後の量産化・販路開拓段階では別の補助金(小規模事業者持続化補助金等)を活用するといった「フェーズ分け」による使い分けは可能な場合があります。 申請前に検討すべき他の選択肢として、ものづくり補助金(上限750万円〜)やIT導入補助金(最大450万円)があります。事業規模が大きい場合はこれらの方が適している可能性があります。一方、100万円以内の小規模なPoCや実証実験であれば、本補助金の方が申請手続きが簡易で採択率も期待できるため有利です。 融資制度(日本政策金融公庫の技術開発融資等)は補助金ではないため、本補助金と組み合わせて活用することが可能です。補助金でカバーしきれない自己負担分を融資で手当てする戦略も検討してください。
詳細説明
今治市技術開発・販路開拓事業費補助金【研究開発枠】の概要
本補助金は、愛媛県今治市が市内企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を目的として設けた支援制度です。市内の法人・個人事業主が、デジタル技術と自社の既存経営資源を組み合わせて新製品の開発や新サービスの実用化に取り組む場合、対象経費の3分の2(上限100万円)を補助します。
補助金の特徴と狙い
本補助金の最大の特徴は、単なるIT化やデジタル化ではなく、「自社の強み×デジタル技術」による新たな価値創出を明確に求めている点です。今治市はタオル製造や造船業など特色ある産業が集積しており、これらの伝統的な技術力にデジタル技術を掛け合わせたイノベーション創出が期待されています。
- IoTセンサーを活用したタオルの品質管理システムの開発
- AIによる造船部品の検査自動化システムの構築
- クラウド技術を活用した新たな顧客サービスプラットフォームの開発
対象者の要件
以下のすべてを満たす必要があります。
- 今治市内に事業所を有する法人または個人事業主であること
- 市税に未納がないこと
- 暴力団等との関係がないこと
- 風俗営業等を行っていないこと
注意:医師、歯科医師、助産師、個人農林漁業者、各種公益法人、医療法人、宗教法人、学校法人、社会福祉法人、任意団体等は対象外です。
補助率・補助上限額
補助対象経費の3分の2が補助され、上限は100万円です。つまり、対象経費が150万円の場合に補助上限額の100万円を受け取ることができます。自己負担は最低でも対象経費の3分の1が必要です。
他の補助金との併用について
国・県・市等の他の補助金の交付を受けて実施する事業は、本補助金の対象外となります。ものづくり補助金やIT導入補助金など、同一事業での重複申請はできないため、どの補助金が最適かを事前に比較検討してください。
申請のポイント
採択を勝ち取るために、以下の点を意識した事業計画を策定してください。
- デジタル技術の具体性:使用する技術(AI、IoT、クラウド等)を具体的に記載する
- 自社資源との結びつき:既存の技術・ノウハウ・顧客基盤との関連性を明確にする
- 実証計画:開発後のテスト・検証プロセスを盛り込む
- 事業化シナリオ:補助事業終了後の市場展開計画を示す
- 地域貢献:今治市の産業振興・雇用創出への波及効果を記載する
問い合わせ先
今治市 産業振興課
電話:0898-36-1540
メール:sangyou@imabari-city.jp
住所:〒794-8511 今治市別宮町1丁目4番地1 本庁第1別館7階
参照URL:https://www.city.imabari.ehime.jp/sangyou/hojo/003/