募集中全国対象
普通
準備期間の目安: 約90

令和7年度予算 携帯電話等エリア整備事業

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 1/2、2/3、3/5、3/4
募集期間
2025-03-31 〜 2026-03-31
残り28
対象地域日本全国
対象業種情報通信業
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 人材育成を行いたい / 資金繰りを改善したい / 雇用・職場環境を改善したい / 災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 安全・防災対策支援がほしい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

総務省が実施する「携帯電話等エリア整備事業」は、過疎地、辺地、離島、半島、山村などの地理的に条件不利な地域において、携帯電話の利用を可能にし、5Gによる高度な無線通信環境を整備するための補助事業です。地方公共団体、無線通信事業者、インフラシェアリング事業者等が基地局施設(鉄塔・無線設備等)や伝送路施設(光ファイバ等)を整備する場合に、国が費用の一部(1/2〜3/4)を補助します。全国47都道府県が対象地域であり、デジタルデバイド(情報格差)の解消という社会的意義の高い事業です。補助率が1/2から3/4と幅があり、地域の条件や事業内容によって異なります。申請期間が2025年3月末から2026年3月末までの通年型であるため、計画的な申請が可能です。通信インフラの整備は地域の防災・安全にも直結するため、自治体にとっては住民サービスの向上と地域振興の両面で活用できる重要な補助金です。

この補助金の特徴

1

条件不利地域に特化した通信インフラ補助

過疎地、離島、半島、山村など、民間事業者単独では採算が取れず基地局整備が進みにくい地域を対象としています。市場原理だけでは解決できない通信格差の是正を国が支援する仕組みであり、社会インフラとしての通信環境の整備に特化しています。

2

最大3/4の高い補助率

補助率は事業内容や地域条件に応じて1/2、3/5、2/3、3/4の4段階が設定されています。特に条件の厳しい地域では最大3/4の補助を受けられるため、自治体や事業者の負担を大幅に軽減できます。基地局1局あたり数千万円から数億円の整備費用に対して、この高い補助率は非常に大きなメリットです。

3

5G対応を含む最新通信規格への対応

従来の携帯電話エリアの不感地帯解消だけでなく、5Gによる高速・大容量通信環境の整備も補助対象に含まれています。地方においても都市部と同等の通信環境を実現し、テレワークや遠隔医療など新たなサービスの基盤を整備できます。

4

多様な申請主体に対応

地方公共団体だけでなく、無線通信事業者(携帯キャリア)やインフラシェアリング事業者等も申請可能です。官民連携での通信インフラ整備が促進される仕組みとなっており、地域の実情に合わせた柔軟な整備体制を構築できます。

ポイント

本事業は単なる通信インフラ整備ではなく、地方創生・防災・医療・教育など多面的な政策課題の解決に資する基盤整備です。申請にあたっては、通信エリア拡大の直接的な効果だけでなく、それによって実現する住民サービスの向上や地域振興への波及効果を具体的に示すことが重要です。特に防災面での効果(災害時の通信確保)は審査で高く評価される傾向にあります。

対象者・申請資格

対象申請者

  • 地方公共団体(都道府県、市区町村)
  • 無線通信事業者(携帯電話キャリア等)
  • インフラシェアリング事業者(JTOWER等)
  • その他、総務省が認める事業者

対象地域

  • 過疎地域(過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく地域)
  • 辺地(辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づく地域)
  • 離島(離島振興法に基づく地域)
  • 半島(半島振興法に基づく地域)
  • 山村(山村振興法に基づく地域)
  • その他の条件不利地域

対象設備

  • 携帯電話等の基地局施設(鉄塔、無線設備、電源設備等)
  • 伝送路施設(光ファイバ、無線伝送装置等)
  • 5G基地局関連設備

補助率

  • 1/2、3/5、2/3、3/4(事業内容・地域条件により異なる)

ポイント

条件不利地域の定義は法律に基づいて明確に規定されており、自治体であれば自らの地域が該当するかは容易に判断できます。重要なのは、携帯キャリアとの事前調整です。基地局整備には通信事業者の協力が不可欠であるため、申請前にキャリアとの具体的な協議を進めておくことが採択の実質的な条件となります。キャリア側も不採算地域の基地局整備には本補助金の活用を前提としているため、双方にメリットのある協力関係を構築してください。

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申請ガイド

1

ステップ1:対象地域の確認

自治体の場合、管轄区域内に条件不利地域(過疎地、離島等)が含まれるかを確認します。通信事業者の場合、整備計画地域が条件不利地域に該当するかを総務省に確認します。

2

ステップ2:携帯電話事業者との調整

基地局整備には携帯電話事業者の参画が不可欠です。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル等のキャリアと、整備対象エリア、設備仕様、運用計画等について事前協議を行います。

3

ステップ3:整備計画の策定

整備する基地局の位置、カバーエリア、必要な設備、工事計画、予算計画等を含む具体的な整備計画を策定します。住民のニーズ調査や電波伝搬シミュレーションも実施してください。

4

ステップ4:補助金申請書の作成・提出

総務省の定める様式に従い、補助金交付申請書を作成します。申請期間は2025年3月31日から2026年3月31日までです。総務省総合通信基盤局(TEL: 03-5253-5894)への事前相談も活用してください。

5

ステップ5:交付決定・事業実施

総務省による審査を経て交付決定を受けた後、基地局の建設・設備設置工事を実施します。事業完了後、実績報告書を提出して補助金の交付を受けます。

ポイント

本事業の成功の鍵は「携帯キャリアとの連携」にあります。自治体単独で申請する場合でも、建設後の基地局運用はキャリアが担うため、キャリアの参画なくしては事業が成立しません。総務省の各地方総合通信局が相談窓口として機能しているため、計画段階で地方総合通信局に相談し、適切なキャリアとのマッチングを依頼することも有効な手段です。

審査と成功のコツ

地域の通信需要の定量的な把握
整備対象地域の人口、世帯数、観光客数、防災拠点の有無、医療・教育施設の状況等を定量的に整理し、通信インフラ整備の必要性を客観的に示すことが重要です。
複数キャリアの参画による効率性向上
インフラシェアリング(鉄塔等の共用)により、複数のキャリアが同一基地局を利用する計画とすることで、費用対効果が高まり採択の可能性が向上します。
防災・減災への貢献の強調
条件不利地域は自然災害のリスクも高い場合が多く、災害時の通信確保は住民の生命に直結します。防災計画との連動を示すことで、事業の緊急性と重要性を訴求できます。
段階的な整備計画の提示
広域にわたる不感地帯がある場合、一度に全てを整備するのではなく、優先度の高い地域から段階的に整備する計画を示すことで、実現可能性の高い提案となります。

ポイント

総務省は補助金の効果を「解消された不感地帯の面積・人口」で測定しています。したがって、整備によるカバーエリアの拡大を地図やシミュレーションデータで視覚的に示すことが非常に効果的です。また、5G対応の整備は政策的な優先度が高いため、4G/LTEの不感地帯解消と5G整備を組み合わせた提案は高い評価を得やすい傾向にあります。

対象経費

対象となる経費

基地局施設整備費(4件)
  • 鉄塔・アンテナ支持柱の建設
  • 無線設備(アンテナ、送受信装置)
  • 電源設備(蓄電池、発電機)
  • 局舎・キャビネット
伝送路施設整備費(3件)
  • 光ファイバケーブルの敷設
  • 無線伝送装置
  • 中継装置
5G関連設備費(3件)
  • 5G基地局装置
  • 5G対応アンテナ
  • エッジコンピューティング装置
工事費(4件)
  • 基地局建設工事費
  • 伝送路敷設工事費
  • 電気工事費
  • 道路占用・土地造成に係る費用
設計・調査費(4件)
  • 電波伝搬調査費
  • 設計委託費
  • 測量費
  • 環境アセスメント費
その他関連経費(3件)
  • 申請手続き関連費用
  • 保険料
  • 仮設費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 条件不利地域以外の基地局整備費
  • 運用・保守費用(ランニングコスト)
  • 土地取得費
  • 既存設備の撤去のみの工事
  • 事業者の通常業務に係る人件費
  • 他の補助金で既に支援を受けている設備
  • 事業期間外に発生した経費
  • 一般管理費

よくある質問

Qどのような地域が「条件不利地域」に該当しますか?
A

過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく過疎地域、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づく辺地、離島振興法に基づく離島、半島振興法に基づく半島地域、山村振興法に基づく山村地域などが該当します。自治体であれば、総務省の各地方総合通信局に問い合わせることで、具体的な該当地域を確認できます。

Q携帯電話事業者(キャリア)ではなく自治体が申請する場合のメリットは何ですか?
A

自治体が申請主体となる場合、整備した基地局施設を自治体が保有し、複数のキャリアに開放することが可能です。これにより、1つの基地局で複数キャリアのサービスが利用可能となり、住民にとっての利便性が向上します。また、自治体保有のインフラとして長期的な管理が可能となり、地域の通信環境の安定性が確保されます。

Q5Gの基地局整備も補助対象ですか?
A

はい、5Gによって高度化された無線通信を可能とするための基地局整備も補助対象に含まれています。条件不利地域においても5Gサービスを利用可能とし、遠隔医療やスマート農業などの先進的なサービスの基盤を整備することが本事業の目的の一つです。

Q補助率の1/2と3/4はどのように決まりますか?
A

補助率は整備する地域の条件(離島の遠隔度、過疎の程度等)や事業の性質(新規エリア整備か5G高度化か等)によって異なります。一般的に、地理的条件が厳しく整備コストが高い地域ほど高い補助率が適用されます。具体的な補助率の判定は、総務省の担当課(03-5253-5894)に事前にご確認ください。

Q整備後の運用・保守費用も補助対象ですか?
A

いいえ、本事業は基地局等の「整備(建設・設置)」に対する補助であり、整備後の運用・保守費用(ランニングコスト)は補助対象外です。運用費用については、自治体保有の場合は自治体予算で、通信事業者保有の場合は事業者負担となります。

Qインフラシェアリング事業者とは何ですか?
A

インフラシェアリング事業者とは、通信用鉄塔やアンテナ等の通信インフラを自ら保有・管理し、複数の携帯電話事業者に共用させるサービスを提供する事業者です。JTOWERなどが代表的な企業です。インフラシェアリングにより、各キャリアが個別に鉄塔を建設する必要がなくなり、効率的な通信インフラ整備が可能になります。

Q申請はいつまでに行えばよいですか?
A

申請期間は2025年3月31日から2026年3月31日までの通年型です。ただし、予算には限りがあるため、早期の申請が推奨されます。特に大規模な整備を計画している場合は、年度の早い段階で総務省の担当課に事前相談を行い、計画的に申請することをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は総務省の補助事業であり、同一の基地局・設備について他の国の補助金との重複受給は認められません。ただし、通信インフラ整備に関連する以下の補助金・交付金との組み合わせ(異なる設備・区間を対象として)が考えられます。総務省の「高度無線環境整備推進事業」(光ファイバ整備支援)と組み合わせることで、基地局までの伝送路と基地局本体を別々の補助金で整備するアプローチも可能です。また、地方創生推進交付金やデジタル田園都市国家構想交付金との連携により、通信インフラを基盤とした地域サービスの展開まで一体的に計画することができます。自治体の過疎対策事業債との併用についても検討の余地があります。複数の補助金を組み合わせる場合は、総務省の担当課に事前に相談し、重複・併用のルールを確認してください。

詳細説明

事業概要

令和7年度予算「携帯電話等エリア整備事業」は、総務省が実施する、地理的に条件の不利な地域における携帯電話等の通信環境整備を支援する補助事業です。

背景と目的

日本国内には依然として携帯電話の電波が届かない「不感地帯」が存在しています。これらの地域は主に、過疎地、辺地、離島、半島、山村など、地理的条件が厳しく、民間通信事業者が商業的な採算の観点から基地局整備を行いにくい地域です。本事業は、こうした条件不利地域における通信インフラ整備を国が支援することで、電波の利用に関する地域間の不均衡を緩和し、全ての国民が等しく情報通信サービスを利用できる環境の実現を目指しています。

対象地域

過疎地域、辺地、離島、半島地域、山村地域など、各法律で定義される条件不利地域が対象です。全国47都道府県に該当地域が存在します。

補助対象

  • 基地局施設:鉄塔、アンテナ、無線設備、電源設備など
  • 伝送路施設:光ファイバケーブル、無線伝送装置など
  • 5G関連設備:5G基地局装置、対応アンテナなど

補助率

事業内容と地域条件に応じて、以下の4段階の補助率が適用されます。

  • 1/2(基本的な補助率)
  • 3/5
  • 2/3
  • 3/4(最も条件の厳しい地域向け)

申請主体

地方公共団体、無線通信事業者(携帯電話キャリア)、インフラシェアリング事業者等が申請可能です。地方公共団体と通信事業者が連携して申請するケースが一般的です。

社会的意義

通信インフラの整備は、以下の多面的な効果をもたらします。

  • 住民の安全確保(緊急通報110/119の利用可能化)
  • 防災対策(災害時の情報伝達手段の確保)
  • 遠隔医療・遠隔教育の実現基盤
  • テレワーク・ワーケーションの促進による地方移住の推進
  • 観光客の利便性向上による観光振興
  • IoT・スマート農業等の新たな産業活用

問い合わせ先

総務省総合通信基盤局電波部移動通信課 第一業務係
TEL: 03-5253-5894