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令和7年度東京港物流効率化等事業補助金

基本情報

補助金額
2.7億円
0円2.7億円
募集期間
2025-04-13 〜 2026-03-30
残り27
対象地域日本全国
対象業種運輸業、郵便業
使途イベント・事業運営支援がほしい

この補助金のまとめ

令和7年度東京港物流効率化等事業補助金は、東京港の物流効率化と環境負荷軽減を目的とした東京都港湾局の補助制度です。海上コンテナの国内輸送において、トラック輸送から船舶や鉄道へのモーダルシフトを推進する民間事業者を支援します。物流の2024年問題によるトラックドライバー不足への対応と、輸送分野の脱炭素化という二つの社会課題を同時に解決することを目指しています。フィーダー輸送、はしけ横持輸送、港内横持輸送(船舶・鉄道)、鉄道コンテナ詰替輸送の5事業類型があり、コンテナ1本あたり1,000円~10,000円の定額補助が受けられます。総予算は2億7,200万円で、令和7年度の申請期間は2025年4月13日から2026年3月30日です。令和6年度から制度が拡充されており、物流業界にとって活用しやすい補助金です。

この補助金の特徴

1

5つの事業類型による幅広い支援

フィーダー輸送、はしけ横持輸送、港内横持輸送(船舶・鉄道)、鉄道コンテナ詰替輸送の5類型が設けられており、東京港に関わる様々なモーダルシフトの取り組みを幅広く支援します。事業者の輸送形態に応じた最適な補助メニューを選択できる柔軟な制度設計です。

2

コンテナ単位の明確な定額補助

補助金額がコンテナ1本(1FEU)あたり1,000円~10,000円と定額で設定されており、輸送量に応じた明確な補助額の算定が可能です。実入りコンテナと空コンテナで補助額が異なりますが、いずれも定額のため事業計画が立てやすいメリットがあります。

3

物流2024年問題への対応

トラックドライバーの時間外労働規制強化に伴うドライバー不足への対策として、トラック輸送から船舶・鉄道へのモーダルシフトを促進します。労働環境改善と物流維持の両立を支援する時宜にかなった制度です。

4

脱炭素化への貢献

船舶や鉄道はトラックと比較してCO2排出量が大幅に少なく、モーダルシフトは輸送分野の脱炭素化に有効です。環境対策と経営効率化を同時に実現できる点が大きな魅力です。

5

令和6年度からの制度拡充

前年度から補助制度が拡充されており、モーダルシフトへの政策的な後押しがさらに強化されています。東京都の物流政策の重点施策として位置づけられた安定的な支援制度です。

ポイント

本補助金は定額補助のため手続きが比較的シンプルですが、補助金の効果を最大化するには、自社の輸送ルートと荷量を詳細に分析し、モーダルシフト可能な区間を特定することが重要です。特に港内横持輸送(船舶)は1本10,000円と最も高額であり、この類型の活用可否を優先的に検討することを推奨します。

対象者・申請資格

フィーダー輸送事業の対象者

  • 東京港を利用する海上コンテナの国内フィーダー輸送を行う事業者
  • トラック輸送から船舶による内航輸送にシフトする事業
  • 実入り1FEU 3,000円、空1FEU 2,000円の補助

はしけ横持輸送事業の対象者

  • 東京港内ではしけによるコンテナ横持輸送を行う事業者
  • 実入り1FEU 2,000円、空1FEU 1,000円の補助

港内横持輸送事業(船舶)の対象者

  • 東京港内で船舶によるコンテナ横持輸送を行う事業者
  • 1本10,000円の補助(最も高額)

港内横持輸送事業(鉄道)の対象者

  • 東京港内で鉄道によるコンテナ横持輸送を行う事業者
  • 1本2,000円の補助

鉄道コンテナ詰替輸送事業の対象者

  • 海上コンテナから鉄道コンテナへの詰替輸送を行う事業者
  • 12ft鉄道コンテナ5,000円、20ft以上10,000円
  • 1FEUあたり12ft 4本相当(20,000円)が上限

ポイント

補助対象となるのは東京港に関連する海上コンテナの輸送です。既にモーダルシフトを実施している事業者はもちろん、新たにモーダルシフトに取り組む事業者も対象です。鉄道コンテナ詰替輸送は1FEUあたり最大20,000円と実質的に最も高い補助額となる場合があり、鉄道輸送網を活用できる事業者は積極的な検討を推奨します。

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申請ガイド

1

ステップ1:補助対象事業の確認

自社の輸送業務が5つの事業類型のいずれに該当するかを確認します。東京港に関連する海上コンテナ輸送であることが前提条件です。東京都港湾局のホームページで最新の要綱・実施要領を確認してください。

2

ステップ2:申請書類の準備

別記第1号様式の申請書と、貨物情報・CFS情報を記載した別紙を作成します。また、別記第2号様式の誓約書も準備が必要です。輸送実績や計画に基づく正確な情報を記載してください。

3

ステップ3:申請書の提出

jGrants(電子申請システム)を通じて申請書類を提出します。申請期間は2025年4月13日から2026年3月30日までです。

4

ステップ4:審査・交付決定

東京都港湾局による審査を経て、交付決定通知が発出されます。申請内容の補正や追加資料の提出を求められる場合があります。

5

ステップ5:事業実施・実績報告

交付決定後、補助対象事業を実施します。輸送実績に基づき別記第6号様式の実績報告書と別記第7号様式の最終輸送実績報告書を提出し、補助金額確定後に別記第9号様式で請求します。

ポイント

本補助金はjGrants経由の電子申請であり、紙の書類提出は不要です。申請書の別紙には貨物情報とCFS情報の詳細な記載が求められるため、日頃から輸送実績データを正確に管理しておくことが円滑な申請の鍵です。実績報告も複数回提出が必要なため、スケジュール管理をしっかり行ってください。

審査と成功のコツ

輸送実績データの正確な管理
本補助金はコンテナ単位の定額補助のため、輸送実績の正確な把握が最も重要です。FEU数、実入り・空の区分、輸送ルート等を日常的に正確に記録し、申請時の根拠資料として活用できる体制を整えてください。
モーダルシフトによる効果の最大化
単に補助金を受け取るだけでなく、モーダルシフトによるCO2削減量やコスト削減効果を定量的に把握することで、事業の持続可能性を高められます。環境貢献のアピールは企業ブランドの向上にもつながります。
複数事業類型の組み合わせ活用
5つの事業類型は複数の適用が可能です。自社の物流チェーン全体を見渡し、適用可能な全ての類型で申請することで、補助効果を最大化できます。

ポイント

本補助金は定額補助のため審査のハードルは比較的低いですが、交付決定後の実績報告が重要です。特に輸送実績報告書と最終輸送実績報告書の提出期限を守ることが継続的な補助金活用の前提となります。委任状を用いた代理申請も可能なため、事務負担の軽減も検討してください。

対象経費

対象となる経費

フィーダー輸送事業(2件)
  • 実入りコンテナの船舶フィーダー輸送費(1FEU 3,000円)
  • 空コンテナの船舶フィーダー輸送費(1FEU 2,000円)
はしけ横持輸送事業(2件)
  • 実入りコンテナのはしけ横持輸送費(1FEU 2,000円)
  • 空コンテナのはしけ横持輸送費(1FEU 1,000円)
港内横持輸送事業(船舶)(1件)
  • 海上コンテナの船舶による港内横持輸送費(1本 10,000円)
港内横持輸送事業(鉄道)(1件)
  • 海上コンテナの鉄道による港内横持輸送費(1本 2,000円)
鉄道コンテナ詰替輸送事業(2件)
  • 12ft鉄道コンテナへの詰替輸送費(1本 5,000円)
  • 20ft以上鉄道コンテナへの詰替輸送費(1本 10,000円)

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 東京港に関連しない輸送費用
  • トラック輸送の費用
  • コンテナの購入・リース費用
  • 倉庫・保管に係る費用
  • 荷役作業のうち補助対象外の部分
  • 人件費・事務経費
  • 保険料
  • 輸送に直接関係しない間接経費

よくある質問

Qどのような事業者が対象ですか?
A

東京港を利用する海上コンテナの国内輸送において、トラック輸送から船舶や鉄道による輸送へのモーダルシフトを行う民間事業者が対象です。船会社、フォワーダー、物流事業者、荷主企業など、海上コンテナの輸送に関わる幅広い事業者が申請可能です。

Q補助金額はいくらですか?
A

事業類型により異なります。フィーダー輸送は実入り1FEU 3,000円・空2,000円、はしけ横持は実入り1FEU 2,000円・空1,000円、港内横持(船舶)は1本10,000円、港内横持(鉄道)は1本2,000円、鉄道コンテナ詰替は12ft 5,000円・20ft以上10,000円です。定額補助のため輸送量に応じた明確な補助額を事前に算出できます。

Q申請方法を教えてください。
A

jGrants(電子申請システム)を通じてオンラインで申請します。申請書(別記第1号様式)、貨物情報等の別紙、誓約書(別記第2号様式)を提出します。紙の書類提出は不要です。申請期間は2025年4月13日から2026年3月30日までです。

QFEUとは何ですか?
A

FEU(Forty-foot Equivalent Unit)は40フィートコンテナ1本分に相当する単位です。20フィートコンテナ2本で1FEUとなります。本補助金ではフィーダー輸送やはしけ横持輸送の補助額がFEU単位で設定されています。

Q複数の事業類型を組み合わせて申請できますか?
A

はい、同一事業者が複数の事業類型を組み合わせて申請することは可能です。例えば、フィーダー輸送と鉄道コンテナ詰替輸送の両方を行っている場合、それぞれの類型で補助を受けられます。自社の物流チェーン全体を分析し、適用可能な全ての類型で申請することをお勧めします。

Q令和6年度からの拡充点は何ですか?
A

令和6年度から補助制度が拡充されています。詳細な変更点については東京都港湾局のホームページ(https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/business/user/hojyo)で最新情報をご確認いただくか、直接お問い合わせください。モーダルシフトへの政策的後押しが強化される方向です。

Q予算がなくなった場合はどうなりますか?
A

総予算は2億7,200万円であり、予算の範囲内での補助となります。申請は先着順で処理されるため、予算が上限に達した時点で受付が終了する可能性があります。早めの申請を推奨します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は東京都港湾局の単独事業であり、同一輸送に対する他の国・都の補助金との重複受給は原則として認められません。ただし、異なる輸送区間や異なる目的の補助金(例:省エネ設備導入補助金、環境対策補助金等)との併用は、対象経費が重複しない限り可能な場合があります。国土交通省のモーダルシフト関連補助金や環境省の脱炭素関連補助金との関係については、申請前に東京都港湾局に確認することを推奨します。また、同一事業者が複数の事業類型を組み合わせて申請することは可能です。

詳細説明

令和7年度東京港物流効率化等事業補助金の概要

東京都港湾局が実施する本補助金は、東京港の物流効率化と環境負荷軽減を目的として、海上コンテナ輸送のモーダルシフトを推進する民間事業者を支援する制度です。

制度の背景

物流の「2024年問題」により、トラックドライバーの時間外労働規制が強化され、ドライバー不足が深刻化しています。また、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて輸送分野の脱炭素化も急務です。東京港は日本最大級のコンテナ港であり、モーダルシフトの推進は全国の物流効率化に大きなインパクトをもたらします。

補助対象事業と補助額

事業類型補助額
フィーダー輸送事業(実入り)1FEU 3,000円
フィーダー輸送事業(空)1FEU 2,000円
はしけ横持輸送事業(実入り)1FEU 2,000円
はしけ横持輸送事業(空)1FEU 1,000円
港内横持輸送事業(船舶)1本 10,000円
港内横持輸送事業(鉄道)1本 2,000円
鉄道コンテナ詰替輸送(12ft)1本 5,000円
鉄道コンテナ詰替輸送(20ft以上)1本 10,000円

※鉄道コンテナ詰替輸送は、海上コンテナ1FEUあたり12ft鉄道コンテナ4本相当(20,000円)が上限です。

予算規模

総予算は2億7,200万円です。

申請手続き

jGrants(電子申請システム)を通じて申請します。主な提出書類は以下の通りです。

  • 申請書(別記第1号様式)および別紙(貨物情報・CFS情報)
  • 誓約書(別記第2号様式)

事業完了後は実績報告書(別記第6号様式)と最終輸送実績報告書(別記第7号様式)を提出し、確定後に請求書(別記第9号様式)により補助金を受領します。

申請期間

2025年4月13日~2026年3月30日

参考リンク

東京都港湾局ホームページ:https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/business/user/hojyo

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