募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約25

【令和7年度】フードテックビジネス実証事業

基本情報

補助金額
1000万円
補助率: 1/2以内
0円1000万円
募集期間
2025-05-29 〜 2025-06-20
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 販路拡大・海外展開をしたい / イベント・事業運営支援がほしい / 事業を引き継ぎたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 資金繰りを改善したい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

フードテックビジネス実証事業は、フードテック分野の技術を活用した新たな商品・サービスの事業化を支援する国の補助金です。農林水産省の施策として株式会社ぐるなびが事務局を担当しています。補助率1/2以内、上限額1,000万円で、食品事業者・流通事業者・製造事業者・情報関連事業者・大学等がコンソーシアムまたは単独事業者として申請できます。フードテック官民協議会の会員であることが必須条件です。代替タンパク質、スマートキッチン、食品ロス削減技術、パーソナライズド栄養など多様なフードテック領域が対象で、事業化に向けたビジネスモデルの実証と成果の横展開を行います。多様な食の需要への対応、食に関する社会課題の解決、食品産業の国際競争力強化という3つの政策目標に貢献する事業が求められます。

この補助金の特徴

1

フードテック官民協議会の会員要件

本補助金の特徴的な要件として、事業担当者がフードテック官民協議会の会員であることが必須です。協議会は農林水産省が主導するプラットフォームで、食品産業のイノベーション推進を目的としています。未会員の場合は申請前に入会手続きが必要ですが、入会自体は比較的容易です。

2

コンソーシアムと単独事業者の選択

申請はコンソーシアム(複数事業者による共同体)または単独事業者のいずれかで行えます。コンソーシアムの場合は代表事業者を定め、規約書・協定書等を事前に整備する必要があります。食品メーカー×IT企業など異業種連携による革新的な事業が期待されています。

3

実証事業としての成果横展開

単なる研究開発ではなく「ビジネスモデルの実証」が求められます。社会での利用実績の蓄積、必要データの整備、スケールアップのノウハウ確立を通じて、実証成果を他の事業者にも横展開することが期待されています。事業化への道筋が明確な提案が高く評価されます。

4

幅広い業種の参加が可能

食品事業者だけでなく、流通事業者、製造事業者、情報関連事業者、大学等の研究機関、食育・栄養関係団体、コンサルタント、海外食品事業者等と非常に幅広い事業者がコンソーシアムの構成員になれます。代表事業者の業種指定もありません。

5

ぐるなびが事務局を運営

大手飲食情報サービスの株式会社ぐるなびが事務局を担当しており、飲食業界のネットワークを活かした支援体制が特徴です。採択後のフォローアップや成果普及においても、食品業界に精通した事務局のサポートが期待できます。

ポイント

フードテック分野は急成長市場ですが、事業化の壁が依然として高い領域です。本補助金は「実証」に焦点を当てており、技術的に優れていても市場性が不明確な事業はフィットしません。既にプロトタイプや試作品がある段階で、市場投入に向けた実証(消費者テスト、流通実験、スケールアップ試験等)を行う案件に最適です。

対象者・申請資格

事業実施主体の要件(2つの形態)

  • コンソーシアム:食品事業者、流通事業者、製造事業者、情報関連事業者、大学等の研究機関、食育・栄養関係団体、コンサルタント、海外食品事業者等で構成
  • 単独事業者:フードテック等を活用し新たな商品・サービスを生み出す事業者

コンソーシアムの要件(4つの条件)

  • 構成員全員の同意を得た規約書・協定書・契約締結書等を作成していること
  • 代表者の定めがあること
  • 定款・組織規程・経理規程等の組織運営規程を作成していること
  • 事業計画・収支予算書等が総会等で承認されていること

フードテック官民協議会の会員要件

  • ビジネスモデル実証事業の事業担当者がフードテック官民協議会の会員であること(必須)

事業遂行能力の要件

  • 本事業を行う意思及び具体的計画並びに的確に実施できる能力を有すること
  • 経理その他の事務について適切な管理体制及び処理能力を有すること
  • 日本国内に所在し、事業全体及び補助金の適正な執行に責任を負えること

反社会的勢力の排除要件

  • 役員等が暴力団員でないこと

ポイント

フードテック官民協議会への入会は申請の前提条件です。まだ会員でない場合は早急に入会手続きを進めてください。また、コンソーシアム形式で申請する場合、代表事業者の変更は原則としてぐるなびの承認なしには行えません。パートナー選びは慎重に行い、役割分担と知的財産の帰属を事前に明確にしておくことが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:フードテック官民協議会への入会確認

まず、事業担当者がフードテック官民協議会の会員であることを確認します。未会員の場合は農林水産省のフードテック官民協議会ページ(https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sosyutu/index.html)から入会手続きを行ってください。会員資格の確認と入会に一定の期間を要する場合があるため、早めの対応が必要です。

2

ステップ2:事業計画の策定と体制構築

フードテックを活用した新商品・サービスの実証計画を具体的に策定します。コンソーシアム形式の場合は、パートナーの選定と役割分担を決定し、規約書・協定書を作成します。代表事業者は補助事業の全部又は一部を自ら行う者に限定されるため、中核的な役割を担える事業者が就任してください。事業の新規性、社会課題解決への貢献、事業化の見通しを明確にすることが重要です。

3

ステップ3:申請書類の作成

公募要領をダウンロードし、所定の申請書を作成します。事業計画書には、フードテック技術の内容、実証の方法と場所、期待される成果、事業化へのロードマップ、成果の横展開計画を詳細に記載します。補助対象経費の内訳も正確に算出してください。補助率は1/2以内で上限1,000万円です。

4

ステップ4:jGrantsでの電子申請

GビズIDを使用してjGrants上で電子申請を行います。申請期間は5月29日から6月20日までと比較的短いため、早めの準備が必要です。質問がある場合は事務局(foodtech-r7@mail.gnavi.co.jp、0800-100-4510)に6月20日17時まで問い合わせ可能です。

5

ステップ5:採択後の事業実施と報告

審査結果はメールで通知されます。採択後は交付決定を受けてから事業を開始し、令和8年3月31日までに実証を完了させます。経費の支出管理と証拠書類の保管を徹底し、事業完了後に実績報告書を提出します。成果の横展開や情報発信も求められるため、実証結果の取りまとめと公表準備を並行して進めてください。

ポイント

申請期間が約3週間と短いため、公募開始前からの準備が不可欠です。特にコンソーシアム形成には時間がかかるため、パートナー探しと協定書作成は先行して進めてください。事務局のぐるなびは飲食業界に強いネットワークを持っているため、事前相談で事業の方向性についてフィードバックを得ることも有効です。

審査と成功のコツ

事業化への具体的なロードマップ
本補助金は「実証事業」であるため、実証後のビジネス化への道筋が明確であることが最重要です。単なる技術開発や研究ではなく、市場投入までのタイムライン、想定顧客、価格設定、流通チャネル、収益モデルを具体的に示してください。
社会課題解決との結びつき
多様な食の需要への対応(アレルギー対応、宗教食、高齢者食など)、食品ロス削減、持続可能な食料生産など、社会課題の解決に貢献する事業は高く評価されます。SDGsやフードロス削減目標との関連性を明示することで、政策的意義をアピールできます。
成果の横展開可能性
実証した成果を他の事業者や地域に横展開できる計画を含めることが重要です。技術のオープン化、マニュアル化、標準化など、業界全体への波及効果を示す提案は採択の可能性が高まります。
データ収集と分析の計画
フードテック分野では必要なデータの未整備が課題とされています。実証を通じてどのようなデータを収集・整備し、それが今後の事業展開や業界発展にどう貢献するかを示すことが効果的です。

ポイント

審査では「新規性」と「実現可能性」のバランスが問われます。革新的すぎて市場性が不明確な提案よりも、既存技術の新しい組み合わせで確実に事業化できる提案の方が評価される傾向にあります。過去の採択事例を研究し、補助金の趣旨に合った提案レベルを把握してから申請書を作成してください。

対象経費

対象となる経費

実証事業費(4件)
  • 実証実験に必要な原材料費
  • 試作品製造費
  • 品質検査・分析費
  • 消費者テスト実施費
外注・委託費(4件)
  • 技術開発委託費
  • データ分析委託費
  • デザイン制作委託費
  • マーケティング調査委託費
設備・機器費(3件)
  • 実証に必要な機器・設備のリース料
  • 試作用設備の導入費
  • 計測機器の購入・レンタル費
人件費(3件)
  • プロジェクト従事者の人件費
  • 専門家への謝金
  • 技術指導者への報酬
旅費・会議費(3件)
  • 実証現場への旅費
  • コンソーシアム会議費
  • 成果報告会の開催費
成果横展開費(3件)
  • 成果報告書の作成費
  • 情報発信・広報費
  • セミナー開催費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 汎用性のある備品の購入費(パソコン、デスク等)
  • 建物の建設・改修費
  • 土地の取得・賃借料
  • 他の補助金と重複する経費
  • 食事・懇親会等の接待費
  • 消費税相当額
  • 一般管理費のうち補助事業に直接関係しない部分
  • 事業開始前に発生した経費

よくある質問

Qフードテック官民協議会に入会するにはどうすればよいですか?
A

農林水産省のフードテック官民協議会ページ(https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sosyutu/index.html)から入会方法を確認できます。事業担当者の会員資格が必須条件のため、申請前に必ず入会手続きを完了させてください。

Qコンソーシアムと単独事業者、どちらで申請すべきですか?
A

技術開発、製造、販売、データ分析など複数の専門性が必要な場合はコンソーシアム形式が適しています。一方、自社単独で実証を完結できる場合は単独申請の方が手続きが簡素です。コンソーシアムの場合、代表事業者の変更はぐるなびの承認が必要なため、パートナー選びは慎重に行ってください。

Q研究開発段階のプロジェクトでも申請できますか?
A

本事業は「実証事業」であり、技術の事業化に向けた実証を支援するものです。基礎研究や要素技術の開発段階ではなく、プロトタイプがあり市場投入に向けた実証を行う段階のプロジェクトが対象です。

Q海外の食品事業者もコンソーシアムに参加できますか?
A

はい、コンソーシアムの構成員として海外食品事業者も参加可能です。ただし、代表事業者は日本国内に所在し、補助事業全体及び補助金の適正な執行に責任を負える団体である必要があります。

Q事業実施期間はいつまでですか?
A

補助金の交付決定日から令和8年3月31日までです。この期間内に実証を完了させ、成果の取りまとめまで行う必要があります。交付決定前に発生した経費は補助対象外となるためご注意ください。

Q補助対象経費に人件費は含まれますか?
A

プロジェクトに直接従事する人件費は補助対象に含まれます。ただし、汎用的な一般管理費や補助事業に直接関係しない人件費は対象外です。詳細は公募要領で確認してください。

Q過去に他のフードテック関連補助金を受けた場合でも申請できますか?
A

他の補助金との重複受給(同一経費への二重補助)は認められませんが、異なる経費項目や事業段階であれば申請可能です。過去の補助事業との関連性や差別化点を明確にして申請してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

フードテックビジネス実証事業は食品産業のイノベーション促進に特化しているため、他の産業支援策や技術開発支援策との組み合わせが効果的です。食品製造設備の導入には中小企業庁の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」が活用でき、本実証事業で得た知見を基にした設備投資に適しています。海外展開を視野に入れる場合は、JETROの海外展開支援事業やJICAの中小企業・SDGsビジネス支援事業との連携も検討できます。また、農林水産省の「食品産業の輸出向けHACCP等対応施設整備事業」と組み合わせることで、フードテック製品の品質管理体制を構築しながら輸出市場を開拓する戦略も可能です。スタートアップ企業であれば、経済産業省の「SBIR(Small Business Innovation Research)」制度と合わせて、研究開発から事業化まで一貫した支援を受けることもできます。なお、同一経費への重複補助は認められないため、経費の切り分けを明確にしてください。

詳細説明

フードテックビジネス実証事業の詳細解説

事業の背景と目的

フードテック分野では研究開発やスタートアップ企業による事業化の試みが拡大していますが、多くの事業が順調なビジネス化に至っていません。その主な原因として、社会での利用実績の不足、必要なデータの未整備、スケールアップノウハウの未確立が挙げられます。本事業はフードテック技術の事業化のための実証を支援し、成果の横展開を通じて以下の3つの目標達成を図ります。

  • 多様な食の需要への対応
  • 食に関する社会課題の解決
  • 食品産業の国際競争力強化

補助金額と補助率

  • 補助率:1/2以内
  • 上限額:1,000万円

対象となるフードテック分野の例

  • 代替タンパク質(植物肉、培養肉、昆虫食等)
  • スマートキッチン・自動調理技術
  • 食品ロス削減テクノロジー
  • パーソナライズド栄養・ヘルスケアフード
  • フードデリバリー・流通革新技術
  • 食品安全・品質管理テクノロジー
  • アグリテック(農業×テクノロジー)の食品加工応用
  • フードサービスDX

申請要件

事業実施主体

以下のいずれかの形態で申請できます。

  1. コンソーシアム:食品事業者、流通事業者、製造事業者、情報関連事業者、大学等の研究機関等で構成される共同体
  2. 単独事業者:フードテックを活用した新商品・サービスを創出する事業者

必須条件:事業担当者がフードテック官民協議会の会員であること

コンソーシアムの要件

  • 構成員全員の同意を得た規約書・協定書等を作成済み
  • 代表者の定めがあること
  • 組織運営規程(定款、経理規程等)を作成済み
  • 事業計画・収支予算書が総会等で承認済み

公募スケジュール

  • 公募期間:2025年5月29日 ~ 6月20日
  • 質問受付:6月20日17時まで
  • 審査結果通知:別途メールにて連絡
  • 事業実施期間:交付決定日 ~ 令和8年3月31日

代表事業者の責任

コンソーシアムの代表事業者は以下の責任を負います。

  • 補助事業の全部又は一部を自ら行うこと
  • 事業推進の取りまとめ
  • 共同事業者との役割分担を含む事業計画の作成
  • 事業の円滑な実施のための進行管理

代表事業者及び共同事業者は、ぐるなびの承認なしには変更できません。

問い合わせ先

フードテックビジネス実証事業事務局
受付時間:月~金曜日(平日のみ 10:00~17:00)
メール:foodtech-r7@mail.gnavi.co.jp
電話:0800-100-4510

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