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【単独申請|令和6年度】ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業製品開発助成金

基本情報

補助金額
1500万円
補助率: 助成対象経費の2/3以内
0円1500万円
募集期間
2024-06-16 〜 2024-08-08
対象地域東京都
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

東京都が推進する「ゼロエミッション東京」戦略の一環として、中小企業の脱炭素分野への事業転換を強力に支援する助成金です。最大1,500万円という高額な助成上限が設定されており、CO2排出削減に資する新製品の開発・改良・規格適合化にかかる経費を幅広くカバーします。公益財団法人東京都中小企業振興公社が運営しており、単なる設備投資補助ではなく「製品開発」に特化している点が最大の特徴です。既存の技術やノウハウを活かしながら環境分野に参入したい中小企業にとって、製品開発段階のリスクを大幅に軽減できる制度といえます。2050年カーボンニュートラル達成に向けた東京都の本気度を反映した制度であり、今後の市場拡大が見込まれるグリーン分野での競争力構築を目指す企業に最適です。

この補助金の特徴

1

最大1,500万円の高額助成

製品開発に特化した助成金として、最大1,500万円という業界トップクラスの助成上限額が設定されています。新製品の研究開発から試作品製作、さらには規格認証取得まで、開発プロセス全体をカバーできる資金規模です。中小企業にとって、開発段階で最もリスクが高い初期投資を大幅に軽減できるため、思い切った技術挑戦が可能になります。

2

ゼロエミッション分野への事業転換を後押し

本助成金は単なる省エネ設備導入ではなく、CO2排出削減に貢献する「製品」の開発・改良を対象としています。既存事業の技術力を活かしながら、成長が確実視されるグリーン市場に参入するための架け橋となる制度です。事業転換という大きな経営判断を、資金面から支えてくれます。

3

製品開発・改良・規格適合化の3段階に対応

新規製品の開発だけでなく、既存製品の環境性能向上(改良)や、国内外の環境規格への適合化も対象に含まれます。すでに基盤技術を持つ企業でも活用しやすい設計になっており、段階的なグリーン製品展開が可能です。

4

東京都の政策連動による安定性

「ゼロエミッション東京戦略」という都の長期政策に紐づいているため、単年度の施策と比べて制度の継続性・安定性が期待できます。採択後のフォローアップ体制も充実しており、公社の多摩支社による伴走支援が受けられます。

ポイント

最大1,500万円という高額助成に加え、製品開発・改良・規格適合化という幅広いフェーズをカバーしている点が強みです。東京都の長期環境政策に連動した制度であるため、グリーン市場への本格参入を計画する中小企業は、この機会を逃さず申請を検討すべきです。

対象者・申請資格

企業規模・形態

  • 中小企業者(中小企業基本法に定める中小企業者であること)
  • 個人事業主も対象
  • 中小企業団体も申請可能な場合あり

所在地要件

  • 東京都内に本店または主たる事業所を有すること
  • 都内で実質的に事業活動を行っていること
  • 登記上の本店が都外でも、実質的な事業活動拠点が都内であれば対象となる可能性あり

事業要件

  • ゼロエミッション(CO2排出削減)に資する製品の開発であること
  • 新製品の開発、既存製品の改良、規格等への適合化のいずれかに該当すること
  • 開発する製品が2050年CO2排出実質ゼロの実現に貢献するものであること

申請形態

  • 単独申請であること(共同申請は別枠)
  • 同一テーマで他の都の助成金を受けていないこと

ポイント

最も重要なのは「都内で実質的に事業を行っている」という要件です。登記上の本店所在地だけでなく、従業員の勤務実態や取引先との関係なども審査されます。また、開発する製品がCO2排出削減にどう貢献するかを明確に説明できることが前提条件となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前準備と情報収集

まず公益財団法人東京都中小企業振興公社の多摩支社に連絡し、公募要領を入手します。説明会が開催される場合は必ず参加してください。自社の技術・製品がゼロエミッションにどう貢献するかを整理し、開発計画の骨子を固めます。

2

ステップ2:事前相談の活用

公社では申請前の事前相談を受け付けています。開発テーマの適合性や申請書の方向性について助言を受けることで、採択率を高めることができます。この段階で対象外と判明すれば時間の無駄を防げます。

3

ステップ3:申請書類の作成

事業計画書、開発計画書、経費明細書、会社概要書などを作成します。特に開発する製品のゼロエミッションへの貢献度、技術的な実現可能性、事業化の見通しを具体的に記載することが重要です。

4

ステップ4:申請書提出

公募期間内に必要書類一式を公社多摩支社に提出します。書類の不備がないよう、提出前にチェックリストで確認してください。電子申請と紙申請の両方が求められる場合があります。

5

ステップ5:審査(書類・面接)

書類審査を通過すると面接審査に進みます。開発計画のプレゼンテーションと質疑応答が行われるため、技術的根拠と市場性を明確に説明できるよう準備してください。

6

ステップ6:交付決定・事業開始

採択後、交付決定通知を受領してから事業を開始します。交付決定前に着手した経費は対象外となるため、必ず決定後に発注・契約を行ってください。

ポイント

事前相談の活用が採択への近道です。公社の担当者と直接話すことで、自社の開発テーマが制度の趣旨に合致しているか確認できます。また、面接審査では「技術的な実現可能性」と「市場での競争力」の両方を問われるため、データに基づいた説得力のある説明を準備しましょう。

審査と成功のコツ

ゼロエミッションへの貢献度を定量的に示す
審査では「CO2削減効果」が重視されます。開発製品の導入により、従来製品と比較してどの程度のCO2削減が見込めるか、具体的な数値で示しましょう。LCA(ライフサイクルアセスメント)の観点を取り入れると説得力が増します。
既存技術との差別化を明確にする
市場に類似製品がある場合、自社製品の技術的優位性を具体的に説明する必要があります。特許出願予定や独自技術があれば積極的にアピールしてください。「なぜ自社がこの製品を開発すべきか」というストーリーが重要です。
事業化までのロードマップを具体化する
助成金は製品開発で終わりではなく、その後の事業化・量産化が求められます。販路開拓の計画、想定顧客リスト、価格戦略まで含めた事業化計画を提示することで、審査員に「投資効果が高い」と判断されやすくなります。
開発体制の信頼性を担保する
社内の技術者体制に加え、大学や研究機関との連携、外部専門家の活用など、開発を確実に遂行できる体制を示してください。過去の開発実績や関連する技術力の証明も効果的です。
経費計画の妥当性と透明性
助成金の経費は厳格に審査されます。各費目の積算根拠を明確にし、複数社からの見積もりを取得するなど、経費の妥当性を証明できるようにしておきましょう。

ポイント

採択の鍵は「CO2削減効果の定量的な説明」と「事業化の具体的な見通し」の2点です。技術的に優れていても、市場性や事業化計画が弱いと採択されにくい傾向があります。環境貢献と経済合理性の両立を示すことが最重要ポイントです。

対象経費

対象となる経費

原材料・副資材費(3件)
  • 試作品製作に必要な原材料費
  • 部品・副資材の購入費
  • サンプル製作用材料費
機械装置・工具器具費(3件)
  • 開発に必要な機械装置の購入・リース費
  • 試験用計測器・工具の購入費
  • 試作用金型の製作費
委託・外注費(3件)
  • 試験・分析の外部委託費
  • 設計・デザインの外注費
  • 技術コンサルティング費用
産業財産権出願・導入費(3件)
  • 特許出願に係る費用
  • 実用新案・意匠登録費
  • 外国特許出願費用
規格等認証・登録費(3件)
  • JIS・ISO等の規格認証取得費
  • 第三者認証機関への試験費
  • 認証に必要な書類作成費用
技術指導受入費(2件)
  • 外部専門家の技術指導費
  • 大学・研究機関との共同研究費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 助成対象期間外に発注・契約・支払いが行われた経費
  • 交付決定前に着手した事業に係る経費
  • 汎用性が高く目的外使用が可能なパソコン・タブレット等の購入費
  • 事務所の賃借料・光熱水費・通信費などの間接経費
  • 消費税および地方消費税
  • 振込手数料・代引手数料などの金融機関手数料
  • 自社の人件費・役員報酬
  • 飲食費・交際費・慶弔費などの一般管理費

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

はい、個人事業主も中小企業者に該当する場合は申請可能です。ただし、東京都内で実質的に事業を行っていることが条件となります。開業届を提出済みで、都内に事業所を構えていることが求められます。また、確定申告書や事業実績を示す書類の提出が必要になるため、開業直後の場合は事前に公社に相談することをお勧めします。過去の技術的な実績や開発体制を示せることが重要です。

Q助成金の対象となる「ゼロエミッションに資する製品」とは具体的にどのようなものですか?
A

再生可能エネルギー関連機器、省エネルギー製品、電動化・水素化技術を用いた製品、資源循環型製品、CO2排出量の測定・削減に寄与する機器など、2050年CO2排出実質ゼロの実現に貢献する製品が幅広く対象となります。重要なのは、開発する製品が「どのようにCO2削減に貢献するか」を定量的に説明できることです。直接的にCO2を削減する製品だけでなく、間接的に脱炭素化を促進する製品(例:エネルギーマネジメントシステム)も対象になり得ます。

Q他の補助金と併用できますか?
A

国の補助金(ものづくり補助金、事業再構築補助金など)との併用は原則可能ですが、同一経費に対する二重助成は認められません。本助成金で開発費を、国の補助金で設備導入費をカバーするなど、経費を明確に区分する「費目分離」が必要です。東京都の他の助成制度とは、同一テーマでの重複制限がある場合があるため、公社に事前確認してください。

Q申請から採択までどのくらいの期間がかかりますか?
A

公募期間、審査期間を含め、申請から交付決定まで通常3〜4ヶ月程度を見込んでください。書類審査に1〜2ヶ月、面接審査の日程調整と実施に数週間、その後の交付決定通知までに数週間かかります。申請書類の作成期間(1〜2ヶ月が目安)を含めると、検討開始から事業着手まで半年程度のスケジュール感で計画するのが現実的です。

Q面接審査ではどのような質問がされますか?
A

面接審査では、開発計画のプレゼンテーションを行った後、審査員からの質疑応答があります。よく聞かれるのは、①開発製品のCO2削減効果の根拠、②類似製品との技術的差別化ポイント、③開発完了後の事業化計画(販路・顧客・価格設定)、④開発体制とスケジュールの実現可能性、⑤経費計画の妥当性などです。技術面だけでなく、市場性や事業としての成立可能性を問う質問が多い傾向にあります。データや具体的な根拠を示せるよう準備してください。

Q助成対象期間中に計画変更は可能ですか?
A

開発の進行に伴い、当初計画からの変更が必要になることはあり得ます。軽微な変更であれば報告のみで済む場合がありますが、開発テーマの根本的な変更や大幅な経費配分の変更は、事前に公社への変更申請と承認が必要です。無断で計画変更を行うと、助成金の返還を求められる可能性があるため、変更の必要性が生じた時点で速やかに公社に相談してください。

Q助成金はいつ支払われますか?
A

本助成金は原則として「精算払い」です。つまり、事業完了後に実績報告書を提出し、公社の検査を経て、実際に支出した助成対象経費に基づいて助成金額が確定・支払われます。事業実施中は自社で経費を立て替える必要があるため、資金繰り計画を事前に立てておくことが重要です。金融機関のつなぎ融資の活用も検討してください。概算払い(一部前払い)制度がある場合もありますので、公募要領で確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成金は東京都の制度であるため、国の補助金(ものづくり補助金、事業再構築補助金など)との併用が原則可能です。ただし、同一の経費に対して二重に公的助成を受けることはできません。経費を明確に区分し、それぞれの助成金で異なる費目を申請する「費目分離」が必要です。 東京都内の他の助成金(例:新製品・新技術開発助成事業)とは、同一テーマでの重複申請が制限される場合があります。公社の他の助成制度との関係は事前相談で確認してください。 国のGX(グリーントランスフォーメーション)関連補助金との組み合わせは特に有効です。例えば、本助成金で製品開発を行い、その後NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の実証事業に応募するといった段階的な活用が考えられます。 区市町村独自の環境関連補助金との併用も検討に値します。開発段階は本助成金、量産・販路開拓段階は区市町村の制度を活用するなど、フェーズごとに適切な支援制度を組み合わせることで、事業転換に伴う資金負担を最小化できます。

詳細説明

ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業製品開発助成金とは

本助成金は、東京都が掲げる「ゼロエミッション東京戦略」の実現に向けて、都内中小企業の環境分野への事業転換を支援する制度です。公益財団法人東京都中小企業振興公社が運営し、CO2排出削減に資する製品の開発・改良・規格適合化に必要な経費の一部を助成します。

2050年までにCO2排出実質ゼロを目指す東京都にとって、産業界の脱炭素化は最重要課題のひとつです。本助成金は、中小企業が持つ独自の技術力を環境分野に転用し、新たな市場を開拓することを後押しするために設計されています。

助成金の概要と基本条件

助成上限額は1,500万円で、中小企業向けの製品開発助成としては非常に高額です。対象となるのは、東京都内で実質的に事業を営む中小企業者で、ゼロエミッションに資する製品の新規開発、既存製品の改良、または環境関連規格への適合化を行うプロジェクトです。

本制度は「単独申請」枠であり、1社単独でのプロジェクト実施が前提となります。共同申請については別途制度が用意されている場合があるため、連携先がある場合は公社に確認してください。

対象となるゼロエミッション製品とは

「ゼロエミッション」とは、事業活動から排出されるCO2をはじめとする温室効果ガスを実質ゼロにすることを指します。本助成金で開発対象となる製品は、以下のような分野が想定されます。

  • 再生可能エネルギー関連製品:太陽光・風力・バイオマス等に関連する部品・装置
  • 省エネルギー製品:既存製品の消費エネルギーを大幅に削減する技術を搭載した製品
  • 電動化・脱炭素化製品:従来の化石燃料を使用する製品を電動化・水素化する技術
  • 資源循環型製品:リサイクル素材の活用や廃棄物削減に寄与する製品
  • 環境モニタリング製品:CO2排出量の測定・可視化・管理に関する製品

申請から採択までの流れ

申請は公益財団法人東京都中小企業振興公社 多摩支社が窓口となります。一般的な流れは以下の通りです。

  • 公募開始:公社ホームページで公募要領が公開されます
  • 事前相談:開発テーマの適合性について公社に相談できます(任意だが強く推奨)
  • 申請書提出:事業計画書・開発計画書・経費明細等を提出
  • 書類審査:提出書類に基づく一次審査
  • 面接審査:書類審査通過者に対するプレゼンテーション審査
  • 交付決定:採択者に交付決定通知書を送付

審査で重視されるポイント

審査では、以下の観点が総合的に評価されます。

  • ゼロエミッションへの貢献度:開発製品がCO2削減にどの程度寄与するか
  • 技術的新規性・優位性:既存製品との差別化ポイント
  • 事業化の実現可能性:開発後の量産・販売計画の具体性
  • 開発体制の妥当性:人員体制・外部連携の充実度
  • 経費計画の合理性:各費目の積算根拠と妥当性

助成金活用のメリット

本助成金の最大のメリットは、事業転換期のリスクを大幅に軽減できることです。新分野への参入は不確実性が高く、特に製品開発段階では売上が見込めない中での投資が必要です。最大1,500万円の助成により、開発に集中できる環境を整えられます。

また、公社による支援は資金面だけにとどまりません。採択企業には、販路開拓支援や展示会出展機会の提供など、事業化に向けた伴走型の支援が行われることもあります。

申請時の注意事項

交付決定前に着手した経費は助成対象外となります。これは最も多い失格理由のひとつですので、必ず交付決定後に発注・契約を行ってください。また、経費の支払いは原則として銀行振込が求められ、現金払いは認められない場合があります。

助成期間中は定期的な進捗報告が義務付けられ、事業完了後には実績報告書の提出と検査が行われます。帳簿・証拠書類は助成期間終了後も一定期間保管する必要があります。

関連書類・リンク