募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

令和6年度省エネルギー設備投資利子補給金助成事業費

基本情報

補助金額
13.1億円
補助率: 定額(10/10)
0円13.1億円
募集期間
2024-02-05 〜 2024-02-26
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

省エネルギー設備投資利子補給金助成事業は、省エネルギー設備を導入する民間事業者を金融面から支援する国の制度です。事業者が金融機関から省エネ設備導入のための融資を受けた際に、その利子の一部または全部を国が補給するという仕組みで、実質的に無利子または低利での資金調達を可能にします。資源エネルギー庁が所管し、執行団体を通じて運営されます。予算規模は13.1億円と大型で、補助率は定額(10/10)のため、対象となる利子分は全額補給される点が大きな特徴です。省エネ法に基づくエネルギー管理や設備更新を計画している事業者にとって、設備投資の資金調達コストを大幅に削減できる有力な選択肢となります。ただし本事業は執行団体の公募段階であり、最終的な個別事業者への交付条件は執行団体の採択後に確定する点に留意が必要です。

この補助金の特徴

1

利子補給方式による実質無利子の資金調達

省エネ設備導入に必要な融資の利子を国が補給する仕組みです。補助率が定額(10/10)であるため、対象利子分は全額が補給され、事業者は実質的に無利子で設備投資の資金調達が可能になります。設備本体への直接補助ではなく、融資コストの軽減というアプローチが他の補助金との大きな違いです。

2

13.1億円の大型予算規模

本事業の予算額は13.1億円と非常に大きく、多数の事業者が恩恵を受けられる規模です。利子補給という性質上、元本そのものではなく利子分の補填であるため、実際に支援される設備投資の総額はさらに大きなものとなります。

3

省エネ法との連動による政策的裏付け

エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律(省エネ法)の政策目標と連動しており、安定的かつ適切なエネルギー需給構造の構築を目指しています。法的な政策基盤があるため、事業の継続性・信頼性が高い制度です。

4

金融機関経由の間接支援スキーム

事業者が直接申請するのではなく、金融機関が行った貸付に対して利子補給金が交付される間接支援方式です。これにより、金融機関の審査プロセスも活用され、事業の実現可能性が担保されます。

ポイント

本事業最大の特徴は「設備補助」ではなく「利子補給」という支援方式にあります。設備費用そのものの補助を受けられる他制度と組み合わせることで、設備費と資金調達コストの両面を圧縮する二重の効果が期待できます。金融機関との連携が前提となるため、融資審査を見据えた事業計画の精度が成否を分けます。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 省エネルギー設備の導入を計画している民間事業者
  • 金融機関から省エネ設備導入に関する融資を受ける(または受けた)事業者
  • エネルギー管理の改善・効率化に取り組む事業者

対象設備・事業

  • 省エネルギー性能の高い設備への更新・導入
  • 工場・事業所等のエネルギー効率改善に資する設備投資
  • 省エネ法の趣旨に沿った設備投資計画であること

対象となる融資

  • 金融機関が省エネ設備導入を目的として実行した貸付
  • 利子補給の対象期間・条件は執行団体が定める要件に準拠

留意事項

  • 本事業は執行団体公募段階の制度であり、個別事業者への交付条件は執行団体採択後に確定
  • 最終的な申請要件は採択された執行団体が公表する募集要項を確認すること

ポイント

本事業は「執行団体公募」段階の制度であり、最終的に個別事業者が利子補給を受けるための詳細条件は、採択された執行団体の募集要項によって確定します。現時点では省エネ設備投資を計画し金融機関からの融資を検討している事業者が広く対象となり得ますが、具体的な設備要件・融資条件は今後の公募情報を注視してください。

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申請ガイド

1

ステップ1:執行団体の公募情報を確認

資源エネルギー庁のWebサイトまたは官報で、本事業の執行団体公募結果を確認します。採択された執行団体が個別事業者向けの募集要項を公表するため、その情報を入手することが最初のステップです。

2

ステップ2:金融機関への融資相談

省エネ設備導入に必要な資金について、取引金融機関に融資相談を行います。利子補給制度の対象となる融資条件を確認し、事業計画を整備します。

3

ステップ3:省エネ設備の選定と投資計画策定

導入する省エネ設備を選定し、エネルギー削減効果の試算を含む投資計画を策定します。省エネ法の基準に適合する設備であることを確認します。

4

ステップ4:執行団体への申請手続き

採択された執行団体が定める申請様式・手続きに従い、必要書類を準備して申請します。金融機関の融資実行と連動した手続きとなります。

5

ステップ5:交付決定と融資実行

審査を経て交付決定を受けた後、金融機関からの融資が実行されます。利子補給金は金融機関に対して交付され、事業者の利子負担が軽減されます。

ポイント

本事業は執行団体を介した間接支援方式のため、通常の補助金とは申請フローが異なります。まず執行団体の採択結果を待ち、その後に公表される個別事業者向け募集要項に従って手続きを進めることになります。金融機関との事前調整が不可欠であり、融資審査と補助金申請を並行して進める段取り力が求められます。

審査と成功のコツ

省エネ効果の定量的な見える化
申請にあたっては、導入設備による省エネルギー効果を定量的に示すことが重要です。現状のエネルギー使用量と導入後の削減見込みを具体的な数値で算出し、投資対効果を明確にしましょう。エネルギー管理士等の専門家の知見を活用すると説得力が増します。
金融機関との早期連携
利子補給制度は金融機関経由の支援であるため、取引金融機関との早期の情報共有が成功の鍵です。融資審査に必要な事業計画・収支計画を十分な精度で準備し、金融機関の協力を得やすい体制を構築しましょう。
省エネ法・エネルギー政策との整合性
本事業は国の省エネルギー政策の一環です。省エネ法の判断基準やベンチマーク指標との整合性を意識した計画を策定することで、採択可能性が高まります。中長期計画との連動も効果的です。
他の省エネ補助金との戦略的組み合わせ
利子補給は融資コストの軽減であるため、設備費用そのものを補助する省エネ補助金(省エネ補助金、先進的省エネ投資促進支援事業等)との併用可能性を検討しましょう。制度ごとの併用制限を確認したうえで、最適な資金調達スキームを設計することが重要です。

ポイント

本事業で成果を上げるポイントは、省エネ効果の定量化と金融機関との連携体制構築の2点に集約されます。設備投資の技術面と資金調達の金融面を一体的に計画し、執行団体の募集開始前から準備を進めておくことで、公募期間中にスムーズな申請が可能になります。

対象経費

対象となる経費

高効率空調設備(4件)
  • 高効率ヒートポンプ
  • インバータ制御空調機
  • 高効率チラー
  • 全熱交換器
高効率照明設備(3件)
  • LED照明器具
  • 照明制御システム
  • 人感センサー付き照明
高効率ボイラー・加熱設備(3件)
  • 高効率貫流ボイラー
  • ヒートポンプ給湯器
  • 高効率工業炉
電力管理・制御設備(3件)
  • BEMS(ビルエネルギー管理システム)
  • FEMS(工場エネルギー管理システム)
  • デマンド制御装置
断熱・遮熱設備(3件)
  • 高性能断熱材
  • 遮熱フィルム
  • 高断熱窓・サッシ
高効率変圧器・モーター(3件)
  • トップランナー変圧器
  • 高効率モーター
  • インバータ制御装置
コージェネレーション設備(3件)
  • ガスコージェネレーション
  • 燃料電池
  • 排熱回収システム

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地の取得費・造成費
  • 既存設備の撤去・処分のみを目的とした費用
  • 省エネ効果が認められない一般的な設備更新
  • 消耗品・事務用品等の経常的経費
  • 人件費・旅費等の間接経費
  • 利子補給対象外の融資に係る利子
  • 他の国庫補助金で利子補給を受けている融資に係る利子

よくある質問

Q省エネルギー設備投資利子補給金とはどのような制度ですか?
A

省エネルギー設備を導入する民間事業者が金融機関から融資を受けた際に、その利子の全部または一部を国が補給する制度です。補助率は定額(10/10)で、対象となる利子分は全額補給されるため、事業者は実質的に無利子で資金調達が可能になります。設備費用を直接補助するのではなく、融資コストを軽減する間接支援方式が特徴です。予算規模は13.1億円で、資源エネルギー庁が所管しています。

Qどのような事業者が対象になりますか?
A

省エネルギー設備の導入を計画し、金融機関からの融資を受ける民間事業者が広く対象となり得ます。業種や企業規模の制限は現時点では明示されていませんが、詳細な対象要件は採択された執行団体が公表する募集要項で確定されます。省エネ法に基づくエネルギー管理が求められる特定事業者(大規模工場・事業所等)だけでなく、中小企業も対象となる可能性があります。

Q執行団体公募とは何ですか?個別事業者はいつ申請できますか?
A

執行団体公募とは、本事業の運営・管理を担う団体を国が公募で選定する手続きです。採択された執行団体が、個別事業者向けの募集要項(対象設備の詳細、融資条件、申請手続き等)を策定・公表します。個別事業者の申請受付は執行団体の採択後に開始されるため、資源エネルギー庁のWebサイトで公募結果を確認し、執行団体からの情報発信を注視してください。

Q他の省エネ補助金と併用できますか?
A

本事業は融資の利子に対する補給であるため、設備費用本体を対象とする補助金(省エネルギー投資促進支援事業費補助金等)との併用可能性はあります。ただし、同一融資に対する複数の利子補給制度の重複適用は原則認められず、各補助金の交付要件で併用制限が設けられている場合もあります。具体的な併用可否は執行団体および金融機関に事前確認することをお勧めします。

Q対象となる省エネ設備にはどのようなものがありますか?
A

高効率空調設備(ヒートポンプ、インバータ制御空調機等)、LED照明・照明制御システム、高効率ボイラー・給湯設備、エネルギー管理システム(BEMS・FEMS)、高効率変圧器・モーター、コージェネレーション設備など、省エネルギー効果が認められる幅広い設備が想定されます。具体的な対象設備リストは執行団体が公表する募集要項で確定されるため、現時点では省エネ法の判断基準に適合する設備であることが一つの目安となります。

Q利子補給の期間や利率はどのように決まりますか?
A

利子補給の対象期間、対象利率、上限額等の詳細条件は、採択された執行団体が策定する募集要項で定められます。一般的な利子補給制度では、融資実行から一定期間(3年〜10年程度)にわたり、所定の利率(年1%〜2%程度)を上限として補給されるケースが多いですが、本事業の具体的な条件は執行団体の公表を待つ必要があります。

Q申請にあたって事前に準備しておくべきことは何ですか?
A

まず現状のエネルギー使用実態を正確に把握し、導入予定の省エネ設備によるエネルギー削減効果を定量的に試算しておくことが重要です。次に取引金融機関に融資の可能性について事前相談を行い、融資条件の目安を確認します。省エネセンター等が提供する省エネ診断を活用して専門家のアドバイスを得ることも有効です。これらの準備を執行団体の募集開始前に進めておくことで、公募期間中にスムーズな申請が可能になります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

省エネルギー設備投資利子補給金は「融資の利子」に対する補給であるため、設備費用本体を対象とする補助金との併用可能性があります。代表的な組み合わせ候補として、経済産業省の「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」や「先進的省エネルギー投資促進支援事業」があり、設備費の一部を補助金で、残りの自己負担分を融資で調達し、その融資利子を本事業で補填するという二重の支援を受けられる可能性があります。ただし、同一の融資に対して複数の利子補給制度を重複して適用することは原則として認められません。また、各補助金の交付要件で「他の国庫補助との併用制限」が設けられている場合があるため、事前に執行団体および金融機関に併用可否を確認することが重要です。環境省系の脱炭素関連補助金やJクレジット制度との連携も検討に値しますが、省エネ設備の定義や対象範囲が制度ごとに異なるため、設備選定段階から複数制度の要件を横断的に確認し、最適な資金調達スキームを設計することをお勧めします。

詳細説明

省エネルギー設備投資利子補給金助成事業とは

本事業は、省エネルギー設備を導入する民間事業者が金融機関から受けた融資に対し、その利子の全部または一部を国が補給する制度です。資源エネルギー庁が所管し、予算規模は13.1億円。補助率は定額(10/10)で、対象となる利子分は全額が補給されます。

事業の背景と目的

日本のエネルギー政策において、産業部門・業務部門の省エネルギー推進は最重要課題の一つです。しかし、省エネ設備の導入には多額の初期投資が必要であり、特に中小企業にとっては資金調達が大きなハードルとなっています。本事業は、金融機関の融資に対する利子補給を通じて、事業者の資金調達コストを軽減し、省エネ設備投資を促進することを目的としています。

利子補給の仕組み

通常の設備補助金は設備費用の一定割合を直接補助しますが、本事業は融資の利子を補給する間接支援方式を採用しています。具体的には以下の流れで支援が行われます。

  • 事業者が省エネ設備導入のために金融機関から融資を受ける
  • 執行団体が審査を行い、利子補給の対象として認定する
  • 金融機関に対して利子補給金が交付される
  • 事業者は実質的に無利子(または低利)で融資を利用できる

対象となる省エネ設備

本事業の対象となる設備は、省エネルギー効果が認められる幅広い設備が想定されます。

  • 高効率空調設備:ヒートポンプ、インバータ制御空調機、チラー等
  • 高効率照明:LED照明、照明制御システム
  • 高効率ボイラー・熱源設備:貫流ボイラー、ヒートポンプ給湯器
  • エネルギー管理システム:BEMS、FEMS、デマンド制御
  • 高効率変圧器・モーター:トップランナー機器、インバータ
  • コージェネレーション:ガスコジェネ、燃料電池

予算規模と支援のインパクト

予算額13.1億円は利子補給としては大型の規模です。利子補給は元本に対する利子分のみを対象とするため、実際に支援される設備投資の総額は予算の数十倍に達する可能性があります。例えば、年利1%の融資を5年間利子補給する場合、13.1億円の予算で数百億円規模の設備投資を支援できる計算になります。

執行団体公募について

本事業は現在「執行団体公募」の段階にあります。これは、事業の運営・管理を担う団体を公募で選定する手続きです。採択された執行団体が、個別事業者向けの具体的な募集要項(対象設備の詳細、融資条件、申請手続き等)を策定・公表します。

  • 執行団体の採択結果は資源エネルギー庁のWebサイトで公表
  • 個別事業者への募集は執行団体の採択後に開始
  • 申請手続き・必要書類は執行団体の募集要項に準拠

申請を検討する事業者へのアドバイス

本事業の活用を検討する場合、以下の準備を進めておくことをお勧めします。

  • エネルギー使用実態の把握:現状のエネルギー消費量・コストを正確に把握し、改善余地を特定する
  • 設備更新計画の策定:導入候補の省エネ設備について、省エネ効果とコスト削減効果を試算する
  • 金融機関への事前相談:取引金融機関に融資の可能性と条件について早期に相談する
  • 省エネ診断の活用:省エネセンター等が提供する省エネ診断を活用し、専門家の知見を得る

省エネ設備投資は中長期的なエネルギーコスト削減に直結する経営投資です。本事業を活用することで資金調達コストを最小化し、投資回収期間の短縮を図ることが可能です。

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