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【香川県】令和7年度中小企業等海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業)第3次募集

基本情報

補助金額
300万円
補助率: 1/2
0円300万円
募集期間
2025-09-22 〜 2025-10-24
対象地域香川県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途販路拡大・海外展開をしたい

この補助金のまとめ

本補助金は、香川県内の中小企業が外国での知的財産権(特許・実用新案・意匠・商標)の出願にかかる費用の1/2を補助する制度です。グローバル市場での競争力強化を目指す企業にとって、海外での権利保護は不可欠ですが、出願費用は高額になりがちです。本制度を活用すれば、特許出願で最大150万円、実用新案・意匠・商標で最大60万円の支援を受けられます。1企業あたりの上限は300万円と手厚く、複数の出願を同時に進めることも可能です。審査は書類審査に加えてプレゼンテーションが求められるため、海外展開の戦略性を明確に示す準備が重要です。賃上げやワーク・ライフ・バランスに取り組む企業には加点措置があり、日頃の経営改善が採択率向上につながります。

この補助金の特徴

1

補助率1/2・最大300万円の手厚い支援

海外での知的財産権出願費用の半額を補助します。1企業あたり最大300万円が上限で、複数の出願を組み合わせて申請可能です。特許なら1件最大150万円、実用新案・意匠・商標なら1件最大60万円まで支援されるため、海外展開に必要な権利保護コストを大幅に軽減できます。

2

幅広い知的財産権が対象

特許だけでなく、実用新案・意匠・商標・さらには冒認対策商標(最大30万円)まで対象となります。製品の技術保護からブランド保護まで、企業の海外戦略に応じた多角的な知財出願を一つの補助金でカバーできる点が大きな特徴です。

3

プレゼンテーション審査で戦略性を評価

書類審査に加えてプレゼンテーション審査が実施されます。単なる出願費用の補填ではなく、企業の海外展開戦略における知財戦略の位置づけを総合的に評価する仕組みです。戦略の明確さが採択の鍵を握ります。

4

賃上げ・WLB推進企業に加点優遇

賃上げを実施している企業やワーク・ライフ・バランス推進企業には審査時に加点があります。日頃から従業員の処遇改善に取り組んでいる企業ほど有利になる設計で、経営の質そのものが問われます。

ポイント

海外知財出願費用の1/2を最大300万円まで補助する手厚い制度です。特許・商標など幅広い権利が対象で、プレゼン審査により戦略性を重視。賃上げやWLB推進の取り組みが加点されるため、経営改善に積極的な企業ほど採択に有利です。

対象者・申請資格

企業規模の要件

  • 中小企業基本法に定める中小企業者であること
  • 香川県内に主たる事業所(本社または主要拠点)を有すること
  • 個人事業主も対象となる場合があります

事業内容の要件

  • 外国での特許・実用新案・意匠・商標の出願を予定していること
  • PCT国際出願、パリルート出願、マドリッド協定議定書による出願等が対象
  • 冒認対策としての商標出願も対象

経営状況の要件

  • 事業を継続的に営んでいること
  • 税金の滞納がないこと
  • 反社会的勢力との関係がないこと

ポイント

香川県内に主たる事業所を持つ中小企業者が対象です。海外での知的財産権出願を具体的に計画していることが前提で、特許・実用新案・意匠・商標のいずれも申請可能です。基本的な経営健全性(税金の滞納なし等)も求められます。

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申請ガイド

1

ステップ1:出願計画の策定

補助金申請前に、どの国にどの種類の知的財産権を出願するか具体的な計画を立てます。出願の必要性や海外展開戦略との整合性を整理しておくことが重要です。

2

ステップ2:申請書類の作成・提出

所定の申請書に加え、事業計画書や出願に関する資料を作成します。補助対象経費の見積書や出願予定の知的財産権の概要書類も必要です。第3次募集の締切に間に合うよう早めの準備を推奨します。

3

ステップ3:プレゼンテーション審査

書類審査を通過した後、プレゼンテーション審査が実施されます。海外展開における知財戦略の意義、出願の目的、期待される事業効果を説得力をもって説明する必要があります。

4

ステップ4:交付決定・出願実施

採択後、交付決定通知を受けてから対象経費の支出・出願手続きを進めます。交付決定前の経費は原則対象外となるため、スケジュール管理が重要です。

5

ステップ5:実績報告・補助金受領

出願完了後、実績報告書を提出します。対象経費の証拠書類(請求書・領収書等)を添えて報告し、確定検査を経て補助金が交付されます。

ポイント

出願計画の策定から始まり、書類提出・プレゼン審査・交付決定・実績報告という流れです。交付決定前の支出は対象外となるため、スケジュール管理が極めて重要です。プレゼンでは海外展開戦略における知財の位置づけを明確に示しましょう。

審査と成功のコツ

海外展開戦略と知財戦略の一貫性を示す
単に「出願したい」ではなく、具体的な海外市場への参入計画の中で知財保護がどう位置づけられるかを明確にしましょう。ターゲット市場の選定理由、競合状況、知財リスクの分析があると説得力が増します。
出願の優先順位と費用対効果を明確にする
複数出願する場合は、なぜその国・その権利種別を選んだのかの合理的な説明が重要です。市場規模や模倣リスクに基づく優先順位付けが評価されます。
プレゼンテーションの質を高める
本制度はプレゼン審査があるため、口頭での説明力が合否を左右します。海外展開のビジョン、知財戦略のロードマップ、具体的な事業効果を簡潔かつ論理的に伝える練習を重ねましょう。
加点要素を事前に確保する
賃上げの実施やワーク・ライフ・バランス推進企業の認定は、申請前に取り組んでおくべき加点項目です。これらは短期間では整備できないため、日頃からの経営改善が重要です。
専門家の活用を検討する
弁理士や知財コンサルタントに相談し、出願戦略の妥当性を第三者視点で確認してもらうことで、申請書やプレゼンの質が格段に向上します。INPIT(独立行政法人工業所有権情報・研修館)の無料相談も活用しましょう。

ポイント

採択の鍵は、海外展開戦略と知財戦略の一貫性をプレゼンで明確に示すことです。出願国・権利種別の選定理由を論理的に説明し、費用対効果を示しましょう。賃上げやWLB推進などの加点要素は事前に確保しておくことが重要です。

対象経費

対象となる経費

外国特許庁への出願手数料(3件)
  • 各国特許庁への出願料
  • 審査請求料
  • 登録料(出願に付随するもの)
現地代理人費用(3件)
  • 海外現地の特許事務所・弁理士への委託費用
  • 現地代理人による出願手続き代行費用
  • 現地での中間処理対応費用
国内代理人費用(3件)
  • 国内弁理士への出願手続き委託費用
  • 明細書・願書等の作成費用
  • PCT国際出願の国内手続き費用
翻訳費用(3件)
  • 出願書類の外国語への翻訳費用
  • 明細書・クレーム等の技術翻訳費用
  • 現地代理人とのやり取りに必要な翻訳費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 国内特許庁への出願に関する費用
  • 出願に直接関係しない調査・コンサルティング費用
  • 交付決定前に発生した経費
  • 知財に関する訴訟・異議申立て等の係争費用
  • 出願後の権利維持・年金費用
  • 渡航費・宿泊費等の旅費
  • 社内人件費・間接経費
  • 消費税相当額

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

中小企業基本法に定める中小企業者に該当すれば、個人事業主でも申請可能です。ただし、香川県内に主たる事業所を有していることが条件です。業種ごとに中小企業の定義(資本金・従業員数の基準)が異なりますので、ご自身の事業が該当するかを事前に確認してください。不明な場合は香川県の担当窓口に問い合わせることをお勧めします。

QPCT国際出願は対象になりますか?
A

はい、PCT(特許協力条約)に基づく国際出願も対象となります。PCTルートでの出願手数料、翻訳費用、国内・現地代理人費用が補助対象です。ただし、PCT出願の場合、国際段階と各国移行段階(国内段階)で費用が分かれるため、どの段階の費用が対象となるかを申請前に確認することをお勧めします。

Qすでに出願済みの案件は対象になりますか?
A

原則として、交付決定前に支出した経費は補助対象外です。すでに出願手続きが完了し費用を支払い済みの案件については、補助を受けることができません。これから出願を予定している案件について申請し、交付決定後に出願手続き・支払いを行う必要があります。スケジュール管理が重要ですので、出願のタイミングと補助金申請のタイミングを慎重に調整してください。

Q1企業で複数件の出願を申請できますか?
A

はい、1企業で複数の出願案件を申請可能です。特許・実用新案・意匠・商標を組み合わせて申請でき、1企業あたりの補助上限額300万円の範囲内であれば複数出願をまとめて支援を受けられます。例えば、特許1件(最大150万円)と商標2件(最大60万円×2)を同時に申請するといった活用が可能です。

Qプレゼンテーション審査ではどのような内容を説明すればよいですか?
A

プレゼンテーション審査では、海外展開の事業戦略、出願する知的財産権の内容と必要性、出願先の国・地域の選定理由、期待される事業効果などを説明します。審査員に対して、知財出願が企業の海外展開にとってなぜ不可欠なのかを論理的かつ具体的に伝えることが重要です。市場分析データや競合状況、模倣リスクの具体例などを交えると説得力が増します。

Q冒認対策商標とは何ですか?
A

冒認対策商標とは、海外で第三者(無関係の企業や個人)が自社のブランド名やロゴを無断で商標登録してしまう「冒認出願」に対抗するための商標出願です。特に中国や東南アジアでは、日本企業のブランドが先に第三者に登録されるケースが多発しています。冒認対策商標の出願には1件あたり最大30万円の補助があり、自社ブランドの海外保護として重要な施策です。

QJETROの外国出願補助金との併用は可能ですか?
A

同一の出願案件について、本補助金とJETROの外国出願補助金を重複して受けることはできません。ただし、異なる出願案件(異なる国への出願や異なる権利種別の出願)であれば、それぞれ別の補助金を活用することは可能です。複数国への出願を計画している場合は、出願案件ごとに最適な補助金を選び、全体の補助額を最大化する戦略を検討してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は香川県が実施する地方単独事業であり、国の類似制度との併用ルールに注意が必要です。特に、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)が実施する「中小企業等海外侵害対策支援事業」や「外国出願補助金」と同一の出願案件で重複して補助を受けることはできません。ただし、異なる出願案件(異なる国や異なる権利種別)であれば、それぞれ別の補助金を活用することは可能です。また、特許庁の「中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金」との併用も、同一出願案件については原則不可です。複数国への出願を計画している場合は、出願国ごとに最適な補助金を選択し、全体として最大限の支援を受ける戦略を検討しましょう。なお、他の県独自の補助金や市町村の補助金との併用可否は個別に確認が必要です。申請前に香川県の担当窓口に併用の可否を必ず確認してください。

詳細説明

制度の概要と背景

香川県では、県内中小企業の国際競争力を強化するため、海外での知的財産権出願を支援する補助金制度を設けています。「令和7年度中小企業等海外展開支援事業費補助金(海外出願支援事業)」は、外国での戦略的な特許・実用新案・意匠・商標の出願にかかる費用を補助するものです。

グローバル市場への進出を目指す中小企業にとって、海外での知的財産権の確保は事業を守る上で極めて重要です。しかし、海外出願には現地代理人費用や翻訳費用など多額のコストがかかるため、中小企業にとって大きな負担となっています。本制度はその負担を軽減し、積極的な海外展開を後押しすることを目的としています。

補助内容の詳細

補助率は対象経費の1/2で、1企業あたり最大300万円まで補助されます。出願の種類によって1件あたりの上限額が設定されています。

  • 特許出願:1件あたり最大150万円
  • 実用新案・意匠・商標出願:1件あたり最大60万円
  • 冒認対策商標出願:1件あたり最大30万円

複数の出願を組み合わせることが可能で、例えば特許1件(150万円)と商標2件(60万円×2=120万円)を合わせて270万円の補助を受けるといった活用ができます。

対象となる経費

補助対象経費は、海外出願に直接必要な以下の費用です。

  • 外国特許庁への出願手数料:各国特許庁に支払う出願料・審査請求料等
  • 現地代理人費用:海外の特許事務所・弁理士への委託費用
  • 国内代理人費用:国内の弁理士への出願手続き委託費用
  • 翻訳費用:出願書類の外国語翻訳にかかる費用

審査方法と加点制度

本補助金の審査は書類審査プレゼンテーション審査の2段階で行われます。書類だけでは伝わりにくい海外展開への熱意や知財戦略の具体性を、プレゼンテーションで直接アピールできる機会があります。

審査においては、以下の取り組みを行っている企業に加点が付与されます。

  • 賃上げ実施企業:従業員の処遇改善に積極的に取り組んでいる企業
  • ワーク・ライフ・バランス推進企業:香川県が認定するWLB推進企業

申請から受給までの流れ

本事業は第3次募集であり、年度内の残りの予算枠での採択となります。申請から受給までは概ね以下のスケジュールで進みます。

  • 申請書類の提出(募集期間内)
  • 書類審査の実施
  • プレゼンテーション審査の実施
  • 採択・交付決定の通知
  • 出願手続きの実施(交付決定後)
  • 実績報告書の提出
  • 確定検査・補助金の交付

重要な注意点として、交付決定前に支出した経費は補助対象外となります。出願のスケジュールと補助金の交付決定時期を慎重に調整する必要があります。

活用のポイント

本補助金を最大限に活用するためには、以下の点を押さえておくことが重要です。

  • 出願先の国・地域を戦略的に選定し、市場の重要性や模倣リスクに基づいた優先順位を明確にする
  • プレゼンテーションでは、単なる出願計画ではなく、海外事業戦略全体の中での知財の位置づけを示す
  • INPIT(工業所有権情報・研修館)やJETROの無料相談を活用し、出願戦略の妥当性を事前に確認する
  • 賃上げやWLB推進への取り組みを日頃から進め、加点要素を確保する

関連書類・リンク