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【久留米市】中小企業止水板等設置事業費補助金(令和5年度)

基本情報

補助金額
50万円
補助率: 1/2
0円50万円
募集期間
2023-04-02 〜 2024-01-31
対象地域福岡県
対象業種建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途安全・防災対策支援がほしい

この補助金のまとめ

久留米市が実施する中小企業向けの浸水対策補助金です。近年頻発する大雨・豪雨による店舗・事務所・工場等への浸水被害を未然に防ぐため、止水板の設置や浸水対策工事にかかる費用の1/2(上限50万円)を助成します。本補助金の特徴は、単なる設備導入ではなく「事業継続力強化計画」の認定を受けた事業者を対象としている点にあります。つまり、BCP(事業継続計画)の一環として防災対策に取り組む中小企業を支援する制度設計となっており、補助金の活用を通じて事業のレジリエンス強化を促進する狙いがあります。久留米市は筑後川流域に位置し、過去にも大規模な浸水被害を経験しているため、地域の産業基盤を守る重要な施策として位置づけられています。

この補助金の特徴

1

止水板設置・浸水対策工事が対象

店舗、事務所、工場等の事業用施設に対する止水板の設置工事や、その他浸水防止のための改修工事が補助対象です。既存施設への後付け設置も対象となるため、現在浸水リスクを抱えている事業者にとって活用しやすい制度です。

2

補助率1/2、上限50万円

対象経費の2分の1が補助され、上限は50万円です。止水板の設置費用は一般的に数十万円〜100万円程度であるため、実質的な自己負担を大幅に軽減できます。中小企業にとって取り組みやすい補助水準といえます。

3

事業継続力強化計画の認定が必須

申請には経済産業大臣による「事業継続力強化計画」の認定を受けていることが条件です。この計画策定自体は無料で行え、商工会議所等の支援も受けられるため、BCP未策定の事業者にとっても計画策定のきっかけとなります。

4

久留米市内の中小企業者・個人事業者が対象

市内に店舗・事務所・工場等を有する中小企業者および個人事業者が対象です。業種を問わず幅広い事業者が申請可能であり、特に浸水常襲地域の事業者にとって有用な制度です。

ポイント

本補助金は浸水対策設備の導入費用を最大50万円まで支援する制度です。事業継続力強化計画の認定が前提条件となっており、単なる設備補助にとどまらず、事業者のBCP意識向上と防災力強化を同時に実現する設計となっています。

対象者・申請資格

事業者要件

  • 中小企業基本法に定める中小企業者であること
  • 個人事業者も対象
  • 久留米市内に補助対象となる店舗、事務所、工場等を有すること

計画認定要件

  • 経済産業大臣による「事業継続力強化計画」の認定を受けていること
  • 認定申請は中小企業庁の電子申請システムから可能

施設要件

  • 補助対象は市内に所在する事業用施設(店舗・事務所・工場等)
  • 住居専用部分は対象外

その他

  • 市税の滞納がないこと
  • 暴力団等の反社会的勢力に該当しないこと

ポイント

久留米市内で事業を営む中小企業者・個人事業者で、事業継続力強化計画の認定を受けていることが主な要件です。業種制限はなく幅広い事業者が対象ですが、計画認定の取得が必須となる点に留意が必要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:事業継続力強化計画の策定・認定

まず中小企業庁の電子申請システムから事業継続力強化計画を策定し、経済産業大臣の認定を受けます。計画策定には商工会議所や商工会の支援を活用できます。認定には通常45日程度かかるため、早めの準備が重要です。

2

ステップ2:見積もり取得・工事計画の作成

止水板設置業者や建設業者から見積もりを取得します。複数社から見積もりを取ることで適正価格を把握できます。工事内容と費用の内訳を明確にしておきましょう。

3

ステップ3:補助金申請書の提出

久留米市の所管課に補助金交付申請書を提出します。事業継続力強化計画の認定通知書、見積書、施設の位置図等の必要書類を添付します。

4

ステップ4:交付決定後に工事着手

交付決定通知を受けてから工事に着手します。交付決定前の着工は補助対象外となるため注意が必要です。

5

ステップ5:完了報告・補助金受領

工事完了後、実績報告書を提出します。現場確認等を経て補助金額が確定し、請求後に補助金が交付されます。

ポイント

事業継続力強化計画の認定取得が前提となるため、計画策定から開始する必要があります。認定に45日程度要することを踏まえ、余裕を持ったスケジュールで準備を進めることが採択のポイントです。交付決定前の着工は対象外となる点にも注意してください。

審査と成功のコツ

事業継続力強化計画の質を高める
計画書の内容が充実しているほど、補助金審査でも有利に働きます。自然災害リスクの分析、初動対応、復旧手順を具体的に記載し、止水板設置がBCPの一環であることを明確にしましょう。
浸水リスクの根拠を明示する
過去の浸水被害の記録やハザードマップの情報を添付し、対策の必要性を客観的に示すことが重要です。久留米市が公開する洪水ハザードマップを活用しましょう。
適切な製品・工法を選定する
止水板には脱着式、固定式、自動起立式など複数の工法があります。施設の構造や浸水深に応じた最適な工法を選定し、その選定理由を説明できるようにしておくと説得力が増します。
早期申請を心がける
予算に上限があるため、受付開始後の早期申請が重要です。必要書類を事前に準備し、申請開始と同時に提出できる体制を整えましょう。

ポイント

事業継続力強化計画の質と浸水リスクの客観的根拠が採択の鍵です。ハザードマップ等を活用してリスクを可視化し、止水板設置がBCP上不可欠であることを論理的に説明できる申請書を作成しましょう。

対象経費

対象となる経費

止水板設置費(3件)
  • 止水板本体の購入費
  • 止水板の設置工事費
  • 取付金具・付属品費
浸水対策工事費(4件)
  • 防水壁の設置工事費
  • 排水ポンプの設置費
  • 止水シートの設置費
  • 開口部の防水処理費
設計・調査費(2件)
  • 現地調査費
  • 設計費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 住居専用部分に係る工事費
  • 補助金交付決定前に着手した工事の費用
  • 土地の取得費や賃借料
  • 消耗品費(土のう等の一時的な対策用品)
  • 維持管理・メンテナンスに係る費用
  • 他の補助金で助成を受けた経費

よくある質問

Q事業継続力強化計画の認定を受けていませんが、申請できますか?
A

本補助金の申請には事業継続力強化計画の認定が必須条件です。未認定の場合は、まず計画の策定・認定取得から始める必要があります。計画の策定は中小企業庁の電子申請システムから行え、費用はかかりません。久留米商工会議所や地域の商工会でも策定支援を実施していますので、ぜひ活用してください。ただし、認定には申請から概ね45日程度かかるため、補助金の申請期限に間に合うよう早めに準備を進めることが重要です。

Q住居兼用の建物でも補助対象になりますか?
A

事業用部分(店舗・事務所等)への止水板設置は補助対象となりますが、住居専用部分は対象外です。住居兼用の建物の場合、事業用部分と住居部分を合理的に区分し、事業用部分に係る費用のみが補助対象となります。具体的な区分方法については、申請前に久留米市の担当課に相談されることをお勧めします。

Q補助金の上限50万円を超える工事でも申請できますか?
A

はい、申請可能です。補助率は対象経費の2分の1で、補助金の上限は50万円です。例えば、対象工事費が120万円の場合、その1/2の60万円が計算上の補助額ですが、上限の50万円が適用されます。自己負担は70万円となります。工事費が100万円以下の場合はその1/2が補助額となります。大規模な浸水対策が必要な場合も、上限はありますが実質的な負担軽減効果は大きいため、積極的な活用をお勧めします。

Q既に止水板を設置済みですが、追加の浸水対策工事も対象になりますか?
A

止水板以外の浸水対策工事も補助対象に含まれます。防水壁の設置、排水ポンプの導入、開口部の防水処理など、浸水被害の防止または軽減を目的とした工事であれば対象となる可能性があります。ただし、過去にこの補助金を利用して止水板を設置した場合の追加申請の可否については、久留米市の担当課に個別にご確認ください。

Q申請から補助金交付までどのくらいの期間がかかりますか?
A

申請書提出後、書類審査を経て交付決定が行われます。交付決定までは概ね2〜4週間程度が目安です。その後、工事を実施し、完了報告書の提出・検査を経て補助金額が確定、請求後に補助金が交付されます。工事期間を含めると、申請から補助金受領まで2〜4ヶ月程度を見込んでおくとよいでしょう。事業継続力強化計画の認定取得から始める場合は、さらに1〜2ヶ月の準備期間が必要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は久留米市の独自事業であるため、国や福岡県の他の防災関連補助金との併用可否については個別確認が必要です。一般的に、同一経費に対する二重助成は認められませんが、対象経費を明確に区分できる場合は併用の余地があります。関連する補助金として、中小企業庁の「事業継続力強化計画」認定企業向けの低利融資制度や、福岡県の防災関連補助金が挙げられます。また、止水板設置後のBCP関連取組として、IT導入補助金(データバックアップ体制構築)や小規模事業者持続化補助金(防災対策を含む販路開拓)との組み合わせも検討に値します。ただし、同一の工事費用について複数の補助金を充当することはできないため、申請前に久留米市の担当課に併用の可否を確認することを強く推奨します。

詳細説明

補助金の背景と目的

久留米市は筑後川をはじめとする複数の河川が流れる地域であり、近年の気候変動に伴う大雨の頻発により、市内の商業施設や工場等が繰り返し浸水被害を受けてきました。本補助金は、こうした浸水リスクに対して中小企業者が自主的に防災対策を講じることを支援し、地域経済の基盤強化を図ることを目的としています。

補助制度の概要

市内の店舗、事務所、工場等に止水板を設置する工事や、その他の浸水対策工事に要する費用の2分の1(上限50万円)を補助します。対象者は久留米市内の中小企業者及び個人事業者で、事業継続力強化計画の認定を受けていることが条件です。

事業継続力強化計画とは

事業継続力強化計画は、中小企業が自然災害等のリスクに備えるために策定する計画で、中小企業等経営強化法に基づき経済産業大臣が認定するものです。計画には以下の内容を盛り込みます。

  • 自社の自然災害リスクの認識(ハザードマップの確認等)
  • 初動対応の手順(従業員の安全確保、緊急連絡体制等)
  • 事業継続のための具体的取組(設備の防災対策、データバックアップ等)
  • 平時の推進体制(訓練・教育の実施計画等)

計画の策定は無料で行うことができ、地域の商工会議所や商工会が策定支援を実施しています。認定を受けることで本補助金への申請資格を得られるだけでなく、防災・減災設備に対する税制優遇や日本政策金融公庫の低利融資なども活用できるようになります。

止水板の種類と選定のポイント

止水板にはいくつかの種類があり、施設の状況に応じて最適なものを選定することが重要です。

  • 脱着式止水板:平時は取り外しておき、大雨の予報時に設置するタイプ。比較的安価で導入しやすい反面、設置作業が必要
  • 固定式止水板:建物の開口部に常設するタイプ。設置の手間がなく確実に機能するが、初期費用はやや高め
  • 自動起立式止水板:水位の上昇を感知して自動的に起立するタイプ。人手を介さず対応可能だが、高価で定期メンテナンスが必要

申請の流れ

申請は以下の流れで進めます。

  • 事業継続力強化計画の策定・認定取得(未認定の場合)
  • 止水板設置業者等からの見積もり取得
  • 久留米市への補助金交付申請書の提出
  • 交付決定の通知を受領
  • 工事の実施(交付決定後に着手すること)
  • 工事完了後の実績報告書の提出
  • 補助金額の確定・交付

申請にあたっての注意点

交付決定前の着工は補助対象外となりますので、必ず交付決定を受けてから工事に着手してください。また、予算の範囲内での交付となるため、申請が集中した場合は早期に受付が終了する可能性があります。申請書類に不備があると審査に時間がかかるため、事前に市の担当課に相談し、必要書類を漏れなく準備することをお勧めします。

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