募集終了
普通
準備期間の目安: 約30

【福岡県中小企業振興センター】令和5年度_中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金(中小企業等外国出願支援事業)

基本情報

補助金額
300万円
補助率: 1/2
0円300万円
募集期間
2023-05-11 〜 2023-06-12
対象地域福岡県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途販路拡大・海外展開をしたい

この補助金のまとめ

福岡県中小企業振興センターが実施する「中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金」は、海外市場への事業展開を計画している中小企業等が、外国での特許・実用新案・意匠・商標の出願にかかる費用の半額(1/2)を補助する制度です。補助上限は1企業あたり300万円で、案件ごとに特許150万円、実用新案・意匠・商標各60万円、冒認対策商標30万円が上限となります。海外での知的財産権の取得は、模倣品対策や技術流出防止、現地でのブランド保護に不可欠ですが、費用が高額になりがちです。本補助金を活用することで、中小企業でも戦略的に海外での知財ポートフォリオを構築でき、グローバル展開の基盤を整えることができます。福岡県内の中小企業にとって、海外進出の第一歩として非常に有効な支援制度です。

この補助金の特徴

1

補助率1/2で外国出願費用を大幅軽減

外国への特許・商標等の出願にかかる費用の半額が補助されるため、海外知財取得のハードルが大きく下がります。出願料、代理人費用、翻訳費用など幅広い経費が対象です。

2

1企業あたり最大300万円の手厚い支援

複数案件の出願も可能で、特許は1件150万円、商標等は1件60万円まで補助。戦略的に複数国・複数権利を同時に出願する計画にも対応できます。

3

冒認対策商標にも対応

海外での商標の冒認出願(第三者による先取り出願)への対策として、防衛的な商標出願も1件30万円まで補助対象。ブランド保護の観点からも心強い制度です。

4

INPIT・JETROとの連携体制

特許庁の知財総合支援窓口やJETROの海外知財相談など、関連機関と連携したサポート体制が整っており、出願戦略の立案段階から支援を受けられます。

ポイント

外国出願費用の1/2を補助し、1企業あたり最大300万円まで支援。特許・商標・意匠など幅広い知的財産権が対象で、冒認対策商標にも対応。海外展開を目指す福岡県内の中小企業の知財戦略を強力にバックアップします。

対象者・申請資格

企業規模要件

  • 中小企業基本法に定める中小企業であること
  • 中小企業者を構成員とする組合等も対象
  • 個人事業主も申請可能

所在地要件

  • 福岡県内に主たる事業所を有すること
  • 福岡県中小企業振興センターの管轄地域であること

事業計画要件

  • 外国への事業展開等の計画を有していること
  • 出願先国での事業展開の具体的な見通しがあること
  • 既に日本国内で同一の特許・商標等の出願または権利取得済みであること(原則)

知財要件

  • 特許、実用新案、意匠、商標のいずれかの外国出願であること
  • PCT国際出願、マドリッド協定議定書による国際出願、ハーグ協定による国際出願も対象

ポイント

福岡県内に事業所を持つ中小企業・個人事業主が対象です。海外事業展開の計画があり、日本国内で同一の知的財産権を出願済みまたは権利取得済みであることが基本条件となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:出願戦略の検討

まず海外でどの国にどの権利(特許・商標等)を出願するか戦略を立てます。INPIT知財総合支援窓口やJETROの無料相談を活用し、対象国の知財制度や費用感を事前に把握しましょう。

2

ステップ2:国内出願の確認

外国出願の前提として、日本国内で同一内容の出願または権利取得が必要です。未出願の場合は先に国内出願を済ませてください。

3

ステップ3:申請書類の準備

事業計画書、見積書(現地代理人・翻訳業者等)、国内出願の証明書類、会社概要等を準備します。見積書は複数の代理人から取得すると審査で有利です。

4

ステップ4:福岡県中小企業振興センターへ申請

募集期間内(令和5年5月11日〜6月12日)に必要書類を提出します。書類不備があると受理されないため、事前に窓口へ相談することを推奨します。

5

ステップ5:採択後の外国出願実施

採択通知を受けた後、計画に沿って外国出願を実施します。出願完了後、実績報告書と経費の証拠書類を提出し、確定検査を経て補助金が交付されます。

ポイント

国内出願の確認→出願戦略の策定→見積取得→申請書類準備→期間内に提出、という流れです。募集期間が約1か月と短いため、事前準備を早めに進め、窓口への事前相談を活用しましょう。

審査と成功のコツ

出願戦略の明確化
単に「海外で出願したい」ではなく、対象国の市場規模・競合状況・知財リスクを分析し、なぜその国でその権利が必要かを具体的に説明できるようにしましょう。事業計画との整合性が審査のポイントです。
費用見積の妥当性
現地代理人費用や翻訳費用の見積が相場と乖離していないか確認されます。複数業者から見積を取り、適正価格であることを示しましょう。
海外展開の具体性
既に海外取引がある、展示会出展経験がある、現地パートナーとの商談が進んでいるなど、海外事業展開の具体的な進捗や計画を示すことで採択率が上がります。
国内権利の基盤整備
国内での権利取得状況が明確であることは必須です。特許の場合は出願番号、商標の場合は登録番号を正確に記載し、外国出願との対応関係を明示してください。

ポイント

出願先国での事業展開計画の具体性と、知財戦略の妥当性が審査の要です。費用見積の適正性、国内権利との対応関係の明確化も重要。事前にJETROや知財窓口で戦略を練り上げてから申請しましょう。

対象経費

対象となる経費

外国特許庁への出願料(3件)
  • 各国特許庁への出願手数料
  • 国際出願(PCT)の手数料
  • 優先権主張に係る費用
現地代理人費用(3件)
  • 外国の特許事務所・弁理士への代理人報酬
  • 中間処理(拒絶理由通知への応答等)にかかる費用
  • 現地代理人の通信費
翻訳費用(3件)
  • 出願書類の外国語翻訳料
  • 明細書・請求項等の技術翻訳費
  • 優先権証明書の翻訳費
国内代理人費用(2件)
  • 日本国内の弁理士への出願手続代行費用
  • 外国出願に関する国内代理人報酬
出願関連経費(3件)
  • 図面作成費
  • 公証・認証にかかる費用
  • クレーム補正に伴う費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 外国出願の審査請求費用・登録料(権利化後の維持費用)
  • 日本国内での出願にかかる費用(国内出願料、国内弁理士費用等)
  • 外国出願に直接関係しない渡航費・交通費
  • 社内人件費・社内スタッフの翻訳作業費
  • 知財コンサルティング費用(出願手続に直接関係しないもの)
  • 補助事業期間外に発生した経費
  • 他の補助金・助成金と重複して申請する経費

よくある質問

Qどのような企業が申請できますか?
A

福岡県内に主たる事業所を有する中小企業(中小企業基本法に定める中小企業)が対象です。個人事業主や中小企業者を構成員とする組合等も申請可能です。大企業やその子会社は対象外となります。また、外国への事業展開の計画を有していることが条件で、日本国内で同一の知的財産権について出願済みまたは権利取得済みであることが原則として必要です。

QPCT国際出願も補助対象になりますか?
A

はい、PCT(特許協力条約)に基づく国際出願も補助対象です。PCTの場合、国際段階の費用(国際出願手数料、国際調査手数料等)および各国の国内段階移行に伴う費用が対象となります。同様に、商標のマドリッド協定議定書による国際出願や、意匠のハーグ協定による国際出願も対象です。複数国への出願を予定している場合は、これらの国際出願ルートを利用することでコストを抑えられる場合があります。

Q補助金はいつ受け取れますか?
A

本補助金は「精算払い」方式のため、外国出願を実施し、実績報告書を提出した後に補助金が交付されます。つまり、出願にかかる費用は一旦全額を自社で立て替える必要があります。採択後に計画に沿って出願を行い、完了後に実績報告書と支出の証拠書類(領収書・請求書等)を提出し、確定検査を経て補助金額が確定・交付される流れです。資金繰りの計画も事前に立てておきましょう。

Q冒認対策商標とは何ですか?
A

冒認対策商標とは、海外で第三者が自社のブランド名や商品名を無断で商標出願・登録する「冒認出願」に対抗するため、防衛的に行う商標出願のことです。特に中国や東南アジアで日本企業の商標が先取り出願されるケースが増えています。冒認対策商標の出願は1件あたり30万円を上限に補助されます。海外展開を計画している場合は、まず主要な進出予定国で自社商標が第三者に出願されていないか調査し、早期に権利を確保することをおすすめします。

Q他の補助金と併用できますか?
A

同一の経費について、他の国や地方公共団体の補助金等と重複して受給することはできません。ただし、異なる経費区分であれば、他の補助金と併用することは可能です。例えば、本補助金で外国出願費用を賄い、別の補助金で海外展示会出展費用を申請するといった使い分けは問題ありません。申請時には、他の補助金の利用状況を正確に申告する必要がありますので、経費の区分を明確にしておきましょう。

Q申請から採択までどのくらいかかりますか?
A

募集期間終了後、外部有識者を含む審査委員会による書類審査が行われ、概ね1〜2か月程度で採択結果が通知されます。令和5年度の募集期間は5月11日〜6月12日で、採択結果は7月頃に通知される見込みです。なお、募集期間が約1か月と短いため、事前に窓口へ相談し、書類の準備を進めておくことが重要です。書類不備があると受理されない場合がありますので、余裕を持ったスケジュールで準備しましょう。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は外国出願の費用に特化した制度ですが、海外展開全体を支援する他の補助金と組み合わせることで、より効果的な海外進出が可能です。まず、JETRO(日本貿易振興機構)の「中小企業等海外侵害対策支援事業」は、既に海外で知的財産権を侵害されている場合の調査・対策費用を支援しており、出願後の権利行使フェーズで活用できます。また、福岡県の「中小企業海外ビジネス支援事業」など、海外展示会出展や海外市場調査を支援する制度と組み合わせれば、知財確保と販路開拓を同時並行で進められます。さらに、ものづくり補助金やIT導入補助金で製品・サービスの高度化を図りつつ、本補助金で海外知財を押さえるという戦略も有効です。ただし、同一経費の二重申請は認められないため、経費の区分を明確にして申請する必要があります。

詳細説明

補助金の概要と背景

「中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金(中小企業等外国出願支援事業)」は、特許庁の施策を受けて福岡県中小企業振興センターが実施する補助金です。グローバル化が進む中、中小企業が海外で事業を展開する際に、現地での知的財産権の確保は不可欠です。しかし、外国出願には翻訳費用や現地代理人費用など多額の費用がかかり、中小企業にとって大きな負担となっています。本補助金は、この費用負担を軽減し、中小企業の戦略的な外国出願を促進することを目的としています。

補助の内容と上限額

補助率は対象経費の1/2で、1企業あたりの補助上限額は300万円です。案件ごとの上限は以下のとおりです。

  • 特許:1案件あたり150万円
  • 実用新案:1案件あたり60万円
  • 意匠:1案件あたり60万円
  • 商標:1案件あたり60万円
  • 冒認対策商標:1案件あたり30万円

複数の権利や複数の国への出願を組み合わせて申請することが可能で、合計300万円の枠内で戦略的に配分できます。

対象となる出願ルート

本補助金では、以下の出願ルートが対象となります。

  • 直接出願:各国の特許庁に直接出願する方法
  • PCT国際出願:特許協力条約に基づく国際出願(特許・実用新案)
  • マドリッド協定議定書:国際商標登録出願
  • ハーグ協定:国際意匠登録出願

どのルートを選択するかは、出願先国の数やコスト、スピードなどを考慮して決定します。複数国への出願であればPCTやマドプロを利用した方が効率的な場合が多いです。

申請から交付までの流れ

申請の流れは以下のステップで進みます。

  • 事前準備:国内出願の完了確認、出願戦略の策定、見積取得
  • 申請書類の提出:募集期間(令和5年5月11日〜6月12日)内に福岡県中小企業振興センターへ提出
  • 審査・採択:外部有識者を含む審査委員会による書類審査
  • 交付決定:採択企業への交付決定通知
  • 外国出願の実施:計画に基づき出願手続を実施
  • 実績報告・確定検査:出願完了後に実績報告書を提出し、経費の確認を受ける
  • 補助金の交付:確定検査後に補助金が振り込まれる

冒認対策商標とは

近年、中国をはじめとする海外で、日本企業のブランド名や商品名が第三者に無断で商標出願・登録される「冒認出願」が大きな問題となっています。冒認出願されると、自社ブランドでの海外販売ができなくなったり、高額なライセンス料を要求されるリスクがあります。本補助金では、こうした冒認出願への防衛策として、冒認対策商標の出願も1件30万円まで補助対象としています。海外展開を予定している企業は、主要市場での商標の先行調査を行い、早期に権利を確保することが重要です。

活用のポイント

本補助金を最大限活用するためのポイントは以下の通りです。

  • 早期の知財戦略策定:海外進出を検討し始めた段階で、どの国でどの権利を取るべきか計画を立てましょう
  • 専門家の活用:INPIT知財総合支援窓口やJETROの無料相談を利用し、費用対効果の高い出願戦略を練りましょう
  • 募集期間の把握:募集期間は約1か月と短いため、日頃から情報収集し、事前準備を進めておくことが重要です
  • 複数権利の戦略的出願:特許と商標を組み合わせるなど、事業を多角的に保護する出願計画を立てましょう

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