募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約45

令和5年度地域経済政策推進事業費補助金(被災12市町村における地域のつながり支援事業)(執行団体公募)

基本情報

補助金額
1.2億円
補助率: 定額補助(10/10)
0円1.2億円
募集期間
2023-02-03 〜 2023-02-24
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途まちづくり・地域振興支援がほしい

この補助金のまとめ

本補助金は、東京電力福島第一原子力発電所事故により避難指示等の対象となった福島県12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)を対象とした、地域のつながり再構築を目的とする大型補助金です。最大1.2億円・定額補助(補助率10/10)という破格の条件が特徴で、被災地域における人々のつながり創出を通じて、地域活性化・産業振興・まちづくりに資する取組を支援します。本公募は「執行団体公募」であり、事業全体の執行管理を担う団体を選定するものです。採択された執行団体は、個別の事業者への補助金交付や事業管理を一括して担うことになるため、相応の組織体制と事業管理能力が求められます。復興庁・経済産業省の政策に沿った提案が採択の鍵となります。

この補助金の特徴

1

定額補助(補助率10/10)で最大1.2億円

本補助金は補助率が10/10の定額補助であり、採択された場合は事業費の全額が補助されます。最大1.2億円という大規模な予算枠が設定されており、地域全体に波及効果のある包括的な事業展開が可能です。自己負担なしで事業を実施できるため、資金面でのハードルが低い点が大きな魅力です。

2

執行団体公募という特殊な形式

本公募は一般的な補助金申請とは異なり、事業全体の執行管理を担う「執行団体」を選定するものです。採択された団体は、個別事業者への補助金交付、進捗管理、成果報告の取りまとめなど、事業全体のマネジメントを行います。NPO法人、一般社団法人、民間企業など幅広い組織が応募可能です。

3

福島12市町村に特化した地域限定事業

対象地域が福島県の被災12市町村に明確に限定されています。この地域特化型の枠組みにより、地域の実情に精通した団体が有利であり、既に現地で活動実績のある組織にとっては大きなチャンスです。

4

つながり創出を軸とした幅広い事業対象

地域の活性化、産業振興、まちづくりなど、「つながり創出」を軸として幅広い事業が対象となります。コミュニティ形成イベント、交流拠点の運営、移住促進、関係人口の創出など、多角的なアプローチでの提案が可能です。

ポイント

補助率10/10・最大1.2億円の定額補助で、福島12市町村の「つながり創出」事業を全額支援する大型補助金です。執行団体公募という特殊形式のため、事業管理能力を持つ組織が対象となります。

対象者・申請資格

組織形態

  • 法人格を有する団体(NPO法人、一般社団法人、一般財団法人、株式会社等)
  • 任意団体や個人事業主は対象外の可能性が高い
  • 複数団体によるコンソーシアム形式での応募も想定される

事業管理能力

  • 補助金の執行管理(交付決定、額の確定、支払い等)を適切に行える体制
  • 複数の事業者・団体を統括するマネジメント能力
  • 会計処理・監査対応が可能な経理体制

地域との関係性

  • 福島県12市町村での活動実績または活動計画があること
  • 地域の自治体、住民、事業者との連携体制を構築できること
  • 被災地域の課題やニーズを理解していること

事業実施体制

  • 事業計画の策定・実行・評価を一貫して行える人員体制
  • 報告書の作成・提出など事務処理能力
  • 過去に国や自治体の補助金執行団体としての実績があれば有利

ポイント

法人格を有し、補助金の執行管理能力と福島12市町村での活動基盤を持つ団体が対象です。執行団体として複数事業者を統括するマネジメント力と適切な経理体制が必須条件となります。

あなたは対象?かんたん診断

8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認と体制整備

公募要領・交付要綱を熟読し、求められる要件を正確に把握します。執行団体として必要な人員体制(事業管理者、経理担当、現地コーディネーター等)を確保し、組織内の意思決定プロセスを整えます。

2

ステップ2:事業計画の策定

福島12市町村の現状分析に基づき、つながり創出の具体的な事業計画を策定します。KPI(参加者数、交流イベント回数、連携団体数等)を設定し、成果の測定方法を明確にします。予算計画は、事業費の内訳を詳細に積算します。

3

ステップ3:連携体制の構築

地元自治体、既存のNPO・支援団体、地域の事業者等との連携体制を事前に構築します。協力意向書や連携協定書があると提案の説得力が増します。

4

ステップ4:申請書類の作成・提出

事業計画書、収支予算書、団体の概要書、過去の実績資料等を作成します。経産省・復興庁の政策方針との整合性を意識した記述を心がけ、期限内に提出します。

5

ステップ5:審査対応

書面審査に加え、プレゼンテーション審査が行われる場合があります。事業の実現可能性と地域への波及効果を具体的に説明できるよう準備します。

ポイント

執行団体公募のため、通常の補助金申請より高度な事業計画と組織体制の提示が求められます。地元自治体・団体との連携体制構築と、復興政策との整合性を意識した提案書作成が採択の鍵です。

審査と成功のコツ

地域の実態に即した具体的な事業設計
抽象的な「つながり創出」ではなく、対象12市町村の個別課題(帰還率の違い、人口構成、産業基盤の状況等)を踏まえた具体的な事業設計が重要です。各市町村の復興計画との整合性を示すことで説得力が増します。
実績と実行体制の明確な提示
過去の類似事業の実績(特に被災地支援や地域活性化事業)を具体的な数値とともに示します。事業管理者・現地担当者の経験やスキルを明記し、確実に事業を遂行できる体制であることを証明します。
多様なステークホルダーとの連携
自治体、地域住民、帰還者、避難継続者、移住者、企業など多様な関係者を巻き込む設計が高評価につながります。連携先からの推薦状や協力意向書を添付すると効果的です。
持続可能性と波及効果の設計
補助期間終了後も事業が継続する仕組み(収益モデル、自走化計画)を示すことが重要です。単発イベントではなく、仕組みとして定着するプログラム設計を心がけましょう。
定量的な成果指標の設定
つながり創出の成果を定量的に測定する指標(交流イベント参加者数、新規コミュニティ形成数、関係人口増加数等)を明確に設定し、PDCAサイクルを回す計画を提示します。

ポイント

被災12市町村の個別課題を踏まえた具体的な事業設計、確実な実行体制の提示、多様なステークホルダーとの連携、そして補助終了後の持続可能性を示すことが採択の決め手となります。

対象経費

対象となる経費

人件費(4件)
  • 事業管理者人件費
  • 現地コーディネーター人件費
  • 事務局スタッフ人件費
  • 専門家・アドバイザー謝金
事業費(4件)
  • 交流イベント開催費
  • コミュニティスペース運営費
  • ワークショップ実施費
  • プログラム企画・運営費
旅費・交通費(3件)
  • 現地調査旅費
  • 関係者会議出席旅費
  • 参加者交通費補助
外注費(4件)
  • 調査・分析業務委託費
  • 広報物制作費
  • システム開発・運用費
  • 会場設営費
広報費(4件)
  • ウェブサイト制作・運営費
  • チラシ・パンフレット制作費
  • SNS広告費
  • メディア掲載費
設備・備品費(3件)
  • 交流拠点の備品購入費
  • ICT機器購入費
  • 什器・家具購入費
事務費(5件)
  • 通信費
  • 印刷費
  • 消耗品費
  • 会議費
  • 保険料

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地の取得費・造成費
  • 建物の新築・大規模改修費(軽微な改修は対象となる場合あり)
  • 団体の経常的な運営費(既存事業の人件費等)
  • 飲食費(会議に付随する茶菓子代等を除く)
  • 補助事業に直接関係しない出張旅費
  • 車両の購入費(リース・レンタルは対象となる場合あり)
  • 他の補助金で手当済みの経費
  • 公租公課(消費税等)

よくある質問

Q執行団体公募とは何ですか?通常の補助金申請とどう違いますか?
A

執行団体公募とは、補助金事業全体の管理・運営を担う団体を選定する公募です。通常の補助金申請では個別の事業者が自らの事業計画を提出して補助金を受けますが、執行団体公募では選定された団体が「基金設置法人」として、個別事業者からの申請受付・審査・交付決定・進捗管理・成果報告の取りまとめまで一貫して行います。いわば補助金の「事務局」を担う役割であり、高い事業管理能力と組織体制が求められます。

Q対象となる福島県12市町村以外で事業を実施することはできますか?
A

原則として、事業の実施場所は対象12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)内となります。ただし、12市町村の住民や関係者とのつながり創出に資する事業であれば、避難先の都市部での交流イベント開催や、都市部の人材を12市町村に呼び込む事業なども対象となる可能性があります。詳細は公募要領で確認してください。

QNPO法人や一般社団法人でも応募できますか?
A

はい、NPO法人や一般社団法人でも応募可能です。法人格を有する団体であれば、NPO法人、一般社団法人、一般財団法人、株式会社、協同組合など組織形態を問わず応募できます。重要なのは組織形態よりも、補助金事業の執行管理を適切に行える体制(事業管理者、経理担当、現地コーディネーター等)を有しているかどうかです。過去に国や自治体の補助金事業の事務局を担った実績があると有利です。

Q補助率10/10ということは自己負担はゼロですか?
A

補助率10/10(定額補助)のため、補助対象経費については原則として自己負担は発生しません。ただし、補助対象外の経費(土地取得費、建物新築費、経常的な運営費等)が事業計画に含まれる場合は、その部分は自己負担となります。また、補助金は精算払いが原則であるため、事業開始時には一時的な立替資金が必要となる場合があります(概算払いの制度がある場合もあります)。予算計画の策定時には、補助対象経費の範囲を公募要領で十分に確認してください。

Q事業期間はどのくらいですか?複数年度にわたる事業は可能ですか?
A

本補助金の事業期間は原則として交付決定日から当該年度末(3月31日)までとなります。令和5年度事業であるため、単年度の事業が基本です。ただし、復興関連事業は年度をまたいで継続的に実施されるケースも多く、次年度以降も同様の公募が実施される可能性があります。複数年度にわたる事業計画を持つ場合は、各年度の事業範囲を明確に区分し、単年度ごとに成果を出せる設計にすることが重要です。

Q他の復興関連補助金と併用することはできますか?
A

同一の事業・経費に対して他の国庫補助金と併用(二重受給)することは原則として認められません。ただし、本補助金の対象外となる別の事業部分について、復興庁の「福島再生加速化交付金」や地方自治体の独自支援制度を活用することは可能です。事業計画全体の中で、各補助金の対象範囲を明確に切り分けて計画を策定してください。民間財団の助成金や企業協賛金との組み合わせについては、事前に補助元に相談することをお勧めします。

Qコンソーシアム(複数団体による共同申請)は可能ですか?
A

コンソーシアム形式での応募は可能と考えられます。特に、地域での活動実績を持つ現地団体と、事業管理のノウハウを持つ全国規模の団体が連携するケースは効果的です。コンソーシアムで応募する場合は、幹事団体(代表団体)を明確にし、各構成団体の役割分担、責任範囲、資金の流れを明確にした連携協定書を作成してください。幹事団体が補助金の受領・管理の最終責任を負うことになります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は定額補助(補助率10/10)であるため、同一の事業・経費に対して他の国庫補助金との併用(二重受給)は原則として認められません。ただし、執行団体として管理する個別の事業者が、本補助金の対象外となる別の事業について他の補助金を活用することは可能です。 関連する補助金・支援制度としては、復興庁の「福島再生加速化交付金」や「福島イノベーション・コースト構想関連補助金」があります。これらは本補助金と目的が重複する部分があるため、申請時に事業範囲を明確に切り分ける必要があります。 地方自治体独自の復興支援制度(福島県の補助金、各市町村の支援事業等)との連携は推奨されますが、同一経費への重複計上は避けてください。事業全体の中で「本補助金で実施する範囲」と「他の財源で実施する範囲」を明確に区分して計画を策定することが重要です。 なお、民間財団の助成金や企業からの協賛金を組み合わせて事業規模を拡大することは、事前に補助元と協議の上で可能な場合があります。

詳細説明

事業の背景と目的

東京電力福島第一原子力発電所事故から10年以上が経過しましたが、避難指示等の対象となった福島県12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)では、依然として住民の帰還が進まず、地域コミュニティの再構築が大きな課題となっています。

本補助金は、こうした被災地域において人々のつながりを創出・再構築し、それを通じて地域の活性化、産業振興、まちづくりを推進することを目的としています。単なる復旧ではなく、新たな地域の姿を創造する「創造的復興」の視点が求められます。

執行団体公募の意味

本公募は通常の補助金申請とは性質が異なり、事業全体の執行管理を担う「執行団体」を選定するものです。採択された執行団体は以下の役割を担います。

  • 個別の事業者・団体からの申請受付と審査
  • 補助金の交付決定、概算払い、額の確定
  • 事業の進捗管理と成果の取りまとめ
  • 経済産業省への報告書作成・提出
  • 会計検査への対応

このため、応募団体には高度な事業管理能力と組織体制が求められます。過去に国の補助金事業の執行団体を務めた経験がある団体は大きなアドバンテージとなります。

対象となる事業の例

「つながり創出」を軸として、以下のような幅広い事業が対象となりえます。

  • コミュニティ再構築事業:帰還住民と新規移住者の交流促進、世代間交流プログラム
  • 関係人口創出事業:都市部との交流事業、ワーケーション促進、ボランティアツーリズム
  • 産業振興連携事業:地域資源を活用した新規事業創出支援、起業家コミュニティ形成
  • 文化・スポーツ交流事業:地域の伝統文化の継承・発信、スポーツイベントによる交流促進
  • デジタル活用事業:オンラインコミュニティの構築、避難先との遠隔交流支援

補助条件の詳細

本補助金の主な条件は以下の通りです。

  • 補助率:定額補助(10/10)— 対象経費の全額が補助されます
  • 補助上限:最大1.2億円(事業規模に応じて決定)
  • 補助対象地域:福島県12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)
  • 事業実施期間:交付決定日から当該年度末まで

審査のポイント

執行団体の選定にあたっては、以下の観点から総合的に審査されます。

  • 事業計画の妥当性:地域課題の分析、事業内容の具体性、KPIの適切性
  • 実施体制の確実性:組織体制、人員配置、関係機関との連携体制
  • 過去の実績:類似事業の実施経験、被災地支援の実績
  • 費用対効果:予算計画の妥当性、成果の波及効果
  • 持続可能性:補助期間終了後の事業継続の見通し

申請時の注意事項

応募にあたっては、以下の点に特に注意が必要です。

  • 公募要領に定められた書式・分量を厳守すること
  • 対象12市町村の具体的な課題とニーズに基づいた提案を行うこと
  • 復興庁・経済産業省の復興政策との整合性を明示すること
  • コンソーシアム形式で応募する場合は、各団体の役割分担を明確にすること
  • 利益排除の原則に留意し、適正な予算積算を行うこと

関連書類・リンク