【執行団体/事務局 公募】令和4年度「コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金(ライブエンタメ産業の基盤強化支援)」
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
定額補助(10/10)による全額支援
本補助金は補助率10/10の定額補助であり、採択された事業に対して費用の全額が補助される極めて手厚い支援制度です。通常の補助金では自己負担が発生しますが、本制度では事業費の全額が補助対象となるため、資金面での障壁なく事業に取り組むことが可能です。ライブエンタメ産業の基盤強化という政策目的の重要性を反映した補助率設定となっています。
コンテンツ海外展開の促進
本事業は単なる国内支援にとどまらず、日本のライブエンターテインメントコンテンツの海外展開・輸出拡大を明確な目的として掲げています。音楽ライブ、演劇、ミュージカル、伝統芸能など多様なライブコンテンツの国際的な発信力を高め、新たな海外市場の開拓を後押しします。
執行団体・事務局方式による専門的支援体制
本公募は補助事業を直接実施する事業者ではなく、事業全体を統括・運営する執行団体・事務局を選定するものです。選定された執行団体が個々のライブエンタメ事業者への補助金交付や事業管理を行うため、業界に精通した専門的な支援体制のもとで事業が推進されます。
新たな事業環境への適応支援
コロナ禍を経て大きく変化したライブエンタメ業界の事業環境に対応するため、デジタル技術の活用やハイブリッド型イベントの開催など、新しいビジネスモデルの構築を支援します。従来型のライブエンタメに加え、配信技術やXR技術を活用した新たな表現手法の開発も対象となります。
ポイント
対象者・申請資格
法人格・組織要件
- 法人格を有する団体であること(一般社団法人、一般財団法人、NPO法人、民間企業等)
- ライブエンターテインメント産業に関する知見・実績を有すること
- 執行団体としての事務処理能力・体制を備えていること
事業実施能力
- 補助金の適正な執行管理ができる経理体制を有すること
- 補助事業者の公募・選定・管理を適切に行える体制があること
- 事業の進捗管理・成果報告を適切に行える人員体制を確保できること
コンプライアンス要件
- 国税・地方税の滞納がないこと
- 反社会的勢力との関係がないこと
- 過去に補助金の不正受給等の処分を受けていないこと
- 会計検査等への対応が可能であること
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:公募要領の確認と準備
経済産業省のウェブサイトから公募要領・申請書類一式をダウンロードし、応募要件・審査基準・提出書類を精読します。執行団体としての事業計画や実施体制の検討を開始してください。
ステップ2:事業計画書の作成
ライブエンタメ産業の基盤強化に関する具体的な事業計画を策定します。支援対象となる事業者の公募方法、選定基準、補助金交付のスキーム、成果指標などを明確に記載した計画書を作成します。
ステップ3:申請書類の作成・提出
所定の申請様式に従い、事業計画書、収支予算書、団体の概要・実績資料、役員名簿等の必要書類を作成します。提出期限までに電子申請システムまたは指定の方法で提出してください。
ステップ4:審査・採択
外部有識者を含む審査委員会による書類審査・ヒアリング審査が行われます。事業の実現可能性、費用対効果、実施体制の適切性などが総合的に評価されます。
ステップ5:交付決定・事業開始
採択通知後、交付申請を行い、交付決定を受けてから事業を開始します。執行団体として補助事業者の公募・選定を行い、ライブエンタメ事業者への支援を実施します。
ポイント
審査と成功のコツ
業界ネットワークの活用
具体的な成果指標の設定
透明性の高い執行体制
海外展開の具体戦略
ポイント
対象経費
対象となる経費
事業管理費(5件)
- 事務局人件費
- 事務所賃借料
- 通信費・郵送費
- 事務用品・消耗品費
- システム構築・運用費
公募・選定関連費(4件)
- 公募広報費
- 審査委員謝金
- 審査会場費
- 説明会開催費
補助事業者支援費(5件)
- ライブ公演実施費
- 海外展開費用
- 配信技術導入費
- 会場設営費
- 出演者関連費
広報・普及啓発費(3件)
- 成果報告会開催費
- 広報制作物作成費
- ウェブサイト運営費
調査・分析費(4件)
- 市場調査費
- 効果測定費
- 報告書作成費
- 専門家謝金
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 執行団体の経常的な運営経費(本補助事業に直接関係しない一般管理費)
- 土地・建物の取得費用
- 汎用性の高い備品(パソコン、プリンター等で補助事業以外にも使用可能なもの)
- 飲食・接待に係る経費(会議用茶菓子等の軽微なものを除く)
- 交付決定前に発生した経費
- 他の補助金・助成金と重複して計上される経費
- 消費税及び地方消費税の仕入控除税額
よくある質問
Qこの補助金は個々のライブイベント主催者が直接申請できますか?
いいえ、本公募は「執行団体・事務局」を選定するためのものであり、個々のライブイベント主催者が直接申請することはできません。選定された執行団体が改めて補助事業者(ライブエンタメ事業者)を公募・選定し、その事業者に対して補助金を交付する仕組みです。ライブイベントの主催者として補助を受けたい場合は、執行団体が決定した後に実施される二次公募にご応募ください。
Q補助率10/10(定額補助)とは具体的にどういう意味ですか?
補助率10/10(定額補助)とは、採択された事業の対象経費の全額(100%)が国から補助されることを意味します。通常の補助金では補助率が1/2や2/3などに設定され、残りは事業者の自己負担となりますが、本制度では自己負担なく事業を実施できます。ただし、補助対象として認められない経費は自己負担となるため、公募要領で定められた補助対象経費の範囲を正確に把握することが重要です。
Qどのようなジャンルのライブエンターテインメントが対象ですか?
音楽ライブ、コンサート、演劇、ミュージカル、ダンス、お笑い、伝統芸能、サーカスなど、幅広いジャンルのライブエンターテインメントが支援対象となります。特定のジャンルに限定されるものではなく、観客の前でリアルタイムにパフォーマンスを行う形態のエンターテインメント全般が対象です。また、デジタル技術を活用したオンライン配信型のライブエンタメも対象に含まれます。
Q執行団体に選定された場合、どのような業務を行う必要がありますか?
執行団体として選定された場合、主に以下の業務を担当します。(1)補助事業者の公募・審査・選定、(2)補助金の交付決定・概算払い・精算、(3)事業の進捗管理・中間検査、(4)補助事業者からの相談対応・助言、(5)成果報告書の取りまとめ・経済産業省への報告、(6)会計検査への対応。いわば補助金事業全体のプロジェクトマネジメントを行う役割であり、相当な事務処理能力と業界知見が求められます。
Q海外展開の実績がない団体でも応募できますか?
公募要領の要件を満たしていれば応募自体は可能ですが、本事業の目的がコンテンツの海外展開促進であることを踏まえると、海外展開に関する知見や実績がある方が審査で高く評価される可能性が高いです。海外展開実績が乏しい場合は、海外展開に実績のある団体や企業とコンソーシアムを組んで応募するなど、体制面での補完を検討することをお勧めします。
Q他の補助金と併用することは可能ですか?
同一の経費に対して他の補助金・助成金と重複して補助を受けることはできません。本補助金は補助率10/10の定額補助であるため、対象経費については全額が本制度から補助されます。ただし、事業全体の中で明確に区分できる別の経費項目について、他の支援制度を活用することは可能な場合があります。具体的な併用の可否については、公募要領を確認の上、事前に経済産業省に照会されることをお勧めします。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は定額補助(10/10)のため、同一の経費に対して他の補助金・助成金との併用は原則認められません。ただし、執行団体として運営する事業全体の中で、異なる経費項目に対して別の支援制度を活用することは検討の余地があります。例えば、文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」や「ARTS for the future!」など、ライブエンタメ分野の他の支援制度と役割分担を明確にした上で、補助事業者側が別途活用するケースが考えられます。また、JETROの海外展開支援事業やクールジャパン機構の出資制度など、海外展開に特化した支援制度との相互補完的な活用も有効です。ただし、経費の重複計上は厳禁であり、各制度の補助対象経費を明確に区分して管理する必要があります。執行団体としては、補助事業者に対してこうした他制度との適切な棲み分けについてもアドバイスできる体制を整えることが望ましいでしょう。
詳細説明
ライブエンタメ産業の基盤強化支援とは
本補助金は、経済産業省が令和4年度に実施する「コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金」の中で、特にライブエンターテインメント産業の基盤強化を目的とした支援事業です。音楽ライブ、演劇、ミュージカル、伝統芸能、お笑い、ダンスなど、あらゆるジャンルのライブエンターテインメントを対象とし、業界全体の持続的な発展と国際競争力の強化を図ります。
事業の背景と目的
新型コロナウイルス感染症の影響により、ライブエンターテインメント産業は深刻な打撃を受けました。公演の中止・延期が相次ぎ、多くの事業者が経営危機に陥る中、業界の基盤そのものが揺らぐ事態となりました。本事業は、こうした状況からの回復を支援するとともに、新たな事業環境を見据えたコンテンツ産業の輸出拡大・海外展開や新市場開拓を促すことを目的としています。
執行団体・事務局方式の特徴
本公募は、補助事業を直接実施する事業者を募集するものではなく、事業全体を統括・運営する「執行団体・事務局」を選定するためのものです。選定された執行団体は以下の役割を担います。
- 補助事業者(ライブエンタメ事業者)の公募・選定・採択
- 補助金の交付・管理・精算
- 事業の進捗管理・成果報告
- 補助事業者への助言・サポート
補助率10/10(定額補助)の意義
本補助金の最大の特徴は、補助率が10/10(定額補助)である点です。これは、採択された事業に対して費用の全額が国から補助されることを意味します。通常の補助金では事業者に一定の自己負担が求められますが、本制度ではその負担がありません。これは、ライブエンタメ産業の基盤強化という政策課題の緊急性と重要性を国が強く認識していることの表れです。
支援対象となる取り組み
執行団体を通じて支援される具体的な取り組みとしては、以下のようなものが想定されます。
- 海外公演・ツアーの実施支援:日本のライブコンテンツの海外発信
- デジタル技術の活用:ライブ配信、XR技術を活用した新しい表現手法の開発
- 新市場の開拓:新たな地域・ジャンル・ターゲット層への展開
- 人材育成:技術スタッフ、制作スタッフの育成・確保
- 安全対策:感染症対策や安全管理体制の強化
期待される成果
本事業を通じて、日本のライブエンターテインメント産業が以下の成果を達成することが期待されています。
- コンテンツの海外輸出額の増加
- ライブエンタメ事業者の経営基盤の安定化
- 新技術を活用した新たなビジネスモデルの確立
- 国際的なコンテンツ競争力の向上
- 関連産業(観光、飲食、宿泊等)への経済波及効果
申請にあたっての留意点
本公募は執行団体・事務局の選定であるため、個々のライブイベント主催者や制作会社が直接応募するものではありません。応募にあたっては、ライブエンタメ業界全体を俯瞰した事業計画と、補助金の適正な執行を担保できる組織体制の提示が求められます。業界団体や複数企業のコンソーシアムなど、業界横断的な体制での応募が有効です。