募集終了
普通
準備期間の目安: 約40

【佐賀県産業イノベーションセンター】(第3回)令和4年度_中小企業等海外出願・侵害対策支援事業費補助金(中小企業等外国出願支援事業)

基本情報

補助金額
300万円
補助率: 1/2
0円300万円
募集期間
2022-10-14 〜 2022-11-04
対象地域佐賀県
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途販路拡大・海外展開をしたい

この補助金のまとめ

本補助金は、佐賀県産業イノベーションセンターが実施する中小企業等の外国出願支援事業で、海外での知的財産権の取得を目指す中小企業に対し、外国出願費用の半額(補助率1/2)を助成するものです。1企業あたり最大300万円、1案件あたり特許150万円・実用新案/意匠/商標各60万円・冒認対策商標30万円が上限額です。佐賀県内の中小企業が海外市場へ進出する際、特許や商標の外国出願による知的財産の保護は事業成功の前提条件となりますが、出願にかかる費用負担が大きなハードルとなっています。本制度を活用すれば、出願手数料・代理人費用・翻訳費用といった主要コストを大幅に軽減でき、限られた経営資源の中でも戦略的な海外知財ポートフォリオの構築が可能になります。九州地方の製造業や農業関連技術など、佐賀県の産業特性を活かした海外展開を後押しする制度です。

この補助金の特徴

1

補助率1/2・最大300万円の助成

外国出願費用の半額を補助し、1企業あたり上限300万円まで助成を受けられます。案件別の上限は特許150万円、実用新案・意匠・商標各60万円、冒認対策商標30万円です。複数案件の同時出願にも対応でき、体系的な知財保護戦略を推進できます。

2

出願関連費用を幅広くカバー

外国特許庁への出願手数料、国内代理人・現地代理人費用、翻訳費用の3カテゴリが補助対象です。出願プロセスで発生する主要コストをほぼ網羅しており、自己負担を最小限に抑えた海外出願が可能です。

3

PCT出願・ハーグ出願にも対応

直接出願に加え、ダイレクトPCT出願やハーグ出願(意匠の国際出願)も対象です。日本国を指定締約国に含むことが条件ですが、複数国への一括出願ルートを活用でき、効率的な出願戦略が立てられます。

4

佐賀県産業イノベーションセンターがサポート

佐賀県産業イノベーションセンターが窓口となるため、申請手続きに関する相談や知財に関するアドバイスを地元で受けられます。初めて外国出願に取り組む企業にも安心のサポート体制です。

ポイント

佐賀県産業イノベーションセンターの支援体制のもと、出願費用の主要コストをカバーする手厚い制度です。コンサルタントの立場からは、PCT出願を活用した効率的な多国間出願と、冒認対策を含むブランド保護の同時推進をお勧めします。

対象者・申請資格

企業規模要件

  • 中小企業者であること(中小企業基本法に基づく定義に該当)
  • 中小企業者で構成されるグループも対象(構成員の2/3以上が中小企業者)
  • みなし大企業は対象外(大企業の出資比率・役員比率等の基準あり)

出願要件

  • 日本国特許庁に対して特許・実用新案・意匠・商標を出願済みであること
  • 採択後に同内容の出願を優先権主張して外国へ年度内に出願予定であること
  • 商標については優先権がない案件も可
  • ダイレクトPCT出願・ハーグ出願は日本国を指定締約国に含むこと

事業計画要件

  • 先行技術調査等の結果から外国での権利取得の可能性が否定されないこと
  • 外国で権利成立時に当該権利を活用した事業展開を計画していること
  • 外国出願に必要な資金能力および資金計画を有していること

地域団体商標の場合

  • 商工会議所、商工会、NPO法人等が対象

ポイント

日本国特許庁への出願完了が申請の大前提です。「みなし大企業」の除外基準は細かいため、大企業との資本関係がある場合は事前に確認が必要です。佐賀県産業イノベーションセンターに相談すれば、該当性の判断についてもアドバイスを得られます。

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申請ガイド

1

ステップ1:出願戦略の策定

自社の知的財産を棚卸しし、どの技術・デザイン・商標を、どの国に出願するかを決定します。弁理士と相談し、先行技術調査を実施して権利取得の見込みを確認してください。

2

ステップ2:日本国特許庁への出願完了

応募時点で日本国特許庁への出願が完了していることが条件です。募集期間を逆算して出願スケジュールを計画しましょう。

3

ステップ3:佐賀県産業イノベーションセンターへの事前相談

申請前に窓口へ相談し、必要書類や手続きの流れについて確認することを推奨します。

4

ステップ4:申請書類の作成・提出

交付申請書、事業計画書、外国出願の見積書等を作成し、募集期間内に提出します。

5

ステップ5:審査・採択・外国出願の実施

採択後、計画に沿って年度内に外国出願を実施し、実績報告書を提出して補助金の交付を受けます。

ポイント

募集期間が約3週間と短いため、事前準備が採否を分けます。日本国特許庁への出願完了、弁理士の選定、見積り取得は募集開始前に済ませておくことが理想です。佐賀県産業イノベーションセンターへの早期相談が成功の鍵です。

審査と成功のコツ

先行技術調査の充実
外国での権利取得の可能性を示すことが審査のポイントです。J-PlatPatや各国データベースを活用し、先行技術との差別化ポイントを明確にしてください。
出願国の優先順位付け
事業展開の優先度と出願費用のバランスを考慮し、最も効果の高い国から出願計画を立てましょう。ASEAN諸国は比較的低コストで出願できるため、費用対効果が高い選択肢です。
事業展開計画の具体性
「権利取得後にどう活用するか」を具体的に示すことが重要です。現地パートナーとの提携計画や技術ライセンスの構想など、実効性のある計画を記載してください。
見積りの妥当性確認
複数の代理人事務所から見積りを取得し、費用の相場観を把握した上で適正な金額を申請しましょう。過大な見積りは審査でマイナス評価となる場合があります。

ポイント

佐賀県の産業特性を踏まえた出願戦略が説得力を高めます。半導体関連技術、有田焼等の伝統工芸品、農業技術など、地域の強みを活かした知財戦略を示しましょう。

対象経費

対象となる経費

出願手数料(3件)
  • 外国特許庁への出願手数料
  • PCT国際出願手数料
  • ハーグ出願手数料
代理人費用(2件)
  • 国内代理人費用(弁理士費用)
  • 現地代理人費用(海外弁理士費用)
翻訳費用(2件)
  • 出願書類の翻訳費用
  • 明細書・クレーム等の翻訳費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 日本国特許庁への出願にかかる費用
  • 出願後の中間処理・審査請求費用
  • 権利維持・年金費用
  • 先行技術調査費用
  • 渡航費・交通費
  • 社内人件費
  • 出願前のコンサルティング費用

よくある質問

Q佐賀県外の企業でも申請できますか?
A

本事業は佐賀県産業イノベーションセンターが実施しているため、佐賀県内に事業所を有する中小企業者が主な対象です。ただし、全国規模の中小企業等海外出願支援事業として実施されている側面もあるため、具体的な地域要件については佐賀県産業イノベーションセンターに直接お問い合わせください。

QPCT出願と直接出願、どちらが有利ですか?
A

出願先が1〜2カ国の場合は直接出願の方がコスト面で有利な場合が多いです。3カ国以上への出願を検討している場合はPCT出願の方が効率的で、出願戦略の柔軟性も高まります。ただし、最適なルートは出願内容や対象国によって異なりますので、弁理士に相談して判断することをお勧めします。

Qすでに海外出願済みの案件も対象になりますか?
A

いいえ、本補助金は採択後に外国出願を行う予定の案件が対象です。すでに外国特許庁に出願済みの案件は補助対象外となります。応募時点では日本国特許庁への出願完了が条件で、採択後に優先権を主張して年度内に外国出願を実施する計画が必要です。

Q個人事業主でも申請できますか?
A

中小企業基本法に定める中小企業者の要件を満たす個人事業主であれば申請可能です。ただし、みなし大企業に該当する場合は対象外となります。具体的な該当性については佐賀県産業イノベーションセンターにご相談ください。

Q補助金の申請から交付までどのくらいの期間がかかりますか?
A

募集期間は約3週間で、その後審査・採択を経て、年度内に外国出願を実施し、実績報告後に補助金が交付されます。出願から交付までの全体スケジュールは数カ月にわたるため、事前に資金繰り計画を立てておくことが重要です。出願費用は一旦自己負担する必要がある点にご注意ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は中小企業等海外出願・侵害対策支援事業の一環であり、同一の出願案件について他の公的補助金との重複受給は原則不可です。ただし、異なる費目を対象とする補助金であれば併用の余地があります。例えば、JETROの海外展開支援事業や佐賀県の販路開拓関連補助金と組み合わせ、知財確保と海外販路開拓を同時に推進する戦略が有効です。また、特許庁の「中小企業等海外侵害対策支援事業(防衛型侵害対策支援事業)」を活用すれば、出願段階と権利侵害対策の両面をカバーできます。佐賀県産業イノベーションセンターでは知財全般の相談にも対応していますので、併用可能な制度の確認も含めて事前相談を活用してください。

詳細説明

佐賀県 中小企業等外国出願支援事業の概要

本事業は、佐賀県産業イノベーションセンターが実施する知的財産の海外出願支援制度です。外国への事業展開を計画している中小企業等に対し、外国出願にかかる費用の半額(補助率1/2)を助成します。

補助金額と補助率

補助率は1/2で、以下の上限額が設定されています。

  • 1企業あたりの上限:300万円
  • 特許出願:1案件あたり150万円
  • 実用新案・意匠・商標:それぞれ1案件あたり60万円
  • 冒認対策商標:1案件あたり30万円

助成対象経費

  • 外国特許庁への出願手数料
  • 代理人費用(国内弁理士・現地代理人)
  • 翻訳費用

対象となる出願の種類

特許・実用新案・意匠・商標の外国出願が対象です。PCT出願やハーグ出願も利用可能で、商標は優先権のない案件も申請できます。

応募資格

中小企業基本法に定める中小企業者、または中小企業者のグループ(2/3以上が中小企業者)が対象です。日本国特許庁への出願済みであること、先行技術調査で権利取得の可能性があること、事業展開計画を有すること等が求められます。みなし大企業は対象外です。

佐賀県の産業と知財戦略

佐賀県は半導体関連産業、有田焼を中心とする陶磁器産業、農業技術など、特色ある産業基盤を持っています。これらの分野で培われた独自技術やデザインを海外で保護することは、佐賀発のグローバルビジネス展開の基盤となります。本補助金は、こうした地域産業の国際競争力強化を知財面から支える重要な制度です。