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令和4年度製品開発着手支援助成事業

基本情報

補助金額
100万円
補助率: 助成対象と認められる経費の1/2以内
0円100万円
募集期間
2022-09-26 〜 2022-10-07
対象地域東京都
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途研究開発・実証事業を行いたい

この補助金のまとめ

東京都中小企業振興公社が実施する「製品開発着手支援助成事業」は、都内の中小企業者等が新製品・新技術の開発に着手する前段階として行う技術検討の経費を最大100万円(助成率1/2)まで助成する制度です。製品開発の初期段階において、素材や機能、手法の選定といった技術的な課題を検討するために社外資源を活用する経費を支援します。多くの中小企業が新製品開発に挑戦したいと考えながらも、初期段階の技術検討にかかるコストがハードルとなって着手できないケースは少なくありません。本助成金は、まさにこの「開発着手前の検討フェーズ」に特化した珍しい制度であり、大学や研究機関、専門家への技術相談・試験評価などの費用を助成します。助成対象期間は令和4年12月1日から令和5年8月31日までの9ヶ月間で、この期間内に技術検討を完了させる必要があります。開発リスクを低減し、本格的な製品開発への移行を支援する、中小企業の技術開発戦略における重要な第一歩を後押しする制度です。

この補助金の特徴

1

開発着手前の技術検討に特化した希少な助成金

本助成金は、新製品・新技術の開発を実施する前の「技術検討」段階に特化している点が最大の特徴です。素材の選定、機能の検証、製造手法の比較検討など、製品開発の成否を左右する重要な初期段階の費用を支援します。開発段階ではなく検討段階の助成金は非常に珍しく、開発リスクの低減に大きく貢献します。

2

社外資源の活用を促進する仕組み

助成対象は「社外資源を活用して実施する技術検討」の経費です。大学・研究機関への技術相談、専門家への指導依頼、外部試験機関での評価試験、原材料の試験購入など、自社だけでは解決できない技術的課題を外部の専門知識で解決するための費用が対象となります。

3

最大100万円・助成率1/2で手軽に活用

助成限度額は100万円、助成率は対象経費の1/2以内と、比較的小規模で申請しやすい制度です。200万円の技術検討費用に対して最大100万円の助成を受けられるため、限られた予算の中小企業でも負担を抑えて技術検討に着手できます。

4

9ヶ月間の集中的な技術検討期間

助成対象期間は令和4年12月1日から令和5年8月31日までの9ヶ月間で、集中的に技術検討を行うのに適した期間設定です。この期間で技術的な実現可能性を検証し、本格的な製品開発への移行判断を行うことができます。

ポイント

本助成金の戦略的な価値は、「製品開発の成功確率を高めるための事前投資」を公的に支援してくれる点にあります。いきなり数百万円の開発費を投じるのではなく、まず技術的な実現可能性を検証してから本格開発に進むことで、開発リスクを大幅に低減できます。

対象者・申請資格

企業規模・所在地の要件

  • 東京都内に主たる事業所を有する中小企業者等であること
  • 中小企業基本法に定める中小企業者の定義に該当すること
  • 個人事業主も対象

事業内容の要件

  • 新製品・新技術の開発を実施する前段階の技術検討であること
  • 社外資源(大学、研究機関、専門家等)を活用した技術検討であること
  • 素材・機能・手法の選定等の技術的課題を検討する事業であること

その他の要件

  • 助成対象期間(令和4年12月1日〜令和5年8月31日)内に技術検討を実施すること
  • 所定の申請書類を期限内に提出すること

ポイント

本助成金は「開発着手前の技術検討」が対象であり、既に開発に着手している製品の経費は対象外です。あくまでも「これから開発を始めるにあたって技術的な課題を検討する段階」であることが重要です。また、社外資源の活用が必須条件となっているため、自社内だけで完結する技術検討は対象になりません。

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申請ガイド

1

ステップ1:技術課題の整理と検討計画の策定

新製品・新技術のコンセプトを明確にし、開発に着手する前に検討すべき技術的課題(素材選定、機能検証、製造手法の比較等)を洗い出します。どの課題について、どのような社外資源を活用して検討するかの計画を策定します。

2

ステップ2:社外資源の選定と見積もり取得

技術検討を依頼する大学・研究機関、専門家、試験機関等を選定し、委託・外注費や専門家指導費の見積もりを取得します。検討に必要な原材料の購入費なども併せて見積もります。

3

ステップ3:申請書類の作成・提出

募集要項に基づき、事業計画書や経費内訳書等を作成します。技術検討の目的、検討手法、期待される成果、本格開発への移行計画を具体的に記載することが重要です。申請期間は令和4年9月26日から10月7日までです。

4

ステップ4:審査・交付決定

書類審査が行われ、技術検討の妥当性、実現可能性、新規性などが評価されます。交付決定後、助成対象期間の開始とともに技術検討を開始できます。

5

ステップ5:技術検討の実施と報告

計画に基づいて技術検討を実施し、結果を取りまとめます。技術検討の成果と本格開発への移行判断を含む実績報告書を提出します。

ポイント

申請書では「なぜこの技術検討が必要なのか」「検討結果をどのように本格開発に活かすのか」を明確に説明することが重要です。技術検討はあくまで手段であり、その先の製品開発・事業化のビジョンを審査員に伝えましょう。申請期間が約2週間と短いため、事前準備が鍵です。

審査と成功のコツ

技術検討項目の明確な絞り込み
限られた予算(最大100万円)で効果的な技術検討を行うには、検討項目の優先順位付けが重要です。製品開発の成否に最も影響する技術的課題に絞って検討計画を策定しましょう。
適切な社外資源の選定
技術検討の質は、活用する社外資源の選定に大きく左右されます。当該技術分野で実績のある大学研究室、公設試験研究機関、専門コンサルタントを選定し、事前にコミュニケーションを取っておきましょう。
検討結果の評価基準を事前に設定
技術検討の成果を客観的に評価できるよう、事前に評価基準(性能目標値、コスト目標、製造可能性の判断基準等)を設定しておきましょう。これにより、本格開発への移行判断を合理的に行えます。
本格開発への接続計画の提示
本助成金は技術検討段階の支援ですが、その先の本格的な製品開発計画も示すことで、採択の可能性が高まります。検討結果を受けてどのような開発を行うのか、市場投入までのロードマップを描いておきましょう。

ポイント

本助成金を最大限に活用するコツは、「技術検討の結果として明確なGo/No-Go判断ができる計画を策定する」ことです。検討結果が曖昧なものにならないよう、定量的な評価基準を設け、本格開発に進むかどうかの判断材料を確実に得られる計画にしましょう。

対象経費

対象となる経費

原材料・副資材費(3件)
  • 技術検討用の原材料サンプルの購入費
  • 素材比較検討用の各種材料購入費
  • 試験用の副資材購入費
機械装置・工具器具費(3件)
  • 技術検討に必要な測定機器の購入費
  • 試験評価用の工具器具の購入費
  • レンタル機器の使用料
委託・外注費(3件)
  • 大学・研究機関への技術検討委託費
  • 外部試験機関での評価試験費
  • 技術コンサルタントへの委託費
専門家指導費(3件)
  • 技術アドバイザーへの指導料・謝金
  • 大学教授等への技術相談料
  • 専門家による技術評価の費用
産業財産権出願・導入費(2件)
  • 技術検討に関連する特許調査費
  • 先行技術文献の調査費用
賃借料(2件)
  • 試験・検討用スペースの賃借料
  • 技術検討用設備のリース料

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 交付決定前に発生した経費
  • 汎用性が高く技術検討以外に使用できる備品(パソコン等)
  • 間接経費(光熱水費、通信費、事務用品費等)
  • 消費税及び地方消費税
  • 自社社員の人件費
  • 他の補助金・助成金で助成を受けている経費
  • 製品の量産や販売に係る経費

よくある質問

Q「技術検討」と「製品開発」の違いは何ですか?どこまでが技術検討ですか?
A

技術検討とは、本格的な製品開発に着手する前の段階で行う予備的な調査・検証活動を指します。具体的には、使用する素材の選定、必要な機能の技術的な実現可能性の検証、製造手法の比較評価、コスト試算などが該当します。一方、製品開発は実際に試作品を製作したり、量産に向けた設計を行う段階です。本助成金では「これから開発を始めるにあたって検討が必要な技術的課題」の解決に必要な経費が対象であり、試作品の製造や量産に向けた開発は対象外です。

Q社外資源の活用が必須とのことですが、どのような機関や専門家が対象ですか?
A

社外資源としては、大学や高等専門学校の研究室、公設試験研究機関(産業技術研究センター等)、民間の研究機関・試験機関、技術コンサルタント、弁理士(特許調査)などが対象です。重要なのは、自社内だけでは解決が困難な技術的課題について、外部の専門知識や設備を活用して検討を行うことです。東京都中小企業振興公社が紹介する専門家を活用することも可能です。

Q助成対象期間が9ヶ月間ですが、技術検討を早期に完了した場合はどうなりますか?
A

助成対象期間内であれば、技術検討が予定より早期に完了しても問題ありません。完了した時点で実績報告書を作成し、提出してください。ただし、経費の支出は助成対象期間内に行われている必要があり、期間前や期間後の支出は助成対象外となります。早期に完了できれば、その分早く本格的な製品開発フェーズに移行できるメリットがあります。

Q技術検討の結果、製品開発を断念することになっても助成金は返還しなければなりませんか?
A

技術検討は本格開発前のリスク低減のための調査・検証活動であり、その結果として「開発を断念する」という結論も技術検討の有効な成果の一つです。適切に技術検討を実施し、正当な理由に基づいて開発を見送る判断をした場合、助成金の返還は求められないのが一般的です。ただし、技術検討自体を適切に実施していないなど不正な場合は返還対象となります。詳細は公社にご確認ください。

Q申請期間が約2週間と非常に短いですが、何を事前に準備すべきですか?
A

申請期間は令和4年9月26日から10月7日までの約2週間と非常にタイトです。以下を事前に準備しておくことをお勧めします。まず、技術検討の対象となる新製品・新技術のコンセプトと技術課題の整理、次に社外資源(大学、研究機関等)への事前相談と見積もりの取得、そして事業計画書のドラフト作成です。特に社外資源への見積もり取得には時間がかかるため、募集開始前から準備を進めておくことが重要です。

Qこの助成金で技術検討を行った後、本格開発で使える助成金はありますか?
A

はい、技術検討の結果を踏まえた本格的な製品開発には、いくつかの助成金を活用できます。同じ東京都中小企業振興公社の「製品改良支援事業」(最大500万円)は、既存製品の改良に適しています。国の「ものづくり補助金」は最大1,000万円〜3,000万円の規模で製品開発を支援します。また、「小規模事業者持続化補助金」は開発後の販路開拓に活用できます。開発フェーズごとに適切な支援制度を活用する段階的な申請戦略が効果的です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成金は東京都中小企業振興公社が実施する助成事業であり、同一の経費について他の補助金との重複受給はできません。ただし、本助成金は「技術検討段階」に特化しているため、技術検討の結果を踏まえた「本格的な製品開発段階」では別の助成金を活用するという段階的な活用が効果的です。例えば、本助成金で技術的実現可能性を検証した後、東京都中小企業振興公社の「製品改良支援事業」や国の「ものづくり補助金」で本格開発費用を支援してもらうといった組み合わせが考えられます。また、技術検討の結果、特許出願が必要になった場合は「知的財産関連助成金」の活用も検討できます。開発フェーズごとに適切な支援制度を活用する「段階的申請戦略」が、中小企業の技術開発を効率的に進めるポイントです。

詳細説明

令和4年度 製品開発着手支援助成事業とは

本助成事業は、東京都中小企業振興公社が実施する制度で、都内の中小企業者等が新製品・新技術の開発に着手する前段階として行う技術検討の経費を助成するものです。製品・技術開発の初期段階における技術的課題の検討を支援することで、新たな製品・技術開発の促進を目的としています。

助成事業の概要

製品・技術開発を行う都内中小企業者等に対し、開発実施にあたって考えなくてはならない素材や機能、手法の選定等の技術検討に要する経費の一部を助成します。特に、社外資源(大学、研究機関、専門家等)を活用して実施する技術検討が対象です。

助成金額と助成率

  • 助成限度額:100万円
  • 助成率:助成対象と認められる経費の1/2以内

助成対象期間

令和4年12月1日から令和5年8月31日まで(9ヶ月間)

この期間内に技術検討を実施し、完了させる必要があります。

助成対象経費

社外資源を活用した技術検討に必要な以下の経費が対象です。

  • 原材料・副資材費:技術検討用の素材サンプルや試験材料の購入費
  • 機械装置・工具器具費:技術検討に必要な測定機器や試験装置の購入・レンタル費
  • 委託・外注費:大学・研究機関への技術検討委託費、外部試験機関での評価試験費
  • 専門家指導費:技術アドバイザーや大学教授等への指導料・謝金
  • 産業財産権出願・導入費:技術検討に関連する特許調査費等
  • 賃借料:試験用スペースや設備のリース料

対象となる企業

東京都内に主たる事業所を有する中小企業者等が対象です。製造業、情報通信業をはじめ、建設業、サービス業など幅広い業種の中小企業が申請可能です。

申請方法と期間

申請期間は令和4年9月26日から10月7日までです。所定の申請書類を作成し、期限内に提出してください。

技術検討から本格開発への流れ

本助成事業は、製品開発プロセスの最初のステップを支援するものです。技術検討で得られた知見をもとに、本格的な製品開発に進む際には、東京都中小企業振興公社の他の助成事業や、国の「ものづくり補助金」等の活用を検討することで、開発から事業化まで段階的な支援を受けることができます。

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