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令和4年度ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業(製品開発助成)

基本情報

補助金額
1500万円
補助率: 助成対象経費の2/3以内
0円1500万円
募集期間
2022-07-14 〜 2022-09-15
対象地域東京都
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

令和4年度ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業(製品開発助成)は、東京都が実施する脱炭素社会の実現に向けた助成制度です。都内中小企業者等が、ゼロエミッション(温室効果ガス排出実質ゼロ)に資する新製品・新技術の開発や、既存製品の改良、規格適合化に取り組む際の経費を助成します。助成限度額は1,500万円、助成率は対象経費の3分の2以内と手厚い支援内容となっています。東京都は2050年のCO2排出実質ゼロを目標に掲げており、その実現に向けて中小企業の技術力を活かした脱炭素製品の開発を強力に後押しする制度として位置付けられています。省エネルギー、再生可能エネルギー、資源循環、環境改善など幅広い分野の製品開発が対象となり、製造業に限らずIT・サービス業なども含め、ゼロエミッションに貢献する製品開発であれば業種を問わず申請可能です。

この補助金の特徴

1

助成限度額1,500万円・助成率2/3の手厚い支援

本助成金は、助成限度額1,500万円、助成対象経費の3分の2以内という高い助成率を誇ります。製品開発には試作費、原材料費、機械装置費など多額の費用がかかりますが、その大部分をカバーできるため、中小企業にとって開発リスクを大幅に軽減できる制度です。特に脱炭素関連の技術開発は初期投資が大きくなりがちですが、本制度を活用することで積極的なR&D投資が可能になります。

2

ゼロエミッション分野の幅広い対象範囲

省エネルギー技術、再生可能エネルギー関連製品、資源循環・リサイクル技術、CO2削減に寄与する製品など、ゼロエミッションに資する製品開発であれば幅広く対象となります。新製品の開発だけでなく、既存製品の環境性能向上のための改良や、環境関連規格への適合化も含まれるため、自社の既存技術を活かした申請が可能です。従来の製品ラインナップを脱炭素対応にアップグレードする取り組みも支援対象になります。

3

事業転換を総合的にサポート

本事業は単なる開発費の助成にとどまらず、ゼロエミッション推進に向けた事業転換を総合的に支援する枠組みの中に位置付けられています。東京都の産業技術支援機関による技術指導やアドバイザリー支援と組み合わせることで、開発から事業化までの一貫した支援を受けられる可能性があります。脱炭素分野への参入を検討している中小企業にとって、技術面・資金面の両方からサポートを受けられる点が大きな特徴です。

4

東京都の脱炭素政策との連動による将来性

東京都は「ゼロエミッション東京戦略」を掲げ、2050年のCO2排出実質ゼロに向けた積極的な施策を展開しています。本助成金で開発した製品は、東京都の脱炭素施策における調達や普及促進の対象となる可能性があり、開発後の販路開拓においても有利に働く可能性があります。成長市場である脱炭素分野での先行投資を公的資金で支援してもらえるため、中長期的な事業戦略としても有効です。

ポイント

助成限度額1,500万円・助成率2/3以内と手厚い支援で、ゼロエミッションに資する新製品開発から既存製品の改良・規格適合化まで幅広く対象。東京都の脱炭素政策と連動し、開発から事業化まで総合的にサポートする制度です。

対象者・申請資格

企業要件

  • 東京都内に主たる事業所を有する中小企業者であること
  • 法人の場合は東京都内に登記簿上の本店または支店を有すること
  • 個人事業主の場合は東京都内に開業届出をしていること
  • 中小企業基本法に定める中小企業者に該当すること(業種ごとに資本金・従業員数の上限あり)

事業要件

  • ゼロエミッション(温室効果ガス排出実質ゼロ)に資する製品開発・技術開発であること
  • 新製品の開発、既存製品の改良、または規格適合化のいずれかに該当すること
  • 開発する製品が省エネルギー、再生可能エネルギー、資源循環、環境改善等に寄与すること
  • 自社で開発を主体的に行うこと(外部委託のみは不可)

財務・経営要件

  • 直近の決算で債務超過でないこと(一定の条件を満たす場合は例外あり)
  • 法人都民税・法人事業税等の都税を滞納していないこと
  • 過去に同種の助成金で不正受給を行っていないこと

ポイント

東京都内の中小企業が対象で、ゼロエミッションに資する新製品開発・既存製品の改良・規格適合化が要件です。都税の滞納がなく、債務超過でないことが基本的な財務条件となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前準備と情報収集

公募要領を入手し、助成対象要件・スケジュール・必要書類を確認します。東京都中小企業振興公社のウェブサイトから最新の公募情報を確認し、説明会が開催される場合は必ず参加しましょう。開発テーマがゼロエミッションに資するものかどうか不明な場合は、事前相談を活用することを強くお勧めします。

2

ステップ2:事業計画書の作成

開発する製品・技術の概要、ゼロエミッションへの貢献度、開発スケジュール、経費の内訳を記載した事業計画書を作成します。特に「なぜこの製品がゼロエミッションに貢献するのか」を技術的根拠とともに明確に説明することが重要です。数値目標(CO2削減量、省エネ効果等)を盛り込むと説得力が増します。

3

ステップ3:申請書類の作成・提出

所定の申請書に加え、事業計画書、経費明細書、会社概要、決算書類、都税の納税証明書等を準備します。電子申請システムまたは郵送で提出します。書類不備があると審査対象外となるため、チェックリストを活用して漏れなく確認しましょう。

4

ステップ4:審査(書類審査・面接審査)

書類審査を通過した後、面接審査が行われます。開発の技術的実現可能性、ゼロエミッションへの貢献度、事業化の見通し、経費の妥当性などが評価されます。面接では開発テーマについて的確に説明できるよう、技術担当者も同席することをお勧めします。

5

ステップ5:交付決定後の開発実施・完了報告

交付決定通知を受けた後、計画に沿って開発を実施します。経費の支出は交付決定日以降のものが対象です。開発完了後は実績報告書を提出し、検査を経て助成金が確定・交付されます。計画変更が生じた場合は事前に変更申請が必要です。

ポイント

公募要領の確認・事前相談から始め、ゼロエミッションへの貢献度を明確にした事業計画書を作成。書類審査・面接審査を経て交付決定となります。事前説明会への参加と、技術的根拠を含む計画書の作成が採択のカギです。

審査と成功のコツ

ゼロエミッションへの貢献度を定量的に示す
審査において最も重視されるのは、開発する製品がゼロエミッションにどの程度貢献するかです。CO2排出削減量、省エネ率、資源削減率など、定量的な数値目標を示しましょう。従来製品との比較データや、市場全体への波及効果も含めると評価が高まります。「環境に良い」という抽象的な表現ではなく、具体的な数値根拠で説得力を持たせることが重要です。
技術的実現可能性と自社の開発体制
開発計画が絵空事ではなく、実現可能であることを示す必要があります。自社の技術的蓄積、保有する設備・人材、これまでの開発実績を具体的に記載し、「この企業なら開発できる」と審査員に確信を持たせましょう。外部機関との連携がある場合は、その体制も明記すると信頼性が高まります。
事業化の見通しと市場性
開発した製品が実際に事業化され、市場に受け入れられる見通しを示すことも重要です。想定するターゲット市場の規模、競合状況、自社製品の優位性、販売計画などを具体的に記載しましょう。脱炭素市場は成長分野であるため、市場動向データを引用しながら事業化のシナリオを描くと効果的です。
経費計画の妥当性と整合性
申請する経費が開発内容に対して妥当であること、水増しや過大計上がないことを明確に示しましょう。各経費項目が開発のどの工程に必要なのかを紐付けて説明し、見積書は複数社から取得して比較検討した根拠を示すと、経費の適正性が伝わります。
東京都の政策目標との整合性
東京都の「ゼロエミッション東京戦略」や環境基本計画などの政策目標と、自社の開発テーマがどのように合致するかを明記しましょう。都の重点施策分野(再エネ、ZEV、水素、省エネ建築等)との関連性を示すことで、政策的意義が認められやすくなります。

ポイント

採択のカギはゼロエミッションへの貢献度を定量的に示すこと。CO2削減量等の数値目標、自社の技術力・開発体制の具体的な説明、事業化の見通し、経費の妥当性を揃え、東京都の脱炭素政策との整合性を訴求しましょう。

対象経費

対象となる経費

原材料・副資材費(3件)
  • 試作品の原材料費
  • 部品・部材の購入費
  • 副資材・消耗品費
機械装置・工具器具費(3件)
  • 開発に必要な機械装置の購入・リース費
  • 計測機器・試験装置の購入費
  • 工具・治具の購入費
委託・外注費(3件)
  • 試験・分析の外部委託費
  • 設計・デザインの外注費
  • 試作品製造の外注加工費
産業財産権出願・導入費(3件)
  • 特許出願に係る費用
  • 実用新案登録に係る費用
  • 弁理士への出願委託費
規格等認証・登録費(3件)
  • JIS・ISO等の規格認証取得費
  • 性能評価試験費
  • 認証機関への申請費用
技術指導受入れ費(2件)
  • 専門家・技術アドバイザーへの謝金
  • 技術指導に係る旅費・交通費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地・建物の取得費および賃借料
  • 人件費(自社従業員の給与・賞与・社会保険料等)
  • 汎用性の高いパソコン・タブレット等の購入費
  • 交際費・接待費・飲食費
  • 交付決定日より前に発生した経費
  • 他の助成金・補助金で助成を受けている経費
  • 消費税および地方消費税
  • 振込手数料・代引手数料等の金融関連手数料

よくある質問

Qゼロエミッションに資する製品開発とは、具体的にどのような製品が対象になりますか?
A

省エネルギー機器、再生可能エネルギー関連製品(太陽光発電関連部材、蓄電池等)、資源循環・リサイクル技術に関する製品、CO2回収・削減に寄与する製品、環境モニタリング機器など、温室効果ガスの排出削減や環境負荷の低減に貢献する幅広い製品が対象です。製造業の製品に限らず、ITを活用したエネルギー管理システムなども対象となり得ます。重要なのは、開発する製品がゼロエミッション(温室効果ガス排出実質ゼロ)の実現にどう貢献するかを明確に説明できることです。

Q助成率2/3以内ということは、自己負担はどのくらい必要ですか?
A

助成対象経費の3分の1以上が自己負担となります。例えば、対象経費の合計が1,500万円の場合、助成額は最大1,000万円で自己負担は最低500万円です。対象経費が2,250万円以上の場合は助成限度額の1,500万円が適用され、超過分はすべて自己負担となります。また、助成金は精算払い(後払い)のため、開発期間中の経費は全額自社で立て替える必要がある点にご注意ください。資金繰り計画も事前にしっかり立てておきましょう。

Q申請から助成金の受け取りまでの期間はどのくらいですか?
A

一般的な流れとして、公募期間(約1〜2ヶ月)→書類審査・面接審査(約2〜3ヶ月)→交付決定→開発実施期間(最大1〜2年程度)→完了報告・検査→助成金交付という流れになります。申請から交付決定までは約3〜5ヶ月、その後の開発期間を含めると、助成金の受け取りまでには1年半〜2年以上かかることもあります。開発期間は事業計画に基づいて設定されますが、長期にわたる場合は中間報告が求められることもあります。

Q他の補助金・助成金と併用することはできますか?
A

同一の経費に対して他の助成金・補助金と重複して受給することはできません。ただし、経費を明確に区分すれば、異なる経費項目について別の補助金を活用することは可能な場合があります。例えば、本助成金で試作開発費を、国のものづくり補助金で量産化のための設備投資費を賄うといった使い分けが考えられます。併用を検討する場合は、申請前に東京都中小企業振興公社に確認することをお勧めします。

Q製造業以外の業種でも申請できますか?
A

はい、製造業以外の業種でも申請可能です。中小企業基本法に定める中小企業者であれば業種の制限はありません。例えば、IT企業がエネルギー管理システムを開発する場合や、サービス業の企業がCO2削減に寄与する新しいサービス用機器を開発する場合なども対象となり得ます。重要なのは、開発する製品・技術がゼロエミッションに資するものであることです。ただし、開発する「製品」が明確に存在することが条件であり、ソフトウェア単体やサービスの提供のみの場合は対象外となる可能性があります。

Q面接審査ではどのような点が問われますか?対策のコツはありますか?
A

面接審査では、事業計画書の内容について深掘りした質問がなされます。主な評価ポイントは、(1)開発テーマのゼロエミッションへの貢献度と独自性、(2)技術的実現可能性(なぜ開発できるのか)、(3)事業化の見通し(誰に売れるのか)、(4)経費計画の妥当性です。対策として、技術担当者と経営者の両方が出席し、技術面と経営面の質問にそれぞれ的確に回答できる体制を整えましょう。CO2削減効果等の数値を根拠とともに説明できると高評価につながります。プレゼン資料は図表を活用し、分かりやすさを重視してください。

Q開発期間中に計画を変更したい場合はどうすればよいですか?
A

開発を進める中で計画変更が必要になった場合は、必ず事前に変更申請を行い、承認を得る必要があります。変更申請なしに計画を変更すると、助成金が減額されたり、最悪の場合は交付取消となる可能性があります。変更が想定される例としては、経費の費目間流用(配分変更)、開発スケジュールの延長、開発内容の一部変更などがあります。軽微な変更と重要な変更で手続きが異なる場合もあるため、変更が生じそうな場合は早めに東京都中小企業振興公社の担当者に相談しましょう。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成金は東京都の制度であるため、国の補助金との併用が可能な場合があります。ただし、同一経費に対する重複助成は認められません。組み合わせを検討する際は、経費を明確に区分することが重要です。 国の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」は、革新的な製品開発を支援する制度で、本助成金と開発テーマが重なる場合があります。ものづくり補助金で量産化に向けた設備投資を、本助成金で試作開発の経費をカバーするなど、フェーズを分けた活用が考えられます。 「事業再構築補助金」は、新分野展開や事業転換を支援する制度で、脱炭素分野への事業転換を図る場合に活用できます。本助成金で製品開発を行い、事業再構築補助金で製造ライン構築や販路開拓を行うといった組み合わせが有効です。 また、東京都の他の支援制度として「新製品・新技術開発助成事業」や「市場開拓助成事業」なども存在しますが、同一テーマでの重複申請は制限される場合があります。申請前に東京都中小企業振興公社に確認することをお勧めします。開発後の販路開拓フェーズでは、展示会出展助成や海外展開支援なども活用を検討しましょう。

詳細説明

ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業(製品開発助成)とは

本助成金は、東京都が2050年のCO2排出実質ゼロ(ゼロエミッション東京)の実現に向けて、都内中小企業の脱炭素関連製品の開発を支援する制度です。助成限度額1,500万円、助成率は対象経費の3分の2以内という手厚い支援内容で、中小企業のゼロエミッション分野への参入・事業転換を後押しします。

助成対象となる取り組み

本助成金では、以下の3つの取り組みが対象となります。

  • 新製品・新技術の開発:ゼロエミッションに資する全く新しい製品や技術の研究開発
  • 既存製品の改良:自社の既存製品の環境性能を向上させるための改良開発
  • 規格適合化:環境関連の規格・認証(ISO14001、エコマーク等)への対応を目的とした開発

対象分野は省エネルギー、再生可能エネルギー、資源循環(リサイクル)、環境改善など幅広く、ゼロエミッションに貢献する製品開発であれば業種を問わず申請可能です。

助成金額と助成率

助成限度額は1,500万円、助成率は助成対象経費の3分の2以内です。例えば、対象経費の総額が2,250万円の場合、最大1,500万円の助成を受けることができます。対象経費が1,500万円の場合は、その3分の2である1,000万円が助成額となります。

対象となる中小企業者

以下の要件を満たす中小企業者が申請できます。

  • 東京都内に主たる事業所(本店または支店)を有すること
  • 中小企業基本法に定める中小企業者であること
  • 法人都民税・法人事業税等の都税に滞納がないこと
  • 直近決算で債務超過でないこと

申請から交付までの流れ

  • 公募開始・説明会:公募要領の公開後、申請希望者向けの説明会が開催されます
  • 申請書類の提出:事業計画書、経費明細書、決算書類等を提出
  • 書類審査:提出書類に基づく一次審査
  • 面接審査:書類審査通過者に対する二次審査(プレゼンテーション)
  • 交付決定:審査結果に基づき、助成対象者を決定
  • 開発実施:交付決定後、計画に沿って開発を実施
  • 完了報告・検査:開発完了後に実績報告書を提出し、検査を受ける
  • 助成金交付:検査合格後、助成金が交付される(精算払い)

採択に向けたポイント

審査では以下の観点が重視されます。

  • ゼロエミッションへの貢献度:CO2削減量など定量的な効果を示すことが重要
  • 技術的実現可能性:自社の技術力・開発体制で実現可能なことを証明
  • 事業化の見通し:開発後の市場投入計画、販売見込みの具体性
  • 経費の妥当性:開発内容に対して適正な経費計画であること

特に、開発する製品が東京都の脱炭素政策(ゼロエミッション東京戦略)とどのように合致するかを明確に説明できることが、採択への大きなアドバンテージとなります。

注意事項

本助成金は精算払いのため、開発経費は一旦自社で立て替える必要があります。また、交付決定前に着手した経費は助成対象外となるため、必ず交付決定を待ってから経費の支出を開始してください。計画変更が生じた場合は、事前に変更申請・承認を得る必要があります。

関連書類・リンク