募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約60

令和4年度地域経済産業活性化対策費補助金(被災12市町村における地域のつながり支援事業)(執行団体公募)

基本情報

補助金額
1.3億円
補助率: 定額補助(10/10)
0円1.3億円
募集期間
2022-02-10 〜 2022-03-02
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途まちづくり・地域振興支援がほしい

この補助金のまとめ

令和4年度地域経済産業活性化対策費補助金(被災12市町村における地域のつながり支援事業)は、東京電力福島第一原子力発電所事故により避難指示等の対象となった福島県12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)を対象とした、地域コミュニティ再生のための大型補助金です。補助上限額は約1.3億円、補助率は定額(10/10)と極めて手厚い内容で、被災地域の住民同士のつながり創出を通じた地域活性化・産業振興・まちづくりに資する取組を幅広く支援します。本事業は経済産業省が所管し、事業を実際に執行する団体(執行団体)を公募する形式で運営されます。被災地の復興加速と持続可能な地域づくりを目的とした、福島復興の柱となる重要施策の一つです。

この補助金の特徴

1

定額補助(10/10)で自己負担ゼロ

本補助金は補助率10/10の定額補助であり、採択された事業に対して全額が国費で賄われます。通常の補助金では1/2〜2/3程度の補助率が一般的ですが、被災地復興という公益性の高さから、事業者の自己負担が実質ゼロとなる極めて手厚い制度設計です。資金面のハードルが低いため、事業の中身に集中して取り組むことができます。

2

約1.3億円の大型予算規模

補助上限額が約1.3億円と非常に大きく、地域全体を巻き込んだ包括的な事業展開が可能です。単発のイベントではなく、継続的なコミュニティ形成や産業振興の仕組みづくりなど、中長期的なインパクトを見据えた事業設計が求められます。

3

執行団体公募方式

一般的な補助金と異なり、本事業は経済産業省が執行団体を公募する方式です。採択された執行団体は、補助金の交付・管理・事業者支援などを一括して担います。そのため、事業遂行に必要な組織体制・人員・経営基盤を有する法人・団体であることが必須条件となります。

4

被災12市町村に特化した地域限定支援

対象地域が福島県の被災12市町村に明確に限定されており、各地域の実情に即したきめ細かな支援が期待されます。避難指示解除後の帰還促進、移住・定住支援、地域コミュニティの再構築など、復興の現場で真に必要とされる取組が対象です。

ポイント

補助率10/10・上限約1.3億円という破格の条件は、被災地復興という国策レベルの重要性を反映しています。執行団体公募方式のため、個別事業者ではなく中間支援組織としての実績と体制が問われる点が最大の特徴です。

対象者・申請資格

組織要件

  • 日本国内に拠点を有する法人または団体であること・事業遂行に必要な組織体制・人員を有していること・安定した経営基盤を有していること・反社会的勢力との関係がないこと

実績要件

  • 類似の公的事業の執行実績があることが望ましい・被災地支援や地域活性化事業の知見を有すること・補助金の適正な管理・執行能力を有すること

事業内容要件

  • 福島県被災12市町村における地域のつながり創出に資する事業であること・地域活性化・産業振興・まちづくりのいずれかに該当すること・事業の効果測定が可能な計画であること

ポイント

執行団体公募のため、一般的な中小企業向け補助金とは審査の視点が根本的に異なります。自社の事業拡大ではなく、地域全体の復興を推進するプラットフォーム機能を担える組織力と実績が最重要評価ポイントです。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認

経済産業省のウェブサイトから公募要領・申請様式をダウンロードし、事業目的・対象要件・審査基準を熟読します。執行団体としての役割と責任範囲を正確に把握することが重要です。

2

ステップ2:事業計画の策定

被災12市町村の現状と課題を調査し、つながり創出による地域活性化の具体的な事業計画を策定します。KPIの設定、実施体制、スケジュール、予算配分を明確にします。

3

ステップ3:申請書類の作成

公募要領に定められた様式に従い、事業計画書・収支予算書・団体概要・実績資料等の申請書類一式を作成します。

4

ステップ4:申請書の提出

指定された提出先・提出方法に従い、期限内に申請書類を提出します。電子申請と郵送の両方が求められる場合があります。

5

ステップ5:審査・採択

外部有識者を含む審査委員会による書類審査・プレゼンテーション審査を経て、採択が決定されます。

ポイント

執行団体公募では、「この団体に任せれば確実に事業が遂行される」という信頼感が採択の鍵です。過去の類似事業実績、地域との関係構築状況、リスク管理体制を具体的かつ定量的に示すことが重要です。

審査と成功のコツ

地域との信頼関係構築実績を示す
被災12市町村の自治体・住民・地元企業との既存の関係性や協働実績を具体的に提示しましょう。現地に拠点を持つ、または定期的に活動している実績があると評価が高まります。復興支援の文脈での活動履歴は特に重視されます。
具体的な成果指標(KPI)を設定する
つながり創出の効果を定量的に測定するKPIを明確に設定します。参加者数、イベント開催回数だけでなく、帰還者数の増加、新規事業創出件数、住民満足度調査など、地域への実質的インパクトを示す指標を含めましょう。
持続可能な仕組みづくりを提案する
補助期間終了後も継続する仕組みの構築を計画に盛り込みます。地域人材の育成、自走可能な収益モデル、他の財源との連携など、一過性に終わらない事業設計が審査で高く評価されます。
リスク管理と執行体制を明確化する
約1.3億円規模の公的資金を適正に管理・執行する体制を具体的に示します。内部監査体制、不正防止策、進捗管理の仕組みなど、ガバナンス面の整備状況を丁寧に説明しましょう。

ポイント

審査では「地域の実情を深く理解しているか」と「大規模事業を確実に遂行できるか」の2軸で評価されます。被災地での活動実績がない団体がゼロから応募するのは極めて困難であり、地元団体との連携体制構築が現実的な戦略です。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • 事業従事者の給与・手当
  • 専門家・アドバイザーへの謝金
  • 現地コーディネーターの人件費
事業費(4件)
  • イベント・ワークショップ開催費
  • コミュニティスペース運営費
  • 地域交流プログラム実施費
  • 産業振興・まちづくり事業費
旅費・交通費(3件)
  • 事業従事者の出張旅費
  • 参加者の交通費支援
  • 現地視察・調査旅費
委託費(3件)
  • 調査・分析業務の外部委託費
  • 広報・PR業務の委託費
  • システム開発・運用の委託費
設備・備品費(3件)
  • 事業実施に必要な備品購入費
  • IT機器・通信環境整備費
  • 会場設営・装飾費
管理費(間接経費)(4件)
  • 事務所賃料
  • 通信費・光熱費
  • 消耗品費
  • 会計監査費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 土地の取得費用
  • 建物の建設・購入費用(大規模な施設整備)
  • 事業に直接関係のない団体運営の一般管理費
  • 飲食費(会議に伴う茶菓子代等を除く)
  • 慶弔費・交際費
  • 他の補助金で既に補助を受けている経費
  • 事業期間外に発生した経費
  • 補助金の趣旨に合致しない経費

よくある質問

Qこの補助金は一般の中小企業でも申請できますか?
A

本補助金は「執行団体公募」であり、一般の中小企業が自社の事業拡大のために申請するものではありません。経済産業省の代わりに補助事業全体を管理・執行する団体を選定するための公募です。そのため、応募するには事業遂行に必要な組織体制・人員・経営基盤に加え、類似の公的事業の執行実績や被災地支援の知見が求められます。NPO法人、一般社団法人、コンサルティング会社など、中間支援機能を担える団体が主な対象となります。

Q補助率10/10ということは、自己負担は一切不要ですか?
A

原則として補助率10/10(定額補助)のため、採択された事業経費の全額が補助金で賄われます。ただし、補助対象外経費(対象外の飲食費、慶弔費など)が発生した場合は自己負担となります。また、実績報告時に計画と実績の乖離がある場合、補助金額が減額される可能性があります。経費の使途については公募要領の補助対象経費の範囲を厳密に確認し、対象外経費を誤って計上しないよう注意が必要です。

Q被災12市町村以外の地域での活動は対象になりますか?
A

本補助金の対象地域は、避難指示等の対象となった福島県の12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)に限定されています。ただし、これら12市町村の地域活性化に直接資する活動であれば、準備作業や連携会議などを12市町村外で実施することは認められる場合があります。あくまで事業の主たる効果が12市町村に及ぶことが条件です。詳細は公募要領をご確認ください。

Q採択後の報告義務はどのようなものですか?
A

執行団体として採択された場合、事業期間中の定期的な進捗報告と、事業終了後の実績報告書の提出が義務付けられます。実績報告では、事業の実施内容、成果(KPIの達成状況)、収支決算を詳細に報告する必要があります。また、補助金の使途に関する証憑書類(請求書、領収書、契約書等)の整備・保管が求められ、会計検査院の検査対象となる可能性もあります。約1.3億円規模の公的資金の管理責任は重大であり、専任の経理担当者の配置を強く推奨します。

Q「地域のつながり支援」とは具体的にどのような事業ですか?
A

「地域のつながり支援」とは、原発事故により分断された被災地域のコミュニティを再構築するための多様な取組を指します。具体的には、避難先から帰還した住民と新たな移住者をつなぐ交流イベント、地域の伝統文化・祭りの復活支援、空き店舗を活用したコミュニティカフェの運営、地元農産物を核とした6次産業化プロジェクト、オンラインとオフラインを組み合わせた関係人口拡大施策など、幅広い事業が想定されます。重要なのは、単発のイベントではなく持続的なつながりを生む仕組みづくりです。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は定額補助(10/10)であるため、同一経費に対して他の補助金との併用(二重計上)は認められません。ただし、異なる経費項目や事業領域であれば、他の復興関連支援制度と組み合わせた総合的な復興計画の策定が可能です。関連する制度として、復興庁の「福島再生加速化交付金」は被災地のインフラ整備や生活環境の再建を支援しており、本補助金のソフト事業と相互補完の関係にあります。また、福島県独自の「ふくしま12市町村移住支援金」や「福島県地域復興実用化開発等促進事業費補助金」なども、対象が異なる範囲で併用を検討できます。経済産業省の他の地域活性化施策や、総務省の地域おこし協力隊制度との連携も効果的です。ただし、いずれの場合も経費の明確な区分管理が必須であり、補助金間で同一経費の重複がないことを証明できる会計体制を整備する必要があります。事前に各制度の所管官庁に併用の可否を確認することを強く推奨します。

詳細説明

事業の背景と目的

2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所事故は、福島県の広範な地域に甚大な被害をもたらしました。特に避難指示等の対象となった12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)では、住民の長期避難により地域コミュニティが分断され、人口減少・高齢化が加速しています。

本補助金は、こうした被災12市町村における「人と人とのつながり」の再構築を通じて、地域の活性化・産業振興・まちづくりを推進することを目的としています。単なるインフラ復旧ではなく、地域の社会関係資本(ソーシャルキャピタル)の回復に焦点を当てた施策です。

執行団体の役割

本事業は執行団体公募方式を採用しています。採択された執行団体は、経済産業省から補助金の交付を受け、以下の役割を担います。

  • 被災12市町村における地域のつながり創出事業の企画・実施
  • 地域住民・自治体・企業等の多様なステークホルダーとの連携・調整
  • 補助金の適正な管理・執行・報告
  • 事業効果の測定・評価・改善

対象となる取組

地域のつながり創出に資する幅広い取組が対象となります。具体的には以下のような事業が想定されます。

  • コミュニティ形成事業:住民交流イベント、サロン活動、世代間交流プログラムの実施
  • 産業振興事業:地域資源を活用した新規事業の創出支援、起業・創業支援
  • まちづくり事業:地域の魅力発信、移住・定住促進、関係人口の拡大
  • 人材育成事業:地域リーダーの育成、復興の担い手となる人材の確保・定着支援

補助条件

補助率は定額(10/10)で、補助上限額は約1.3億円です。事業実施期間は交付決定日から当該年度末までとなります。補助金は精算払いが原則ですが、事業遂行上必要な場合は概算払いが認められることがあります。

応募資格

以下の要件をすべて満たす民間団体等が応募できます。

  • 日本国内に拠点を有すること
  • 事業遂行に必要な組織・人員・経営基盤を有すること
  • 本事業の適切な遂行に必要な知見・実績を有すること
  • 経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止措置を受けていないこと

審査のポイント

審査では以下の観点が重視されます。

  • 事業の実現可能性:具体的かつ実行可能な事業計画が策定されているか
  • 地域への理解度:被災12市町村の現状と課題を正確に把握しているか
  • 執行体制の適切性:大規模事業を確実に遂行できる組織体制があるか
  • 事業効果の見込み:つながり創出による地域活性化効果が期待できるか
  • 持続可能性:補助期間終了後も効果が持続する仕組みが設計されているか

関連書類・リンク