募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約60

令和3年度地熱発電の資源量調査事業費助成金交付事業_第7回公募

基本情報

補助金額
100.0億円
補助率: 公募案内・実施細則を参照ください
0円100.0億円
募集期間
2021-10-28 〜 2021-11-25
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業 / 鉱業、採石業、砂利採取業
使途新たな事業を行いたい

この補助金のまとめ

本事業は、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が実施する地熱発電の資源量調査に対する助成金です。地熱発電は、再生可能エネルギーの中でもベースロード電源として24時間安定した発電が可能であり、日本は世界第3位の地熱資源量を有しながら開発が十分に進んでいません。本助成金は、地熱発電の開発初期段階で最もリスクが高い資源量調査(地表調査・掘削調査等)のコストを軽減し、民間事業者による地熱開発を促進することを目的としています。経済産業省の補助事業事務処理マニュアルにおける「大規模間接補助事業」に位置づけられており、助成額の上限は約100億円と非常に大きな規模の事業です。令和3年度第7回公募として実施されました。

この補助金の特徴

1

大規模な助成規模

地熱発電の資源量調査は掘削を伴うため数億円〜数十億円規模のコストが発生します。本事業は助成上限が約100億円と極めて大きく、地熱開発の初期段階における資金面のハードルを大幅に引き下げます。地熱開発を本格的に検討している事業者にとって、リスク軽減効果は非常に高い制度です。

2

JOGMEC(エネルギー・金属鉱物資源機構)による運営

国のエネルギー政策を担うJOGMECが事業を運営しており、技術的な知見やノウハウの蓄積があります。単なる資金助成にとどまらず、地熱資源開発に関する専門的なアドバイスや情報提供が期待できる点も大きな特徴です。

3

再生可能エネルギー政策の中核事業

2050年カーボンニュートラル実現に向け、地熱発電は国の重要施策に位置づけられています。政策的な後押しが強い分野であり、今後も継続的な支援が見込まれます。地熱発電事業への参入を検討する際の足がかりとして最適な助成金です。

4

jGrantsによる電子申請対応

申請はjGrants(補助金申請システム)を通じて電子的に行うことができ、書類の郵送等の手間が軽減されています。ただし、申請後にJOGMECへメール連絡が必要な点には注意が必要です。

ポイント

本事業の最大の価値は、地熱開発で最もリスクの高い資源量調査段階のコストを大幅に軽減できる点にあります。JOGMECという専門機関が運営しており、資金面だけでなく技術的なバックアップも期待できるため、地熱発電事業への新規参入を検討する事業者にとって極めて重要な制度です。

対象者・申請資格

事業者要件

  • 地熱発電の資源量調査を実施する法人または団体
  • 地熱発電事業の開発計画を有していること
  • 事業を的確に遂行するために必要な組織・人員・技術的能力を有すること
  • 経理その他の事務について適切な管理体制を有すること

事業内容要件

  • 地熱発電に係る資源量調査であること
  • 調査対象地域が国内であること
  • JOGMEC公募案内に記載された調査内容に該当すること

申請上の要件

  • jGrantsを通じた電子申請が可能であること
  • 推奨ブラウザ(Chrome、Firefox、Edge等)を使用できること
  • 申請後にJOGMECへメール連絡ができること

ポイント

地熱発電の資源量調査を行う技術的・組織的能力を有する事業者が対象です。個人事業主は対象外と考えられ、法人格を持つ企業や団体が主な対象となります。地熱開発の専門性が求められるため、地質調査会社やエネルギー企業との連携体制が重要な判断要素になります。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認

JOGMECの公式サイト(参照URL記載)から公募案内、実施細則、審査基準等を入手し、事業の詳細要件を十分に理解します。また、経済産業省の補助事業事務処理マニュアルも必ず確認してください。

2

ステップ2:申請書類の準備

公募案内に記載された必要書類を準備します。資源量調査の計画書、事業者の概要、実施体制、経費の見積り等が必要になります。本事業は「大規模間接補助事業」に該当するため、マニュアルの該当部分を熟読してください。

3

ステップ3:jGrantsでの電子申請

jGrants(補助金申請システム)にログインし、電子申請を行います。IE以外の推奨ブラウザ(Chrome、Firefox、Edge等)を使用してください。IEでは添付ファイルが正常にアップロードされないリスクがあります。

4

ステップ4:JOGMEC への申請通知

申請完了後、koubo-h07@jogmec.go.jp 宛にjGrantsから申請した旨をメールで連絡します。この連絡を忘れると申請が処理されない可能性があるため必ず行ってください。

5

ステップ5:審査・採択

JOGMECによる書類審査・ヒアリング等を経て採択が決定されます。審査基準は公募案内に記載されていますので、事前に確認の上、申請書類に反映してください。

ポイント

申請プロセスで最も注意すべきは、jGrantsでの電子申請後にJOGMECへメール連絡が必要な二段階の手続きです。メール連絡を忘れると申請が受理されない恐れがあります。また、ブラウザの選択も重要で、IE系を避けChrome等を使用することでトラブルを防げます。

審査と成功のコツ

調査計画の精緻さ
地熱資源量調査の計画は、地質学的根拠に基づいた論理的な調査設計が求められます。既存の文献調査や地表調査のデータを十分に活用し、調査地点の選定理由や調査手法の妥当性を明確に示すことが採択率を高めます。
実施体制の充実
地熱資源量調査は高度な専門知識と技術を要するため、地質調査の専門家や掘削技術者等の実施体制を具体的に示すことが重要です。外部の専門機関との連携体制がある場合は、その内容も詳細に記載しましょう。
コスト見積りの妥当性
大規模な助成事業であるため、経費の見積りには特に厳格な審査が行われます。各費目の算出根拠を明確にし、市場価格との整合性を確保してください。過大な見積りは審査でマイナス評価となります。
地域との調整状況
地熱開発は温泉事業者等との利害関係が生じる場合があります。地元自治体や関係者との調整状況、合意形成の進捗を示すことで、事業の実現可能性をアピールできます。
事業化への道筋
資源量調査の結果を踏まえた発電事業化までのロードマップを示すことで、調査の目的と成果の活用方針が明確になり、審査において高い評価を得やすくなります。

ポイント

採択されるためには、地質学的根拠に基づいた科学的に説得力のある調査計画と、それを確実に遂行できる専門的な実施体制の構築が不可欠です。加えて、地元関係者との調整を事前に進めておくことで、事業の実現可能性を高められます。

対象経費

対象となる経費

地表調査費(4件)
  • 地質調査費
  • 地化学調査費
  • 物理探査費
  • リモートセンシング調査費
掘削調査費(4件)
  • 調査井掘削費
  • 坑井仕上げ費
  • 掘削資材費
  • 掘削機材リース費
環境アセスメント費(3件)
  • 環境影響評価費
  • 動植物調査費
  • 景観調査費
解析・評価費(4件)
  • 資源量評価費
  • シミュレーション解析費
  • データ解析費
  • 技術コンサルティング費
人件費(3件)
  • 調査研究員人件費
  • 技術者人件費
  • 補助員人件費
旅費・交通費(2件)
  • 調査地域への出張旅費
  • 現地調査交通費
外注費(3件)
  • 専門機関委託費
  • 試験分析外注費
  • 測量外注費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 発電所建設に係る工事費
  • 土地の取得費
  • 事務所の建設・改修費
  • 汎用的な事務機器・備品の購入費
  • 飲食・接待に係る経費
  • 他の補助金で既に助成を受けている経費
  • 間接経費の上限を超える管理費

よくある質問

Q地熱発電の資源量調査助成金はどのような事業者が申請できますか?
A

本助成金は、地熱発電に係る資源量調査を実施する法人または団体が申請できます。具体的には、エネルギー企業、地質調査会社、鉱業会社、電力会社等が対象となります。事業を的確に遂行するために必要な組織・人員・技術的能力と、経理等の適切な管理体制を有していることが求められます。詳細な要件はJOGMECの公募案内でご確認ください。

Q助成金の上限額や補助率はどの程度ですか?
A

本事業の助成上限額は約100億円と非常に大規模です。具体的な補助率については、JOGMECの公募案内・実施細則に記載されていますので、そちらをご確認ください。地熱資源量調査は掘削を伴うと数億円規模のコストが発生するため、大規模な助成枠が設定されています。実際の助成額は調査計画の内容や規模に応じて審査により決定されます。

Q申請はどのように行いますか?
A

申請はjGrants(補助金電子申請システム)を通じて電子的に行います。申請にあたっては、Internet Explorer以外の推奨ブラウザ(Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge等)を使用してください。IEでは添付資料が正常にアップロードされない場合があります。また、jGrantsでの申請完了後は、koubo-h07@jogmec.go.jp 宛にメールで申請した旨を連絡する必要があります。この手順を忘れないようご注意ください。

Qこの助成金の公募期間はいつですか?まだ申請できますか?
A

本公募(第7回)の申請期間は令和3年10月28日から11月25日まででした。現在この公募は終了しています。ただし、JOGMECは地熱発電の資源量調査助成を継続的に実施しており、新たな公募が行われる可能性があります。最新の公募状況はJOGMECの公式サイトでご確認ください。

Q他の補助金と併用することはできますか?
A

同一の経費に対して他の国庫補助金・助成金と重複して受給することはできません(二重受給の禁止)。ただし、異なる経費項目や異なる事業段階であれば、別の助成制度を活用できる場合があります。例えば、資源量調査完了後の開発段階で別の支援制度を利用するといった段階的な活用が考えられます。併用を検討する場合は、事前にJOGMECの担当窓口に確認することを推奨します。

Q採択されるためのポイントは何ですか?
A

採択率を高めるためには、以下の点が重要です。①地質学的根拠に基づいた科学的に説得力のある調査計画を策定すること、②地熱資源調査の専門家や掘削技術者等による充実した実施体制を構築すること、③経費見積りの妥当性を確保し算出根拠を明確にすること、④地元自治体や温泉事業者等との調整状況を示すこと、⑤調査結果を踏まえた事業化への具体的な道筋を提示することです。審査基準はJOGMECの公募案内に記載されていますので、必ず事前にご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成金は経済産業省の補助事業事務処理マニュアルに準拠する「大規模間接補助事業」に位置づけられています。同一の経費に対して他の国庫補助金・助成金と重複して受給することはできません(二重受給の禁止)。ただし、異なる経費項目や事業段階であれば、以下のような制度との組み合わせが検討可能です。 地熱発電関連では、JOGMECが実施する他の地熱関連助成(地熱発電の導入拡大に向けた技術開発事業等)との連携が考えられますが、同一事業での重複申請は認められません。資源量調査の段階が完了した後、開発段階で別の助成制度を活用するという段階的な活用が現実的です。 また、地方自治体が独自に実施する再生可能エネルギー関連の補助金については、国の補助金との併用条件が自治体ごとに異なるため、個別に確認が必要です。環境省のグリーンイノベーション関連事業や、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の技術開発支援との役割分担も検討に値しますが、申請前にJOGMECの担当窓口に併用の可否を確認することを強く推奨します。

詳細説明

地熱発電の資源量調査事業費助成金とは

本事業は、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が経済産業省の委託を受けて実施する、地熱発電の開発初期段階における資源量調査を支援する助成金制度です。日本は火山国として世界第3位の地熱資源量(約2,300万kW)を有しながら、実際の地熱発電設備容量は約60万kWにとどまっており、資源の活用が十分に進んでいません。

事業の背景と目的

地熱発電の開発には、資源量調査(地表調査・掘削調査)→ 環境アセスメント → 発電所建設 → 運転開始という長期間のプロセスが必要であり、特に初期の資源量調査段階では地下資源の存在や量が不確実であるため、数億円〜数十億円規模の投資リスクが発生します。

本助成金は、この最もリスクの高い調査段階のコストを助成することで、民間事業者の参入障壁を低減し、地熱発電の導入拡大を図ることを目的としています。

助成の概要

  • 実施主体:JOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)
  • 事業区分:経済産業省補助事業(大規模間接補助事業)
  • 対象事業:地熱発電に係る資源量調査
  • 公募期間:令和3年10月28日〜11月25日(第7回公募)

申請方法と注意事項

申請はjGrants(補助金電子申請システム)を通じて行います。以下の点に特にご注意ください。

  • 推奨ブラウザの使用:Internet Explorer(IE)では添付資料が正常にアップロードされない場合があります。Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeの最新バージョンをご使用ください。
  • 申請後のメール連絡:jGrantsでの申請完了後、koubo-h07@jogmec.go.jp 宛にjGrantsから申請した旨を連絡する必要があります。
  • マニュアルの確認:経済産業省補助事業事務処理マニュアルに準拠するため、事前に十分な確認が必要です。

地熱発電開発のプロセス

地熱発電所の開発は一般的に以下のプロセスを経ます。

  • 概査段階:文献調査、地質概査、地化学調査等により有望地域を絞り込む
  • 精査段階:物理探査、調査井掘削等により地熱貯留層の規模・性状を把握する
  • 環境アセスメント:環境影響評価を実施し、開発の環境面での妥当性を確認する
  • 開発段階:生産井・還元井の掘削、発電所の設計・建設を行う
  • 運転段階:発電所の運転を開始し、継続的な貯留層管理を行う

本助成金は、このうち概査・精査段階の資源量調査に対して助成を行う制度です。

事業実施にあたっての留意点

地熱開発は温泉資源との関係が社会的な関心事となることが多く、地元の温泉事業者や自治体との十分な合意形成が事業推進の鍵となります。JOGMECでは地元理解促進活動への支援も行っており、資源量調査と並行して地域との対話を進めることが推奨されます。