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普通
準備期間の目安: 約45

【神戸市】令和3年度中小製造業投資促進等助成(①設備投資・新増設)

基本情報

補助金額
3000万円
補助率: 最大1/2(申請区分により異なります。詳細は公募要領をご参照ください)
0円3000万円
募集期間
2021-04-07 〜 2021-05-14
対象地域兵庫県
対象業種製造業
使途雇用・職場環境を改善したい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

神戸市が実施する中小製造業向けの設備投資助成制度です。市内で1年以上製造業を営む中小企業を対象に、技術力・生産性の向上、受注拡大、研究開発機能の強化に向けた設備投資等を支援します。助成上限額は3,000万円、助成率は最大1/2と、製造業の競争力強化に向けた大型支援となっています。特に注目すべき点は、コロナ禍を契機としたサプライチェーン強靭化の観点から、海外生産拠点の神戸市内への移転も対象としている点です。製造拠点の国内回帰を検討している企業にとっても有力な選択肢となります。申請区分により助成率が異なるため、自社の投資計画に最適な区分を選択することが重要です。設備投資のタイミングと補助金の採択スケジュールを適切に連動させることで、投資コストを大幅に削減できる可能性があります。

この補助金の特徴

1

高額助成で大型設備投資を強力支援

最大3,000万円の助成上限額と最大1/2の助成率を組み合わせることで、製造業の大型設備投資を実現します。自社負担を大幅に軽減しながら、最新設備の導入や生産ライン刷新が可能です。

2

サプライチェーン強靭化対応

海外生産拠点の神戸市内への移転を対象に含む先進的な制度設計が特徴です。コロナ禍やグローバルリスクへの対応として国内回帰を検討している企業にとって、移転コストを助成金でカバーできる点は大きなメリットです。

3

幅広い投資目的に対応

技術力向上、生産性改善、受注拡大、研究開発機能強化と、製造業の成長に必要な多様な投資目的に対応しています。単なる老朽設備の更新ではなく、競争力強化につながる戦略的投資を後押しします。

4

神戸市の製造業基盤強化施策の一環

神戸市が中小製造業の操業基盤強化を目的として設けた制度であり、市の産業振興方針と連動しています。採択されることで、市との連携や追加支援施策へのアクセスが広がる可能性があります。

ポイント

最大3,000万円・助成率最大1/2という充実した支援規模が最大の魅力です。さらに海外拠点の国内回帰にも対応しており、地政学リスク対策と補助金活用を同時に実現できる点は、他の補助金にはない独自の特徴といえます。申請区分の選択が採択と助成額に直結するため、専門家への相談が推奨されます。

対象者・申請資格

基本要件

  • 神戸市内に主たる事業所を有すること
  • 申請時点で1年以上継続して製造業を営んでいること
  • 中小企業者に該当すること(中小企業基本法の定義による)

業種要件

  • 製造業(日本標準産業分類の製造業)を主たる事業として営んでいること
  • 神戸市内の事業所で製造活動を行っていること

投資目的要件

  • 技術力の向上に資する設備投資
  • 生産性の向上に資する設備投資
  • 受注拡大に向けた設備投資
  • 研究開発機能の強化に向けた設備投資
  • 海外生産拠点の神戸市内への移転(サプライチェーン強靭化目的)

財務・法的要件

  • 市税の滞納がないこと
  • 法令遵守状況に問題がないこと
  • 暴力団等との関係がないこと

ポイント

「神戸市内で1年以上継続して製造業を営む中小企業者」という基本要件に加え、投資目的が技術力向上・生産性改善・受注拡大・研究開発強化のいずれかに該当することが必要です。海外拠点移転も対象となるため、グローバル製造業の国内回帰ケースでも活用できます。

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申請ガイド

1

Step 1: 申請区分の確認と投資計画の策定

まず自社の投資内容がどの申請区分に該当するかを確認します。申請区分により助成率が異なるため、投資計画と区分を慎重にマッチングさせることが重要です。神戸市産業振興局への事前相談を積極的に活用しましょう。

2

Step 2: 必要書類の収集・準備

事業計画書、投資計画書、財務諸表(直近2-3期分)、登記事項証明書、市税の完納証明書など必要書類を揃えます。特に設備の見積書や仕様書は複数業者から取得することが推奨されます。

3

Step 3: 申請書類の作成

補助金申請書、事業計画書を神戸市の指定様式に従って作成します。投資の必要性・目的・期待効果を具体的な数値で示すことが採択率向上のカギです。

4

Step 4: 申請書の提出

受付期間(2021年4月7日〜5月14日)内に、神戸市産業振興局(または指定窓口)へ申請書類一式を提出します。

5

Step 5: 審査・交付決定

書類審査および場合によってはヒアリング審査が実施されます。交付決定後に設備投資を実行することが原則です(交付決定前の発注・契約は原則対象外)。

6

Step 6: 実績報告・助成金請求

設備導入完了後、実績報告書と支払証明書類を提出します。神戸市による確認・検査を経て助成金が交付されます。

ポイント

受付期間が2021年4月7日〜5月14日と約5週間と短いため、事前準備が採択の鍵となります。特に交付決定前の発注・契約は対象外となることが多いため、設備投資のタイミング管理が重要です。神戸市への事前相談を早期に行い、申請区分や必要書類を確認しましょう。

審査と成功のコツ

投資目的と期待効果の定量化
「設備導入により生産性が○%向上」「年間受注額が○万円増加」など、投資の必要性と効果を具体的な数値で示すことが採択率を高めます。現状の課題と解決策を明確に結びつけた事業計画書を作成しましょう。
申請区分の最適選択
助成率は申請区分により異なります。自社の投資目的と規模を踏まえ、最も有利な区分を選択することが重要です。区分選択を誤ると助成率が下がる可能性があるため、神戸市担当者への事前確認が必須です。
早期の事前相談活用
神戸市産業振興局への事前相談制度を積極的に活用しましょう。審査のポイントや必要書類、記載方法のアドバイスを得ることで、申請書類の完成度を大幅に高められます。
複数見積の取得と適正価格の証明
設備投資の見積は原則2社以上から取得し、適正価格であることを示すことが重要です。特定業者への随意発注は審査で不利になる場合があります。
採択後の進捗管理
交付決定後の設備導入スケジュールを綿密に管理し、期限内に実績報告できるよう計画を立てましょう。遅延は助成金の減額・取消リスクにつながります。

ポイント

採択のポイントは「なぜこの設備投資が必要か」を定量的根拠とともに説得力を持って示すことです。神戸市内製造業の競争力強化という政策目的に合致した投資計画を作成し、事前相談で審査ポイントを把握してから申請書を仕上げる戦略が効果的です。

対象経費

対象となる経費

機械装置費(4件)
  • 生産ライン用機械設備
  • 加工機械(CNC旋盤、マシニングセンタ等)
  • 検査・測定装置
  • 搬送装置・ロボット
工具・器具・備品費(3件)
  • 製造用治具・金型
  • 精密測定器
  • 試験・研究用器具
建物・建物附属設備費(3件)
  • 工場の新増設・改修工事
  • 生産設備設置に伴う建屋改修
  • 空調・換気設備(製造環境整備)
システム・ソフトウェア費(4件)
  • 生産管理システム
  • CAD/CAMシステム
  • 品質管理システム
  • IoT・FA化対応ソフトウェア
研究開発設備費(3件)
  • 研究開発用実験装置
  • 試作品製作設備
  • 分析・解析機器
移転・移設費(海外拠点国内回帰)(3件)
  • 海外設備の移送・設置費用
  • 国内新拠点の初期設備費
  • 移転に伴う付帯工事費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 汎用性が高く製造業専用でない事務用品・備品(PC、コピー機等)
  • 土地の取得費用
  • 交付決定前に発注・契約・購入した設備
  • 中古設備(原則として新品のみ対象)
  • 消耗品・原材料費
  • 人件費・外注費(設備投資に直接関連しないもの)
  • 自社施工による工事費(原則として外部業者への発注が必要)
  • 既存設備の修繕・維持費

よくある質問

Q申請できる中小企業の規模要件はありますか?
A

中小企業基本法に定める中小企業者に該当することが必要です。製造業の場合、資本金3億円以下または従業員300人以下が目安となります。神戸市内に主たる事業所があり、1年以上継続して製造業を営んでいることが基本要件です。具体的な規模要件は神戸市の公募要領でご確認ください。

Q助成率「最大1/2」の「申請区分により異なる」とはどういう意味ですか?
A

本制度には複数の申請区分が設けられており、投資内容・目的・規模などに応じて助成率が異なります。例えば、通常の設備投資と研究開発向け投資では助成率が異なる場合があります。自社の投資がどの区分に該当するかを事前に神戸市担当窓口に確認し、最も有利な区分を選択することが助成額最大化のポイントです。

Q海外工場の設備を神戸市内に移転する場合も対象になりますか?
A

はい、サプライチェーン強靭化を目的とした海外生産拠点の神戸市内への移転も対象となっています。コロナ禍やグローバルリスクへの対応として製造拠点の国内回帰を検討している企業にとっては、移転コストを助成金でカバーできる大きなメリットがあります。具体的な移転内容が対象要件を満たすかは、事前相談でご確認ください。

Q申請書の提出前に設備の見積を取っておく必要がありますか?
A

申請書類として設備の見積書が必要となります。原則として複数業者(2社以上)からの見積取得が求められ、適正価格であることを示すことが重要です。ただし、見積取得と申請は問題ありませんが、実際の発注・契約・購入は交付決定後に行う必要があります。決定前の発注は原則として対象外となりますのでご注意ください。

Q国のものづくり補助金と併用できますか?
A

同一の設備・経費に対して本助成と国の補助金を重複受給することは原則禁止です。ただし、異なる設備や経費への充当であれば、制度ごとの規定に従い組み合わせることは可能な場合があります。ものづくり補助金の申請時期と本助成の受付期間の関係も確認が必要です。具体的な組み合わせ可否については、神戸市担当窓口および中小企業庁の窓口にご相談ください。

Q設備導入後、いつ助成金が受け取れますか?
A

設備投資完了後に実績報告書と支払証明書類(請求書・領収書等)を提出し、神戸市による確認・現地検査等を経てから助成金が交付されます。実績報告から交付までの期間は審査状況により異なりますが、通常数週間〜数か月程度かかることが多いです。キャッシュフロー計画に組み込む際はこの点を考慮してください。

Q中古設備の購入は対象になりますか?
A

原則として新品設備が対象となります。中古設備は原則として対象外ですが、制度改定や特例がある場合もあるため、中古設備の活用を検討している場合は事前に神戸市の担当窓口にご確認ください。なお、中古設備の場合は適正価格の証明がより困難になるため、審査面でも慎重な対応が必要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成金は神戸市の単独制度のため、国・兵庫県・他市区町村の補助金との併用可否については個別確認が必要です。一般的に、同一の設備・経費に対して複数の公的補助金を重複して受給することは禁止されています。ただし、異なる経費や別の設備に対する補助金は、別途申請・受給が可能な場合があります。 国の制度との関係では、ものづくり補助金(中小企業庁)や事業再構築補助金との重複申請については、各制度の規定に従い、同一経費への重複受給は避ける必要があります。ただし、本助成の対象外となる経費(例:人件費、販促費)については国の補助金を活用するなど、上手く組み合わせる戦略が有効です。 兵庫県の中小企業向け設備投資支援制度と本市助成の関係も確認が必要です。兵庫県産業労働部の担当部署や神戸市の窓口に対して、どの費用にどの補助金を充当するか事前に相談することで、合法的な組み合わせ活用が実現できます。 税制との関係では、中小企業経営強化税制(即時償却・税額控除)や設備投資減税と組み合わせることで、更なるコスト削減が可能です。補助金受給額は課税対象となるため、税理士との連携も重要です。

詳細説明

神戸市中小製造業投資促進等助成(設備投資・新増設)とは

本制度は、神戸市が市内中小製造業の操業基盤の強化を図ることを目的として設けた助成制度です。技術力や生産性の向上、受注拡大、研究開発機能の強化などに向けた設備投資等を行う事業者に対し、最大3,000万円(助成率最大1/2)の助成金を交付します。

令和3年度(2021年度)の募集では、申請受付期間を2021年4月7日から5月14日に設定しており、神戸市内で1年以上製造業を継続している中小企業者が申請対象となります。

この助成金の背景と政策的意義

神戸市は兵庫県の中心都市として、ものづくり産業が地域経済の根幹を担ってきました。しかしグローバル競争の激化、技術革新の加速、そしてコロナ禍によるサプライチェーン混乱を受け、市内中小製造業の競争力強化と操業基盤の安定化が急務となっています。

特に注目すべきは、海外生産拠点の神戸市内への移転も対象としている点です。これは経済安全保障・サプライチェーン強靭化の観点から、製造拠点の国内回帰を促進する先進的な施策となっています。

対象となる主な投資内容

  • 技術力の向上:高精度加工機械の導入、自動化・ロボット化設備、高度な検査・計測機器など
  • 生産性の向上:生産ライン刷新、IoT・デジタル化対応設備、生産管理システム導入など
  • 受注拡大:新製品・新工法対応設備、生産能力増強のための設備増設など
  • 研究開発機能の強化:試作・実験設備、分析機器、R&D専用スペースの整備など
  • 海外拠点の市内移転:サプライチェーン強靭化を目的とした海外生産設備の国内移設など

申請区分と助成率について

本制度では申請区分が複数設定されており、区分により助成率が異なります(最大1/2)。自社の投資内容・目的・規模に最も合致する区分を選択することが、助成額を最大化するうえで重要です。

申請区分の詳細や具体的な助成率については、神戸市産業振興局への事前相談で確認することを強く推奨します。

申請スケジュールと手続きの流れ

  • 事前相談:申請前に神戸市担当窓口へ相談し、申請区分・必要書類を確認
  • 申請書類準備:事業計画書、財務諸表、設備見積書等を収集・作成
  • 申請提出:2021年4月7日〜5月14日の受付期間内に提出
  • 審査・交付決定:書類審査(必要に応じてヒアリング)、交付決定通知
  • 設備投資実行:交付決定後に発注・契約・導入を実施(決定前は原則不可)
  • 実績報告・助成金交付:設備導入完了後に報告書提出、検査後に助成金交付

採択のポイント:審査で評価されるポイント

審査では以下の観点が重視されると考えられます:

  • 投資必要性の明確さ:現状の課題と解決手段としての設備投資の関連性
  • 期待効果の定量性:生産性向上率、売上増加額など具体的な数値目標
  • 事業継続性・財務健全性:投資後も安定した事業継続ができる財務基盤
  • 地域経済への貢献:雇用維持・拡大、地域サプライチェーンへの貢献など

活用のメリットまとめ

  • 最大3,000万円の高額助成で大型設備投資の資金負担を軽減
  • 最大1/2の助成率で自社負担を半減
  • 海外拠点移転も対象で、国際的な事業環境変化に対応
  • 神戸市の産業振興施策との連携で、追加支援へのアクセスも期待

注意事項

交付決定前の発注・契約は原則として助成対象外となります。必ず交付決定通知を受け取ってから設備発注を行ってください。また、申請受付期間(2021年4月7日〜5月14日)は短期間のため、早期に準備を開始することが重要です。

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