募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約180

【事前着手届出】【二次公募】令和7年度 排出削減が困難な産業におけるエネルギー・製造プロセス転換支援事業(事業Ⅱ:化学・紙パルプ・セメント等)

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 公募要領をご参照ください
募集期間
2025-10-10 〜 2025-11-28
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい

この補助金のまとめ

鉄鋼・化学・紙パルプ・セメントなど「排出削減が困難な産業(Hard-to-Abate産業)」を対象に、低炭素・脱炭素型製造プロセスへの転換を支援する国の補助事業です。環境省が実施し、温室効果ガスの排出量削減と産業競争力強化を同時に目指します。石炭等化石燃料を使用する自家発電設備・ボイラー等の燃料転換、電化、水素・アンモニア活用など、製造プロセスの抜本的な転換に係る大規模設備投資が対象となります。本エントリーは事前着手届出用のフォームであり、交付決定前に設備発注等の事前着手を行う場合に利用します。補助上限額・補助率は公募要領に委ねられており、大型インフラ投資を伴う産業向けに相当規模の支援が想定されます。カーボンニュートラル2050に向けた国家戦略の中核事業であり、対象産業の企業にとっては競争力維持と脱炭素化を同時に達成できる重要な機会です。

この補助金の特徴

1

Hard-to-Abate産業に特化した大規模支援

化学・紙パルプ・セメント・鉄鋼など、技術的・経済的理由から排出削減が困難な産業の設備転換を重点支援。一般的な省エネ補助金とは異なる高い支援水準が設定されることが多い。

2

事前着手制度で長期プロジェクトに対応

設備の発注・建設リードタイムが長い大型プロジェクトにおいて、交付決定前に着手できる事前着手届出制度を活用。複数年度にわたる計画が立てやすい。

3

製造プロセスの抜本転換が対象

省エネ改善でなく、燃料転換(水素・アンモニア・電力等)や製造プロセス自体の変更という根本的な脱炭素化投資が対象であり、補助規模も大型になりやすい。

4

二次公募での採択機会

一次公募で申請できなかった企業にとっての追加採択機会。一次公募の採択状況・審査基準を踏まえた申請戦略が立てやすい。

ポイント

排出削減が技術的に困難な重厚長大産業を対象に、製造プロセスの抜本的転換を支援する大型補助事業です。事前着手届出制度により長期の設備投資計画に対応しており、カーボンニュートラルへの移行投資を検討している製造業大手・中堅企業にとって重要な資金調達手段となります。

対象者・申請資格

対象産業・業種

  • 化学工業(石油化学・基礎化学品製造等)
  • 紙パルプ製造業(製紙・パルプ)
  • セメント製造業
  • その他排出削減が困難とされる重厚長大産業(鉄鋼・窯業・非鉄金属等)
  • 上記産業において製造プロセス転換を実施する事業者

取組要件

  • 低排出な製造プロセスへの転換(燃料転換・電化・水素活用等)を伴う設備投資であること
  • 石炭等を燃料とする自家発電設備・ボイラー等の燃料転換が対象
  • 事業Ⅱ(化学・紙パルプ・セメント等)の要件を満たすこと

申請区分

  • 本エントリーは事前着手届出用(交付決定前に設備発注等の着手を行う場合)
  • 通常の申請は別フォーム(単独申請用・共同申請用)を使用

ポイント

対象は排出削減が技術的に困難な特定の重厚長大産業に限定されます。本エントリーは「事前着手届出」専用フォームであり、通常の交付申請(単独・共同)とは手続きが異なります。自社が対象産業に該当するかは公募要領で厳密に確認が必要です。

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申請ガイド

1

ステップ1: 公募要領の精読と事業計画の確認

環境省またはエネルギー・産業分野の補助事業ポータルから最新公募要領を入手し、自社が対象産業・対象事業に該当するかを確認します。

2

ステップ2: 事前着手の必要性確認と届出準備

設備の発注・建設着手が交付決定前に必要な場合、事前着手届出のルールを公募要領で確認し、所定の届出書類を準備します。

3

ステップ3: 事前着手届出の提出

本フォーム(事前着手届出用)から必要事項を記入・提出します。事前着手には事業者のリスク負担が伴うため、公募要領の規定を十分に理解した上で行います。

4

ステップ4: 本申請書類の作成(別フォームで実施)

事前着手届出とは別に、通常の交付申請(単独申請または共同申請フォーム)での本申請が必要です。排出削減効果・費用対効果・技術的実現可能性を定量的に示す事業計画書の作成が審査の核心となります。

5

ステップ5: 審査・交付決定・事業実施

審査を経て交付決定後、計画に沿って事業を実施します。完了報告・成果報告等の事後手続きも必要です。

ポイント

事前着手届出は本申請とは別手続きであることを理解した上で進める必要があります。大型設備投資案件となることが多く、専門コンサルタントや行政書士のサポートを受けながら申請書類を作成することが一般的です。

審査と成功のコツ

排出削減効果を定量的に示す
CO2削減量・削減率・費用対効果(円/t-CO2)を具体的な数値で示せるかが審査の核心です。第三者機関による算定や認証を活用すると信頼性が上がります。
技術的実現可能性を明確にする
採用する技術の実績・特許・パイロット導入状況など、技術的リスクの低さを実証できる資料を充実させます。
産業競争力強化との両立を訴求する
本事業は脱炭素と産業競争力強化の両立が目的です。国際競争力維持・輸出競争力向上・カーボンボーダー調整メカニズム(CBAM)対応など、経済的意義も明確に記載します。
事前着手のリスク管理を明確にする
交付決定前着手は事業者リスクを伴います。不採択時の対応計画・財務影響・代替調達手段を明示することで審査官の懸念を払拭します。

ポイント

審査の核心はCO2削減効果の定量的根拠と技術的実現可能性の説明です。事前着手届出の財務リスクを適切に管理しつつ、産業競争力強化との両立という政策目標に沿った申請書を構成することが採択への近道です。

対象経費

対象となる経費

設備費(4件)
  • 燃料転換対応ボイラー・炉の購入・更新費用
  • 電化対応の電気炉・ヒートポンプ等の導入費
  • 水素・アンモニア対応バーナー・燃焼設備費
  • 自家発電設備の燃料転換改造費
工事費(3件)
  • 設備設置・改造に係る建設・土木工事費
  • 配管・電気・計装工事費
  • 既存設備の解体・撤去費用
システム・制御設備費(3件)
  • 製造プロセス管理システムの導入・更新費
  • エネルギー管理システム(BEMS・FEMS)導入費
  • 排出量モニタリングシステム費
技術導入・ライセンス費(3件)
  • 新製造プロセス技術のライセンス取得費
  • 技術指導・トレーニング費用
  • パイロット実証費用
調査・設計費(3件)
  • フィジビリティスタディ費用
  • 設備設計・エンジニアリング費
  • 環境影響評価費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 通常の維持補修費・消耗品費
  • 土地取得費
  • 既存設備の通常更新(脱炭素効果を伴わない単純更新)
  • 人件費(一般的な従業員給与)
  • 補助対象外産業の設備費
  • 事業完了後の運転費用・燃料費
  • 他の補助金で補助を受けた経費

よくある質問

Q事前着手届出をした場合、不採択になったらどうなりますか?
A

事前着手届出は採択を保証するものではありません。不採択になった場合、着手済みの設備発注・工事費用は補助対象外となり、事業者の自己負担となります。財務的影響を十分に評価した上で事前着手を判断してください。事前着手のリスクについては公募要領に詳細が記載されていますので、必ず確認の上で手続きを進めてください。

Q事業Ⅱの対象となる「化学・紙パルプ・セメント等」の「等」にはどの産業が含まれますか?
A

公募要領に対象産業の詳細が定義されています。一般的にはガラス・窯業・非鉄金属製造業など類似の特性を持つ産業が含まれる場合がありますが、自社の業種コードと照合した上で担当省庁に確認することをおすすめします。

Q補助率・補助上限額はどのように決まりますか?
A

公募要領に記載されており、事業の規模・技術の性質・排出削減効果等に応じて設定されます。一般的に排出削減困難産業向けの脱炭素化補助事業は補助率1/2〜2/3程度が適用されるケースもありますが、本事業の具体的な補助条件は必ず公募要領で確認してください。

Q単独申請と共同申請の違いは何ですか?
A

単独申請は1社での申請、共同申請は複数の企業・機関が連携して申請する形式です。共同申請では幹事機関が代表して手続きを行います。技術提供企業・ユーザー企業・研究機関が連携する場合は共同申請が適切です。それぞれ申請フォームが異なります(本エントリーは事前着手届出用です)。

Q二次公募の採択数・予算規模はどのくらいですか?
A

一次公募後の残予算規模に依存します。二次公募では一次公募の採択状況を踏まえた応募が可能なため、競争が激しくなる場合があります。詳細は公募要領または環境省の発表資料を参照してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業はカーボンニュートラルへの移行支援という国家目標に沿った事業であり、他の脱炭素化支援措置との組み合わせを検討する価値があります。経済産業省の「グリーンイノベーション基金事業」は水素・アンモニア等の革新的技術開発を支援しており、本事業と異なる段階(R&D段階と設備導入段階)での支援を受ける組み合わせが考えられます。また、NEDOの各種脱炭素化実証事業とも方向性が一致します。金融面では、日本政策投資銀行(DBJ)のグリーンファイナンスや民間銀行のトランジションファイナンスとの組み合わせにより、補助金対象外経費の調達を図ることが現実的です。ただし、同一設備・同一経費への補助金の重複交付は一般的に認められないため、資金の性格(補助金・融資・自己資金)を明確に整理した上で申請することが重要です。

詳細説明

排出削減困難産業向け転換支援事業とは

鉄鋼・化学・紙パルプ・セメントなどの重厚長大産業は、製造プロセスの特性上、技術的・経済的にCO2排出削減が困難な「Hard-to-Abate産業」と位置づけられています。本事業はこれらの産業における脱炭素化を加速するため、環境省が設備投資を直接補助する制度です。

事業Ⅱの対象産業と取組内容

  • 対象産業:化学工業、紙パルプ製造業、セメント製造業、その他の排出削減困難産業
  • 対象取組:低排出製造プロセスへの転換(燃料転換・電化・水素利用等)、石炭等を燃料とする自家発電・ボイラーの燃料転換

事前着手届出とは

大型設備投資では、設備の発注・製造・設置に長期間を要するため、補助金の交付決定を待ってから着手すると事業スケジュールに支障が生じる場合があります。事前着手届出制度は、所定の手続きを経た上で交付決定前に設備発注等に着手することを認める制度です。ただし、不採択・減額採択の場合は事業者リスクとなるため、慎重な判断が必要です。

申請フローの全体像

本フォームは事前着手届出専用です。本申請(交付申請)は別途、単独申請用または共同申請用のフォームから行う必要があります。二次公募は一次公募後の追加採択機会であり、一次で採択されなかった企業やスケジュールが間に合わなかった企業が対象となります。

審査のポイント

  • CO2削減効果の定量性:削減量(t-CO2/年)と削減率(%)を具体的な数値で示すことが不可欠です。
  • 技術的実現可能性:採用技術の実績・リスク評価・代替案を明記してください。
  • 産業競争力との整合:脱炭素化が産業競争力維持・強化にどう貢献するかを説明することが求められます。
  • 費用対効果:補助金単価(円/t-CO2削減)が審査で重視される場合があります。

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