令和7年度デジタル技術を活用した先進的サービス創出支援事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
■ 最大2,000万円の手厚い補助 補助上限額2,000万円、補助率2/3以内という高水準の支援が受けられます。デジタル技術を活用した新サービス開発に必要なシステム構築費、外注費、人件費など幅広い経費が対象となり、資金面のハードルを大きく引き下げます。 ■ デジタル技術×先進的サービスに特化 AI、IoT、ビッグデータ、ブロックチェーン、XRなど最先端のデジタル技術を活用したサービス創出が対象です。単なるIT導入ではなく、都民のQOL(生活の質)向上につながる革新的なサービスモデルの構築を求められる点が特徴です。 ■ 全業種対応で幅広い事業者がチャレンジ可能 業種制限がなく、製造業・サービス業・小売業・医療福祉など、あらゆる分野の中小企業が応募できます。異業種からのデジタルサービス参入も歓迎される設計です。 ■ 事前エントリー制による選考プロセス 申請には事前エントリーが必須です。エントリー段階で事業構想の概要を提出し、選考を経て本申請に進む仕組みのため、事業計画の練度が問われます。申請日が1日限りである点にも注意が必要です。 ■ 東京都中小企業振興公社による伴走支援 採択後は公社の専門スタッフによる進捗管理やアドバイスが受けられ、事業化までの道筋を伴走型でサポートしてもらえる体制が整っています。
対象者・申請資格
本事業の対象は、東京都内に事業所を有する中小企業等です。業種制限はなく、個人事業主も要件を満たせば対象となる可能性があります。最も重要な要件は、AI・IoT・ブロックチェーンなどのデジタル技術を活用して、都民の生活の質(QOL)を向上させる先進的なサービスを新たに創出する計画があることです。既存サービスの単純なデジタル化ではなく、技術を核とした革新的なサービスモデルの構築が求められます。法人格の有無、従業員数、資本金などの詳細要件は公募要領で必ず確認してください。みなし大企業は対象外となる場合があります。
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申請ガイド
申請には事前エントリーが必須です。まず公募開始後に事前エントリー期間内に事業構想の概要を提出します。エントリーが受理された後、2025年6月30日(1日限り)に本申請を行います。申請書類には事業計画書、収支予算書、会社概要、見積書等が必要です。書類審査に加えプレゼンテーション審査が実施される場合があり、事業の革新性・実現可能性・社会的インパクトを論理的に説明できる準備が求められます。申請日が1日のみという制約があるため、書類の事前準備を万全に行い、当日のトラブルに備えて余裕をもったスケジュール管理を心がけてください。
審査と成功のコツ
採択率を高めるためのポイントは3つあります。第一に、デジタル技術の活用が表面的でなく、サービスの根幹を成していることを明確に示すこと。AIやIoTを「使ってみた」レベルではなく、技術がなければ実現できないサービス設計を提案してください。第二に、都民のQOL向上への貢献を定量的に示すこと。ターゲットユーザー数、解決する課題の規模、期待される効果を具体的な数値で裏付けます。第三に、事業化までのロードマップを現実的に描くこと。開発スケジュール、収益モデル、事業継続性を説得力ある形で提示し、補助期間終了後も自走できる計画であることを示してください。
対象経費
対象となる経費
システム開発費
クラウド・インフラ費
外注・委託費
設備導入費
その他経費
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 汎用的なPC・タブレット等の購入費
- 既存事業の運転資金
- 土地・建物の取得費・賃借料
- 飲食・接待・交際費
- 消費税・法人税等の公租公課
- 補助事業期間外に発生した経費
よくある質問
Qどのようなデジタル技術が対象になりますか?
AI、IoT、ビッグデータ解析、ブロックチェーン、XR(VR/AR/MR)、ロボティクスなど幅広いデジタル技術が対象です。既存技術の単純な導入ではなく、これらを活用して都民の生活の質を向上させる新しいサービスを創出することが求められます。
Q補助率2/3以内とはどういう意味ですか?
事業に要する経費のうち、最大3分の2(約66.7%)まで補助金として受け取れるという意味です。例えば総事業費3,000万円の場合、最大2,000万円が補助され、自己負担は1,000万円となります。
Q事前エントリーはいつまでに行う必要がありますか?
事前エントリーの締切は本申請より前に設定されています。申請日が1日限り(2025年6月30日)のため、エントリー期間を事前に確認し、余裕をもって準備を進めることが重要です。詳細は東京都中小企業振興公社のWebサイトで確認してください。
Q東京都外の企業でも申請できますか?
本事業は東京都の施策であるため、原則として都内に事業所を有する中小企業等が対象です。本社が都外でも都内に事業拠点があれば対象となる場合がありますが、詳細な要件は公募要領で確認してください。
Q個人事業主も申請できますか?
中小企業等が主な対象ですが、個人事業主も要件を満たせば対象となる可能性があります。ただし、デジタル技術を活用した先進的サービスの創出という高度な事業内容が求められるため、実施体制の整備が重要です。
Q採択後の事業期間はどのくらいですか?
採択決定後から年度末(原則として翌年3月末)までが事業実施期間となるのが一般的です。事業期間内にサービスの開発・実証を完了させる必要があるため、計画的なスケジュール管理が求められます。
Q他の補助金と併用できますか?
同一の事業・経費に対して国や他の自治体の補助金と重複して受給することは原則できません。ただし、異なる事業内容や経費であれば、他の補助金制度と組み合わせて活用することは可能です。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本事業は東京都の制度であるため、国の「IT導入補助金」や「ものづくり補助金」との併用は、同一経費でなければ検討可能です。例えば、本事業でサービス開発を行い、ものづくり補助金で関連する製造設備を導入するといった組み合わせが考えられます。また、東京都の「創業助成金」との併願も事業フェーズが異なれば可能な場合があります。ただし、同一事業・同一経費への二重受給は認められないため、経費の切り分けを明確に行い、各制度の事務局に併用可否を事前に確認してください。
詳細説明
制度の概要
「令和7年度デジタル技術を活用した先進的サービス創出支援事業」は、東京都が都内産業の活性化と都民のQOL向上を目的に実施する補助金制度です。AI・IoT・ブロックチェーンなどのデジタル技術を活用し、これまでにない先進的なサービスを創出する中小企業等を、最大2,000万円(補助率2/3以内)で支援します。
対象事業者
都内に事業所を有する中小企業等が対象で、業種制限はありません。製造業、サービス業、IT業、小売業、医療・福祉など幅広い業種の事業者が申請可能です。デジタル技術を活用した新サービスの事業化に意欲的で、実施体制が整っている事業者が求められます。
補助内容
- 補助上限額:2,000万円
- 補助率:対象経費の2/3以内
- 対象経費:システム開発費、外注費、設備導入費、人件費、クラウド利用料など、先進的サービスの創出に直接必要な経費
申請の流れ
- 事前エントリー:所定の期間内に事業構想の概要を提出(必須)
- 本申請:2025年6月30日(申請日は1日限り)に事業計画書等を提出
- 審査・採択:書類審査およびプレゼンテーション審査を経て採択決定
- 事業実施:採択後、交付決定を受けてから事業を開始
- 実績報告・精算:事業完了後に実績報告書を提出し、確定検査を経て補助金が交付
求められるサービス像
単なるデジタルツールの導入ではなく、デジタル技術を核として都民の生活課題を解決する革新的なサービスモデルの構築が求められます。ヘルスケア×AI、観光×XR、物流×IoTなど、業界の常識を覆すようなサービス設計が高く評価されます。
注意事項
申請日が1日限りであること、事前エントリーが必須であることに十分注意してください。準備不足で申請機会を逃さないよう、公募開始時点から計画的に準備を進めることが重要です。問い合わせは公益財団法人東京都中小企業振興公社 事業戦略部 経営戦略課(TEL:03-5822-7232)まで。