令和6年度補正及び令和7年度当初予算_ケーブルテレビネットワークの耐災害性強化事業(2025年4月公募)
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
2事業の組み合わせ対応
令和6年度補正予算と令和7年度当初予算の2つの予算区分を同時に公募しており、事業の規模や緊急度に応じて適切な予算枠を選択できます。
段階的な締め切り設定
第一次締切(5月23日)・第二次締切(6月20日)・第三次締切(7月18日)の3段階で申請を受け付けており、早期申請者から優先的に交付決定が行われます。
複数の申請方法に対応
管轄の総合通信局等への電子メール・大容量ファイル転送システムによる提出のほか、Jグランツ(補助金電子申請システム)による申請にも対応しています。
光化と複線化の2タイプ
ケーブルテレビのアナログ伝送路の光ファイバー化(光化等整備支援)と、災害時の通信経路確保のための複線化(複線化等整備支援)の2種類の工事に対応しています。
地域防災インフラの強化
単なる設備更新ではなく、災害時にも通信が継続できる強靭なネットワーク構築を目的としており、地域住民の安全・安心に直結する事業です。
ポイント
対象者・申請資格
実施主体の要件
- 市町村(地方公共団体)であること
- 市町村の連携主体(複数市町村が連携して構成する組織)であること
- 第三セクター法人(市町村等が出資する法人)であること
- 承継事業者(既存のケーブルテレビ事業を承継した法人)であること
事業内容の要件
- ケーブルテレビ光化等整備支援事業またはケーブルテレビ複線化等整備支援事業に該当する工事・整備を行うこと
- 放送ネットワーク整備支援事業費補助金交付要綱の規定に従った事業内容であること
- 事業の実施により地域の放送・通信インフラの耐災害性が向上すること
手続き上の要件
- 公募要領(別紙1、別紙2)に定める書類を期限までに提出できること
- 管轄する総合通信局等への事前相談を行うこと
- Jグランツまたは電子ファイルによる申請手続きに対応できること
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:事前相談と要件確認
申請を検討する場合は、まず管轄する総合通信局等に個別に連絡を取り、事業の適格性・補助対象経費・事業スケジュールについて事前相談を行います。公募開始日は令和7年4月18日(金)です。
ステップ2:公募要領の精読
総務省が公開する交付要綱および公募要領(別紙1・別紙2)を精読し、補助率・補助対象経費・提出書類の要件を正確に把握します。
ステップ3:提案書類の作成
交付要綱および公募要領に従い、事業計画書・費用見積書・関係図面等の必要書類を作成します。第一次締切(5月23日 12:00必着)を目標に準備を進めることを推奨します。
ステップ4:書類の提出
作成した提案書類を、管轄の総合通信局等への電子メール・大容量ファイル転送システム、またはJグランツによるオンライン申請のいずれかの方法で提出します。
ステップ5:審査・交付決定
提出後、総務省による審査を経て交付決定が行われます。第一次締切申請分から優先的に交付決定が進められます。
ポイント
審査と成功のコツ
早期申請の徹底
総合通信局との緊密な連携
事業の必要性・緊急性の明確化
交付要綱の厳守
Jグランツの事前準備
ポイント
対象経費
対象となる経費
光ファイバー敷設工事費(3件)
- ケーブルテレビ伝送路の光ファイバー化に係る工事費
- 管路・とう道等の建設・改良費
- 光ファイバーケーブルの材料費・敷設費
設備・機器購入費(3件)
- 光伝送設備(光増幅器・波長合分波器等)の購入費
- ヘッドエンド設備の更新・増設費
- ネットワーク監視システムの導入費
複線化・冗長化工事費(3件)
- 既存単線ルートの複線化工事費
- バックアップ経路の構築費
- 災害対策拠点との接続工事費
設計・調査費(3件)
- ネットワーク設計費
- 現地調査・測量費
- 申請に係る技術検討費
工事管理費(3件)
- 施工管理費
- 品質検査費
- 完成検査・引き渡し費用
付帯設備費(3件)
- 電源設備(無停電電源装置等)の整備費
- 外部入力端子・接続配線材料費
- 局舎・収容施設の補強費(補助対象範囲内)
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 一般の民間ケーブルテレビ事業者が単独で行う設備更新(実施主体要件を満たさない場合)
- 耐災害性強化に直接関係しない通常の保守・修繕費
- コンテンツ制作費・番組制作費等の放送コンテンツ関連費用
- 土地の取得・造成費用
- 交付要綱の補助対象外と明示された経費
- 他の国庫補助金と重複して計上される経費
- 消費税(課税事業者の場合の消費税相当額)
よくある質問
Q一般の民間ケーブルテレビ事業者でも申請できますか?
いいえ、本事業の実施主体は市町村、市町村の連携主体、第三セクター法人、承継事業者に限定されています。一般の民間ケーブルテレビ事業者は直接の申請主体にはなれません。ただし、市町村や第三セクター法人が実施主体となって申請し、実際の工事や運営を民間事業者が担う形での間接的な関与は可能なケースがあります。管轄の総合通信局等にご相談ください。
Q光化事業と複線化事業の両方に同時に申請できますか?
公募要領上、ケーブルテレビ光化等整備支援事業とケーブルテレビ複線化等整備支援事業はそれぞれ別の事業として規定されています。両事業への同時申請の可否については、公募要領(別紙1・別紙2)の規定を確認するとともに、管轄の総合通信局等に事前相談することを推奨します。
Q補助率や補助上限額はどのくらいですか?
本事業の補助率および補助上限額は、放送ネットワーク整備支援事業費補助金交付要綱の規定に従います。具体的な数値は交付要綱および公募要領に記載されています。総務省ウェブサイトで公開されている最新の交付要綱等をご確認いただくとともに、詳細は総務省 情報流通行政局 衛星・地域放送課または管轄の総合通信局等にお問い合わせください。
Q第一次締切に間に合わなかった場合はどうなりますか?
第二次締切(6月20日)または第三次締切(7月18日)への申請が可能です。ただし、第一次締切申請分から優先的に交付決定が行われるため、後の締め切りほど採択される可能性が低くなります。また、応募多数の場合は予算額に達した時点で以降の受付が終了することがあります。できる限り第一次締切を目標に準備を進めることを強く推奨します。
QJグランツとは何ですか?どのように使いますか?
Jグランツは国が運営する補助金の電子申請システムです。本事業への申請にも利用可能で、書類の電子提出が便利に行えます。利用するにはGビズIDによるアカウント登録が必要です。GビズIDの取得には一定の時間がかかる場合があるため、Jグランツでの申請を予定している場合は、公募開始前にアカウント取得を済ませておくことを推奨します。
Q申請にあたって事前相談は必須ですか?
公募要領上、申請を希望される場合は早めに総務省(各総合通信局等)にご相談くださいとされており、事前相談が強く推奨されています。事前相談では、実施主体の適格性確認、対象事業の内容審査、必要書類の確認等を行うことができ、書類不備による再提出や不採択リスクを低減できます。申請前に必ず管轄の総合通信局等にご連絡ください。
Q第三セクター法人とはどのような法人が対象ですか?
第三セクター法人とは、地方公共団体(市町村等)と民間企業が共同で出資・設立した法人形態を指します。本事業では、市町村等が出資するケーブルテレビ事業関連の第三セクター法人が実施主体として認められます。具体的にどのような法人が該当するかは、交付要綱の規定および管轄の総合通信局等への事前相談で確認することを推奨します。
Q令和6年度補正予算と令和7年度当初予算の違いは何ですか?
いずれも「ケーブルテレビネットワークの耐災害性強化事業」として同内容の事業を支援するものですが、予算の区分が異なります。令和6年度補正予算は補正予算として計上された枠、令和7年度当初予算は通常の年度予算として計上された枠です。どちらの予算枠で採択されるかは申請状況・審査結果により決定されます。申請者が予算区分を指定して申請するものではなく、総務省側で判断・振り分けが行われます。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本事業は総務省の放送ネットワーク整備支援事業費補助金として実施されるため、同一経費に対する他の国の補助金との重複受給は原則として認められません。ただし、異なる経費項目に対して別の補助制度を活用することは可能です。 地方公共団体が実施主体となる場合は、総務省の地域デジタル社会推進交付金や国土強靭化関連の補助制度と組み合わせることが考えられますが、重複補助とならないよう各制度の対象経費の範囲を明確に区分する必要があります。また、自治体独自の情報通信基盤整備補助制度が存在する場合は、それとの整合性も確認が必要です。 第三セクター法人や承継事業者が実施主体の場合は、中小企業向けの設備投資補助制度との併用は実施主体の性格上、適用が困難なケースが多いため、事前に総合通信局等および所管窓口に確認することを強く推奨します。いずれの場合も、重複補助・過大補助を避けるため、各補助制度の交付要綱を精読した上で申請計画を立案してください。
詳細説明
事業の背景と目的
総務省が実施する「ケーブルテレビネットワークの耐災害性強化事業」は、地域の情報通信インフラとして重要な役割を担うケーブルテレビネットワークの災害対策強化を目的とした補助事業です。近年、大規模自然災害の頻発化により、地域の情報伝達基盤の強靭化が急務となっており、本事業はその政策的要請に応えるものです。令和6年度補正予算と令和7年度当初予算の2本立てで公募が行われており、地域の情報インフラを守る観点から、市町村や公共性の高い法人が積極的に活用できる制度設計となっています。
対象事業の詳細
本公募では以下の2種類の事業が対象となります。
- ①ケーブルテレビ光化等整備支援事業:既存のアナログ・同軸ケーブル伝送路を光ファイバーに更新し、伝送品質の向上と耐災害性の強化を図る事業です。光化により伝送距離の延長・多チャンネル化・双方向通信の高度化が実現します。
- ③ケーブルテレビ複線化等整備支援事業:単一経路(単線)で構成されているケーブルテレビネットワークを複線化し、災害時の経路断絶による通信停止を防止する事業です。バックアップ経路の整備により、災害時の通信継続性を確保します。
根拠法令は「放送ネットワーク整備支援事業費補助金交付要綱」第3条(9)①および③に規定されており、同交付要綱の要件を満たす事業が補助対象となります。
実施主体の要件
本事業の実施主体として認められるのは以下の4者に限定されています。
- 市町村:地方自治法に基づく基礎的地方公共団体
- 市町村の連携主体:複数の市町村が連携して構成する広域連携組織
- 第三セクター法人:市町村等が出資・設立した法人であって、ケーブルテレビ事業を運営するもの
- 承継事業者:既存のケーブルテレビ事業を合法的に承継した法人
一般の民間ケーブルテレビ事業者は直接の申請主体にはなれないため、該当する市町村や関係法人を通じた申請が必要となります。
申請スケジュール
本事業の申請期間および締め切りは以下のとおりです。
- 公募開始日:令和7年4月18日(金)
- 第一次締切:令和7年5月23日(金)12:00必着
- 第二次締切:令和7年6月20日(金)12:00必着
- 第三次締切:令和7年7月18日(金)12:00必着
第一次締切に申請した案件から優先的に交付決定が行われます。応募多数の場合は予算調整が行われ、予算額に達すると見込まれる場合は以降の受付が終了することがあります。なお、状況によっては第三次締切以降も随時受付が行われる場合があるため、各総合通信局等に個別確認することを推奨します。
申請方法
提案書類の提出方法は以下の2種類から選択できます。
- 電子ファイルによる提出:管轄する総合通信局等に電子メールまたは総務省が指定する大容量ファイル転送システムを利用して電子ファイルを提出します。
- Jグランツによる申請:補助金電子申請システム「Jグランツ」を利用してオンライン申請を行います。事前にアカウント登録が必要です。
どちらの方法でも、交付要綱および公募要領(別紙1・別紙2)に定める必要書類を揃えて期限内に提出することが求められます。
問い合わせ・相談窓口
本事業に関する問い合わせは、総務省 情報流通行政局 衛星・地域放送課が窓口となります。また、実際の申請に際しては、管轄する地方の総合通信局等への個別相談が推奨されています。事業の適格性確認から書類作成支援まで、早期に相談することで申請の精度を高めることができます。詳細な交付要綱等は総務省ウェブサイトで公開されています。
ポイントまとめ
- 実施主体は市町村・連携主体・第三セクター法人・承継事業者に限定
- 光化事業と複線化事業の2タイプを支援
- 第一次締切(5月23日)からの早期申請が採択に有利
- 予算枯渇による受付終了リスクあり、早期準備が必須
- 申請前の総合通信局等への相談を強く推奨