募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

令和7年度 FS調査事業 第1次公募 【 廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業 】

基本情報

補助金額
1億円
補助率: 原則、定額、ただし、算出された額が1,500万円を超える場合は、1,500万円
0円1億円
募集期間
2025-04-14 〜 2025-05-02
対象地域日本全国
対象業種建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業
使途災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

本事業は、環境省が推進する「廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業」の一環として実施されるFS(フィージビリティスタディ)調査事業です。一般社団法人廃棄物処理施設技術管理協会(技管協)が交付主体となり、廃棄物処理施設から生じる余熱・電力の地域利活用に向けた事業可能性調査に要する費用を補助します。 廃棄物処理施設は、ごみ焼却時に大量の熱エネルギーを発生させる「潜在的なエネルギー拠点」です。本補助金は、この余熱・余剰電力を周辺地域へ供給するための設備設置を検討する段階、すなわち「FS調査(実現可能性調査)」に特化した支援制度です。 補助上限は原則1億円ですが、算出額が1,500万円を超える場合は上限1,500万円(定額補助)となります。対象は民間企業・地方公共団体・独立行政法人・一般社団法人等と幅広く、廃棄物処理施設の運営者だけでなく、エネルギー供給事業者や建設・設備メーカーも申請が可能です。 脱炭素化・災害時のレジリエンス強化という政策目標に合致する事業であり、採択後は本格整備事業への橋渡しとなる重要なステップです。FS調査の実績を持つ事業者、または廃棄物処理施設との連携が見込める事業者にとって、非常に戦略的な補助金といえます。

この補助金の特徴

1

FS調査(実現可能性調査)に特化した補助金

本補助金は、廃棄物処理施設の余熱・電力を地域で利活用するための「調査段階」に特化して支援します。設備整備本体への補助ではなく、採算性・技術的実現性を検討するFS調査費用が対象です。調査結果を踏まえて本格事業化へ進む「入口支援」として位置づけられており、リスクを最小化しながら脱炭素事業の立ち上げを目指せます。

2

定額補助・上限1,500万円(実質)

補助方式は「定額」であり、補助率という概念ではなく算出額がそのまま補助されます。ただし算出額が1,500万円を超える場合は1,500万円が上限となります(名目上の上限額は1億円ですが、実質的な上限は1,500万円)。自己負担ゼロでFS調査を実施できる可能性があり、初期投資リスクを大幅に低減できます。

3

申請主体の幅広さ

民間企業・地方公共団体・独立行政法人・一般社団法人・公益財団法人など、多様な主体が申請可能です。廃棄物処理施設の運営者(自治体・一部事務組合)だけでなく、エネルギー事業者・建設会社・設備メーカー・コンサルティング会社も申請対象となります。

4

環境省バックアップの信頼性

本事業は環境省の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」に基づき、技管協が執行主体として運営します。国の脱炭素政策の根幹を担う補助金であり、事業採択後は国レベルでの継続支援が期待できます。GX(グリーントランスフォーメーション)推進を掲げる企業・自治体のアピール材料にもなります。

5

災害レジリエンス強化も評価対象

廃棄物処理施設を「自立・分散型の地域エネルギーセンター」と位置づけることで、平時の脱炭素効果に加え、災害時のエネルギー自立という観点も評価されます。BCP(事業継続計画)強化の文脈での事業設計が、採択率向上につながります。

ポイント

本補助金の最大の特長は、設備整備前の「FS調査」段階を定額で支援する点にあります。上限1,500万円の定額補助により自己負担ゼロのFS調査が実現でき、幅広い申請主体が参加可能です。脱炭素・災害レジリエンスの両軸で事業設計することが採択への近道です。

対象者・申請資格

申請可能な主体

  • 民間企業(株式会社・合同会社・有限会社等、業種問わず)
  • 地方公共団体(都道府県・市区町村・一部事務組合等)
  • 独立行政法人(独立行政法人通則法第2条第1項に規定する法人)
  • 一般社団法人・一般財団法人
  • 公益社団法人・公益財団法人
  • その他、環境大臣の承認を得て技管協が適当と認める者

対象となる事業内容

  • 廃棄物処理施設で生じた熱または発電した電力を地域において有効利用するための調査事業
  • 余熱見込量の算定・推計調査
  • 事業採算性の検討・経済性評価
  • 設備設置に関する技術的実現可能性の調査
  • 地域への熱・電力供給ネットワーク構築に関する検討

対象業種(目安)

  • 建設業(設備工事・エネルギー関連施設建設)
  • 製造業(廃棄物処理関連設備の製造・販売)
  • 電気・ガス・熱供給・水道業
  • 情報通信業(エネルギーマネジメントシステム関連)
  • サービス業(コンサルティング・調査業)
  • 公務(地方公共団体による直接申請)

申請に際して推奨される要件

  • 廃棄物処理施設の運営者との連携・協定が締結済みまたは見込まれること
  • 脱炭素・エネルギー利活用に関する専門知識または実績を有すること
  • FS調査を適切に実施できる体制(人員・専門家等)を整備していること

ポイント

申請主体は民間企業から地方公共団体まで幅広く対象となります。重要なのは「廃棄物処理施設との連携」と「FS調査を実施できる体制」の二点です。廃棄物処理施設の運営者と事前に協議・連携関係を構築しておくことが申請成功の大前提となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の精読と事業構想の確認

技管協が公表する公募要領(令和7年度版)を入手し、補助対象経費・申請書類・審査基準を詳細に確認します。令和7年4月14日より公募開始となっており、締切日・申請方法は公募要領に従います。事業の目的・対象施設・調査内容を明確にし、採算性評価の枠組みを設計します。

2

ステップ2:廃棄物処理施設との連携協議

対象となる廃棄物処理施設(焼却施設等)の運営者(自治体・一部事務組合・民間事業者)と早期に接触し、余熱・電力供給の可能性について基礎的な協議を行います。施設の熱量データ・稼働状況・既存設備情報を収集します。連携同意書や基本協定書の締結が申請要件となる場合があります。

3

ステップ3:FS調査計画書の策定

調査の目的・方法・実施スケジュール・成果物(報告書)の構成を明確にした調査計画書を作成します。余熱見込量の推計手法、事業採算性評価の方法論、地域への供給方法(熱導管・電力系統等)についての検討方針を具体化します。

4

ステップ4:補助対象経費の積算と予算計画

FS調査に要する人件費・外注費・旅費・資料費等を積算し、補助申請額を算出します。上限1,500万円の範囲内に収めるよう経費設計を行います。補助対象外経費との区分を明確にします。

5

ステップ5:申請書類の作成・提出

申請書・事業計画書・経費計算書・会社概要・連携協定書等の必要書類を取りそろえ、技管協の定める方法(郵送またはオンライン)で期限内に提出します。

6

ステップ6:採択審査・交付決定

書類審査・ヒアリング(場合により)を経て採択結果が通知されます。交付決定後にFS調査を開始します(交付決定前の着手は原則不可)。

ポイント

申請の核心は「廃棄物処理施設との連携体制の確立」と「実現性の高いFS調査計画の策定」です。公募開始(令和7年4月14日)より前から施設運営者との協議・データ収集を進めておくことで、申請書の質が格段に向上します。交付決定前に調査を開始しないよう注意が必要です。

審査と成功のコツ

廃棄物処理施設との強固な連携関係の構築
採択審査において最も重視されるのは、対象施設の運営者との連携の実効性です。単なる「協力検討中」ではなく、基本協定書や覚書等の文書による合意形成を事前に行い、余熱・電力データの提供を受けられる関係を構築してください。自治体が施設の運営者である場合、議会承認等が必要なケースもあるため、早期着手が不可欠です。
脱炭素・GX政策との整合性の明示
審査では国の脱炭素政策(2050年カーボンニュートラル・GX推進)への貢献度が重要な評価軸となります。事業計画の中で「CO2削減見込み量」「地域への再生可能エネルギー供給量」を定量的に示し、政策目標との整合性を明確に記述することが高評価につながります。
災害時レジリエンスの観点を盛り込む
本補助金の目的の一つに「災害時のレジリエンス強化」があります。廃棄物処理施設をエネルギーセンターとして活用することで、停電時・災害時に地域の病院・避難所・重要施設へのエネルギー供給が可能となる計画を盛り込むと、審査での差別化につながります。
FS調査の手法・体制の具体性
「どのような手法で調査するか」の具体性が採択率を左右します。余熱量推計のシミュレーションソフト・専門コンサルタントの起用・現地実測調査の実施計画等を詳細に記述します。調査実施体制(担当者・外部専門家・役割分担)を明確に示すことが重要です。
採算性評価の現実的な数値設定
FS調査報告書(成果物)の質が、将来の本格事業化補助への道筋を決めます。採算性評価においては楽観的な数値だけでなく、リスクシナリオ・感度分析も含めた多角的な評価を計画することで、事業の信頼性を高められます。

ポイント

採択成功の鍵は「廃棄物処理施設との書面による連携合意」と「CO2削減効果の定量的な提示」の二点に集約されます。早期から施設運営者へのアプローチと脱炭素・災害レジリエンスの両軸での事業設計を行うことで、競合申請者との差別化が図れます。

対象経費

対象となる経費

調査・分析費(4件)
  • 余熱見込量推計・シミュレーション費用
  • 事業採算性分析・経済性評価費用
  • 地域需要調査費用
  • 熱・電力需給バランス検討費用
外注・委託費(4件)
  • 専門コンサルタント委託費
  • 技術調査・測定の外部委託費
  • FS調査報告書作成委託費
  • 法律・会計専門家への相談費用
人件費(2件)
  • FS調査担当者の直接人件費(補助事業従事割合分)
  • プロジェクトマネージャーの人件費
旅費・交通費(3件)
  • 廃棄物処理施設への現地調査旅費
  • 関係機関との協議・ヒアリング旅費
  • 国内出張旅費(公募要領に定める上限内)
資料・印刷費(3件)
  • 調査資料・文献購入費
  • 報告書・資料の印刷・製本費
  • 地図・図面等の取得費用
通信・システム費(2件)
  • データ収集・分析システム使用料
  • Web会議ツール利用費(調査目的)
その他諸経費(3件)
  • 調査に係る消耗品費
  • 施設現地調査に要する測定機器レンタル費
  • 技管協が認める諸経費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 補助事業と直接関係のない一般管理費・営業費
  • 設備・機械の購入・リース費用(FS調査段階での設備整備費)
  • 交付決定日以前に支出した経費(遡及払い不可)
  • 収益事業に転用可能な資産の取得費
  • 補助事業担当者以外の人件費
  • 接待費・交際費・慶弔費
  • 消費税(課税事業者の場合、仕入税額控除が可能な消費税額)
  • 補助事業の目的外の調査・研究費用

よくある質問

QFS調査事業とは何ですか?設備整備への補助とどう違うのですか?
A

FS(フィージビリティスタディ)調査事業とは、本格的な設備整備を行う前段階として、事業の実現可能性・採算性・技術的課題を調査する事業です。本補助金は設備の購入・工事費用を補助するものではなく、「調査・検討・報告書作成」に要する費用を補助するものです。FS調査で事業の見通しが立った後に、別途「整備事業」の補助金を申請する流れとなります。

Q廃棄物処理施設を持っていない民間企業でも申請できますか?
A

申請可能です。廃棄物処理施設の運営者でなくても、当該施設との連携・協力関係を構築した上で申請できます。エネルギー事業者・建設会社・コンサルティング会社・設備メーカー等が、施設運営者(自治体等)と連携して申請するケースが想定されています。ただし、申請前に施設運営者との基本合意書等の締結が実質的に必要となります。

Q補助上限が「1億円」と「1,500万円」の両方が記載されていますが、実際の上限はどちらですか?
A

実質的な上限は1,500万円です。補助金の算出方法として、FS調査に要する経費を積算した「算出額」が補助されます。この算出額が1,500万円を超えた場合、上限が1,500万円に設定されます。逆に算出額が1,500万円以下(例:800万円)であれば、その800万円が定額補助されます。名目上の上限1億円は、制度上の最大値ですが現実的には1,500万円が実質上限と考えてください。

Q地方公共団体が単独で申請することはできますか?
A

はい、地方公共団体(都道府県・市区町村・一部事務組合等)は単独で申請することが可能です。廃棄物処理施設を自ら運営している自治体が、その施設の余熱活用可能性を調査するために申請するケースは特に適合性が高いといえます。ただし、自治体が申請する場合も交付規程・公募要領の条件を満たす必要があります。

Q現在「closed(第1次公募終了)」とありますが、次の公募はいつ頃ですか?
A

第2次公募の実施については、技管協または環境省のWebサイトで公表されます。本補助金は環境省の年度予算に基づいており、令和7年度内に第2次公募が実施される可能性があります。公募情報を見逃さないよう、技管協のWebサイト・jGrants(補助金ポータル)・環境省の補助金情報を定期的に確認することをお勧めします。

QFS調査の対象となる廃棄物処理施設に制限はありますか?
A

公募要領に詳細な条件が記載されていますが、基本的には廃棄物処理施設(主としてごみ焼却施設)から生じる余熱・電力を地域で利活用する計画を有する施設が対象となります。施設の規模・設置年数・運営主体(公営・民営)については、公募要領で確認してください。老朽化した施設での余熱利用は技術的課題が大きい場合もあるため、事前に技術的実現性を確認しておくことが重要です。

Q申請書類の作成にコンサルタントを使っても良いですか?
A

申請書類の作成支援にコンサルタント(補助金申請代理業者・エネルギーコンサルタント等)を利用することは一般的に認められています。ただし、申請主体はあくまで補助事業者本人であり、内容について責任を持つ必要があります。また、コンサルタント費用が申請書類作成費として補助対象となるかは公募要領を確認してください(FS調査の実施に要する外注費とは別扱いとなる場合があります)。

QFS調査の成果物(報告書)はどのような内容が求められますか?
A

一般的に求められる成果物は、①余熱・電力の発生量推計、②地域における熱・電力需要の調査結果、③事業採算性評価(投資回収分析・感度分析)、④技術的実現可能性の評価、⑤事業スキームの検討(事業主体・収益モデル・資金調達計画)、⑥課題・リスクの整理と対応策、⑦今後の本格事業化に向けたロードマップ—を網羅した報告書です。詳細な要件は公募要領・交付規程で確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金(FS調査事業)と他の補助制度との関係については、以下の点に注意が必要です。 **同一事業への二重補助の禁止** 国・都道府県・市区町村等の公的補助金・助成金を同一の対象経費に対して重複して受給することは、原則として認められません。本FS調査事業の対象経費として計上した費用に対して、他の補助金を同時に申請することは不可です。 **FS調査完了後の本格整備補助との連続利用** 本補助金はFS調査(実現可能性調査)に特化した支援であり、調査完了後に実施する本格的な設備整備については、別途「廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業(整備事業)」の補助金が存在します。FS調査の採択・実施実績が、整備事業補助への申請時に有利に働く場合があります。これは重複補助ではなく「段階的な補助の連続利用」であり、適切な活用戦略です。 **地方公共団体の補助との関係** 都道府県・市区町村が独自に設ける脱炭素化関連補助金との関係については、補助対象経費が重複しない範囲で併用が可能な場合があります。ただし、各自治体の補助要綱を確認の上、事前に技管協へ相談することを推奨します。 **省エネ・再エネ関連の他の国補助との調整** 経済産業省系の省エネ補助金(省エネルギー投資促進支援事業費補助金等)や、環境省の他の補助事業との関係は、対象経費の重複がない限り、理論上は両立可能です。ただし実務上は、主管省庁・執行機関への事前確認が必須です。申請前に技管協の問い合わせ窓口へ相談することを強く推奨します。

詳細説明

事業の背景と目的

日本は2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、あらゆるセクターでのCO2排出削減を急務としています。その中で、全国に約1,000か所以上存在する廃棄物処理施設(ごみ焼却施設等)は、廃棄物の処理過程で大量の熱エネルギーを発生させながらも、その多くが未活用のまま大気中に放出されている現状があります。

本事業「廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築促進事業」は、この潜在的なエネルギー資源を地域内で有効活用することで、エネルギー起源CO2の削減と地域の脱炭素化を同時に推進することを目的としています。環境省が主導し、一般社団法人廃棄物処理施設技術管理協会(技管協)が執行主体となって実施されています。

FS調査事業とは

FS(フィージビリティスタディ)調査とは、事業の実現可能性を多角的に検討する調査のことです。本補助金が支援するのは、廃棄物処理施設の余熱・電力を地域で利活用する「本格整備事業」の前段階として実施されるFS調査です。

具体的には以下の内容を調査します:

  • 余熱見込量の推計:施設から得られる熱エネルギーの量と質を評価します
  • 地域需要の把握:近隣施設・住宅・産業施設等の熱・電力需要を調査します
  • 事業採算性の評価:投資回収期間・IRR・NPVなどの財務指標を算定します
  • 技術的実現可能性の検討:熱導管・電力系統等の整備に関する技術的課題を洗い出します
  • 事業スキームの検討:事業主体・資金調達方法・収益モデルを設計します

補助金の仕組み

項目内容
補助方式定額補助
補助上限額算出額(最大1億円)、ただし1,500万円超の場合は1,500万円
自己負担算出額が1,500万円以下の場合は原則ゼロ
交付主体一般社団法人廃棄物処理施設技術管理協会(技管協)
原資環境省二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金

地域エネルギーセンターの概念

本事業が目指す「自立・分散型の地域エネルギーセンター」とは、廃棄物処理施設を単なるごみ処理インフラとしてではなく、地域のエネルギー供給拠点として位置づける概念です。

具体的には:

  • 焼却熱を熱導管で近隣の温浴施設・学校・病院・住宅等へ供給
  • 廃棄物発電による電力を地域内施設へ供給
  • 災害時には避難所・病院等へのエネルギー自立供給拠点として機能
  • 平時の省エネ・脱炭素効果と災害時のレジリエンス強化を両立

申請に必要な準備

1. 廃棄物処理施設との連携

申請の前提として、調査対象となる廃棄物処理施設の運営者(地方公共団体・一部事務組合・民間事業者)との基本合意が必要です。余熱・電力データの提供、施設への立ち入り調査の許可等について、事前に協議・合意書の取り交わしを行ってください。

2. FS調査計画の策定

調査の実施体制(担当者・外部専門家)、調査方法、スケジュール、成果物(報告書の構成・内容)を明確にした計画書を作成します。採算性評価の手法(DCF法等)や、用いるシミュレーションモデルについても具体的に記載することが求められます。

3. 補助対象経費の積算

FS調査に直接要する経費(外注費・人件費・旅費・資料費等)を適切に積算します。1,500万円の上限を念頭に置きながら、必要十分な調査を実施できる経費計画を策定します。

採択後のステップ

FS調査事業が採択された場合、交付決定後に調査を開始します。調査完了後は、成果報告書を技管協へ提出します。この報告書が、次の「本格整備事業」の補助申請において重要な参考資料となります。

FS調査を経て事業の実現可能性が確認された場合、高効率廃熱利用設備・地域熱供給設備等の整備を支援する別の補助事業への申請に進むことができます。

よくある誤解と注意点

  • 「閉募」について:現在のステータスは「closed(第1次公募終了)」です。第2次公募の可能性があるため、技管協のWebサイトを継続的に確認してください。
  • 着手時期:交付決定前にFS調査に着手した場合、補助対象外となります。必ず交付決定通知を受領後に開始してください。
  • 成果物の帰属:FS調査報告書の内容は、技管協・環境省に開示・活用される可能性があります。公募要領で確認してください。

関連書類・リンク