募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約60

令和7年度当初予算_辺地共聴施設の高度化支援事業

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2025-03-07 〜 2025-03-28
対象地域日本全国
対象業種情報通信業
使途設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

辺地共聴施設の高度化支援事業は、総務省が所管する情報通信インフラ整備のための国庫補助事業です。山間部・離島など放送電波が届きにくい辺地において、住民が安定してテレビ放送を受信できる環境を整備・維持するための施設を高度化することを目的としています。 本事業は2つのサブ事業で構成されています。(ア)辺地共聴施設高度化代替事業は、老朽化した既存の辺地共聴施設を光ファイバー等の新技術を活用した代替手段に置き換えるもので、市町村・電気通信事業者・有線一般放送事業者等が実施主体となります。(イ)辺地共聴施設高度化改修事業は、既存施設をデジタル対応・高度化改修するもので、市町村のみが実施主体となります。 申請は総合通信局等への電子メールまたはJグランツ(政府の補助金申請ポータル)を通じて行います。情報通信分野のインフラ整備を担う地方公共団体や通信事業者にとって重要な支援制度であり、地域のデジタルデバイド解消に貢献する補助金です。

この補助金の特徴

1

2つのサブ事業による柔軟な支援体制

辺地共聴施設高度化代替事業と辺地共聴施設高度化改修事業の2つで構成されており、施設の状態や地域の実情に応じて最適な申請区分を選択できます。代替事業は新技術への移行を、改修事業は既存施設の継続的な高度化を支援するため、幅広いニーズに対応しています。

2

多様な実施主体が申請可能(代替事業)

高度化代替事業においては、市町村だけでなく電気通信事業者・有線一般放送事業者等も実施主体として申請が可能です。地域の実情に応じて最適な主体が事業を実施できる柔軟な制度設計となっており、官民連携による効率的な整備が期待できます。

3

総務省が所管する国庫補助事業

本事業は総務省が直接管轄する国庫補助制度であり、信頼性と継続性が高い支援制度です。申請窓口は各地方の総合通信局等となり、地域の実情に詳しい担当者による支援が受けられます。

4

Jグランツによるオンライン申請対応

申請方法として電子メールに加え、政府が運営するJグランツポータルへのオンライン申請にも対応しています。Jグランツを利用することで申請書類の管理・進捗確認が容易になり、申請業務の効率化が図れます。

5

辺地のデジタルデバイド解消に直結する社会的意義

本事業は単なる施設整備に留まらず、情報格差の是正という社会的課題の解決に直結します。放送受信環境の改善により、辺地住民が都市部と同等の情報アクセスを享受できるようになり、地域活性化にも貢献します。

ポイント

辺地共聴施設高度化支援事業は、代替・改修の2事業を通じて辺地の放送受信環境を抜本的に改善する国の重点施策です。市町村だけでなく通信事業者も対象となる代替事業の柔軟な設計と、Jグランツによる効率的な申請手続きが特徴です。地域のデジタルデバイド解消を目指す事業者にとって戦略的に活用すべき制度です。

対象者・申請資格

代替事業の実施主体(対象者)

  • 市町村(特別区を含む)
  • 電気通信事業者(電気通信事業法に基づく登録・届出事業者)
  • 有線一般放送事業者(放送法に基づく事業者)
  • その他総務省が認める事業者

改修事業の実施主体(対象者)

  • 市町村(特別区を含む)
  • ※改修事業は市町村のみが申請可能

対象施設・地域要件

  • 辺地(山間部・離島等、電波が届きにくい地域)にある共聴施設
  • 既存の辺地共聴施設を高度化・代替するための設備整備
  • 地上デジタル放送の受信環境改善を目的とする施設

対象となる事業内容

  • 辺地共聴施設の光ファイバー等新技術への代替工事(代替事業)
  • 既存辺地共聴施設のデジタル化・高度化改修工事(改修事業)
  • 設備機器の更新・改良に伴う設計・工事・管理費用

ポイント

対象者は事業区分によって大きく異なります。代替事業は市町村・電気通信事業者・有線一般放送事業者等と幅広い主体が対象ですが、改修事業は市町村のみに限定されます。まず自組織の区分と対象施設の状況を確認した上で、適切なサブ事業を選択することが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前確認・計画策定

申請前に対象施設が辺地共聴施設の要件を満たすか確認します。施設の現状調査を実施し、代替事業・改修事業のどちらに該当するかを判断します。事業計画書の作成に向けて、工事設計・費用見積もりの準備を進めます。

2

ステップ2:総合通信局への事前相談

各地方の総合通信局(または沖縄総合通信事務所)に事前相談を行います。申請要件・対象経費・必要書類について具体的な確認を取り、申請方針を固めます。担当官からのアドバイスを踏まえて申請書類を整備します。

3

ステップ3:申請書類の作成・整備

事業計画書・収支予算書・施設概要図・位置図など必要書類を揃えます。Jグランツ経由で申請する場合はアカウント登録・電子申請の準備を進めます。電子メール申請の場合は指定の書式に従って書類を整備します。

4

ステップ4:申請書の提出

総合通信局等への電子メール、またはJグランツポータルから申請書類を提出します。提出期限を厳守し、書類の不備がないよう最終確認を行います。

5

ステップ5:審査・交付決定

総務省・総合通信局による書類審査・現地確認等が実施されます。交付決定通知を受け取った後に事業着手します(交付決定前の着手は補助対象外となる場合があります)。

6

ステップ6:事業実施・実績報告

交付決定に基づき工事・整備を実施します。事業完了後は実績報告書を提出し、補助金の精算手続きを行います。

ポイント

申請はJグランツまたは電子メールで総合通信局等に行います。最重要ポイントは「交付決定前に事業に着手しないこと」です。まず管轄の総合通信局に事前相談し、対象要件・必要書類を確認してから申請書類を整備する流れが確実です。

審査と成功のコツ

事前相談を積極的に活用する
総合通信局の担当者との事前相談は申請成功の最大の近道です。申請要件・対象経費の範囲・書類作成のポイントについて具体的な助言が得られます。不明点を事前に解消することで、書類不備による審査遅延や申請却下のリスクを大幅に低減できます。
事業区分の適切な選択
代替事業と改修事業では実施主体・対象経費・補助要件が異なります。自組織の属性と施設の状態を正確に把握し、適切な事業区分で申請することが審査通過の前提条件です。誤った区分での申請は即時却下につながります。
詳細な事業計画書の作成
施設の現状・高度化の必要性・整備後の効果を数値・図面を用いて具体的に記載します。「なぜこの施設が高度化支援を必要とするか」を明確に説明し、補助金の交付が地域住民の放送受信環境改善に直結することを示します。
Jグランツの積極的活用
Jグランツでの申請は書類管理・進捗確認が容易で、審査側とのコミュニケーションも効率化されます。アカウント登録・操作習熟に時間がかかる場合があるため、早めに準備を開始することを推奨します。
スケジュール管理の徹底
公募期間・申請締切・交付決定時期を把握し、工事着手のスケジュールと整合させます。補助金交付決定後でなければ事業着手できないため、年度内完了を目指す場合は逆算したスケジュール管理が不可欠です。

ポイント

成功の鍵は「事前相談の徹底」と「正確な事業区分の選択」です。総合通信局への早期相談で申請要件を把握し、代替・改修の適切な区分を選択した上で、交付決定前着手を避けるスケジュール管理を徹底することが採択への最短経路です。

対象経費

対象となる経費

設計費(3件)
  • 施設高度化に係る設計・測量費
  • 施工計画書作成費
  • 図面作成費
工事費(4件)
  • 既存施設の撤去・解体費
  • 新設設備の施工・据付費
  • 配線・配管工事費
  • 光ファイバー敷設工事費(代替事業)
設備機器費(4件)
  • 受信設備・アンテナ機器費
  • 増幅器・分配器等機器費
  • 光端末装置・変換装置費
  • デジタル対応機器費
監理費(2件)
  • 工事監理費
  • 施工管理費
その他諸経費(2件)
  • 申請・手続き関連費用(実費)
  • 現地調査費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 交付決定前に着手した工事・発注に係る費用
  • 補助対象施設以外の整備に係る費用
  • 辺地共聴施設の高度化と直接関係のない一般管理費・人件費
  • 土地取得費・建物建設費(施設本体の新築)
  • 消費税(仕入税額控除できる場合)
  • 車両・汎用機器等の資産取得費
  • 他の補助金・助成金で既に補助を受けた経費の重複計上

よくある質問

Q代替事業と改修事業の違いは何ですか?
A

代替事業は老朽化した辺地共聴施設を光ファイバー等の新技術を活用した別の手段に置き換える事業で、市町村・電気通信事業者・有線一般放送事業者等が実施主体となります。改修事業は既存施設をデジタル対応・高度化改修する事業で、市町村のみが実施主体となります。自組織の属性と施設の状況に応じてどちらの区分で申請するか判断してください。

Q電気通信事業者はどちらの事業に申請できますか?
A

電気通信事業者が申請できるのは代替事業((ア)辺地共聴施設高度化代替事業)のみです。改修事業((イ)辺地共聴施設高度化改修事業)は市町村のみが対象であり、電気通信事業者・有線一般放送事業者は申請できません。

Q申請窓口はどこですか?
A

申請先は、施設が所在する地域を管轄する総合通信局等です。北海道・東北・関東・信越・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州の各総合通信局、または沖縄総合通信事務所が担当します。電子メールまたはJグランツポータルから申請します。

QJグランツで申請するために必要な準備は何ですか?
A

Jグランツを利用するには、事前にGビズIDプライムまたはGビズIDメンバーのアカウント取得が必要です。法人の場合はGビズIDプライムの取得をお勧めします。アカウント発行に数週間かかる場合があるため、申請予定の方は早めに準備を開始してください。

Q交付決定前に工事の発注・着手はできますか?
A

交付決定前の工事発注・着手は原則として補助対象外となります。必ず交付決定通知を受け取った後に事業を開始してください。急いで工事を進めなければならない場合でも、まず担当の総合通信局に相談し、指示に従ってください。

Q補助率・補助上限額はどのくらいですか?
A

本補助金の補助率・補助上限額は公募要領等で正式に定められます。令和7年度の具体的な補助率・上限額については、管轄の総合通信局または総務省のウェブサイトで最新の公募情報をご確認ください。

Q辺地共聴施設とはどのような施設ですか?
A

辺地共聴施設とは、山間部・離島など地形的条件により直接電波が届きにくい辺地において、アンテナで受信した放送波を増幅・分配して住民に供給するための共同受信施設です。地上デジタル放送への移行後も辺地住民が安定してテレビ放送を視聴できるよう整備・維持されています。

Q既にステータスが「closed(終了)」となっていますが、申請できますか?
A

現在の公募期間は終了しています。次年度以降の公募に備えて、管轄の総合通信局または総務省のウェブサイトで新しい公募情報をご確認ください。事前準備として施設調査・事業計画の策定・Jグランツアカウントの取得等を進めておくことをお勧めします。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

辺地共聴施設の高度化支援事業と他制度の併用については、総務省・総合通信局の指示に従う必要があります。一般的な補助金の原則として、同一経費に対して複数の国の補助金を重複して受給することは禁止されており、本事業においても同様のルールが適用されます。 地方自治体が実施主体の場合、地方自治体独自の助成制度との組み合わせについては、各自治体の要綱を確認の上、国の補助金との重複がないか事前に確認することが必要です。地方単独事業として自治体が費用の一部を負担する場合は、補助対象経費の範囲・補助率の計算方法について担当官に確認します。 電気通信事業者・有線一般放送事業者が代替事業を申請する場合、通信・放送分野の他の国庫補助制度(例:情報通信基盤整備事業、ケーブルテレビ施設整備事業等)との重複申請がないか確認が必要です。各制度の対象施設・対象経費の範囲を精査し、同一施設・同一経費で重複する申請がないよう管理します。 なお、本事業は令和7年度当初予算事業であるため、補正予算等の関連事業との関係についても総合通信局に確認することを推奨します。

詳細説明

辺地共聴施設の高度化支援事業とは

辺地共聴施設の高度化支援事業は、総務省が所管する国庫補助事業です。山間部・離島など電波が届きにくい辺地において、住民がテレビ放送を安定して受信できる環境を整備・維持するための「辺地共聴施設」の高度化を支援します。令和7年度当初予算として計上された本事業は、地域のデジタルデバイド(情報格差)解消に向けた重点施策の一つです。

2つのサブ事業の詳細

(ア) 辺地共聴施設高度化代替事業

老朽化や技術的課題を抱える既存の辺地共聴施設を、光ファイバー等の新技術を活用した代替手段に置き換えることを支援します。実施主体は市町村に加え、電気通信事業者・有線一般放送事業者等も対象となり、官民連携による効率的な整備が可能です。

  • 実施主体:市町村、電気通信事業者、有線一般放送事業者等
  • 対象:既存辺地共聴施設の光ファイバー等新技術への代替整備
  • 特徴:新技術への移行により長期的な維持管理コストの低減も期待できる

(イ) 辺地共聴施設高度化改修事業

既存の辺地共聴施設をデジタル対応・高度化改修することを支援します。改修事業は市町村のみが実施主体となります。

  • 実施主体:市町村のみ
  • 対象:既存辺地共聴施設のデジタル化・高度化改修
  • 特徴:既存インフラを活用しながら高度化を図る現実的な選択肢

申請方法

申請は以下の2つの方法で行います。

  1. 電子メール申請:各地方の総合通信局等の担当窓口へ電子メールで申請書類を送付します。
  2. Jグランツ申請:政府が運営する補助金申請ポータル「Jグランツ(https://jgrants.go.jp/)」からオンライン申請します。

申請先となる総合通信局は、施設が所在する地域を管轄する局(北海道、東北、関東、信越、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州)または沖縄総合通信事務所です。

申請の流れ

  1. 施設現状調査・事業区分の決定:対象施設の現状を把握し、代替事業・改修事業のどちらに該当するかを判断します。
  2. 総合通信局への事前相談:申請要件・対象経費・必要書類について担当官に確認します。
  3. 申請書類の作成:事業計画書・収支予算書・施設図面等を整備します。
  4. 申請書の提出:電子メールまたはJグランツで提出します。
  5. 審査・交付決定:書類審査後、交付決定通知を受け取ります。
  6. 事業実施:交付決定後に工事・整備を着手します。
  7. 実績報告・精算:事業完了後に実績報告を行い、補助金を受領します。

注意事項

  • 交付決定前の事業着手は補助対象外となりますので、必ず交付決定後に着手してください。
  • 改修事業の実施主体は市町村に限定されます。電気通信事業者・有線一般放送事業者は代替事業のみ申請可能です。
  • 申請に際しては、管轄の総合通信局への事前相談を強く推奨します。
  • Jグランツを利用する場合は、事前にアカウント登録(GビズIDプライム等)が必要です。

本事業の社会的意義

辺地共聴施設は、地上デジタル放送の恩恵を辺地住民が享受するために欠かせないインフラです。施設の老朽化が進む中、本事業による高度化支援は、地域の情報格差(デジタルデバイド)解消に直結します。また、緊急時の情報伝達手段としても重要な役割を果たす放送インフラの維持・整備は、地域の安全・安心にも貢献します。情報通信分野のインフラ整備に携わる地方公共団体・通信事業者にとって、積極的に活用すべき重要な支援制度です。

関連書類・リンク