募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約60

中小水力発電自治体主導型案件創出調査等支援事業費_執行団体公募(令和6年度補正)

基本情報

補助金額
18.0億円
補助率: 定額
0円18.0億円
募集期間
2024-12-02 〜 2024-12-23
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

中小水力発電自治体主導型案件創出調査等支援事業費(執行団体公募)は、経済産業省資源エネルギー庁が所管する令和6年度補正予算の事業です。再生可能エネルギーの中でも安定した発電が可能な中小水力発電の普及拡大を目的とし、自治体が主体となって開発可能地点の候補を調査・特定し公表する取組を支援します。 本公募の特徴は「執行団体」を募集するものであり、採択された事業者が地方公共団体等に対して間接補助金を交付する事務を担います。つまり、直接の補助対象は地方公共団体への開発支援ではなく、その支援業務を担うコーディネーター役となる執行団体の採択です。 中小水力発電は初期開発コストの高さや開発期間の長さが普及の妨げとなっており、自治体が調査の初期段階から関与することで民間事業者の参入ハードルを下げる狙いがあります。流量調査費用、外部専門家の招へい費用、地域住民への理解醸成のための費用など、開発初期段階で必要となる調査・合意形成コストが補助対象となります。コンソーシアム形式での申請も可能で、EBPM(証拠に基づく政策立案)への協力が採択の条件となっています。

この補助金の特徴

1

執行団体として間接補助金を交付する役割

本公募は、地方公共団体等への補助金交付事務を担う「執行団体」を募集するものです。採択された事業者は、自治体が行う中小水力発電の候補地点調査などの取組に対して間接補助金を交付する役割を担います。直接補助ではなく、補助行政の中間を担う立場であるため、応募にあたっては補助金管理・執行能力が重要な審査要素となります。

2

自治体主導による開発地点候補の調査・公表を支援

中小水力発電の開発において最も費用と時間がかかる初期調査フェーズを、自治体が主体となって担うことで、民間開発事業者の参入を促進します。流量調査や地形・地質調査などの技術的調査から、地域住民・関係者への説明・合意形成まで、開発初期に必要な幅広い取組が支援対象となります。

3

コンソーシアム形式での申請が可能

単独法人だけでなく、複数の団体でコンソーシアムを組成して申請することが可能です。水力発電の専門知識を持つ企業、自治体との連携実績がある団体、補助金執行の経験がある組織などが連携することで、採択可能性を高めることができます。

4

EBPMへの協力が採択の条件

採択にあたってはEBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)への協力が条件とされています。事業の効果・成果を定量的に把握・報告することが求められるため、KPI設定や実績データの収集・管理体制の整備が必要です。

5

令和6年度補正予算による機動的な資金投入

本事業は令和6年度補正予算として手当てされており、通常の当初予算に比べて機動的に執行されます。再エネ政策の強化を背景に、事業全体予算として約18億円が準備されており、中小水力発電の普及に向けた政策的優先度の高さが伺えます。

ポイント

本事業は「地方公共団体等への間接補助金を交付する執行団体」の採択公募であり、自らが補助を受ける事業ではありません。補助金管理・執行能力と自治体ネットワークを持つ団体が対象となります。コンソーシアム形式も可能なため、複数の専門機関が連携した体制構築が採択への近道です。

対象者・申請資格

応募主体(執行団体)の要件

本公募は、地方公共団体等に対して間接補助金を交付する事務を行う「執行団体」としての機能を担える法人・団体が対象です。補助金の交付・管理・精算業務に関する知識・体制を有していることが求められます。

コンソーシアム形式の場合

複数の法人・団体でコンソーシアムを組成して申請することが可能です。その場合、代表法人(幹事団体)を定め、コンソーシアム全体として執行団体の要件を満たす必要があります。

間接補助先(地方公共団体等)の要件

執行団体から間接補助を受ける地方公共団体等は、中小水力発電の候補地点調査を実施できる体制を有し、調査結果を公表することに同意した地方公共団体または関連する公的機関が対象となります。

EBPMへの協力

採択後、事業の実施状況・成果について定量的なデータを収集・提供し、経済産業省・資源エネルギー庁のEBPM(証拠に基づく政策立案)への協力が必須条件とされています。

ポイント

応募できるのは補助金の交付事務を担える執行団体であり、水力発電の開発事業者や自治体自身が直接応募する公募ではありません。補助金管理体制の整備と自治体への支援ネットワークが、対象要件の核心となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の入手と精読

経済産業省資源エネルギー庁の公式ウェブサイトまたは関連機関から公募要領を入手します。執行団体としての要件、審査基準、提出書類の種類・様式を詳細に確認します。

2

ステップ2:コンソーシアム組成の検討

単独申請が難しい場合は、補助金執行の経験がある法人、水力発電の専門知識を持つ機関、自治体との連携実績がある団体などと連携し、コンソーシアムの組成を検討します。

3

ステップ3:事業計画の策定

間接補助金の交付対象とする自治体候補や支援する調査内容、補助金管理体制、EBPMへの協力方針(KPI・データ収集計画)を含む事業計画書を策定します。

4

ステップ4:申請書類の作成・提出

公募要領に定められた様式に従い、申請書・事業計画書・収支計画書等を作成し、指定された提出方法・期限までに提出します。

5

ステップ5:審査・採択

提出書類に基づく書面審査および必要に応じてヒアリングが実施されます。採択後は交付申請手続きを行い、事業を開始します。

6

ステップ6:事業実施・報告

採択後は地方公共団体等への間接補助金の交付事務を実施しつつ、定期的に進捗報告・実績報告を行います。EBPMに必要なデータ収集・提供も並行して実施します。

ポイント

本公募は執行団体の採択公募であるため、通常の補助金申請と異なり「自らが補助金管理事務を担う」体制の実現可能性が審査されます。書類作成においては補助金執行能力の具体的な根拠と、EBPMへの協力計画の明確化が重要です。

審査と成功のコツ

執行実績・体制の具体的な証明
審査では補助金の交付・管理・精算を適切に行える執行体制が問われます。過去に国や自治体の補助金執行を担った実績、専任の経理・法務担当者の配置、内部統制の整備状況などを具体的な数字と事例で示すことが高評価につながります。
自治体ネットワークの広さと質
執行団体として間接補助を提供する先となる地方公共団体との関係性が重要です。すでに調査意欲のある自治体との連携覚書(MOU)や協定があれば、事業の実現可能性が高まります。公募前から潜在的な補助先自治体とのコンタクトを進めておくことを推奨します。
水力発電の専門知識を持つ機関との連携
流量調査や水力ポテンシャル評価、発電設備の設計などの技術的側面に対応できる専門機関をコンソーシアムに加えることで、自治体への技術支援の質を高め、審査での差別化が可能です。
EBPMへの協力計画の明確化
EBPM協力が採択条件であるため、具体的なKPI(例:候補地点数、調査完了自治体数、参入事業者数など)と、それを計測・報告するためのデータ収集の仕組みを事業計画に明記します。曖昧な記載は減点対象となります。
実現可能性の高い事業規模・スコープの設定
事業全体予算が約18億円と大規模であるため、過度に小規模な計画では採択が難しい一方、過大な計画は実現可能性の観点で問題になることがあります。自団体の執行能力・ネットワークに見合った現実的なスコープを設定することが重要です。

ポイント

採択のカギは「補助金執行能力の証明」と「自治体ネットワークの実在性」の二点です。書類上の体制図だけでなく、実績・既存関係・具体的な連携先自治体を提示することで、審査官の信頼を得ることができます。

対象経費

対象となる経費

流量調査費用(3件)
  • 河川・水路の流量測定費用
  • 水文データの収集・分析費用
  • 計測機器のレンタル・設置費用
専門家招へい費用(3件)
  • 水力発電の技術専門家の招へい費用
  • 法律・許認可に関する専門家費用
  • 外部コンサルタントへの委託費用
地域理解醸成費用(3件)
  • 地域住民・関係者向け説明会の開催費用
  • 資料・パンフレット等の作成費用
  • 広報・啓発活動費用
調査・報告書作成費用(3件)
  • 候補地点の地形・地質調査費用
  • 発電ポテンシャル評価費用
  • 調査報告書・公表資料の作成費用
補助金執行事務費(3件)
  • 間接補助金の交付・管理事務費
  • 審査・採択事務に係る費用
  • 報告書作成・提出に係る費用
データ収集・EBPM対応費用(3件)
  • EBPMに必要なデータ収集・分析費用
  • 効果測定・評価費用
  • 報告資料の作成費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 水力発電設備の建設・工事費用(調査段階を超えた設備投資)
  • 発電事業の運転・維持管理費用
  • 補助対象外の自治体への支援に係る費用
  • 事業目的と直接関係のない一般管理費・交際費
  • 他の補助金・交付金と重複して支援を受ける費用
  • EBPMへの協力義務を履行しない場合の関連費用
  • 公募要領で定める基準を超えた費用

よくある質問

Q本公募は補助金を受ける事業者を募集しているのですか?
A

いいえ、本公募は補助金を受ける事業者ではなく、地方公共団体等への間接補助金の交付事務を行う「執行団体」を募集するものです。採択された執行団体は、経済産業省資源エネルギー庁から補助金を受け取り、それを中小水力発電の候補地点調査を行う地方公共団体等に間接的に交付する役割を担います。水力発電の開発事業者や、調査を行う自治体自身が応募する公募ではありません。

Qコンソーシアムで申請する場合、何団体まで参加できますか?
A

公募要領に具体的な上限が記載されている場合はそれに従います。一般的に国の補助金では代表法人(幹事団体)を1社定め、参加法人数に明確な上限が設けられていないケースが多いですが、コンソーシアム全体として執行団体としての要件を満たし、かつ各参加法人の役割・責任分担が明確であることが求められます。公募要領を精読し、不明な点は所管機関に確認することをお勧めします。

QEBPMへの協力とは具体的にどのような作業が必要ですか?
A

EBPM(証拠に基づく政策立案)への協力とは、事業の実施過程と成果を定量的に把握・提供することです。具体的には、支援した自治体数、実施した候補地点調査の件数、調査完了後に民間開発事業者が参入した件数、最終的に事業化(FIT/FIP認定等)に至った件数などのKPIを設定し、定期報告および事業完了後の最終報告として提出することが求められます。事業計画の段階でKPI・データ収集計画を明確にしておくことが重要です。

Q地方公共団体が直接この公募に応募することはできますか?
A

本公募の応募対象は執行団体(間接補助金の交付事務を担う法人・団体)であるため、地方公共団体が本公募に直接応募することは想定されていません。地方公共団体が本事業の支援を受けるためには、採択された執行団体を通じて間接補助金を受け取る形となります。地方公共団体として中小水力発電の候補地点調査に取り組みたい場合は、採択された執行団体に対して支援申請を行うことになります。

Q補助率は定額とのことですが、具体的な補助額の上限はありますか?
A

本事業の補助率は定額であり、事業全体の予算規模は約18億円とされています。執行団体として採択された場合の具体的な補助額の上限は、公募要領に詳細が記載されています。定額補助とは、かかった費用の一定割合を補助する定率補助と異なり、あらかじめ定められた金額が交付される仕組みです。正確な補助額・上限については公募要領を必ず確認してください。

Q応募に必要な書類は何ですか?
A

一般的に本事業のような執行団体公募では、申請書(様式指定)、事業計画書(間接補助の対象・支援内容・スケジュール・KPI等を含む)、収支計画書・予算書、法人の定款・登記事項証明書、補助金執行実績を示す参考資料、コンソーシアムの場合は参加団体の合意書・役割分担書などが必要となります。公募要領に指定の様式・提出方法が記載されていますので、必ず最新の公募要領を確認してください。

Q採択後、間接補助先の自治体はどのように選定しますか?
A

採択後の自治体選定方法は公募要領や採択後の指針に従います。一般的には、中小水力発電の開発ポテンシャルがある地域の自治体、既に調査の意向を示している自治体などを優先的に対象とします。採択後に速やかに事業を開始できるよう、公募期間中から潜在的な補助先自治体への打診・関係構築を進めておくことが実務上の重要なポイントです。

Qこの事業は継続して実施される見込みはありますか?
A

本事業は令和6年度補正予算として位置づけられた単年度事業です。ただし、政府の再生可能エネルギー拡大方針や中小水力発電の普及促進という政策的方向性からは、今後も類似した支援事業が継続・拡充される可能性が考えられます。EBPMへの協力義務も設けられており、本事業での成果がデータとして蓄積されることで、次年度以降の政策判断に反映されることが期待されます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は経済産業省資源エネルギー庁が所管する執行団体公募であり、他の補助制度との併用については慎重な確認が必要です。 再生可能エネルギー関連では、環境省の「再エネ導入支援事業」や農林水産省の「農業水利施設を活用した小水力発電導入支援」など、省庁ごとに類似した支援制度が存在します。これらと本事業の間接補助の対象が重複しないよう、申請前に各制度の補助対象・補助範囲を確認することが重要です。 地方公共団体向けには、環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」や国土交通省の「河川・ダムを活用した小水力発電支援」など、地域の脱炭素化に向けた複数の支援制度が設けられています。本事業の間接補助金との重複受給は原則認められないため、自治体側が他制度を活用している場合は、本事業での補助対象範囲を明確に区分する必要があります。 なお、中小水力発電の開発が進んだ段階では、電力系統接続に関するNEDOの支援や、FIT/FIP制度の活用が考えられます。本事業は調査・初期開発段階の支援であり、その後の開発・建設段階では別の支援制度を組み合わせることで、一貫した開発支援体制を構築することができます。

詳細説明

事業の背景と政策的位置づけ

中小水力発電は、河川・農業用水路・上下水道施設など身近な水資源を活用して発電できる再生可能エネルギーであり、天候に左右されにくく安定した電力供給が可能という特長を持ちます。しかし、初期の開発コストが高く、流量調査や許認可手続きなどに多大な時間と費用がかかることから、開発事業者の参入が進みにくい状況が続いてきました。

本事業は、この課題を解決するため、地域の実情を熟知した地方公共団体が主体となって候補地点の調査・公表を行うことで、民間事業者の参入ハードルを下げることを目指しています。経済産業省資源エネルギー庁が所管する令和6年度補正予算事業として位置づけられており、カーボンニュートラル・エネルギー安全保障の強化という国家目標に沿った重要な政策的意義を持ちます。

公募の仕組み:執行団体とは何か

本公募の最大の特徴は、地方公共団体に補助金を交付する「執行団体」を募集するものである点です。一般的な補助金公募では補助を受ける事業者を募集しますが、本事業では補助金の交付・管理・精算事務を担う中間団体(執行団体)を選定します。

  • 経済産業省資源エネルギー庁 → 執行団体に補助金を交付
  • 執行団体(本公募で採択) → 地方公共団体等に間接補助金を交付
  • 地方公共団体等 → 中小水力発電の候補地点調査を実施・公表

この仕組みにより、国が直接多数の自治体を管理する負担を減らしつつ、各地域の実情に詳しい執行団体が適切な支援を提供できる体制を実現しています。

支援対象となる調査・取組の内容

執行団体を通じて地方公共団体が実施する取組として、以下のような活動が支援対象となります。

  • 流量調査:河川や水路の流量を計測し、発電ポテンシャルを評価するための基礎調査
  • 専門家招へい:水力発電の技術・法務・環境影響等の専門家を招いて自治体職員や地域関係者に知識・情報を提供
  • 地域理解醸成:地域住民や農業用水利用者など関係者への説明会・ワークショップの開催、広報資料の作成
  • 候補地点の調査・公表:調査結果を取りまとめ、開発候補地点リストとして公表することで、民間事業者の参入を促進

コンソーシアム形式での申請

本公募では、単独法人だけでなく複数の団体によるコンソーシアムでの申請が認められています。これにより、各団体の強みを組み合わせた最適な執行体制を構築することが可能です。例えば、以下のような組み合わせが考えられます。

  • 補助金執行の実績がある一般社団法人・公益財団法人(代表幹事)
  • 水力発電の技術的知見を持つコンサルティング会社・研究機関(技術支援)
  • 自治体との連携実績が豊富な地方銀行・政府系金融機関・シンクタンク(自治体開拓)

EBPMへの協力義務

採択の条件としてEBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)への協力が求められます。これは、事業の実施過程や成果に関するデータを収集・提供することで、政策効果の検証と今後の政策立案に役立てるものです。具体的には、候補地点の調査件数、調査完了後に開発事業者が参入した件数、事業化に至った割合などのKPIの設定・測定・報告が必要となります。

EBPMへの協力は事務負担を増やす側面もありますが、政策効果を定量的に示すことで、次年度以降の継続的な予算確保にも貢献できるという点で、執行団体にとってもメリットがあります。

申請にあたっての留意点

  • 応募者の本質的役割の理解:本公募は「補助を受ける」ではなく「補助を交付する」立場になることを正確に理解した上で申請することが必要です。
  • 補助金管理体制の整備:交付先自治体の選定・審査から交付決定・実績確認・精算まで、補助金管理の全工程を担える内部体制の整備が求められます。
  • 自治体との事前コンタクト:公募期間中または採択後に速やかに間接補助先の自治体を確保できるよう、公募前から潜在的な協力自治体との関係構築を進めておくことが重要です。
  • 事業規模の適正設定:事業全体予算(約18億円)の規模感に見合った、現実的かつ意欲的な支援計画の策定が求められます。

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