募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約180

令和6年度予算 需要家主導型太陽光発電導入支援事業(第一次公募(複数年度事業))

基本情報

補助金額
108.0億円
補助率: 自治体連携型で要件※に当てはまる場合は2/3以内とする。 自治体連携型以外は1/3以内、要件※に当てはまる場合は1/2以内とする。 ※詳細は公募要領をご確認ください。
0円108.0億円
募集期間
2024-09-19 〜 2024-11-08
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

需要家主導型太陽光発電導入支援事業は、地域共生を前提として、需要家(電力を消費する事業者)が小売電気事業者や発電事業者と一体となって取り組む太陽光発電設備の導入を支援する国の補助金事業です。JPEA太陽光発電推進センター(JP-PC)が実施機関となり、令和6年度予算として約107億円(3年間の国庫債務負担行為)が措置されています。 本事業の最大の特徴は、FIP認定を受けず、自己託送によらず、特定の需要家に長期間にわたって電力を供給することを前提とした太陽光発電設備を需要地の外に新規設置する点にあります。つまり、工場や事業所から離れた場所に太陽光発電所を建設し、電力系統を通じて特定の需要家へ長期供給する「オフサイト型コーポレートPPA」を主な対象としています。 補助率は事業形態によって異なり、自治体連携型は補助対象経費の2/3以内、それ以外の一般型は1/3以内(一定要件を満たす場合は1/2以内)となっています。複数年度事業として3年間にわたって支援が行われ、1年目4,751百万円、2年目3,779百万円、3年目2,267百万円の配分が予定されています。再生可能エネルギーの普及とエコ・SDGs活動の推進を同時に達成したい事業者にとって、大規模な太陽光発電導入を後押しする重要な支援制度です。

この補助金の特徴

1

地域共生型のオフサイトPPAを支援

需要地の外(オフサイト)に太陽光発電設備を新規設置し、電力系統を通じて特定の需要家へ長期間供給するコーポレートPPA(電力購入契約)モデルを対象としています。FIP認定や自己託送を利用しないため、より柔軟な事業スキームで再生可能エネルギーの調達が可能です。地域の土地を有効活用しながら、事業者の脱炭素化ニーズに応える仕組みを後押しします。

2

自治体連携型で補助率が最大2/3に

地方自治体と連携した事業(自治体連携型)は補助率が補助対象経費の2/3以内と高率に設定されています。自治体との協力関係を構築することで、地域社会への貢献と高い補助率の両立が可能です。一般型でも要件を満たせば1/2以内となり、初期投資の大幅な削減につながります。

3

3年間の複数年度事業で安定的な支援

国庫債務負担行為による3年間の複数年度事業として設計されており、1年目4,751百万円、2年目3,779百万円、3年目2,267百万円の段階的な補助が受けられます。大規模な太陽光発電設備の建設には複数年を要するため、年度をまたいで安定した資金計画を立てられるのが大きなメリットです。

4

蓄電池の併設も補助対象

太陽光発電設備と合わせて蓄電池を併設する場合も補助対象となります。蓄電池の活用により発電の時間帯ずれ問題を解消し、需要家への安定的な電力供給を実現できます。再生可能エネルギーの最大活用と電力の安定調達を同時に達成したい事業者に適した支援内容です。

5

需要家・小売電気事業者・発電事業者の三者連携

本事業は需要家単独ではなく、小売電気事業者や発電事業者と一体となって取り組む事業形態を対象としています。三者が連携することで、電力供給契約の安定性が高まり、長期にわたる再エネ調達の確実性が担保されます。複数の事業者が協力して脱炭素化を推進するモデルケースを支援します。

ポイント

本事業は、オフサイト型コーポレートPPAの形で太陽光発電を導入したい需要家・電気事業者・発電事業者の三者連携を支援します。自治体連携型なら補助率2/3と高率で、3年間にわたる複数年度事業として安定した資金計画が立てられる点が最大の魅力です。

対象者・申請資格

申請者要件

  • 需要家(電力を消費する事業者)、小売電気事業者、発電事業者が連携して申請すること
  • 法人格を有する事業者(個人事業主は対象外となる場合があります)
  • 補助事業終了後も設備を適切に維持・管理できる体制があること

対象事業要件

  • FIP認定を受けない太陽光発電設備であること
  • 自己託送によらない電力供給方式であること
  • 需要地の外(オフサイト)に新規設置する太陽光発電設備であること
  • 特定の需要家に長期間(原則10年以上)電力を供給する契約があること

地域・規模要件

  • 対象地域は全国(離島・特定地域を除く場合あり)
  • 電力系統への接続が技術的に可能な場所であること
  • 設備の設置に必要な土地の権利を有しているまたは確保できること

自治体連携型の追加要件

  • 地方自治体(都道府県・市区町村)と連携協定等を締結していること
  • 地域の再生可能エネルギー推進計画等との整合性があること
  • 自治体が事業の推進を支援・後押しする旨の書類が取得できること

ポイント

三者連携(需要家・小売電気事業者・発電事業者)でのオフサイト型PPAが基本要件です。FIP・自己託送を利用しない新規設備が対象で、自治体連携型は地方自治体との連携協定等が追加で必要になります。

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申請ガイド

1

Step 1: 公募要領の確認と事前準備

JPEA太陽光発電推進センター(JP-PC)の公式サイトから最新の公募要領・交付規程・様式集をダウンロードし、申請要件・対象経費・スケジュールを詳細に確認します。三者連携(需要家・小売電気事業者・発電事業者)の体制を固め、事業計画の骨子を作成します。

2

Step 2: 自治体連携型を目指す場合の自治体協議

補助率2/3の自治体連携型を希望する場合は、事前に対象地域の都道府県または市区町村の担当部署に相談し、連携協定の締結や支援書類の取得について協議を開始します。自治体側の承認プロセスには時間がかかるため、早期に着手することが重要です。

3

Step 3: 事業計画書・申請書類の作成

発電設備の設置場所・規模・発電量・供給先需要家・長期供給契約の概要・資金調達計画・費用積算書などを含む事業計画書を作成します。補助対象経費の内訳を詳細に積算し、見積書を取得します。

4

Step 4: 公募期間中に申請書類を提出

JP-PCが定める公募期間内に必要書類一式を電子申請システムまたは書面で提出します。第一次公募の締切日を厳守し、書類に不備がないよう事前にチェックリストで確認します。

5

Step 5: 審査・採択・交付申請

JP-PCによる書類審査・ヒアリングを経て採択が決定されます。採択後は速やかに補助金交付申請書を提出し、交付決定通知を受けてから工事・発注を開始します。交付決定前の着工は補助対象外となるため注意が必要です。

6

Step 6: 事業実施・完了報告・精算請求

3年間の事業期間中、年度ごとに進捗報告を行いながら設備の建設・設置を進めます。全工程完了後に完了報告書・実績報告書を提出し、補助金の精算請求を行います。

ポイント

採択後の交付決定通知を受けてから発注・着工を開始することが鉄則です。自治体連携型を目指す場合は自治体との協議を最優先で開始し、公募スケジュールに余裕を持って書類作成を進めることが採択への近道です。

審査と成功のコツ

事業スキームの具体性と実現可能性
需要家・小売電気事業者・発電事業者の三者が具体的にどのように連携するか、電力供給契約の内容・期間・価格設定・リスク分担を明確に示すことが重要です。審査では事業の実現可能性が重視されるため、既存の取引関係や協議の進捗状況を具体的に記載してください。
長期供給計画の具体性
特定の需要家への長期供給(原則10年以上)が求められるため、需要家側の電力消費計画や今後の事業継続性を明確に示す必要があります。需要家の財務状況・事業規模・脱炭素化方針なども審査の参考にされます。
自治体連携の実質的な内容
自治体連携型を申請する場合、形式的な連携協定だけでなく、地域の再エネ推進計画への貢献・地域雇用・地元企業の活用など、実質的な地域貢献の内容を具体的に記載することで評価が高まります。
設備の技術的妥当性と経費積算の精度
太陽光発電設備の規模・発電効率・設置条件(日射量・地形等)の根拠を技術的に説明できることが重要です。また補助対象経費の積算は実態に即した複数の見積書を基に作成し、経費の妥当性を説明できるよう準備してください。
SDGs・脱炭素への貢献の定量化
CO2削減量・再エネ比率向上・地域のエネルギー自給率向上など、事業実施による環境・社会的効果を定量的に示すことで審査評価が高まります。SDGsの達成目標との対応関係も明確に記載してください。

ポイント

三者連携の具体性・長期供給計画の実現可能性・地域貢献の実質的内容・技術的妥当性の4点が採択の鍵です。自治体連携型は形式要件だけでなく地域への実質的なインパクトを定量的に示すと高評価につながります。

対象経費

対象となる経費

太陽光発電設備費(5件)
  • 太陽光パネル(モジュール)
  • パワーコンディショナー(PCS)
  • 架台・基礎工事
  • 接続箱・集電箱
  • 直流・交流配線工事
蓄電池設備費(4件)
  • 蓄電池本体(セル・モジュール)
  • 蓄電池用パワーコンディショナー
  • 蓄電池架台・収納設備
  • 蓄電池制御システム
系統連系工事費(4件)
  • 電力会社への系統連系申請・工事費
  • 変圧器(トランス)
  • 開閉器・保護リレー設備
  • 電力量計(スマートメーター)
監視・制御システム費(4件)
  • 発電量モニタリングシステム
  • 遠隔監視装置
  • データ収集・管理システム
  • 通信設備
工事費(設置関連)(4件)
  • 造成・整地工事費
  • 基礎杭打ち工事費
  • フェンス・防護設備工事
  • 道路・アクセス整備工事
設計・コンサルティング費(4件)
  • 設計費(基本・実施設計)
  • 事業計画策定費
  • 許認可申請代行費
  • 第三者技術検証費
諸経費(3件)
  • 補助事業管理費
  • 保険料(工事中)
  • 検査・試験費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • FIP認定を受けた発電設備に関する費用
  • 自己託送を活用した電力供給に関する費用
  • 需要地内(オンサイト)に設置する太陽光発電設備の費用
  • 中古設備・リース設備の取得費用
  • 補助事業と直接関係のない土地取得費・地代
  • 既設設備の改修・更新費用(新規設置でないもの)
  • 消費税および地方消費税(課税事業者の場合)

よくある質問

QFIP認定を受けた発電設備は本事業の対象になりますか?
A

なりません。本事業はFIP認定を受けない太陽光発電設備を対象としています。FIP制度を活用する予定の設備は申請できませんので、事業スキームを設計する段階でご注意ください。

Q自己託送を活用したコーポレートPPAは対象になりますか?
A

対象外です。本事業は自己託送によらない電力供給方式を要件としています。電力系統を通じた通常の送電方式で特定の需要家に供給するオフサイトPPAが対象となります。

Q需要家が単独で申請することはできますか?
A

原則として、需要家単独での申請はできません。本事業は需要家・小売電気事業者・発電事業者の三者が連携して取り組む体制を要件としています。連携先の事業者と事前に十分な協議を行い、体制を整えてから申請してください。

Q既存の太陽光発電設備の改修・増設は対象になりますか?
A

既存設備の改修・更新は対象外で、あくまでも新規設置が要件です。ただし、既設設備と系統的に接続する場合の取り扱いについては公募要領を確認の上、JP-PCにお問い合わせください。

Q自治体連携型として申請するには何が必要ですか?
A

地方自治体(都道府県・市区町村)と連携協定等を締結し、自治体が事業を後押しする旨の書類を取得することが必要です。また、地域の再生可能エネルギー推進計画等との整合性も求められます。自治体側の承認プロセスには時間がかかるため、早期に担当部署へ相談することをお勧めします。

Q蓄電池のみの設置は補助対象になりますか?
A

蓄電池単独での設置は本事業の対象外です。あくまでも太陽光発電設備の導入が主たる目的であり、蓄電池はその併設設備として補助対象となります。

Q補助金の精算はどのように行われますか?
A

3年間の事業期間の各年度末または事業完了後に、実績報告書・証拠書類を提出し精算請求を行います。補助金は実績に基づいて交付されるため、経費の証拠書類(請求書・領収書・支払証明等)を適切に保管・整理しておくことが重要です。

Q採択後に事業内容を変更することはできますか?
A

軽微な変更は事前承認不要の場合もありますが、事業規模・設置場所・連携事業者などの重要事項を変更する場合はJP-PCへの変更申請・承認が必要です。勝手に変更すると補助金の返還を求められる場合があるため、変更が生じた場合は速やかにJP-PCに相談してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は、他の国の補助金・助成金との原則的な重複申請は認められていませんが、地方自治体の独自補助制度との併用については、JP-PCおよび当該自治体への事前確認が必要です。自治体連携型の場合、地方自治体が独自に補助を上乗せするケースもありますが、補助対象経費の重複計上は認められません。 税制優遇制度(カーボンニュートラル投資促進税制、中小企業経営強化税制等)については、補助金との併用が可能な場合があります。ただし、補助金交付後の設備取得価額(補助金控除後の実質負担額)を基準に税制優遇が適用されるため、税務上の取り扱いについては顧問税理士に事前に確認することをお勧めします。 また、省エネルギー設備の導入を伴う場合は省エネ補助金(省エネルギー投資促進支援事業)との関係も整理が必要です。設備費用の区分を明確にし、同一の経費に複数の補助金が充当されないよう管理することが重要です。不明な点はJP-PCの問い合わせ窓口に事前確認を行うことを強く推奨します。

詳細説明

事業概要

需要家主導型太陽光発電導入支援事業は、地域共生を前提として、需要家(電力を消費する事業者)が小売電気事業者や発電事業者と一体となって取り組む太陽光発電設備の導入を支援する補助事業です。令和6年度予算として約107億円(3年間の国庫債務負担行為)が措置されており、JPEA太陽光発電推進センター(JP-PC)が実施機関として公募・審査・交付を担当します。

対象となる事業の特徴

本事業が対象とするのは、いわゆる「オフサイト型コーポレートPPA(電力購入契約)」の形態です。具体的には以下の要件をすべて満たす事業が対象となります。

  • FIP(フィード・イン・プレミアム)認定を受けない太陽光発電設備であること
  • 自己託送によらない電力供給方式であること
  • 需要地の外(オフサイト)に太陽光発電設備を新規設置すること
  • 特定の需要家に長期間にわたって電力を供給すること
  • 需要家・小売電気事業者・発電事業者の三者が連携して取り組む体制であること

補助率と補助上限

補助率は事業形態によって異なります。

  • 自治体連携型:補助対象経費の2/3以内(補助率最大)
  • 一般型(要件満たす場合):補助対象経費の1/2以内
  • 一般型(標準):補助対象経費の1/3以内

事業全体の補助上限は約107億円で、3年間にわたって以下のように配分されます。

  • 1年目(令和6年度):4,751百万円
  • 2年目(令和7年度):3,779百万円
  • 3年目(令和8年度):2,267百万円

自治体連携型とは

地方自治体(都道府県・市区町村)と連携協定等を締結し、地域の再生可能エネルギー推進計画等との整合性を持った事業として認定された場合、「自治体連携型」として補助率2/3以内の優遇が受けられます。自治体が事業を後押しすることで、地域共生の観点から高く評価されます。

蓄電池の併設について

太陽光発電設備と合わせて蓄電池を併設する場合も補助対象となります。蓄電池を活用することで、太陽光発電の時間帯ずれ問題(昼間に発電するが需要のタイミングと合わない問題)を解消し、需要家への安定的な電力供給が実現できます。

複数年度事業のメリット

本事業は国庫債務負担行為による3年間の複数年度事業として設計されています。大規模な太陽光発電設備の建設には設計・許認可・建設・系統連系と複数の工程があり、通常1年度内での完了が難しいケースが多いため、複数年度にわたって安定した補助を受けられる仕組みは事業者にとって大きなメリットです。

申請の流れ

  1. 公募要領・様式集の確認と事業計画の策定
  2. 三者連携体制(需要家・小売電気事業者・発電事業者)の構築
  3. 自治体連携型の場合は自治体との事前協議・連携協定締結
  4. 申請書類(事業計画書・費用積算書・見積書等)の作成
  5. 公募期間内にJP-PCへ申請書類を提出
  6. 書類審査・ヒアリング・採択決定
  7. 補助金交付申請書の提出・交付決定
  8. 交付決定後に工事・発注を開始
  9. 年度ごとの進捗報告(3年間)
  10. 完了報告・実績報告・補助金精算請求

注意事項

  • 交付決定前の着工・発注は補助対象外となるため、必ず交付決定通知を受けてから開始してください
  • 補助金受領後の設備・事業の廃止・売却・目的外使用は原則として禁止されます
  • 事業期間中は定期的な進捗報告・実績報告が義務付けられます
  • 公募は第一次公募(複数年度事業)として実施されており、詳細スケジュールはJP-PC公式サイトで確認してください

問い合わせ先

JPEA太陽光発電推進センター(JP-PC)
公式サイト:https://www.jp-pc.jp/
不明な点は公募要領を熟読の上、JP-PCの問い合わせ窓口にご相談ください。

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