募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

令和6年度 ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業(二次公募)

基本情報

補助金額
5億円
補助率: 補助対象経費の2/3以内
0円5億円
募集期間
2024-07-31 〜 2024-08-28
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途研究開発・実証事業を行いたい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業は、一般社団法人 環境共創イニシアチブが実施する、先進的な省エネ・創エネ技術を活用して一次エネルギー消費量の実質ゼロを目指す大規模建築物の実証を支援する補助金です。ZEB設計ノウハウが確立されていない民間の大規模建築物が対象で、新築は延床面積10,000㎡以上、既存建築物は2,000㎡以上が要件となります。補助上限額は5億円、補助率は補助対象経費の2/3以内と高水準で、建築主・ESCO事業者・リース事業者等が申請主体となれます。本事業の目的は、ZEB化に必要な先進技術の実証を通じて、大規模建築物のZEB設計手法を確立し、民間への普及促進を図ることにあります。令和6年度二次公募は2024年7月31日から8月28日まで受付が行われました。建物のカーボンニュートラル実現と脱炭素社会への移行に向けた重要な国策事業であり、不動産・建設・製造業など幅広い業種の事業者が対象となっています。

この補助金の特徴

1

高額補助・高補助率の組み合わせ

補助上限額5億円、補助率2/3以内という非常に高い水準の支援が受けられます。大規模建築物のZEB化には多額の初期投資が必要ですが、本事業では事業費の3分の2を補助金で賄える可能性があり、建築主の自己負担を大幅に軽減できます。特に10億円規模の大型案件でも最大5億円の補助を受けることができ、投資回収期間を大幅に短縮する効果が期待できます。

2

対象規模の明確性による申請しやすさ

新築建築物は延床面積10,000㎡以上、既存建築物は2,000㎡以上という明確な規模要件が設定されています。対象規模が数値で明示されているため、自社の案件が対象となるか事前に容易に判断できます。大型オフィスビル、商業施設、物流倉庫、医療施設など多様な建物用途が対象となり得ます。

3

多様な申請主体の認定

建築主に加えて、ESCO事業者やリース事業者も申請主体となれます。これにより、建築主が直接手続きを行わなくても、エネルギーサービス会社やリース会社を通じて実証事業に参画することが可能です。ZEB化の専門知識を持つ事業者との連携を通じて、実証事業の質と実現可能性を高められます。

4

先進技術活用の推進

本事業ではZEB設計ノウハウが未確立の領域における先進的な技術の実証を支援します。最新の高効率設備、AI制御システム、再生可能エネルギー導入など、従来手法では実現困難なZEB化手法の実証が可能となります。実証で得られた知見は業界全体への普及展開が期待され、先行者利益を得るチャンスでもあります。

5

幅広い業種・用途への対応

農林業から医療福祉まで、ほぼ全業種が対象となっています。建築物の用途も特定の業種に限定されず、オフィス・商業施設・工場・物流施設・病院・学校など多様な建物種別での実証が可能です。自社の事業特性に合わせたZEB化の実証に取り組めます。

ポイント

本事業の最大の特徴は、補助上限5億円・補助率2/3という高水準の支援体制です。大規模建築物のZEB化における高額投資負担を大幅に軽減できる一方、実証事業として先進技術の活用が求められ、ZEB設計のノウハウ確立に貢献することが条件となります。

対象者・申請資格

申請主体の要件

  • 民間企業(法人格を有すること)
  • 建築主として新築・既存建築物のZEB化を実施する事業者
  • ESCO事業者(Energy Service Company)
  • リース事業者
  • 複数の事業者によるコンソーシアムでの申請も可能

対象建築物の要件

  • 新築建築物:延床面積10,000㎡以上の民間建築物
  • 既存建築物:延床面積2,000㎡以上の民間建築物
  • ZEB設計ノウハウが確立されていない建築物であること
  • 先進的な技術等の活用によるZEB化を実証する計画であること

ZEB達成水準の要件

  • ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)またはZEB Readyの達成を目指すこと
  • 一次エネルギー消費量の削減・創出計画を有すること
  • 実証後の計測・検証(M&V)計画を策定していること

対象業種

  • 農林業、漁業、鉱業、建設業、製造業
  • 電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業
  • 運輸業、卸売・小売業、金融・保険業、不動産業
  • 学術研究・専門・技術サービス業、宿泊業・飲食サービス業
  • 生活関連サービス業・娯楽業、教育・学習支援業、医療・福祉
  • 複合サービス業、その他のサービス業

ポイント

民間の大規模建築物(新築10,000㎡以上・既存2,000㎡以上)の建築主・ESCO事業者・リース事業者が主な対象です。ZEB設計ノウハウが未確立の建物で先進技術を用いたZEB実証計画を有することが基本要件で、ほぼ全業種が対象となっています。

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申請ガイド

1

STEP 1:事前調査・計画立案

事業の申請要件を確認し、対象建築物の規模(延床面積)・用途・ZEB化の技術的可能性を検討します。ZEB達成に向けた省エネ・創エネの技術選定を行い、概算事業費と補助金額のシミュレーションを実施します。

2

STEP 2:ZEB設計・技術検討

ZEB認証・評価に対応した省エネルギー計算を実施します。高効率空調・照明・断熱技術、再生可能エネルギー設備(太陽光発電等)の導入計画を策定します。必要に応じてZEB化の専門コンサルタントや設備メーカーとの協議を行います。

3

STEP 3:申請書類の準備

実施機関(環境共創イニシアチブ)の公募要領を入手し、必要書類を準備します。主な書類として、事業計画書、ZEB設計書、経費明細書、会社概要・財務諸表などが必要です。計測・検証(M&V)計画も必須書類となります。

4

STEP 4:電子申請の実施

定められた申請システム(Jグランツ等)を通じて電子申請を行います。令和6年度二次公募の期間は2024年7月31日〜8月28日でした。次年度以降の公募に備えて情報収集を継続してください。

5

STEP 5:審査・交付決定

書類審査および必要に応じてヒアリング審査が実施されます。採択・不採択の通知を受け、採択の場合は交付決定手続きを経て事業を開始します。

6

STEP 6:実証事業の実施・報告

事業期間中はZEB化工事を実施し、竣工後に計測・検証を行います。事業完了後は実績報告書を提出し、補助金の精算・受領を行います。

ポイント

公募期間が約1か月と短いため、事前準備が肝心です。ZEB設計の技術検討・概算費用算出・申請書類の準備には最低でも3か月程度の準備期間を確保することが推奨されます。次年度公募に向けた早期の情報収集と体制構築が重要です。

審査と成功のコツ

先進技術の明確な位置づけ
単なる省エネ改修ではなく、「先進的な技術」を活用した実証であることを審査委員に明示することが重要です。既存のZEB設計事例では対応困難な技術課題を設定し、本事業を通じてその解決策を実証する意義を具体的に説明してください。AI制御・高性能蓄電池・革新的断熱材など、先進性を示す技術要素を前面に出した計画書を作成することが採択への近道です。
確実なZEB達成計画の提示
実証目標となるZEB水準(ZEB・ZEB Ready等)を明確に設定し、それを達成するための一次エネルギー消費量削減計画を定量的に示すことが必要です。省エネ計算の根拠データや技術仕様書を詳細に添付し、計画の実現可能性を高く評価してもらえるよう準備します。建築環境工学の専門家や設備設計士のサポートを得ることも有効です。
計測・検証(M&V)計画の充実
実証事業の成果を適切に評価するためのM&V計画は審査で重視されます。どの計測点でどのデータを取得し、どのように検証するかを具体的に計画してください。国際規格(IPMVP等)に準拠したM&V手法を採用することで、計画の信頼性を高められます。
事業体制・実施能力のアピール
ZEB設計・施工・設備導入に関する自社または共同事業者の実績・専門性を具体的に示すことが重要です。ESCO事業者やZEB専門コンサルタントとのコンソーシアムを組むことで、実施体制の専門性と実現可能性をアピールできます。
費用対効果・普及波及効果の訴求
本実証事業が業界全体のZEB化推進にどのように貢献するかという普及波及効果を具体的に説明してください。実証で得られた知見の公表・共有方法、横展開の計画なども盛り込むことで、事業の公益性を高く評価してもらえます。

ポイント

採択のポイントは「先進性」「実現可能性」「波及効果」の三点です。先進的技術の明確な定義、ZEB達成の定量的根拠、充実したM&V計画、そして業界への普及効果を具体的に示すことが審査通過の鍵となります。

対象経費

対象となる経費

建築工事費(3件)
  • ZEB化に係る断熱工事
  • 外皮改修工事
  • 建築設備工事(省エネ型)
設備費(5件)
  • 高効率空調設備
  • 高効率照明設備
  • 高効率給湯設備
  • 再生可能エネルギー設備(太陽光発電等)
  • 蓄電池・蓄熱システム
計測・制御システム費(4件)
  • BEMS(ビルエネルギー管理システム)
  • エネルギー計測センサー
  • AI制御システム
  • データ収集・分析システム
設計・調査費(4件)
  • ZEB設計費
  • 省エネルギー計算費
  • M&V計画策定費
  • 技術実証に係る調査費
その他付帯費用(3件)
  • 設備搬入・据付費
  • 試運転・調整費
  • 実証事業に直接関連する諸経費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • ZEB化に直接関係しない一般建築工事費
  • 土地取得費および既存建物の購入費
  • 消耗品・備品費(実証に直接必要なもの以外)
  • 人件費(事業者の自社従業員の通常業務分)
  • 接待交際費・慶弔費
  • 補助事業期間外に発生した費用
  • 他の補助金・補助制度と重複する経費
  • 公租公課(消費税を除く)

よくある質問

QZEBとはどのような建物を指しますか?
A

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、建物の省エネルギー化と再生可能エネルギーの導入により、年間の一次エネルギー消費量の収支を実質ゼロにすることを目指した建築物です。高効率な空調・照明・断熱性能により使用エネルギーを大幅削減し、太陽光発電等で創出したエネルギーで賄うことでゼロを実現します。

Q新築と既存建物で対象面積が異なるのはなぜですか?
A

新築は延床面積10,000㎡以上、既存は2,000㎡以上が対象となっています。新築の場合はZEB化設計の自由度が高く大規模建物でのノウハウ確立が目的のため高い面積要件が設定されています。既存建物の改修は制約が多く技術的難易度が高いため、より小さい規模から実証対象とされています。

QESCO事業者として申請する場合、建築主との関係はどうなりますか?
A

ESCO事業者が申請主体となる場合、建築主との間でESCO契約(省エネルギー性能保証契約)を締結した上で申請することが一般的です。補助金の受領主体はESCO事業者となりますが、実際のZEB化工事は建築主の建物に対して行われます。詳細な契約形態・補助金の扱いについては公募要領でご確認ください。

Q補助率2/3以内とはどういう意味ですか?
A

補助率2/3以内とは、補助対象経費(ZEB化に直接必要な経費)の最大67%(3分の2)を補助金として受け取れることを意味します。例えば補助対象経費が6億円の場合、最大4億円(6億円×2/3)の補助が受けられます。ただし上限額は5億円のため、補助対象経費が7.5億円を超えても補助額は5億円が上限となります。

Q実証事業として採択されるためには何が重要ですか?
A

採択のポイントは、先進的な技術の活用による実証価値の高さ、ZEB達成計画の実現可能性、充実した計測・検証(M&V)計画、そして業界全体へのノウハウ普及効果の4点です。特に「ZEB設計ノウハウが確立されていない」領域での先進技術実証であることを明確に示すことが重要です。

Q申請に必要な主な書類は何ですか?
A

主な提出書類として、事業計画書、ZEB設計書(省エネルギー計算書を含む)、経費明細書、計測・検証(M&V)計画書、会社概要・財務諸表(決算書等)、役員名簿、申請者の資格・実績を示す資料などが必要です。書類の詳細は各年度の公募要領で確認してください。

Q令和6年度の公募は終了していますが、来年度の公募はありますか?
A

令和6年度二次公募(2024年7月〜8月)は既に終了しています。令和7年度以降の公募については、一般社団法人 環境共創イニシアチブの公式ウェブサイト(https://sii.or.jp/)で最新の公募情報をご確認ください。毎年度実施される可能性がありますが、予算や政策方針により変更される場合があります。

QZEB化後の維持管理や報告義務はありますか?
A

実証事業として採択された場合、竣工後一定期間(通常1〜3年程度)の計測・検証データを収集・報告する義務があります。BEMSによるエネルギー使用量の継続的モニタリングと、実施機関への定期報告が求められます。また、省エネ法に基づく定期報告(一定規模以上の建物)も別途必要となる場合があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

ZEB実証事業と他の補助金・支援制度との併用については、重複補助の禁止原則に基づき、同一経費への複数補助金の適用は認められません。ただし、ZEB実証事業の補助対象外となる経費(土地取得費、一般建築費等)については、他の支援制度を活用することは可能です。 活用可能な関連制度として、経済産業省・環境省の省エネ補助金(設備単体での補助)は、本事業のZEB実証とは対象設備が重複しないよう整理する必要があります。また、地方自治体独自の省エネ・再エネ導入補助金も、対象経費が重複しない範囲で申請できる場合があります。 ZEB化後の運用段階では、省エネ法に基づく中長期計画の策定・定期報告が必要となる場合があります。また、ZEB認証(一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構)の取得を通じて、テナント誘致や不動産価値向上にもつなげられます。税制面では、エネルギー環境負荷低減推進設備等に係る特別償却・税額控除(グリーン投資減税)の活用も検討に値します。詳細は最新の公募要領および税理士等の専門家にご確認ください。

詳細説明

事業概要

ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業は、一般社団法人 環境共創イニシアチブが経済産業省・環境省の支援のもと実施する補助事業です。民間の大規模建築物においてZEB設計ノウハウが確立されていない領域に先進的技術を導入し、一次エネルギー消費量の実質ゼロを実証することを目的としています。

ZEBとは

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、大幅な省エネルギー化と再生可能エネルギーの導入により、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した建築物です。日本では2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、建築物のZEB化が重要な政策課題となっています。

  • ZEB:一次エネルギー消費量 100%以上削減(再エネ含む)
  • Nearly ZEB:一次エネルギー消費量 75%以上削減(再エネ含む)
  • ZEB Ready:一次エネルギー消費量 50%以上削減(省エネのみ)
  • ZEB Oriented:延床面積10,000㎡以上対象、一次エネルギー消費量 40%以上削減

補助内容

項目内容
補助上限額5億円
補助率補助対象経費の2/3以内
対象地域全国
公募期間(二次)2024年7月31日〜8月28日

対象建築物

新築建築物

  • 民間の大規模建築物(延床面積10,000㎡以上)
  • ZEB設計ノウハウが確立されていない建築物
  • 先進的な技術等によるZEB化を実証する計画があること

既存建築物

  • 民間の建築物(延床面積2,000㎡以上)
  • 改修によるZEB化(ZEB化改修)を実施すること
  • 先進的な技術等によるZEB化を実証する計画があること

申請主体

  • 建築主(建物のオーナー・デベロッパー等)
  • ESCO事業者(Energy Service Company)
  • リース事業者
  • 複数の事業者によるコンソーシアム

補助対象経費

  • ZEB化に係る建築工事費(断熱工事、外皮改修等)
  • 高効率設備費(空調・照明・給湯・再生可能エネルギー設備等)
  • 計測・制御システム費(BEMS、センサー、AI制御等)
  • 設計・調査費(ZEB設計費、省エネルギー計算費、M&V計画策定費)
  • 付帯工事費(設備搬入・据付、試運転・調整)

実証事業の流れ

  1. 申請・採択:公募期間中に申請書類を提出し、審査を経て採択・交付決定
  2. 設計・施工:ZEB化に向けた設計・工事を実施
  3. 竣工・運用開始:建物の竣工後、ZEB化設備の運用を開始
  4. 計測・検証(M&V):運用データを計測・分析し、ZEB達成状況を検証
  5. 報告・精算:実績報告書を提出し、補助金の精算・受領

申請時の注意事項

  • 本事業は令和6年度二次公募(2024年7月〜8月)の情報です。令和7年度以降の公募については、環境共創イニシアチブの公式サイトで最新情報をご確認ください。
  • 電子申請システム(Jグランツ)の利用登録を事前に完了させておく必要があります。
  • 申請書類の作成には専門的な省エネ計算が必要なため、ZEB設計の専門家との連携を推奨します。
  • 採択後の実績報告・精算まで適切な経費管理・書類保存が求められます。

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