令和6年度 働くパパママ育業応援奨励金【働くママコースNEXT】とは
働くママコースNEXTは、東京都が東京しごと財団を通じて運営する、都内中小企業等向けの奨励金制度です。女性従業員が子の2歳の誕生日前日までに合計1年以上の育業(育児休業)を取得し、原職復帰後3か月が経過した場合に、企業に対して奨励金を支給します。
育児休業取得率の向上や職場復帰後の就業継続は、女性活躍推進の重要な課題です。本制度は金銭的な支援にとどまらず、職場環境整備や同僚の応援体制づくりを要件とすることで、企業全体の育業文化の醸成を後押しします。
支給額の詳細
| 区分 | 支給額 |
|---|---|
| 基本支給額 | 125万円 |
| 加算①(応援評価・表彰制度導入) | +20万円 |
| 加算②(応援手当支給) | +20万円 |
| 最大合計 | 165万円 |
申請要件
企業要件
- 東京都内に事業所を有する中小企業・小規模事業者
- 申請日時点で都税の滞納がないこと
- 労働関係法令を遵守していること
対象従業員の要件
- 子の2歳の誕生日前日までに合計1年以上の育業を取得
- 育業終了後に原職または原職相当職に復帰
- 原職復帰後3か月が継続して経過していること
- 育業開始前に1年以上継続して雇用されていること
職場環境整備要件
- 育業取得しやすい職場環境の整備措置を講じていること
- 就業規則等に育業に関する制度を定めていること
加算制度の詳細
加算①:同僚への応援評価制度と表彰制度(+20万円)
育業取得者の業務をフォローした同僚を人事評価制度で評価し、かつ表彰する仕組みを整備した場合に加算されます。評価・表彰制度の規程化と実際の運用実績が必要です。
加算②:同僚への応援手当支給(+20万円)
育業取得者の業務を担った同僚に対して実際に応援手当を支給した場合に加算されます。手当の支給基準・規程の整備と支給実績の記録が必要です。
申請の流れ
- 事前確認:申請要件を満たしているか確認、就業規則・職場環境整備の準備
- 書類収集:育業証明書類・復職書類・職場環境整備の証拠資料を収集
- 申請書類作成:申請書・添付書類一式を東京しごと財団の様式に従って作成
- 財団への提出:窓口または郵送で提出(申請期間内に限る)
- 審査・受給:審査通過後に指定口座へ振込
申請期間
令和6年度の申請期間は2024年6月28日〜2025年3月31日です(本年度は受付終了)。次年度の募集情報は東京しごと財団の公式サイトをご確認ください。
よくある失敗パターンと対策
- 育業期間が1年未満:法定の育休期間(最長2年)の範囲内でも、実際の取得期間が1年未満だと対象外。取得前に期間を確認し、計画的に育業を取得するよう従業員に案内する。
- 原職復帰でなく配置転換:育業後の復帰先が原職でない場合は対象外となる可能性がある。復帰先の職務内容・職位が育業前と同等であることを確認する。
- 書類不備による審査遅延:育業申出書や復職辞令など、証明書類が揃っていないと審査が通らない。事前に財団に相談して書類チェックを受けることを推奨。
問い合わせ先
公益財団法人 東京しごと財団
「働くパパママ育業応援奨励金」担当
東京都内(詳細は東京しごと財団の公式サイトを参照)