令和6年度 工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業(SHIFT事業)CO2削減計画策定支援
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
・環境省が実施する信頼性の高い国の補助金制度 ・補助率4分の3と高い補助率で自己負担を大幅に軽減 ・認定外部支援機関による専門的な診断・評価・提案が受けられる ・CO2排出量の「見える化」から具体的な削減計画策定までを一貫支援 ・策定した計画は後続のSHIFT事業(設備更新補助)への応募にも活用可能
対象者・申請資格
<h3>対象となる事業者</h3> <ul> <li>工場・事業場を有する中小企業等</li> <li>日本国内に本社または主たる事業所を有すること</li> <li>CO2排出削減に取り組む意欲があること</li> </ul> <h3>主な申請要件</h3> <ul> <li>直近2期連続で債務超過でないこと(最重要要件)</li> <li>認定外部支援機関と連携して計画を策定すること</li> <li>策定した計画に基づき脱炭素化に取り組む意思があること</li> </ul> <h3>対象とならないケース</h3> <ul> <li>直近2期連続で債務超過の事業者</li> <li>工場・事業場を有さないサービス業等(オフィスのみの場合)</li> <li>過去に同一事業場で本支援を受けたことがある場合</li> </ul>
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申請ガイド
<h3>申請の流れ</h3> <ul> <li><strong>Step 1:認定外部支援機関の選定</strong> - 環境省の認定リストから自社に適した支援機関を選び、事前相談を行います。</li> <li><strong>Step 2:見積書・計画書の作成</strong> - 支援機関と相談の上、支援内容と費用の見積書、事業計画書を作成します。</li> <li><strong>Step 3:公募期間中に申請書類を提出</strong> - 所定の申請様式に必要事項を記入し、添付書類とともに提出します。</li> <li><strong>Step 4:審査・採択</strong> - 書類審査を経て採択が決定されます。</li> <li><strong>Step 5:事業実施</strong> - 採択後、認定外部支援機関による診断・計画策定を実施します。</li> <li><strong>Step 6:実績報告・補助金受領</strong> - 事業完了後に実績報告書を提出し、確定検査を経て補助金が交付されます。</li> </ul> <h3>申請書類</h3> <ul> <li>補助金交付申請書(所定様式)</li> <li>事業計画書</li> <li>認定外部支援機関からの見積書</li> <li>法人の登記事項証明書</li> <li>直近2期分の財務諸表(貸借対照表・損益計算書)</li> <li>事業概要がわかる資料(会社案内等)</li> </ul>
審査と成功のコツ
<h3>採択率を高めるポイント</h3> <ul> <li><strong>明確な動機と目標設定</strong> - 「なぜ脱炭素化に取り組むのか」を経営課題と結びつけて明確に記述しましょう。コスト削減、取引先要請、企業イメージ向上など具体的な動機が評価されます。</li> <li><strong>現状のエネルギーデータの整備</strong> - 電力・ガス・燃料の使用量と費用の実績データを正確に整理しておくと、診断の質が上がり計画の実現性が高まります。</li> <li><strong>経営層のコミットメント</strong> - 計画策定後の実行意思を示すため、経営者が脱炭素化に取り組む姿勢を申請書に明記しましょう。</li> <li><strong>適切な支援機関の選定</strong> - 自社の業種や課題に精通した認定外部支援機関を選ぶことで、実効性の高い計画が策定できます。過去の支援実績を確認しましょう。</li> </ul> <h3>避けるべき失敗パターン</h3> <ul> <li>エネルギー使用データが不十分なまま申請してしまう</li> <li>認定外部支援機関との事前相談が不十分で計画の具体性に欠ける</li> <li>債務超過要件の確認を怠り、不適格で不採択になる</li> <li>申請期間終了間際に駆け込み申請し、書類の不備が生じる</li> </ul>
対象経費
対象となる経費
外部支援機関への委託費
認定外部支援機関によるエネルギー診断、CO2排出量の評価、削減施策の提案、実施計画の策定に係る費用。
調査・分析費
エネルギー使用状況の計測・分析に必要な費用。電力計測器のレンタル費用等を含む。
報告書作成費
CO2削減計画書の作成・印刷に係る費用。
対象外の経費
対象外の経費一覧(5件)
- 自社人件費
- 設備購入費
- 一般管理費
- 消費税
- 旅費・交通費(事業者側)
よくある質問
QSHIFT事業のCO2削減計画策定支援とは何ですか?
環境省が実施する補助金制度で、中小企業等が認定外部支援機関の専門家から工場・事業場のエネルギー使用状況やCO2排出状況の診断を受け、脱炭素化に向けた実施計画を策定する費用の4分の3(上限200万円)が補助されます。
Q誰が申請できますか?
工場・事業場を有する中小企業等が対象です。ただし、直近2期連続で債務超過でないことが要件となります。大企業や個人事業主の取り扱いについては公募要領をご確認ください。
Q認定外部支援機関とは何ですか?
環境省が認定した、エネルギー診断やCO2削減計画の策定支援を行う専門機関です。省エネルギーやCO2削減の知見を持つコンサルタント会社やエンジニアリング会社などが認定されています。
Q自己負担額はいくらですか?
補助率が4分の3のため、自己負担は費用の4分の1(25%)です。例えば計画策定費用が200万円の場合、150万円が補助され自己負担は50万円となります。上限200万円を超える部分は全額自己負担です。
Q計画策定後にさらに補助金を受けられますか?
はい。SHIFT事業には計画策定支援の他に設備更新補助があり、策定した計画に基づいて省エネ設備等の導入費用に対する補助を受けることが可能です。計画策定は設備更新補助への第一歩と位置づけられています。
Q債務超過の要件について詳しく教えてください。
直近2期連続で債務超過(負債総額が資産総額を上回る状態)でないことが求められます。直近1期のみ債務超過の場合は申請可能ですが、2期連続の場合は申請できません。
Q令和6年度の申請はまだ可能ですか?
令和6年度の申請期間は2024年6月7日〜8月16日で、すでに終了しています。次年度以降の公募については環境省の公式サイトでご確認ください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
<h3>SHIFT事業 設備更新補助との連携</h3> <p>本事業(計画策定支援)で策定した計画をもとに、SHIFT事業の設備更新補助に応募できます。設備更新補助では、省エネ設備やCO2削減設備の導入費用が補助され、計画策定から設備導入まで一貫した支援を受けられます。</p> <h3>併用を検討できる他の補助金</h3> <ul> <li><strong>省エネ補助金(経済産業省)</strong> - 省エネ設備への更新費用を補助。SHIFT事業の計画策定結果を活用して申請の根拠資料にできます。</li> <li><strong>ものづくり補助金</strong> - 生産設備の更新時に省エネ性能の高い設備を選定する根拠として、SHIFT事業の診断結果を活用できます。</li> <li><strong>自治体独自の脱炭素支援制度</strong> - 都道府県や市区町村が独自に実施する脱炭素関連の補助金・助成金との併用が可能な場合があります。</li> </ul> <h3>注意点</h3> <p>同一の経費に対して複数の国の補助金を重複して受けることはできません。併用する場合は、対象経費を明確に分けて申請する必要があります。</p>
詳細説明
SHIFT事業(CO2削減計画策定支援)とは
本事業は、環境省が推進する「工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業」の一環で、CO2削減計画の策定を支援するものです。2050年カーボンニュートラル実現に向け、中小企業等の工場・事業場における脱炭素化を促進することを目的としています。
支援内容の詳細
- 環境省が認定した外部支援機関(コンサルタント等)が工場・事業場を訪問
- エネルギー使用状況やCO2排出状況を専門的に診断・評価
- 診断結果に基づく具体的な脱炭素化施策の提案
- 実施計画(CO2削減計画)の策定支援
補助条件
- 補助上限額:200万円
- 補助率:4分の3(自己負担は25%)
- 申請期間:2024年6月7日〜2024年8月16日(令和6年度は終了)
SHIFT事業の全体像における位置づけ
SHIFT事業は「計画策定支援」と「設備更新補助」の2段階で構成されています。本事業はその第1段階にあたり、ここで策定した計画をもとに第2段階の設備更新補助(より大きな補助金)に応募することが可能です。計画策定から設備導入まで一貫した脱炭素化支援を受けられる点が大きな特徴です。