募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約90

令和6年度 水力発電導入加速化事業費(既存設備有効活用支援事業)公募

基本情報

補助金額
7.4億円
補助率: 公募要領を参照
0円7.4億円
募集期間
2024-04-12 〜 2024-10-18
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい / 災害(自然災害、感染症等)支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

水力発電の既存設備における増出力・増電力量の可能性調査および更新工事等を支援する国の補助事業です。調査事業と工事等事業の2タイプがあり、最大7.43億円の補助を受けられます。エネルギー自給率の向上やCO2削減、災害時のレジリエンス強化を目的とし、水力発電の潜在能力を最大限に引き出すための設備改修・近代化を促進します。

この補助金の特徴

<ul> <li><strong>最大7.43億円の大型補助:</strong>調査事業から工事等事業まで、水力発電設備の改修に必要な費用を幅広くカバーする国の補助金です。</li> <li><strong>2タイプの支援メニュー:</strong>可能性調査を行う「調査事業」と、実際の設備更新を行う「工事等事業」の2段階で段階的に申請可能です。</li> <li><strong>既存設備の有効活用に特化:</strong>新規建設ではなく、既存の水力発電所の出力向上・電力量増加にフォーカスした支援制度です。</li> <li><strong>CO2フリー電源の拡大に貢献:</strong>再生可能エネルギーの中でも安定供給が可能な水力発電の拡充を通じて、カーボンニュートラル達成を後押しします。</li> <li><strong>レジリエンス強化も対象:</strong>災害時にも安定した電力供給を維持するための設備強化・近代化工事も支援範囲に含まれます。</li> </ul>

対象者・申請資格

<div class="eligibility-guide"> <h3>申請対象者</h3> <p>本事業は、既存の水力発電設備を保有・運営する事業者を主な対象としています。以下に該当する方が申請可能です。</p> <ul> <li><strong>一般電気事業者・卸電気事業者:</strong>大手電力会社やその関連会社で、水力発電所を運営している事業者</li> <li><strong>特定規模電気事業者(新電力):</strong>自社で水力発電設備を保有する新電力事業者</li> <li><strong>公営電気事業者:</strong>都道府県や市町村が運営する公営水力発電所の事業者</li> <li><strong>自家用発電設備保有者:</strong>工場や施設の自家用として水力発電設備を保有する事業者</li> <li><strong>土地改良区等:</strong>農業用水路を活用した小水力発電設備を保有する団体</li> </ul> <h3>主な申請要件</h3> <ul> <li>既存の水力発電設備を保有していること(新規建設は対象外)</li> <li>増出力または増電力量の実現可能性が認められること</li> <li>事業完了後も継続的に発電事業を行う計画があること</li> <li>関連法規(河川法、電気事業法等)を遵守していること</li> <li>補助事業の適正な遂行に必要な経理体制を有していること</li> </ul> </div>

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申請ガイド

<div class="application-guide"> <h3>申請手続きの流れ</h3> <ol> <li><strong>公募情報の確認:</strong>経済産業省資源エネルギー庁のウェブサイトで公募要領・申請様式を入手します。補助対象事業の要件、補助率、申請期限等を詳細に確認してください。</li> <li><strong>事前相談(推奨):</strong>申請前に事務局に相談し、事業計画の方向性や申請要件の適合性について確認を受けることを強く推奨します。大型案件であるため、事前の擦り合わせが採択率向上に繋がります。</li> <li><strong>事業計画の策定:</strong>既存設備の現状評価、増出力・増電力量の目標値設定、技術的手法の検討、事業スケジュール、概算費用の算定を行い、事業計画書を作成します。</li> <li><strong>申請書類の作成・提出:</strong>公募要領に定められた様式に従い、事業計画書、経費内訳書、設備の現状に関する資料、法令遵守状況の証明書類等を揃えて提出します。</li> <li><strong>審査・採択:</strong>外部有識者を含む審査委員会による書面審査・ヒアリング審査が行われます。技術的妥当性、費用対効果、事業の実現可能性等が総合的に評価されます。</li> <li><strong>交付決定・事業実施:</strong>採択後、正式な交付決定を受けてから事業に着手します。事業期間中は進捗報告が求められ、計画変更には事前承認が必要です。</li> <li><strong>実績報告・確定検査:</strong>事業完了後、実績報告書を提出し、確定検査を経て補助金額が確定します。</li> </ol> <h3>申請時の注意点</h3> <ul> <li>複数の締切が設定されている場合、早い回での申請が有利になることがあります</li> <li>交付決定前の事業着手は補助対象外となるため、スケジュール管理に注意してください</li> <li>工事等事業への申請には、調査事業の結果または同等の技術的根拠が必要です</li> <li>申請額が大きいため、経理処理体制の整備と証拠書類の適正な管理が重要です</li> </ul> </div>

審査と成功のコツ

<div class="success-guide"> <h3>採択率を高めるためのポイント</h3> <h4>1. 定量的な目標設定</h4> <p>増出力(kW)や増電力量(kWh/年)の目標値を、現状の技術データに基づいて具体的に設定してください。「約○○kWの増出力が見込まれる」といった定量的な記述が審査で高く評価されます。根拠となる流量データ、設備性能曲線、シミュレーション結果等を添付することが重要です。</p> <h4>2. 費用対効果の明確化</h4> <p>投資額に対する発電量増加のコストパフォーマンスを明示してください。kWhあたりの発電コスト低減効果、投資回収年数、CO2削減量等を数値で示し、公的資金投入の妥当性を説得力をもって説明することが求められます。</p> <h4>3. 技術的実現可能性の裏付け</h4> <p>採用する技術の信頼性と実績を示してください。水車メーカーの技術提案書、類似設備での改修実績、学術的な裏付けデータ等を活用し、計画の確実性を証明します。</p> <h4>4. レジリエンス強化の観点</h4> <p>単なる出力向上だけでなく、災害時の電力供給維持や地域エネルギーセキュリティへの貢献を事業計画に盛り込むことで、政策目的との整合性を高められます。</p> <h4>5. 実施体制の充実</h4> <p>プロジェクトマネージャーの経験・実績、協力企業の技術力、施工管理体制等を具体的に示し、事業遂行能力への信頼性を高めてください。</p> </div>

対象経費

対象となる経費

調査・設計費
設備購入費
工事費
諸経費

対象外の経費

対象外の経費一覧(5件)
  • {"reason":"本事業は既存設備の有効活用を目的としており、新規建設は対象外です。","category":"新規発電所の建設費"}
  • {"reason":"補助対象経費には土地の取得や賃借に関する費用は含まれません。","category":"土地取得費・用地費"}
  • {"reason":"申請者自身の通常の人件費や一般管理費は補助対象外です。","category":"一般管理費・人件費(自社人件費)"}
  • {"reason":"消費税は補助対象経費から除外されます。","category":"消費税"}
  • {"reason":"交付決定前に着手した工事や、既に完了した工事の費用は遡及して補助を受けることはできません。","category":"既に完了した工事の費用"}

よくある質問

Q調査事業と工事等事業は同時に申請できますか?
A

原則として、まず調査事業で増出力・増電力量の可能性を確認し、その結果を踏まえて工事等事業に申請する段階的なプロセスが想定されています。ただし、既に十分な調査データを保有している場合は、工事等事業から直接申請できる場合もあります。詳細は公募要領をご確認ください。

Q小水力発電(出力1,000kW以下)の設備も対象ですか?
A

はい、既存の水力発電設備であれば、規模を問わず対象となる可能性があります。小水力発電所の出力向上や効率改善も本事業の趣旨に合致します。具体的な要件は公募要領に記載されていますので、ご確認の上ご申請ください。

Q自治体が運営する公営水力発電所も申請できますか?
A

地方自治体(公営電気事業者)も申請対象に含まれます。公営水力発電所の老朽化対策と出力向上を同時に実現する好機となります。民間事業者だけでなく、公営事業者も積極的に活用を検討することが推奨されます。

Q補助率はどのくらいですか?
A

補助率は公募要領に定められており、事業タイプ(調査事業・工事等事業)や申請者の属性、事業内容によって異なります。最大補助額は7億4,300万円です。具体的な補助率については、最新の公募要領をご参照いただくか、経済産業省資源エネルギー庁にお問い合わせください。

Q令和6年度の公募は終了していますが、今後の公募予定はありますか?
A

水力発電導入加速化事業は国のエネルギー政策の重要施策であり、令和7年度以降も継続して公募が行われる可能性が高いです。次年度の公募に備えて、事前調査や申請書類の準備を進めておくことをお勧めします。経済産業省や資源エネルギー庁のウェブサイトで最新情報をご確認ください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

<div class="combination-guide"> <h3>関連する他の補助金・支援制度</h3> <ul> <li><strong>再生可能エネルギー電気・熱自立的普及促進事業(環境省):</strong>地域の再生可能エネルギー導入を支援する制度で、水力発電関連設備も対象となる場合があります。ただし、同一の設備に対して国の補助金を二重に受けることはできないため、補助対象の切り分けに注意が必要です。</li> <li><strong>地域脱炭素推進交付金(環境省):</strong>脱炭素先行地域に選定された自治体では、水力発電を含む再エネ設備への追加支援を受けられる可能性があります。</li> <li><strong>FIT/FIP制度(経済産業省):</strong>増出力分の電力をFITまたはFIP制度で売電することで、安定的な収入基盤を確保できます。補助金との併用制限に関しては個別に確認が必要です。</li> <li><strong>地方自治体独自の支援制度:</strong>水力発電に関して独自の補助・融資制度を設けている都道府県があります。国の補助金と組み合わせることで、自己負担をさらに軽減できる場合があります。</li> </ul> <p>※補助金の併用にあたっては、それぞれの制度の併用制限を必ず確認してください。</p> </div>

詳細説明

事業の背景と目的

水力発電は、CO2を排出しないクリーンエネルギーであり、太陽光や風力と異なり天候に左右されにくい安定電源です。さらに、発電コストが低く、一度建設すれば長期間にわたって安定した電力供給が可能という特性を持っています。日本のエネルギー自給率向上とカーボンニュートラル達成に向けて、水力発電のさらなる活用は国の重要な政策課題となっています。

本事業は、全国に存在する既存の水力発電設備に着目し、現在の出力をさらに向上させる「増出力」や、年間発電量を増加させる「増電力量」の実現を支援するものです。新規のダム建設や発電所新設ではなく、既にある設備のポテンシャルを最大限に引き出すことで、効率的かつ迅速に再生可能エネルギーの拡大を図ります。

支援内容の詳細

本事業は以下の2タイプで構成されています。

1. 調査事業

既存水力発電設備における増出力・増電力量の可能性を調査するための事業です。水車・発電機の性能評価、水路や取水設備の調査、流量データの分析、概略設計・概算コストの算定などが対象となります。まずは調査事業で技術的・経済的な実現可能性を確認した上で、工事等事業へ進むという段階的なアプローチが推奨されています。

2. 工事等事業

調査結果に基づき、実際に設備の更新・改修工事を行う事業です。水車ランナーの交換・改修、発電機の巻き替え・更新、制御システムの近代化、水路の改修・拡幅、取水設備の改善など、出力向上やレジリエンス強化に資する幅広い工事が補助対象となります。

補助金額と補助率

補助上限額は最大7億4,300万円と、水力発電分野では国内最大級の補助規模です。具体的な補助率は公募要領に定められており、事業タイプや申請者の属性によって異なります。大規模な設備更新を計画している事業者にとって、投資回収期間を大幅に短縮できる有力な資金調達手段です。

レジリエンス強化の意義

近年、自然災害の激甚化に伴い、電力インフラの強靭化が求められています。水力発電所は山間部に立地することが多く、土砂災害や洪水の影響を受けるリスクがあります。本事業では、こうした災害リスクに対応するための設備強化も支援対象としており、非常時にも地域に安定した電力を供給し続けるための投資を後押しします。

申請にあたっての留意点

本事業は複数の締切が設定されており、2024年4月12日から10月18日までの間に申請を行う必要がありました(令和6年度公募は終了)。次年度以降の公募に向けて、事前に調査計画の策定や必要書類の準備を進めておくことが重要です。申請には、既存設備の現状評価、増出力の見込み、事業計画の妥当性などを示す詳細な資料が求められます。

関連書類・リンク