令和6年度「原子力の安全性向上に資する技術開発事業」
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
経済産業省資源エネルギー庁による大型補助事業で、最大15億円の補助を受けられます。実用発電用原子炉の安全対策高度化を目的とし、補助事業者を通じた間接補助(補助率2/3又は1/2)のスキームを採用しています。原子力発電技術の国際水準での競争力強化にも資する事業です。
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申請ガイド
本事業への申請は二段階構造を理解することが重要です。まず、経産省が公募する「補助事業者」(事業管理者)に採択された機関が、その後「間接補助事業者」(実際の研究開発実施者)を公募・選定する流れとなります。 間接補助事業者として応募する場合の主な手順は以下の通りです。(1)補助事業者が公表する間接補助の公募要領を入手し、対象テーマ・応募資格・補助率等の要件を確認する。(2)研究開発計画書を作成する。安全対策高度化の技術的課題、研究手法、実施体制、スケジュール、期待される成果を具体的に記載する。(3)経費見積りを作成する。補助対象経費の区分(人件費、設備費、材料費等)ごとに積算根拠を明確にする。(4)所定の申請様式に沿って書類を整え、期限内に補助事業者へ提出する。 審査では、技術的妥当性、実施体制の適格性、費用対効果、実用化への貢献度等が評価されます。原子力分野の研究開発は安全規制との整合性も重要であるため、原子力規制委員会の技術基準や安全審査ガイドとの関連性を明示することが採択率向上につながります。なお、事業期間中は補助事業者への定期報告と経理書類の適正管理が求められます。
対象経費
対象となる経費
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 研究開発に直接関係のない一般管理費
- 土地・建物の取得費
- 汎用性の高い備品(パソコン等)の購入費
- 間接経費として認められない経費
- 交際費・接待費
- 補助事業期間外に発生した経費
- 他の補助金と重複する経費
よくある質問
Q間接補助事業者として応募できるのはどのような組織ですか?
実用発電用原子炉の安全対策高度化に関する研究・開発を実施できる民間企業等が対象です。電力会社、原子力関連メーカー、研究機関等が想定されますが、具体的な要件は公募要領で定められた資格要件を確認する必要があります。
Q補助率の「2/3」と「1/2」はどのように決まりますか?
補助率は研究開発の内容やフェーズによって異なります。一般に、基礎的・探索的な研究段階では2/3、実証・実用化に近い段階では1/2が適用される傾向があります。具体的な適用基準は公募要領の補助対象事業の区分をご確認ください。
Q補助事業者と間接補助事業者の関係を教えてください。
経産省が直接補助する「補助事業者」が事業全体の管理を担い、実際に研究開発を行う民間企業等が「間接補助事業者」となる二段階構造です。補助事業者は間接補助事業者の公募・選定・進捗管理・経理処理等の業務管理を行います。
Q最大15億円は1件あたりの上限額ですか?
15億円は事業全体の予算規模であり、個別の間接補助事業者への交付額の上限とは異なります。複数の間接補助事業者に配分されるため、1件あたりの補助額は採択テーマの内容・規模に応じて決定されます。
Q申請期間が過ぎていますが、次年度の公募はありますか?
本事業は令和6年度予算に基づく公募であり、既に締め切られています。原子力安全技術開発事業は例年度予算措置されることが多いため、次年度も同様の公募が行われる可能性があります。経産省・資源エネルギー庁の公募情報を定期的にご確認ください。
Q補助対象となる経費にはどのようなものが含まれますか?
一般的に、研究開発に直接必要な人件費、設備費、材料費、外注費、旅費、その他直接経費が対象となります。ただし、間接経費の取扱いや対象外経費の詳細は公募要領に明記されているため、申請前に必ず確認してください。
Q大学や研究機関も間接補助事業者になれますか?
公募要領の要件を満たせば、大学・国立研究開発法人等も間接補助事業者として参画できる可能性があります。ただし、本事業は「実用発電用原子炉」の安全対策が対象のため、実用化を見据えた研究開発体制を構築できることが求められます。民間企業との共同体での応募も選択肢の一つです。