【令和6年度】BuyTOKYO推進活動支援事業補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
最大1,000万円の高額補助
補助上限額は1,000万円と、販路開拓・海外展開系補助金の中でも高水準です。初年度は補助対象経費の2/3以内、2年度目は1/2以内が補助されます。大規模なブランディング施策や海外展示会への出展、ECサイト構築など、まとまった投資が必要な取組にも対応できる規模感です。
ハンズオン支援(コーディネーター)が必須付帯
資金補助だけでなく、専門コーディネーターによる個別アドバイスが制度として組み込まれています。販路開拓戦略の立案から具体的な営業活動のサポートまで、実践的な伴走支援を受けながら事業を推進できます。補助金申請・活用の経験が少ない事業者でも安心して取り組める設計です。
最長2年度の継続支援
単年度補助にとどまらず、最長2年度にわたって継続的に支援を受けられます。初年度に土台を築き、2年度目に本格展開するという段階的な戦略が取りやすく、持続的なブランド構築に適しています。
「新たな取組」が対象——既存活動の延長はNG
補助対象となるのは「新たな取組」に限られます。既存の販売活動の継続ではなく、新規販路の開拓、新たな海外市場への進出、新しいブランディング手法の導入など、挑戦的な取組が求められます。事業計画の新規性・革新性が審査のポイントになります。
ポイント
対象者・申請資格
法人・個人事業主の種別
- 都内に主たる事業所を有する中小企業者(会社・個人事業主)
- 都内に主たる事業所を有するNPO法人等
- 上記に準ずる団体(詳細は公募要領を確認)
事業規模・業種
- 中小企業基本法に定める中小企業者に該当すること(業種別の資本金・従業員数基準を満たすこと)
- 業種は全業種対象(製造業、卸売業、小売業、サービス業等)
取扱商品・産品の要件
- 「東京都産品」と認定・認定見込みの商品等を取り扱っていること、または東京都産品として申請できる商品等を保有していること
- 東京の特色・優位性を持つ商品であることが望ましい
取組内容の要件
- 東京都産品の国内外への販売・周知等を目的とした「新たな取組」であること
- 単なる既存活動の継続・維持ではなく、新規性・挑戦性のある事業計画であること
- ハンズオン支援(コーディネーターとの面談・アドバイス受講)に積極的に取り組める体制があること
ポイント
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申請ガイド
Step 1: 公募要領の入手・精読
東京都の公式サイトまたは所管窓口から最新の公募要領・申請様式をダウンロードします。補助対象経費の範囲、スケジュール、審査基準を細部まで確認します。令和6年度は受付終了のため、次年度の公募開始(例年春頃)を待ちます。
Step 2: 東京都産品の確認・申請準備
自社商品が「東京都産品」として認定されているか、または認定申請できるかを確認します。未認定の場合は、産品認定の手続きを並行して進める必要があります。
Step 3: 事業計画の立案
「新たな取組」として認められる販路開拓・海外展開の具体的な計画を策定します。取組の新規性・具体性・実現可能性・費用対効果を明確に記載します。コーディネーターとの事前相談を活用して計画の精度を高めることを推奨します。
Step 4: 必要書類の収集・作成
申請書、事業計画書、収支予算書、会社概要、直近決算書類、登記事項証明書等を準備します。東京都産品の認定証(または認定申請中の証明)も必要です。
Step 5: 申請書類の提出
公募期間内に所定の方法(郵送・電子申請等)で提出します。書類の不備・漏れがないよう、提出前に公募要領のチェックリストで最終確認を行います。
Step 6: 審査・採択通知
書類審査および必要に応じてプレゼンテーション審査が行われます。採択通知後、補助事業の実施に着手します(採択前着手は原則不可)。
Step 7: 事業実施・実績報告
補助事業期間内に取組を実施し、完了後に実績報告書・経費精算書類を提出します。ハンズオン支援のコーディネーターとの定期面談記録も保管が必要です。
ポイント
審査と成功のコツ
東京都産品の強みを前面に押し出す計画書を書く
「新たな取組」の新規性を定量的に示す
コーディネーターとの連携を最大活用する
2年度目を見据えた段階設計で計画を作る
採択後は経費管理を厳格に行う
ポイント
対象経費
対象となる経費
販売促進・広告宣伝費(5件)
- 展示会・商談会の出展費用(小間代、装飾費等)
- ウェブサイト・ECサイトの制作・改修費
- 動画・写真・パンフレット等のプロモーション素材制作費
- 広告掲載費(SNS広告、媒体広告等)
- PR・プレスリリース配信費
海外展開関連費用(4件)
- 海外展示会・商談会への参加費・渡航費
- 輸出に必要な認証取得費・翻訳費
- 海外向けパッケージ・ラベルの設計・制作費
- 海外バイヤーとの商談のための通訳・翻訳費
商品開発・改良費(2件)
- 海外市場向けの商品改良・パッケージ変更費
- 東京都産品としてのブランド価値向上のための試作・改良費
コンサルティング・専門家費用(3件)
- 外部専門家(マーケティング、ブランディング等)への委託費
- 市場調査・リサーチ費用
- ECプラットフォームへの掲載サポート費
設備・備品費(2件)
- 展示会・撮影等に使用する備品・什器の購入費(規定の範囲内)
- デジタルマーケティングに必要なソフトウェア・ツールの利用費
人件費(間接費)(1件)
- 補助事業に直接従事する人員の人件費(規定の範囲・上限あり)
その他運営費(2件)
- 補助事業に直接必要な消耗品費
- 印刷・製本費(申請書類・報告書等は対象外)
対象外の経費
対象外の経費一覧(10件)
- 既存事業の通常の販売活動・維持管理に係る費用
- 土地・建物の取得・賃借費用
- 汎用性の高い備品・機器の購入費(パソコン、スマートフォン等)
- 飲食費・接待交際費
- 補助事業期間外に発生した経費
- 他の補助金・助成金と重複して申請している経費
- 代表者・役員等への役員報酬
- 税金(消費税、法人税等)および振込手数料
- 採択前に発注・契約・支出した経費
- 東京都産品と関係のない商品・サービスの販促費
よくある質問
Q令和6年度の公募は終了していますが、令和7年度はいつ申請できますか?
令和6年度のBuyTOKYO推進活動支援事業補助金は受付終了(closed)となっています。令和7年度の公募スケジュールは東京都または東京都中小企業振興公社の公式サイトで発表されます。例年、公募開始は春頃(4〜5月頃)が多いため、2025年3月頃から公式サイトをこまめにチェックすることをお勧めします。メーリングリストや振興公社の支援情報への登録も有効です。
Q「東京都産品」の認定を受けていない場合、申請できますか?
原則として、東京都産品として認定されているか、または認定を申請中・申請予定であることが必要です。認定を受けていない場合は、補助金申請と並行して東京都産品の認定申請手続きを進める必要があります。認定基準や申請手続きの詳細は東京都の公式サイトまたは東京都中小企業振興公社にお問い合わせください。認定に時間がかかる場合もあるため、早めの着手が重要です。
Qハンズオン支援(コーディネーター)はどのように進みますか?
採択された事業者には専任コーディネーターが配置されます。一般的には月1〜2回程度の定期面談(対面またはオンライン)を通じて、事業進捗の確認、課題解決のアドバイス、販路開拓の具体的なサポートが提供されます。コーディネーターとの面談記録は実績報告時の提出書類となる場合があるため、都度記録を残しておくことが重要です。補助金の受動的な受益者ではなく、能動的にコーディネーターを活用する姿勢が成果につながります。
Q2年度目も必ず補助を受けられますか?
最長2年度の支援とありますが、2年度目の補助は自動的に継続されるわけではありません。一般的には初年度終了後に実績評価が行われ、2年度目の採択・継続審査が行われます。初年度の事業成果、計画に対する達成度、コーディネーターとの連携状況等が評価の対象となると考えられます。詳細な継続審査の基準は公募要領で確認してください。
Q海外展開だけでなく国内販路拡大のみでも申請できますか?
はい、国内向けの販路拡大・周知活動のみでも申請可能です。「国内外に向けて」とあるように、海外展開は必須要件ではありません。国内の新規バイヤー・小売店への営業、百貨店・ホテルへの売り込み、国内ECサイトの新規開設、国内プロモーションの強化なども対象となります。ただし「新たな取組」であることは必須のため、既存の国内販売活動の継続は対象外です。
Q補助対象経費として人件費は認められますか?
補助事業に直接従事する人員の人件費は、一定の条件・上限の範囲内で認められる場合があります。ただし、役員報酬や既存業務の人件費は対象外となります。人件費を計上する場合は、補助事業への従事時間を正確に記録・管理する必要があります。具体的な計上ルール・上限額は公募要領で確認するか、申請前に担当窓口にご相談ください。
Q採択後に事業計画を変更することはできますか?
補助事業期間中に事業計画の変更が必要になった場合、軽微な変更は報告のみで対応できますが、大きな変更(取組内容の変更、経費の流用等)は事前に所管窓口への変更申請・承認が必要です。採択前に承認を得ずに取組内容を変更した場合、補助金の不支給や返還を求められるリスクがあります。変更が生じた際は速やかにコーディネーターや担当窓口に相談することを強くお勧めします。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
【IT導入補助金(経済産業省)との組み合わせ】 BuyTOKYO補助金でECサイト制作・販促活動を補助しつつ、IT導入補助金でECシステムや顧客管理ツール(SFA/CRM)の導入費用を別途補助することが可能です。ただし、同一経費への重複申請はできないため、経費の按分・区分を明確にする必要があります。 【小規模事業者持続化補助金(中小企業庁)との組み合わせ】 販路開拓という目的が共通しており、小規模事業者(従業員5人以下等)であれば持続化補助金との組み合わせも検討できます。BuyTOKYO補助金が「東京都産品のブランド化・大規模展開」に特化する一方、持続化補助金は「地道な販路拡大全般」に使いやすく、対象経費の棲み分けができます。 【東京都の他の支援制度との組み合わせ】 東京都中小企業振興公社が提供する「海外販路開拓助成事業」「多摩地域・島しょ地域対象の補助金」等と、支援目的・対象経費が重複しない範囲で組み合わせることが可能な場合があります。東京都産品関連の支援策は複数あるため、振興公社の相談窓口で包括的にアドバイスを受けることをお勧めします。 【注意点】 一般的に、国・都道府県・市区町村の補助金間では「同一の経費への重複申請」は禁止されています。組み合わせる場合は各制度の公募要領で重複申請に関する規定を必ず確認し、経費を明確に区分してください。申請前に各制度の担当窓口に相談することが最も確実です。
詳細説明
BuyTOKYO推進活動支援事業補助金とは
BuyTOKYO推進活動支援事業補助金は、東京都が推進する「BuyTOKYO」施策の一環として、東京の特色ある優れた商品・産品(東京都産品)を国内外に広く販売・周知する取組を支援する補助制度です。
東京都内に拠点を持つ中小企業・NPO等が、既存事業の延長ではない「新たな取組」として販路開拓・海外展開に挑戦する際の経費の一部を補助します。最大補助額は1,000万円(初年度補助率:対象経費の2/3以内、2年度目:1/2以内)で、最長2年度にわたる継続支援が受けられます。
補助対象となる「新たな取組」とは
本補助金で最も重要なキーワードが「新たな取組」です。既存の販売活動の継続・維持ではなく、以下のような新規性・挑戦性のある取組が対象となります。
- 新規販路の開拓: これまで取引のなかった新規顧客・バイヤー・小売店等への販路開拓
- 海外市場への新規進出: 初めての海外展示会出展、新規国・地域への輸出開始
- 新たなプロモーション手法の導入: SNSマーケティング、動画PR、インフルエンサー活用等の新しい手法の採用
- ECチャネルの新規立ち上げ: 自社ECサイトの新規構築、大手モールへの新規出店
- ブランディング強化: 東京都産品としてのブランド価値を高める新たなブランド戦略の実行
ハンズオン支援(コーディネーター制度)
本補助金の大きな特徴は、資金補助とハンズオン支援がセットになっている点です。採択された事業者には専任コーディネーターが配置され、以下のサポートを受けることができます。
- 販路開拓戦略の立案・ブラッシュアップ
- 海外バイヤーとの商談セッティング・アドバイス
- プレゼンテーション資料の改善提案
- 補助事業の進捗管理・課題解決支援
- コーディネーターのネットワークを通じた販路紹介
ハンズオン支援は義務として設定されていますが、これは事業者にとって大きなメリットです。販路開拓・海外展開の専門知識・経験・ネットワークを持つコーディネーターから直接指導を受けられるため、補助金を活用しながら実践的なビジネススキルも蓄積できます。
東京都産品について
本補助金の対象となるには、「東京都産品」を取り扱っていることが前提条件です。東京都産品とは、東京都が認定した「東京の特色・優位性を持つ商品・産品」です。
- 東京の伝統工芸品・特産品(江戸切子、東京染小紋、島焼酎等)
- 東京都内で製造・加工された食品・飲料
- 東京の農産物・水産物(東京都産の野菜、小笠原の農産品等)
- 東京の文化・技術を活かしたクラフト・プロダクト
自社商品が東京都産品として認定されているかどうかは、東京都の公式サイトまたは東京都中小企業振興公社に確認してください。未認定の場合は認定申請を並行して進める必要があります。
補助金額・補助率の詳細
- 初年度: 補助対象経費の2/3以内(上限1,000万円)
- 2年度目: 補助対象経費の1/2以内(上限額は公募要領を確認)
- 支援期間: 最長2年度
補助率が初年度2/3と高水準である点は、自己負担を抑えながら大きな投資ができるという意味で非常に有利です。例えば、1,500万円の対象経費のうち1,000万円が補助され、自己負担は500万円(約33%)に抑えられます。
申請の流れ
一般的な申請の流れは以下の通りです。
- 公募開始の確認: 東京都または東京都中小企業振興公社の公式サイトで公募情報をチェック(例年春頃)
- 事前相談: コーディネーターまたは振興公社窓口での事前相談を活用
- 東京都産品認定の確認: 未認定の場合は認定手続きを開始
- 事業計画書の作成: 新規性・具体性・費用対効果を明確に記載
- 書類提出・審査: 公募期間内に必要書類を提出し、書類審査(・プレゼン審査)を受ける
- 採択・交付申請: 採択通知後に交付申請を行い、補助事業を開始
- 事業実施・実績報告: 期間内に取組を実施し、完了後に実績報告・精算
この補助金が特に向いている事業者
- 東京都産品を持ち、国内の新規販路(百貨店、専門店、ホテル、飲食店等)を開拓したい事業者
- 初めての海外展示会(FOODEX、SIAL等)への出展を検討している事業者
- 自社ECサイトを新規構築してD2C販売を始めたい事業者
- 東京土産・ギフト市場への参入を目指す事業者
- インバウンド需要の取り込みに向けたブランディング強化を検討している事業者