募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約90

洋上風力発電人材育成事業費補助金(令和8年度事務局公募)

基本情報

補助金額
5.7億円
補助率: 定額
0円5.7億円
募集期間
2025-01-27 〜 2026-02-18
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 教育、学習支援業
使途人材育成を行いたい / まちづくり・地域振興支援がほしい

この補助金のまとめ

洋上風力発電人材育成事業費補助金は、経済産業省資源エネルギー庁が所管する大型補助事業で、最大約5億6,900万円の予算規模を持ちます。洋上風力発電に関わる人材の育成を目的として、カリキュラムの策定やトレーニング施設等の整備を支援します。対象分野は「事業開発(ビジネス・ファイナンス・法務)」「エンジニア(設計・基盤技術・データ分析)」「専門作業員(建設・メンテナンス)」の3つで、産業界のニーズに即した実践的な人材育成を推進します。本公募は間接補助事業者に補助金を交付する事務局(補助事業者)の募集であり、コンソーシアム形式での応募も可能です。日本政府が掲げる2030年・2040年の洋上風力発電導入目標の達成には、大量の専門人材が不可欠であり、本事業は国のエネルギー政策における戦略的な人材投資と位置付けられています。洋上風力発電の知見と実績を有する団体にとって、業界の発展に貢献しつつ自組織の専門性を高める絶好の機会です。

この補助金の特徴

1

最大約5億6,900万円の大型予算

補助上限額は約5億6,900万円と、人材育成分野の補助事業としては非常に大きな規模です。この予算により、カリキュラム策定から実験設備・トレーニング施設の整備まで、包括的な人材育成基盤の構築が可能です。定額補助のため、採択されれば事業費の全額が補助されます。

2

3分野をカバーする体系的な人材育成

事業開発(ビジネス・ファイナンス・法務)、エンジニア(設計・基盤技術・データ分析)、専門作業員(建設・メンテナンス)の3分野を対象としており、洋上風力発電のバリューチェーン全体をカバーする体系的な人材育成を実現します。各分野の専門性に応じたカリキュラムと訓練プログラムの策定が求められます。

3

施設・設備整備も補助対象

カリキュラムの策定だけでなく、その実施に必要な実験設備やトレーニング施設等の整備費用も補助対象です。風車設備のメンテナンスや洋上作業に係る訓練は実践的な設備が不可欠であり、施設整備まで含めた総合的な支援が受けられます。

4

コンソーシアム形式での応募が可能

単独団体での応募に加え、複数の団体がコンソーシアムを組成して応募することも可能です。教育機関、民間企業、研究機関がそれぞれの強みを活かした共同提案ができるため、より質の高い人材育成プログラムの構築が期待できます。

ポイント

本事業は「事務局公募」であり、採択される補助事業者は間接補助事業者(実際にカリキュラム策定・施設整備を行う民間事業者や教育機関等)への補助金交付事務を担います。洋上風力産業は2030年・2040年に向けて急成長が見込まれており、今のうちに人材育成のプラットフォームを構築できれば、長期的な競争優位につながります。

対象者・申請資格

組織形態の要件

  • 民間団体等であること
  • コンソーシアム形式の場合は幹事者を決定し、幹事者が提案書を提出すること
  • ただし幹事者が業務の全てを再委託することはできない

拠点要件

  • 日本に拠点を有していること

能力・体制の要件

  • 補助事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること
  • 補助事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、資金等について十分な管理能力を有していること
  • 洋上風力発電に関する専門的な知見や実績等を有していること

コンプライアンス要件

  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置又は指名停止措置が講じられていないこと
  • 補助事業において知り得た情報の秘密保持を徹底できること
  • 補助事業終了後、必要な文書を必要な期間保存できること

ポイント

「洋上風力発電に関する専門的な知見や実績等」が明示的に求められている点が重要です。単なる事務局運営能力だけでなく、洋上風力発電の技術・産業に精通していることが必須要件です。コンソーシアム形式であれば、事務局運営に強い団体と洋上風力の専門知識を持つ機関が組むことで、要件を満たしやすくなります。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認

経済産業省資源エネルギー庁のHP等から公募要領をダウンロードし、事業内容、応募要件、審査基準等を詳細に確認します。特に間接補助事業の対象3分野(事業開発、エンジニア、専門作業員)の要件を正確に理解することが重要です。

2

ステップ2:コンソーシアムの組成(必要な場合)

単独で応募要件を満たせない場合は、コンソーシアムの組成を検討します。幹事者を決定し、各構成員の役割分担を明確にします。教育機関、洋上風力関連企業、研究機関等との連携が効果的です。

3

ステップ3:事業提案書の作成

事業の管理・運営体制、間接補助事業者への補助金交付事務の計画、洋上風力発電に関する専門知識・実績、人材育成プログラムの具体的な計画等を記載した提案書を作成します。

4

ステップ4:提案書の提出

公募期間内に事業提案書を提出します。提出方法は公募要領をご確認ください。経済産業省資源エネルギー庁 新エネルギー課 風力政策室が窓口となります。

5

ステップ5:審査・採択

提出された提案書に基づき審査が行われ、補助事業者が選定されます。選定後は交付申請手続きに進みます。

ポイント

事業提案書の質が採否を左右します。特に「産業界のニーズに即した人材育成」という事業目的を踏まえ、洋上風力発電事業者が実際に求めるスキルセットに基づいたカリキュラム構想を示すことが重要です。事前に風力政策室(03-3501-6623)に相談し、事業の方向性を確認しておくことをお勧めします。

審査と成功のコツ

産業界のニーズの明確化
洋上風力発電事業者や関連企業へのヒアリングを実施し、実際に不足している人材像を具体的に把握しましょう。GWO(Global Wind Organisation)基準への対応など、国際標準を踏まえた人材育成ビジョンを示すことが重要です。
実績と専門性のアピール
洋上風力発電に関する過去の実績(研究、教育、コンサルティング等)を具体的に示してください。類似の人材育成事業や大規模補助事業の管理・運営経験も評価の対象となります。コンソーシアムの場合は、各構成員の強みと相乗効果を明確に示しましょう。
持続可能な人材育成モデルの提案
補助事業期間中だけでなく、事業終了後も継続的に人材育成が行われる持続可能なモデルを提案することが高く評価されます。教育機関との連携による常設プログラム化や、業界団体との協力体制の構築等を視野に入れましょう。
具体的な成果指標の設定
育成する人材の数、習得するスキルレベル、産業界への人材供給計画など、具体的な成果指標(KPI)を設定し、事業の実効性を示すことが重要です。

ポイント

洋上風力発電は日本のエネルギー政策の柱の一つであり、政府は2030年までに10GW、2040年までに30〜45GWの導入目標を掲げています。この目標達成には数万人規模の専門人材が必要とされており、本事業は国策としての人材育成の一翼を担います。提案にあたっては、この大局観を踏まえた中長期的な人材供給ビジョンを示すことが採択の鍵です。

対象経費

対象となる経費

事務局管理・運営費(4件)
  • 補助金交付事務に係る人件費
  • 間接補助事業者の公募・採択・審査経費
  • 事業の進捗管理・報告書作成費
  • 事務局運営に必要な事務費
カリキュラム策定費(4件)
  • カリキュラム設計・開発費
  • 教材・テキスト作成費
  • 有識者・専門家への謝金
  • ニーズ調査・市場分析費
トレーニング施設整備費(4件)
  • 訓練用実験設備の購入・設置費
  • 風車メンテナンス訓練施設の整備費
  • 洋上作業訓練設備の整備費
  • 安全訓練設備の整備費
人材育成実施費(4件)
  • 講師・インストラクター費
  • 訓練実施に係る消耗品費
  • 訓練参加者の保険料
  • 認定・資格試験の実施費
その他事業費(3件)
  • 国際標準(GWO等)への対応に係る費用
  • 産業界との連携・協議に係る費用
  • 事業成果の普及・広報費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 補助事業に直接関係しない一般管理費
  • 団体の経常的な運営経費
  • 不動産(土地・建物)の取得費
  • 補助事業者の利益に相当する経費
  • 消費税および地方消費税
  • 補助事業完了後に発生した経費
  • 汎用性の高い備品の購入費(事業に直接必要な場合を除く)

よくある質問

Q洋上風力発電の技術者として訓練を受けたい個人が直接申請できますか?
A

本公募は事業全体を管理・運営する補助事業者(事務局)の募集であり、個人が直接申請することはできません。実際に訓練を実施するのは、採択された補助事業者が二次公募で選定する間接補助事業者(教育機関や民間事業者等)です。個人の方は、間接補助事業者が提供する訓練プログラムに参加する形で人材育成を受けることになります。

QGWO認証訓練は本事業の対象になりますか?
A

はい、対象になる可能性があります。GWO(Global Wind Organisation)は風力発電業界の国際的な安全訓練基準であり、洋上風力発電の建設・メンテナンスに関わる作業員には事実上必須の資格です。専門作業員(建設・メンテナンス関連)の分野において、GWO認証訓練のためのカリキュラム策定やトレーニング施設整備は本事業の趣旨に合致します。

Q教育機関(大学等)としてどのように関わることができますか?
A

教育機関は2つの形で関与できます。第一に、補助事業者(事務局)のコンソーシアム構成員として参加する方法です。第二に、採択された補助事業者が行う二次公募で、間接補助事業者として人材育成プログラムの実施主体となる方法です。大学の研究力と教育基盤を活かし、エンジニアリング分野のカリキュラム策定や実験設備の整備等で貢献することが期待されます。

Qコンソーシアムを組む場合の注意点は何ですか?
A

コンソーシアム形式で応募する場合、幹事者を決定し、幹事者が事業提案書を提出する必要があります。重要な注意点として、幹事者が業務の全てを他の構成員に再委託することはできません。各構成員の役割分担と責任体制を明確にし、幹事者が事業全体の管理責任を負う体制を構築してください。構成員間の合意書や協定書を事前に締結しておくことをお勧めします。

Q令和8年度事務局公募とのことですが、事業はいつから始まりますか?
A

本公募は令和8年度の事務局を選定するものです。公募期間は令和7年1月27日から令和8年2月18日までですが、事業の実施は令和8年度(2026年4月以降)となります。採択後に交付申請手続きを経て、正式に事業が開始されます。令和8年度の予算に基づく事業ですので、事業期間や成果の期限等は交付決定時に確定します。

Q洋上風力発電の経験がない団体でも応募できますか?
A

応募要件として「洋上風力発電に関する専門的な知見や実績等を有し、補助事業を適切に遂行する組織、能力、人員を有していること」が明記されています。洋上風力発電の経験が全くない団体単独での応募は困難です。ただし、コンソーシアム形式であれば、事務局運営のノウハウを持つ団体と洋上風力発電の専門知識を持つ機関が組むことで、要件を満たせる可能性があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

洋上風力発電人材育成事業費補助金は経済産業省の事業であり、同一の経費について他の国庫補助金との重複受給はできません。ただし、異なる経費・事業内容であれば、文部科学省の高等教育関連補助金、厚生労働省の職業訓練関連助成金、国土交通省の海事分野人材育成事業等との補完的な活用が考えられます。間接補助事業者である教育機関や民間事業者が、自主事業として行う人材育成との経費区分を明確にすることが重要です。また、洋上風力発電関連では、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の技術開発事業や、地方自治体の再エネ関連補助金との連携も検討に値します。各補助金の併用制限を事前に確認し、経費の重複がないよう適切に管理してください。

詳細説明

洋上風力発電人材育成事業費補助金の詳細解説

事業の背景と政策的意義

日本政府は2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、洋上風力発電を再生可能エネルギーの主力電源の一つとして位置付けています。2030年までに10GW、2040年までに30〜45GWの導入目標が掲げられており、この目標達成には大量の専門人材が不可欠です。本補助金は、洋上風力発電に関わる産業界のニーズに即した国内人材の育成を推進し、長期的かつ安定的な洋上風力発電の促進を図ることを目的としています。

事業の全体構造

本事業は二層構造で運営されます。本公募で選定される補助事業者(事務局)が、実際に人材育成プログラムを実施する間接補助事業者(民間事業者、教育機関、公的研究機関等)への補助金交付事務を管理・運営します。

対象となる3分野

間接補助事業の対象分野は以下の3つです。

1. 事業開発(ビジネス・ファイナンス・法務関連)
洋上風力発電プロジェクトの事業計画策定、プロジェクトファイナンス、法規制対応等に関わる人材の育成。事業の経済性評価やリスク管理ができる人材が対象です。

2. エンジニア(設計・基盤技術・データ分析関連)
風車の設計、基盤技術の開発、運転データの分析等に関わる技術者の育成。風況解析、構造設計、電気設計等の専門スキルを持つ人材が対象です。

3. 専門作業員(建設・メンテナンス関連)
洋上での風車建設作業、定期メンテナンス、緊急修理等に従事する専門作業員の育成。高所作業、洋上移動、安全管理等のスキルが求められます。GWO(Global Wind Organisation)認証訓練への対応も含まれます。

補助内容

補助率は定額、補助上限額は約5億6,900万円です。カリキュラムの策定、実験設備の整備、トレーニング施設の整備、訓練の実施等に必要な経費が補助対象となります。

応募の要件

応募できるのは日本に拠点を有する民間団体等で、補助事業の遂行能力、経営基盤、資金管理能力に加え、洋上風力発電に関する専門的な知見や実績が求められます。コンソーシアム形式での応募も可能であり、幹事者が事業提案書を提出する形となります。

事業のスケジュール

公募期間は令和7年1月27日から令和8年2月18日までです。令和8年度の事務局を公募するものであり、事業実施は令和8年度となります。

問い合わせ先

経済産業省 資源エネルギー庁 新エネルギー課 風力政策室
担当:小林、佐々木、千葉
TEL:03-3501-6623
E-mail:bzl-youzyou-saiene@meti.go.jp
住所:〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1

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